なんだか体が痛い、そんなふらいでー。
…本編どうぞ
追記
内容を一部修正(縛りなんてなかったんや。)
あと、内容を少し付け足したので、次話を見るとき気を付けてね(はぁと
(歩き出したはいいけど、あんまり道なんて覚えてないのよね……地図なんて持ってないし覚えてないし……本当に準備もさせなかったレミィは鬼だわ。あ、吸血鬼だった。)
パチュリーは、そんなことを考えながら、歩いているた。
そのとき、ふと、自分のポケットがすこし膨らんでいることに気がついた。
自分でなにか入れた覚えはないし、移動するときに咲夜かレミリアが何かしら入れたのだろう。などと思いながらポケットをまさぐると、1通の手紙が入っていた。
パチュリーは道の端によって立ち止まって、手紙を読み始めた。
『親愛なるパチェへ
貴女がこの手紙を読んでいるということは、今頃貴女はロンドンの街中をさまよっていることでしょう。
急にそちらに飛ばしてしまってごめんなさい。
そしてざまぁww
今回のイタズラは普段の家賃がわりだとでも思いなさい。
まぁそのせいで説明が不足しちゃったから、この手紙を咲夜に寄越させたのよ。
こういうのもたまには良いものでしょう?
さて、まず最初に、貴女の現在地を伝え忘れていたので教えておくわね。貴女がいるのは、イギリスのロンドンの【必要悪の教会】本部周辺よ。本当は本部に直接投げ込んでも面白いのだけれど、さすがに不自然すぎるのでやめたわ。それはごめんね。そこから北に行き続ければ本部につくはずよ。
それと、貴女には“縛り”をかけさせてもらうわ。
貴女の魔法、そして魔力は強すぎる。
そこには“聖人”も何人かいるけど、貴女はその数倍くらい魔力が強いのよ。
そのままだと回りからも特異な目で見られるだろうし、狙われてしまうわ。
だからこその“縛り”。
具体的には、魔力の制限よ。貴女の右手の薬指に着けておいた例の指輪ね。それで貴女の魔力がかなり制限されるわ。
その指輪はそういう効果もあったのよ。
あ、緊急時はこの縛りは無視しちゃってもいいから。でも出来るだけちゃんとやってね。
あとは、今は妖怪であることや、私たちのことは絶対に話さないようにすること。
幻想郷のことは絶対秘匿よ。いつ探られるかわからないし。
あと、少なくとも週一で手紙を寄越してね。近況とかそんなことでいいから。
兎に角、ほどほどに好き勝手してね。
寂しくなったらポケットに手紙を入れてくれれば、咲夜が定時で回収するわ。
無理しちゃダメよ。
元気でやってね。
レミリアより。』
「……はぁ、素直じゃないんだから。心配って言えばいいのに。」
手紙を読み終えたパチュリーは、大切に手紙をポケットの中に入れ、右手を見た。
そこには、美しい赤色の──否、
色の趣味もレミリアらしいとパチュリーは思った。
そして、右手の指輪に大切そうに左手の指を沿わせて、
「…ふふふ」
と笑いながら、手紙に同封されていた地図をもとに、【必要悪の教会】の本部を目指して歩く。
本来なら彼女はそんなに運動できないのだが、不思議と体が軽かった。
もしかしたら制限している魔力は身体能力に変わっているのかもしれないなー。などと考えながら歩いていると、
──爆発音と女性の悲鳴が聞こえた。
「っ!何!?」
爆発音を聞き、辺りを警戒するパチュリー。
冷静に辺りを見回すと、不自然なほど人がいないことにようやく気がついた。
「これは………」
ロンドンの表通りにこんなに人がいないわけがない。
すなわち、避難警告でも出されたか、あるいは────
───何かしらの超常の力で近寄らないようにしたか。
そのどちらかの可能性が高い。
もっとも、避難警告が出されたのなら自分も気づくはずなので、そちらはないと思われるのだが。
などと思いながら、どうやってこの場を立ち去るかを考えるパチュリー。
とりあえず人払いの範囲から離れようと引き返そうと
、後ろを振り返ると、
真っ白なシスターに体当たりされた。
パッチェさん書くのはすごい楽しいんですけどね。
他と絡ませるのがつらそうです。
ってわけで、予定は未定で頑張ります