聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

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来訪者 その二

とりあえず一難(いちなん)去った。……けれど、してやられた感は(ぬぐ)いきれない。

これで何度目になるだろう。同じようなことがある(たび)()り上げられていく家賃(やちん)はもう、当初の十倍以上になっている。

それに、来月渡す()()()()()()()()はたった一枚のカジノのVIP券に変わってるはずだ。

……そう。

ここに(いた)るまでの()()りは全部、あの詐欺師(クソおやじ)の仕込んだ筋書き(シナリオ)だったんだ。

5年間付き合ってきて、一度だってそれを演技だと見破った試しがない。グウの音まで(しぼ)()られてしまった時は、数日間(へこ)んじまうこともあった。

「ダマされた」と気付いた時にはもう後の祭りで、その時はそういう「悪霊(あくりょう)」に取り付かれたんだと(あき)めるしかない。

もしも、「とことんやれって言ったのはビビガの方じゃねえか」などと難癖(なんくせ)をつけようものなら、シャレにならない()()()が俺の日々のモチベーションも銀行の口座もアッと言う間にスッカラカンにしてしまうから。

今回は思わぬ助け舟があった分、随分(ずいぶん)とマシな方だ。

 

もしかすると、身内相手に容赦(ようしゃ)のないアイツのやり口は、こういう苦難を乗り越えていくのもまた「教育の一環(いっかん)だ」とでも俺に言ってやがるのかもしれない。

それは、シュウとは違った意味で俺の独立に役立っているんだろう……多分。

 

 

「やっと落ち着いて話ができそうだな。」

廃材(はいざい)に腰掛けていた白髪(しらが)のオッサンは、気持ちの整理をする俺を律儀(りちぎ)に待ってくれていた。

「……ああ、みっともないとこ見せちまったな。」

「気にすることじゃない。どこの家も似たような醜態(しゅうたい)を一つや二つは持っとるもんだ。」

言われても、俺にはヴィルマーのオッサンとリアが口喧嘩(くちげんか)をしている姿なんて想像できなかった。

 

「さて、本題だが――――」

立ち上がりポンコツに近付くと、オッサンはポンコツの頭を()()()()()()()()

「さっきも言ったが、コレがお前の大ケガと引き換えに復活した古代兵器、ヂークベックだ。」

何度言われても信じられないものがこの世にはあるんだと俺は初めて知った。

「っつってもよ、遺跡にあったヤツはもっとタッパがあっただろ?」

俺の記憶が確かなら、掘り出した時、その兵器は俺よりも頭一つ二つデカかった。でも、目の前のドラム缶は逆に頭一つ二つは小さい。

「いくらオッサンに技術(うで)があるからってよ、こんな嫌味はあんまりだぜ。運ぶのにどんだけ苦労したと思ってんだよ。」

「ワしノどコニ問題ガあるトいうノだ?」

そのマヌケな図体(ずうたい)のどこを見たって、墓守(ミイラ)大群(たいぐん)を焼き尽くせる火力があるとは思えない。

問題だらけだ。

「お前の言いたいことはよく分かるが、それはワシに言われても困る。」

「は?」

正直(しょうじき)に言えば、今回、ワシはほとんど手をつけとらんのだ。」

苦労に見合わない「結果」に不満を(こぼ)す俺に、オッサンはなんとも()に落ちない舞台裏を明かし始めた。

 

「お前が”心臓”と言っとった赤いガラス玉。アレを調べとったら突然動きだしおってな。後はコイツの言われるままに動いただけよ。」

そういうや遺跡からコイツを運び出そうとした時も同じようなことがあったな。

「だが、お前の不満ももっともと言えばもっともだ。」

「当たり前だろ?だってよ、まず原型がねえじゃねえか。()()()()()()()()()()()、まず似たような形になるのが普通だろ?」

「当然と言えば当然。仕方がないと言えば仕方のない話だがな。」

老いぼれ、とりわけ老父(ジイ)さんってのは()てして自分の話を長引かせようとする。老い先短いからか。(ひま)だからか知らねえが、コッチの都合を考えやがらねえ。

「回りくどいのは無しにしろよ。結局、出来損ないなんだろ?コイツ。」

「コりゃ、誰ニ向かっテソンな口ヲ()いとルンだ!」

オンボロな見た目に反して、ピョンピョンと機敏(きびん)()(まわ)り、怒りを表現するその姿に『古代兵器』の威厳なんか影も形も見当たりゃしねえ。

商品だったら即日返品してクレームを入れるレベルだ。

 

「エルク、それはちょっと言い過ぎなんじゃない?」

「ソウじャそウジャ。」

……そもそも「機械」に(うと)いリーザにとって、こんな(ふざ)けたロボットは逆に好奇心の対象になってしまってるのかもしれない。

ポンコツの(そば)興味津々(きょうみしんしん)(ながめ)ていたる彼女は、偽装(ぎそう)表記(ひょうき)されていることに微塵(みじん)も不満を(いだ)いてない様子だった。

 

「いやいや、リーザ。エルク(コイツ)の言っとることはあながち間違いとも言えんよ。」

「だから、どういうことなんだよ。いい加減(かげん)キチンと説明してくれよ。」

そもそも俺たちにとっちゃあ、これは本題でもなんでもない。むしろ、どうだってイイ話だ。

それなのに、チンタラ話しをされた日にはイライラして仕方がねえ。

「コりゃ、ワシを無視するな!わシは……ワしは……………誰ジゃ?」

そこまでイっちまったら「返品」を通り越して「訴訟(そしょう)問題」だぜ?俺は心の中で愚痴(ぼや)いた。

だってのに、業者側(ベンダー)は何食わぬ顔で商品の説明を続けやがる。

「……この通りだ。どうやらデータの記憶部分に何重(なんじゅう)ものプロテクトが掛かっておるらしい。自分が3000年前に造られた”ヂークベック”という戦闘兵器であること以外何も憶えとらん。」

なんて言ってるけど、今、コイツ、その名前すら出てこなかったんじゃないか?

「自身の設計データも曖昧でな。つまり、完全修復(オーバーホール)はもとより、()()えず動くようにするのが(せき)(やま)だったわけだ。」

”心臓”から、装備していた火器、ボディ諸々(もろもろ)。何から何まで、その構造(こうぞう)が複雑すぎて理解できなかったらしい。

どうしてそれだけのシステムが2m(だい)の人型に(おさ)まっていたのか。皆目(かいもく)見当がつかなかったのだと言う。オッサンも、本人も。

「だからってコレはないだぜ。子どもの工作じゃあるまいし。」

分からないものを一切合財(いっさいがっさい)(はぶ)いて、「博士」と「古代兵器」が知恵を(しぼ)って、どうして案山子(かかし)ができちまうんだよ。

 

「ワシもそれは言ったさ。だが、それだけ急ぐ必要があるのだと本人が言うのだ。オールドマンに発注した部品が届くのも待たずに作業せざる()えなかった。そういう訳で、お前たちの目の前にあるのはワシの家にあった家具や機材の()れの()てなのさ。」

よく見るとポンコツの腹の部分には「ロマリア再生品協会」とかいう所で造られたらしい()()()()()()()を表示したプレートがあった。

「さっきも言った通り、元々装備していた火器は使ってない。今はこの飛行船(ヒエン)の機関銃を一丁拝借(はいしゃく)しているだけだ。」

「そんなんで兵器として役に立つのかよ?」

「当然に決マッとるじゃろウが!」

ガシャガシャと動かしまくる木の枝みたいな手足なんか、俺だったらものの数秒で解体できる。

「本人はそう言っとるよ。さらに言えば、その”心臓”とやらもどうやら不完全な状態らしい。」

「…は?」

嫌な予感がする。

「完全な状態にするには”心臓の欠片(かけら)”を収集する必要があると言うんじゃ。」

「……いや、いやいや、何言ってんだよ。これ以上の面倒事はゴメンだぜ。こっちだって人形遊びをしてるほど暇じゃないって分かってんだろ?」

当然の抗議(こうぎ)をしているだけなのに、なぜかオッサンは(しぶ)い顔で俺を見ている。

「それこそオールドマンたちに任せればいいだろ?元々そういう役どころなんだからよ。」

 

レジデント・オールドマン。どっかの国の―――おそらくはロマリアの―――反政府組織(レジスタンス)構成員の一人。

強大な兵力を保有するロマリアに対抗する手段として、古代兵器の復活を任された男。

そして、ヴィルマー・ヴィルト・コルトフスキーに家族を(うば)われた復讐者(ふくしゅうしゃ)

「あの二人は……、ヂークの部品を届けた後、姿を消しおった。」

「消えた?」

あんなに兵器の復活をオッサンに強要(きょうよう)してたってのに?そんなことがあるか?

「殺されてはおらんと思うが、少なくともあの島での用は済んだということだろう。」

起動しさえすれば「目的」は達成されるって確信しての組織の判断か?……それとも、お目見(めみ)えしたこの姿を見て(あきら)めたのか?

「それで、俺かよ。」

何で俺なんだよ。()()だったら他にも目ぼしい専門家(ちじん)がいるだろ。

「これはヂークベック本人の希望でもあり、リアの願いでもある。ワシらの恩人なら父や母の(かたき)をとってくれると。」

「……憶えてんのか?」

あの晩、黒服に撃たれた後、てっきり気を(うしな)っているもんだと思っていた。

「ああ。ただ、気持ちの整理ができてなかっただけのようだ。ヂーク(コイツ)が直るとその場で、あの()はお前の名前を出しおった。」

 

……何のために、俺はリア(おまえ)に「嘘」を()いたと思ってんだよ。

全部、忘れてて欲しかったんだ。ポンコツ(こんなん)でもお前の『悪夢』を少しでも『(きぼう)』に変えてくれるならと思ったんだよ。

それでも、「大人」になっちまったお前は――――

「あの()も本心ではお前と同じ気持ちよ。両親を殺した連中を心の底から憎んどる。だが、アレは(かしこ)い子だ。弱い自分が何をしたところで周りに迷惑を掛けることしかできないと理解しとる。あの晩のことを真実として受け止めたなら、尚更(なおさら)にな。」

オッサンの悲鳴や俺の軽はずみな行動が、リアの命を危険に(さら)した。リーザとパンディットがいなきゃ、あの子は死んでた。

「それでも(あらが)いたいんだ。どんな方法でも。」

呪ってるんだ。自分の存在が俺やオッサンにとって「子ども(あしかせ)」でしかなかったことに。

「……随分(ずいぶん)ズリい言い方するじゃねえか。」

その、逃げ場を()くしていく()(くち)はまるで、黒服たちの脅迫(きょうはく)真似(まね)してるように思えた。

あの晩、リアに銃を突き付けた暗殺者のように。

 

「お前にも都合(つごう)があることは重々(じゅうじゅう)承知(しょうち)しとる。ヒエン(これ)報酬(ほうしゅう)にお前に依頼をするつもりもない。ただ、友人として、ワシからも頼みたい。」

俺だってオッサンやリアの助けになるならそうしてやりてぇよ。

だけど、「できないこと」は引き受けられねぇよ。

第一、元が兵器だっつっても、こんなポンコツじゃあどんなに頑張ったって黒服一人道連れにするのも無理だろ?

それとも何か?”心臓”が(そろ)えば巨大ロボにでも変身するってのか?

バカげてるぜ。

「オッサン、(わり)いけどよ。コイツは(あきら)めた方が身のためだぜ?」

「……いや、そうだな。確かに、何もかもお前の言う通りだ。」

オッサンのしかめっ(つら)苦笑(にがわら)いに変わり、呪いの()けたカエルのように、頭を小さく振った。

「ククク、冷静に考えれば分かりそうなものを。どうしてだかワシも、コイツならできると思い違いをしてしまっていたらしい。……無理を言って悪かったな。」

気まずい沈黙(ちんもく)が流れた。

こんな時こそ()の抜けた言葉で場を(なご)ませてくれりゃあいいのに。ホントに空気を読みやがらねえ。

 

「……どうしてダメなの?」

ポンコツと(たわむ)れていた彼女が怪訝(けげん)な顔で言った。

「なんでって、見りゃあ分かんだろ?そんなの足手まといだろ。」

「見た目が気になるの?」

……ああ、なんだかこっちも嫌な予感がしてきた。

(なり)だけの問題かよ。自分のことすら分かってねえ奴に何ができるって言うんだよ。」

「そんなの、私たちだって同じじゃない。」

「あ?どこがよ。」

そこまで言われればもう、だいたい彼女の言いたいことが理解できた。

それでも意固地(いこじ)が邪魔をして彼女の言葉を認めなかった。

「エルクは初めて私を見た時、怪物と戦えると思った?今なら、自分のこと全部理解してると思う?」

それは(あん)に、俺のことも揶揄(やゆ)している。そして、それは正しい。

「……リーザはできると思ってんのかよ。ソイツに。」

「もちろん。…それに、何も殺し合うだけが戦いじゃない。そうでしょ、シュウ?」

呼び掛けられた彼は目を(つぶ)っていた。全ての選択を俺に任せ、「(われ)(かん)せず」の姿勢を(つらぬ)くつもりだったのかもしれない。

だけど運悪く彼女に『聞かれてしまっていた』。

観念(かんねん)した彼はその問題児に近寄り、触診(しょくしん)するようにポンコツの性能を調べ始めた。

 

「お前、何ができる。」

「あホカ。ワシにでキんことなンカあるか。ワシは最強じゃかラナ。」

「……」

……だからどうか頼む。考え直してくれ。

「おそらくだが、高度なハッキングが可能なはずだ。」

諦めたはずのオッサンがここぞとばかりに余計な横槍を入れ始めた。

「全てを調べたわけじゃないが、コイツはヒエンの操縦(そうじゅう)方法をものの数分で解析(かいせき)してみせた。管制塔(かんせいとう)に報告する渡航(とこう)記録の偽装(ぎそう)もな。その容量こそ未知数だが、操縦士としてもハッカーとしても一流であることは間違いない。」

オッサンの断定的な意見が彼の唯一(ゆいいつ)気掛(きが)かりを取り除いてしまったらしい。立ち上がり、俺を見る目に逃げ場はなかった。

「なら迷うこともないだろう。」

「シュウ、本気かよ。」

「修復の件はさておき、それだけの能力があるなら運転手やヒエンの番には丁度(ちょうど)いいだろう。わざわざ隠す手間(てま)(はぶ)ける。」

「いや、でもよ……」

「エルク、俺たちは城攻(しろぜ)めをしに行く訳じゃない。やるべきことを済ませたらすぐに撤退(てったい)する。連中相手に”隠密(おんみつ)”とまではいかなくとも、逃げ回るだけの”機動力”は必要だ。違うか?」

言ってることは分かる。確かにそうかもしれねえけど。

俺にはコイツが色んな所から厄介事(やっかいごと)を引き寄せてくるトラブルメーカーになるような気がしてならないんだ。

「本当のことを言えば、俺はお前とリーザにその役をやらせようと思っていた。潜入(せんにゅう)は俺一人でした方が確実だからな。」

これから俺たちがしようとしていることの内容が内容なだけに、彼の意見はいつになく厳しい。

「だが、これはお前の案件だ。判断はお前に任せる。」

そうして彼はまた俺たちから少し距離をとり、目を瞑った。

 

「……」

「そんなに嫌?」

段々、意固地になってる自分が自分でも嫌になってきた。

シュウやリーザが言うことはもっともだし、俺がコイツを全て理解しているかと言えばそうじゃない。

加えて「ロボット」だ。命の心配をしなくていい分、他の誰かを(やと)うより気兼(きが)ねなく動けるって点でも都合が良いってのは分かってる。

分かってるはずなのに。

なんか、嫌なんだ。嫌な予感がするんだ。

「……エルク、大丈夫。きっと何もかも上手(うま)くわ。」

小僧(こぞう)、連レテいケ。ワシが()()()()()()()。」

……多分、「楽をさせてやる」と言いたいんだろうけど……。

いいや、そんなんだから嫌なんだ。だけど――――、

「分かったよ。」

「……よかった。」

そう言って笑ってくれる彼女の笑顔は、ここまで答えを渋った俺の居心地(いごこち)の悪さを拭ってくれた。

「心配するな。すぐにワシのありがたみが分かるじゃろ。」

この一言さえなけりゃ、本当に何もかも上手くいくと信じ切れるのに……。

 

「一応聞いておくけどよ、その"心臓の欠片"ってのは何処(どこ)にあるんだよ?」

「残念だが、そういうものが存在するということ以外は何も分かっとらん。(いく)つあって、何処にあるのか。少なくとも、ヤゴスにはないだろうが。」

……一個じゃねえのか。

「フザケテるな。」

仮に、その”欠片”が遺跡で見つけたガラス玉以下の大きさだったらもう絶望的だな。世界中の川で砂金()りして大富豪になる方がよっぽど楽だぜ。

 

「なンじャナンじゃ、お(まワ)リニ聞けバイいだケの話じゃろウガ?」

……この先ずっとコイツの相手をしなきゃいけないと思うと……。

「そんなお前の(なぐさ)めにはならんだろうが、メンテナンスは自分でやってくれるはずだ。動力も、”心臓”が自家発電する仕組みになっているらしく充電や燃料の補給も必要ない。」

「……でもよ、部品交換なんか諸々の経費はこっち持ちなんだろ?」

「……まあ、そういうことだな。」

「オッサン、そりゃあ完全に赤字だぜ。」

「そういうな。なんたらとハサミは使いよういうだろう。」

とうとうオッサンまで認めちまいやがった。俺の周りにはどうしてこう厄介な「詐欺師(さぎし)」が多いんだ。

オッサンがそう言うともう、案山子以外の何ものでもないように思えてきた。

「そん時は俺も農家に転職しなきゃいけねえな。」

「おい小僧、なんじゃさっきから。ワシの何が気に入らんのだ?!」

「……全部。」




※戯けた(ふざけた)
当て字です。

※ベンダー(vendor)
売り手。納入元。販売会社。etc.

※完全修理(オーバーホール)
機械製品を部品単位にまで分解し、清掃等の点検作業を行った後、再度組み立て、新品の状態に近づける作業のこと。

※愚痴いた(ぼやいた)
当て字です。

※呪いの解けたカエル
グリム童話「カエルの王子様」のことです。王女様のキスで人間に戻った王子様は喜びのあまり、その場でカエルのようにピョンピョンと跳ね回ったそうです。

※ヂークベックの登場シーン
今回、地味に初登場の彼ですが、実はもう一つカッコいい登場シーンを考えていました。
モンスターに苦戦しているエルクたちの前にヒエンに乗ったヂークが颯爽(さっそう)と現れ、機関銃で敵を一掃する……という。
でも、彼のキャラクター的に「頼りになる存在」よりも「押し付けられたガラクタ」みたいな感じが大切だなと思い、今回のような形にしました。
ただの裏話ですが(笑)

※機神?「ヂークベック」
やってしまいましたね。ええ、ワタクシ、やってしまいましたとも。
動画や資料を読み返していたところ、「機神」という言葉は「神のように高性能なロボット」というようなニュアンスではありませんでした。
単に、ヂークの生まれた時代に製造された戦闘ロボットたちの総称らしいです。

……でも、それはそれ。私は私(笑)。
この物語において「機神」は超超超ハイパーテクノロジーを備えた高性能ロボットを指す言葉ということにします。m(__)m

※ヂークおまけ
ネットで公開されていたアークザラッドのファンクラブ会報によると、
ヂークの腹部にあるプレートは「ヴィルマー博士がヂークの新しい身体を作るために使ったボイラーの品質保証表示のプレートがそのまんま付いてるだけ」。
足にある謎の文字は「ヴィルマー博士が部品の左右を間違えないように描いたマーク」らしいです。
原作でのヴィルマーさんはなんとも大雑把(おおざっぱ)な人だったんですね。

僕もファンクラブに入りたかった↓↓

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