モンスターハンターStormydragon soaring【完結】 作:皇我リキ
「なんや……これは」
見渡す限りの多種多様な料理が並ぶ甲板に並べられた机。
何が凄いって確かに美味しそうだし細かいところまできちんと料理してある。しかしそれ以前に、さっきここを案内して貰った時はこんなもの無かったんですが?!
「久し振りだから少し張り切りすぎたな。まぁ、残りはしないだろ」
背後でそんな声が聞こえ振り向くと、そのままコックさんの格好をしたケイスケがさらに一品料理を持って立っていた。
「よし、これで完成だ! お前ら座れ!」
ビシッと決めるケイスケ。それに答えて皆が椅子に座り出す光景はリーダーとして様になっている。
「こ、これ一人でやったんか?」
「ほぼ一人だな。途中から降りてきた奴に少しずつ手伝って貰ったが」
「それにしても早すぎとちゃう?」
数分の話だった気がするんやけど。
「昔、料理猫学校に体験入学していた時に身に付けた技術が役に立っているだけさ」
料理猫学校ってどんな過去送ってるんだこの人。てか料理猫学校って何? そんな物あったの?
確かに料理猫さん達はアホみたいに料理が早いけど、人の業でそれが実現可能とは知らなかった。
「ちなみに料理は当番制だからお前にもいつかやって貰うぞ」
「そんな早業出来訳あるかい!!」
「いやこんな事出来るのこいつだけだから」
アニキが横からそう言ってくれて安心した。ハンターになる前に料理人にならなければいけないかと思ったわ。
「よーしお前ら! 食材と自然に感謝を込めて!」
そう言うと団長は立ち上がり手を合わせる。手を合わせただけなのに風圧が来た気がするんだけど気のせいかな?
「「「頂きます!」」」
それに皆が合わせて今晩の晩飯となる訳だ。これがこれからの毎日の基本になるのだろう。
そう思う度にこれからの事が楽しみになる。
「———ぐはぁっ!!!」
しかし突然。ヒールがとんでもない声を出しながら、その場でひっくり返った。
え?! 何?! 毒?!
「お……うぐ……あ……」
「ヒール?! 大丈夫?! ねぇヒール返事をして!」
倒れるヒールに駆け寄る双子の姉のナタリアさん。
なぜだ。なぜか初日の晩餐で毒殺による殺人事件が。
「カナタに料理させたの誰よ! もぅ……ヒール眼を覚まして! ヒールぅ!!」
「なんで私って決めつけるの?!」
カナタお前かぁぁあああ!!
「まーたカナカナがやったぞー」
「いやサナ、お前ちゃんと監視しろよな……」
「私後から降りてきたしー、お前が監視しろよノーパン」
「聞こえてたぁぁあああ?! いや履いてるし! ノーパンじゃねーし!!」
「……とりあえず寝室に運ぼう」
「お、おう。頼んだぞガイル」
「きゃぁぁ! 口から泡吐き出したんだけど?!」
「お、お、おいカナタ?! お前炒飯に何入れた?!」
「ドキドキノコが余ってたから入れただけじゃん! 悪いの?! 私が悪いの?!」
「お前が悪いわ!!」
「いや、カナタは何も悪くないぞ」
「お前は黙ってろケイスケ!!」
「きゃぁぁ! 泡が黄色にぃいい!」
「落ち着いてナタリアちゃん! とりあえず寝室に運ぶのよ!」
「……任せろナタリア」
「ヒールぅ……これまでごめんね。その髪型も許すから私を許してぇ……」
「う……ぐぉ…………ぉおおお」
「…………何これ嫌だ怖い」
『いつもの事だから大丈夫だよ!』
アカリのそんな励ましの文字も、逆にいつもこうなのかという不安しか出てこない文章だし。
「がっはははは、全くこりねーなお前は!」
「わ、私は……私は悪くない……」
それでもまぁ、楽しいんだろうと。雰囲気がそう感じさせてくれる。
あの料理を食べるのは勘弁だけどな……。
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食器洗いの手伝いってのも中々新鮮な物だ。家では母親がやってくれてたし。
そう考えると母親って偉大。
「……お前、家族はどうしてる?」
そんな事を考えていると、隣で同じく食器洗いをしていたガイルがそう聞いてくる。
「家族……か。グングに居るで」
父親と母親と姉が……一人。
「……そうか。家族は大切にしろ」
「お、おう。そう言うガイルさんはどうなんや?」
この人色々と謎なんだよな。食器洗いながら残飯処理してるし。たまに動作にスクワット入れてるし。
「……俺か。……俺の家族は親父やここの皆だ。勿論、シンカイお前も」
「ガイル……?」
そう言うガイルの表情は何か固いような気がした。
何かを思い出すような表情。
「そ、そういや。皆団長の事親父って呼ぶみたいやな。なんでや? あれ」
とりあえず話を反らしてみる。嫌な記憶ってのは思い出さなくて良いんだ。
「……親父は皆の親父で居てくれるからな。自然とそう呼びたくなる人なんだ、あの人は」
「へぇ。わいは父親って物が嫌いやからなぁ……」
「……シンカイ」
「な、なんですか?」
「……家族は大事にしろ」
家族は大事に……ねぇ。
逆にあいつらは家族を大切にしていたのだろうか? そうならば父親はあんなハンターでなく、ねーちゃんもあんな事にはならなかったハズだ。
まぁ、もう居ない人の事は大事には出来ない。
「せやな」
だからもう失わないために。今この仲間を守るために。
戦おう。
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「ほい、これでワイの三連勝やな」
「ば、バカな……この俺がオセロで負けるなんて!」
「おーい、次お前ら入っていいぞー」
部屋でタクヤとオセロをしていると、アニキが扉を開けてそう伝えてくれる。
「よーしオセロ対決により、ワイが先に入らせて貰うで」
「く、くそ……やるなシンカイ。だが俺はまだ真の力の半分も出してやいないのさ」
「そりゃ明日が楽しみやわ」
「くっそぉぉおおお!」
「なんだお前ら仲良いな。どうせなら一緒に入ってこい」
「「え?」」
そう二人で口にした時にはすでに自分とタクヤは空に浮いていた。
嘘やろ?! この男二人同時に抱えおった?!
「ちょ、ちょ、待ってアニキ! 俺心の準備が!」
なんの心の準備やねん!
「ほらよ」
そして小さな更衣室に投げ出される自分とタクヤ。
「ふ、間違っても間違いは起こすなよ」
「「起こすか!!」」
アニキはそれだけ言って上に上がっていってしまった。まぁ、ここまで来たらどうでも良いので二人で入る事にする。
幸い二人共体格はそこまで大きくなく、窮屈という訳では無かった。
「あー……極楽」
「おっさんか」
おっさんにもなりそうなくらい極楽なんだよ。
「風呂まであるとか最高やな」
「俺は結構長く居るから、その気持ちは忘れちまったぜ」
タクヤってそんなに長くいるのか?
アカリへの片想いはどれだけ続いているのだろう……聞いてみよう。
「いつからアカリの事好きなん?」
「———どぅべばぶほふぼみゃがぶへ?!」
動じすぎて意味不明な言葉が出てきた。なんの呪文?
「す、す?! 好き?! なんの話?! ははは、何の話ぃ?!」
「いや多分本人以外は皆気が付いとるで?」
「ば、ばかな!!」
顔が芸術品みたいな表情になっとるよタクヤ君。
「で、いつからなん?」
「からかうなよ!!」
「からかうかいな。応援したろう思っとるんやで?」
「う……ぐ。…………あ、あれだ。いつからかは覚えてないけど」
「ほぅほぅ」
「アカリは……俺の命の恩人だからさ」
急に話が重くなった?!
「だから……気にしてたら、気が付いたら好きになってたんだ」
「へぇ。まぁ……頑張れや?」
「お前が邪魔してくるんだろ?!」
「知るか!! 男なら自分でなんとかせーや!! タマ無しか我ぇ!!」
「はぁぁあああ?! あるわ!! タマあるわ!! 見るか?! 見ろごらぁ!!」
「ちいせぇタマ見せんな汚い!!」
「小さくねぇぇしぃぃいいい!!」
「おめーら静かにしろぉ!!」
「「あ、痛い!!」」
突然風呂場に入ってきたアニキによってタクヤの愚行はなんとか止められたのであった。え、なんでまだ居たの?
とんでもないアホだ……タクヤ。
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「おぉ、シンカイ」
風呂から出て、もう寝室で休もうと部屋に戻ると扉の前で団長のデルフさんが待ち構えていた。
え、何の用ですか? 怖い。
「ちょいと寝る前に俺の部屋にこいや。話したい事もあるしな」
「ごめんなさいタクヤが何でもするから許してください」
「なんで俺なんだよ!!」
良いから早く生け贄になれ。
「がっははは! なに、別に説教とかじゃねーさ! ただ新入りとゆっくり時間を取りたいだけよ。嫌なら断っても構わねーぜ」
この状況で誰が断れるのだろうか。
「お、おう。ほな、行こうかな? おやすみ、タクヤ」
「おーうおやすみー」
他人事だと思いやがって!
「んなら行くか」
「あ、はい」
団長の後を着いていって書斎と客室を抜け、一番奥の部屋の扉が開かれる。
想像より狭い部屋にはベッドと机が一つずつと、砂の時計やお洒落な懐中時計等。海賊の船長みたいなコレクションが並んでいた。
後、使われていないのか綺麗な大剣が一本飾ってあるのが気になる。
「ほれ、座れ座れ」
自分はベッドに座り、机の椅子を明け渡す団長。そのまま近くにあった酒の瓶に手を伸ばす。飲むんかい。
とりあえず座らせて貰おう。分かっては居るのだが、小心者な者で団長とのタイマンには恐怖を覚えざるお得ない。
「シンカイも飲むか!」
「あ、いえ、結構です」
自分十七歳です。
「がっははは! 何もそう固まらんでも良い! 別に取って食いやしねーよ!」
それはもう承知しておるのですがね?
「ケイスケに聞いたぜ、ゲリョスを倒したんだってなぁ!」
一口で瓶の半分を飲み干してからそう口を開くデルフさん。アルコール度四十とか書いてあるのは幻覚だろうか?
「え、いや……あれはアニキが弱らせてたから。うん」
「熱くなって周りの見えなくなったラルフを助けてくれてありがとうよ。ゲリョスの特徴をちゃんと分かってなきゃ出来ない事だ」
全部知らされてた。
「た、たまたまやて。たまたま」
「はっははは! 謙遜は良いが自信を持て。ハンターは自信がなけりゃやれんからな!」
ごもっともな事おっしゃる。
「また家族を失う所をお前に助けられたんだ。感謝してるぜ」
染々とそう言うデルフさん。
マックスが亡くなったのはほんの少し前だと言っていたな。
「別に感謝される筋合いは無いんやで?」
「いや、してもしたりない。お前はアカリの事も助けてくれたんだろ?」
「どれもこれも偶然や」
本当にたまたまそこに居ただけやし。
ラルフに至ってはケイスケの罠みたいな物だろあれ。
「お前は大切な人を失った事はあるか?」
唐突にそんな事を聞いてくるデルフさん。なぜ……そんな事を聞く。
「別に教えろって訳じゃ無い。ただ、今の表情で何となく察しは着いたぜ。悪い事を聞いたな」
何この人エスパー?
「いや、別に……」
「なに……ここの奴等は大体そんな感じよ」
「どういう事や?」
「皆何かを失ってる。そんな奴等が集まって、心を寄せあってるのさ」
もう一口で瓶を空にすると、デルフさんは二本目を開けながらそう言った。
「ここからは……独り言だ。聞き流すなり部屋に戻るなり勝手にするといい」
立ち上がり、部屋に飾ってあった一つの写真立てを持ち上げるデルフさん。
大切な何かを思い出して、彼は続ける。
「雨の日だった、大きな嵐の日だ
俺と嫁は二人でハンターをやっていてな。小さな村だったが子供二人に囲まれて幸せに暮らしていた。
ある日、近くの村がモンスターに襲われたらしく俺達に助けを要請してきた。
まぁ……そこら一帯じゃそこそこ名の知れたハンターだったからな。
だが、まだチビのケイスケとアカリを二人だけ置いていく訳にも行かず。
嫁は俺に子供二人を任せて村に急行したんだ。
別に心配などしていなかった。
嫁の実力に自信があったからな。彼女以上のハンターは居ないとまで思っていた。
だが、翌朝になっても彼女は帰って来ない。
流石におかしいと思ってな。昼には嵐も収まり、俺はケイスケとアカリを連れて村に向かった。
村に着いた時には言葉も出なかったぜ。
なんせ、村は全壊していてそこら辺死体の山だったんだからな。
一眼じゃ誰一人生きてる姿を見付けられなかった。
そもそもこんな事が現実にあり得るのか? たった一晩で村が一つだ。
いったいどんなモンスターが来たんだ。嫁はどこにいる?
子供達を返してから戻ってきて、そんな事を考えて歩いていると俺は見付けちまった。
認めたくなくて、目をそらして、見付けるのに時間がかかっちまった。
冷たくなって、身体に綺麗な穴が空いた嫁の姿をな。
あぁ、何も思えなかったさ。まず訳が分からなかった。
見渡せば他の死体も身体の一部が消し飛んだり穴が開いてる。
怒りも悲しみも。何も分からなかった。
ただ立ち尽くして、後悔とこれは夢だとかいう妄想だけが頭を埋め尽くした。
目の前の現実が受け入れられなかった。
なぁ、お前は大切な人を失った事はあるか?」
そこまで言って、また初めの質問に戻る。
「俺はある。今だって悔しくて悔しくてしかたがねぇ」
デルフさんは写真立てをまた机に戻す。そこには小さな子供が二人とデルフさん、そして一人の女性が写されていた。
「だけどな、嫁は言ってたんだ。そこに困っている人が居るなら、駆け付けて助けるのがハンターだってな。だからきっとあいつは後悔してやいなかった。あいつはハンターとして立派だった。それだけだ」
「死んだら……意味が無い」
とんでもない言葉を自分が口走ったと気が付いたのは、そう言った数秒後だった。
でも、だってそれは。自分の本音だからだ。
ハンターだから? 帰ってくるのを待ってる人が居るのに?
そんな事が許される訳が無い。
「……そうだな」
デルフさんは優しくそう言った。
「悪いな、下らん話に付き合わせて」
その大きな手が、自分の頬に触れる。その時にやっと、自分が涙を流していた事に気が付いた。
なんでだ。姉の事を思い出してか?
脳裏に映るのはまだ小さな頃、最後にその人を見た時の記憶。
「誰もがそう思う」
彼は続ける。
「だからこそ、俺はこの船とこの猟団を作ったんだ。誰かの大切な人を守るために、困っている人のところに駆け付けられるように」
「それなら空でも飛ばな難しいで……」
「がっははは! そうだな。いずれは飛べるようにしなきゃな!」
正気かこの人。
「ギルドの話じゃ、村を襲った可能性があるのは古龍のクシャルダオラってモンスターかもしれないらしい」
「古龍……」
古龍は生物的に現代の科学でも他のどれにも当てはまらない異例な存在のモンスター達の略称だ。
非常に長寿であったり、他のモンスターとはかけ離れた力を持った物が多い。
ただ明確な古龍種という概念は無く。新種でなんか良く分からないからこれは古龍だなんて流れで使われる種類のためかなりアバウトであるが。
その内の一体。クシャルダオラは嵐を操ると知られる古龍だ。
「いつか見付けて……ぶっ倒してやりたい物だがな」
部屋に飾ってあった大剣を撫でながらデルフさんはそう言う。
「クシャルダオラか……」
古龍なんてのはまず個体数が少なく会う事は非常に希だ。
生涯ハンターで居続けても天寿を全うするまで古龍には会えないハンターだって少なくない。
「ラルフとカナタはな……その時の村の唯一の生き残りだったんだ。嫁が命を賭けて守った……俺にとってはあいつらも子供のようなもんだ」
大剣から手を離し、そう続けるデルフさん。
「そ、そうだったんか……」
その頃から一緒だから幼馴染みだったという事なんだな。
じゃあ、カナタもアニキも家族を亡くしてるのか……。
「それだけじゃねぇ。ここに居る奴は皆家族だ。かけがえのない仲間、大切な人。……勿論、お前もだぜシンカイ」
「デルフさん……」
「だからその他人行儀な呼び方を辞めやがれってんだ」
「ひぎぃ!」
大きな手で頭をグリグリしながらそう言ってくるデルフさん。んな事言いましてもね?!
「良いか? お前の父親は生きてるかも知れねーが、今日から俺もお前の父親だ。家族は俺が命を賭けて守る」
「ふざけんな」
「ぬぉ……?」
あぁ、負けた負けた。確かに他人行儀は良くないかも知れない。
だからお言葉に甘えるとしよう。
「命は賭けんといてくれや。言ったやろ、死んだら意味がない。確かに『親父』も大切な仲間や、わいも親父も互いを守る。だから、どっちかが死んだらそれは誰かが大切な人を失う事になる」
「シンカイ……お前……」
「だから命なんて賭けへんでくれ。賭けるのは金でも晩飯でも魂でも良い。生き残って、嫁さんの魂を継ごうや。困っている人が居るなら駆け付ける。ええやん、橘狩猟団」
確信した。自分は最高の人達と一緒に居る。
テレビで伝説のなんとかハンターが言っていたな、最高の仲間を探せって。
なら、ここに居る皆は大切で最高の仲間だ。
「し、し、しん、シンカイ……お前って奴ぁ……」
「ひっ?! え?! 何?! 泣いてんの?!」
まさかの、親父号泣。酔ってるのか? 酔ってるんだな?!
「良い奴だぁ! 最高だぁ! うぉぉおおお!」
「ぎゃぁぁ!! 死ぬ! 死ぬ!! 死ぬぅうう!!!」
目一杯この巨体に抱き着かれる。潰れる!!
「ぬぉぉぉ! シンカイぃぃ! 俺の新しい息子よぉぉ!」
「だぁぁ! 放せ糞親父ぃいい!! 助けてぇぇえええ!!」
「うわ、何あれホモ?」
「やべぇ……変態だ」
『お父さんと仲良くなったんだね!』
「サーナリア? タクヤ? アカリ? 見てないで助けろや! 助けろやぁ!!」
「うぉぉおおお! シンカイぃぃいいい!」
「邪魔しちゃ悪いな」
「そーだなー」
『おやすみなさい!』
「てめぇらぁぁあああ!!」
あぁ……本当に。
最高の仲間だぜ、まったく。
これにて第二章完でございます。最後だけ無駄に長くて申し訳ありません。
全く狩りにも出ず……主人公の現状、新しい拠点、彼等の成り立ちを語るだけになったしまいました。
きっと、きっと次からは楽しいハンター生活が待っていると思います。
飽きずに読んでくださると嬉しい限りです。ここまで読んで下さりありがとうございました。
細やかなおまけコーナー
【挿絵表示】
おまけは章ごとに更新します
厳しくで良いので評価感想の程も暇があればよろしくお願いします。