聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

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孤島に眠る従者 その十五

「この通路の途中に、階段が隠されてるみたい。」

「分かった。」

狼の鼻を頼りに、俺たちは下へと(もぐ)り続けている。

 

……俺たちは、あのロボットを解放する手助けをすることにした。

 

「そんなに心配しなくても大丈夫よ。」

「心配?俺が?」

「あのロボットさんはイイ人よ。進んで誰かを不幸にしたりはしないわ。」

「……どうだかな。」

「どうだってイイ」なんて無責任なことは言えない。でも正直なところ、可能性は五分五分(ごぶごぶ)だと思っている。

 

人間の言うことを聞かない機械なんていない。そういう意味で言えば、ずっと俺たちの(もと)に置いておけば大丈夫なんじゃないかとも思う。

だが、機械は人間以上に何を考えているか読み取れない。

味方のフリをするにはうってつけの役者なんだ。いつ何処(どこ)で『炎』を()()くか分かったもんじゃない。そう思うと、(そば)に置いておくなんて俺の発想は正気(しょうき)沙汰(さた)じゃない。

「だったら、どうして助けようなんて思ったの?」

「……なんでかな。……勿体(もったい)ねえって思っちまったんだよな。」

犯罪者(アーク)の裏をかくためとか。オッサンの復讐(ふくしゅう)(かな)えてやるためとか。そういう込み入った考えはない。ただ……、ただ、同情してしまったんだ。

あれだけの『閃光(ちから)』を持っているのに。何一つ自分の『力』で解決できないまま、誰かに(あやつ)られるためだけに朽ちていこうとしているあの瞳と、あの言葉に。

 

すると、彼女は横目で俺の顔色を(うかが)うように見遣(みや)りながら言った。

誤解(ごかい)しないでね。……私はあのロボットさんとエルクは似てると思うの。」

「俺とアイツが?どこが?」

リーザやシュウならともかく。人間でないものと比べられ、俺は反射的に声を荒くしてしまう。

「エルクはあのロボットさんより、もっと強い『力』を持っているじゃない。それなのに、私や夢の中の彼女に縛れて生きたいように生きれてない。……やっぱり似てるわ。」

「……」

リーザはそう言うが俺自身、最近の自分の『力』の無さに失望してばかりいる。

それどころか、何度リーザを危険な目に遭わせたか分からない。何度『炎』に()られて彼女を傷付けたか分からない。

――――俺は誰も護れてない。

 

「どんなに立派な翼を持ってたって、卵の(から)(やぶ)れなきゃヒナ以下なのよ。」

「……何だよ、急に。」

ふと、金髪が匂った気がした。彼女の育った故郷(くに)にある作物や家畜。家や人の匂いが。

「私は、多分、エルクに会ってようやく殻にヒビを入れることができたの。とってもキレイな世界が見えた気がする。」

「……それで?」

「エルクは今、あの船の中で私を見つけた時と同じ気持になっているんじゃない?」

「……」

「あの時、アナタは私を信じてくれたわ。」

(せま)い機関室の中で、光に(おび)えるネズミのように(ちぢ)こまっていた彼女を見つけた時、確かに俺はそう思った。「外の世界に(かえ)してやりたい」と。

でも――――、

「お金のためじゃなく、自分の命のためでもない。……私のために、あんなムチャをしてくれたんでしょ?」

……少し、違う。

俺は、「金髪の少女(リーザ)」だからあの土壇場(どたんば)無謀(むぼう)な戦いを持ちかけることができたんだ。

……あのまま放っておくのが、恐かったんだ。

それはやはり、自分のためじゃないかと思う。

「じゃあ、私がこんな髪をしてなかったら、エルクはあの時、私を放っておいたの?」

「……変なこと聞くなよな。」

俺はバカだ。そんなことをしたってムダなのに。どんなに隠そうとしたって、彼女には伝わってしまう。

俺はただ、言い訳をしたいだけなんだ。

不甲斐無(ふがいな)い自分が、出しゃばっても許されるような屁理屈(へりくつ)を必死で守りたいだけなんだ。

「ウソつき。」

「……」

「私は世間知らずだわ。他人(ひと)を見る目だってないのかもしれない。それでも、私にとってエルクが素敵な人だってことは変わらないわ。……そうでしょ?」

「……」

松明(たいまつ)の明かりが、無駄に俺の顔ばかりを照らしているような気がした。

 

 

 

 

――――時を(さかのぼ)り、ロボットと対峙(たいじ)する俺たちは頭を悩ませていた。

ロボットの言葉を聞き届け、解放を決めた俺たちだったが、ソイツの下半身に喰らい付く遺跡の壁は思った以上に固く、ちょっとやそっとじゃビクともしない。

少し離れたところで試してみたところ、『(ちから)』を使えば破壊できることは分かった。

 

理屈は分からないが、ロボットの放った『閃光』が遺跡に仕掛けられた魔法もどきを無力化したらしい。だからといって『力』任せに壁を壊したならロボットも一緒にフッ飛ばしてしまうのは間違いない。

パンディットならあるいは。あれやこれやと思案(しあん)していると、ソイツは最後の力を()(しぼ)って俺たちに助言した。

(しんぞう)を……。」

下の階層(かいそう)から反応のある自分の「心臓」さえあれば、自力で抜け出せるのだと話し、動かなくなった。

 

その言葉を頼りに俺たちは今、どこまで続いているのかも分からない遺跡の底を目指して潜り続けている。

たとえ掘り起こすことに成功しても、「心臓」がないとなると再起動させられないかもしれないと思ったからだ。「この世に一つしかない人形」かもしれないとなるとなおさらだ。

 

人形の言葉を信じることに不安がない訳じゃない。

俺はシュウと違って情に流されやすく、頭が固い。一旦(いったん)信じてしまったら、中々疑うことができなくなってしまう。

それでも、そういう経験があっても、今はあの人形を信じてもいいと思ってしまうのはもはや「性格」という名の「本能」が俺を動かしているからなのかもしれない。……根っ子の部分が疑うことを嫌うんだ。

 

そんなことを考えていると、この悶々(もんもん)とした気持ちをどちらにも傾けてはくれない「可能性」たちが俺たちの(もと)へと近付いてきていた。

「……どうやらここからが本番みてえだな。」

ここまで何事もなく進んでこれたのは見逃されてきたからだ。だけど、ここからは違う。

石畳(いしだたみ)を引っぺがして現れた階段の奥から、「敵意」の手足が俺たちの足に(から)()いてきた。狼は全身の毛を逆立て、(うな)(ごえ)を上げて士気(しき)を高めている。

 

闇間(やみま)の彼方から、ガシャリガシャリという重厚(じゅうこう)な足音と、ガリガリという金物を()()る音が聞こえてきた。

「『声』はさっきの墓守(はかもり)たちと似てるから多分、同じような子たちだと思うんだけど。」

不死者ってことか。

「まあ、定番で言えば白骨兵(はっこつへい)だよな。」

「……それって人の骨が(よろい)とか剣とか身に付けてるコのこと?」

それは俺の「『(こえ)』を聞いた」というよりも、記憶を手繰(たぐ)り寄せたような口振りだった。

「何だよ。見たことでもあんのか?」

「……うん。」

実際、そんなに珍しい怪物でもない。

ゾンビに次いで、荒廃(こうはい)した土地や(いわ)れのある遺跡に配置される定番の不死者。

インディゴスで俺たちを襲った幽霊(レイス)と違って一つ一つの動きが遅く、実体がある分、攻撃は当て易い。だが、全身を一つの魔力が支配している幽霊と違って、白骨兵は体を構成する骨全てに個別の魔力が宿(やど)っている。

すると、手足を落とすことは言わずもがな、頭を飛ばしたって胸を破壊したって白骨兵の動きが止まることはない。

剣を持つ手を落とせば、落とされたそれが剣を振りかざしてくる。頭を飛ばせば、飛ばされたそれが地を()い、毒や呪いを()びた歯を突き立ててくる。

不死者の原動力である魔力が(とど)まれないくらい粉々にするか、操ってる奴を仕留(しと)める以外に白骨兵(やつら)の足を止めることはできない。

そうなると数で攻められた場合、一個一個を完全に停止させることが難しく、押し切られてしまうこともある。

 

それでも『炎』に制限が()かれた今、俺にとってそう怖い相手でもない。

 

「それだけじゃないみたい。……エルク。他に、何かいるわ。」

階段を降り切ったところで彼女は警戒(けいかい)の色を強めた。

「……言われてみれば、なんか()な気配を感じるな。」

潜るほどに遺跡の闇は濃くなり、()めとるように松明の光が(せば)められていく。中にうっかり手を突っ込んでしまったなら、中を泳ぐピラニアか何かに食い千切(ちぎ)られてしまいそうな狂暴な沼の向こうに、機会を伺う何かがいる。

確かにそんな気配がある。いや、気配なんて曖昧(あいまい)なものじゃない。これは、視線だ。

鍾乳石(しょうにゅうせき)(まぎ)れるコウモリのように。イソギンチャクに身を隠すクマノミのように。

白い傭兵たちの気配(かげ)に無数のソレが隠れている。

……そして、この視線には覚えがあった。

 

「……どうする。引き返すか?」

気付けば俺はリーザに尋ねていた。ドロリと絡み付く視線が『悪夢』に似ていて、思わず弱音が出ちまった。また一人、『炎』の中に()べてしまうんじゃないかって。

「いいや、気にすんなよ。何でもねえ。」

彼女は、そんな俺の問いに目を丸くしていた。そして不意(ふい)に、(あわれ)むのような微笑(ほほえ)みを俺に投げ掛けた。

「エルクはもう、私のことを分かってくれてるのだと思ってた。」

「……なんか気に(さわ)ることでも言っちまったかよ?」

「ううん。ただ、エルクはまだ私を普通の、人間の女の子みたいに思ってるところがあるみたいだったから。……何となく。」

「バカなこと言ってんなよ。なんも間違ってねえ。リーザはれっきとした人間だろうが。」

「……それは、優し過ぎるよ。優しくて、好きだけど……、でも、それは窮屈(きゅうくつ)だわ。」

「じゃあ、リーザはこの先にいる相手全部を相手にして無事でいられる自信があるってのかよ。」

気付けば俺はまた、同じことを繰り返していた。

心の底では分かってるんだ。だからこんな場所にまで彼女を連れてきたんだ。

「第一、リーザはまだその武器に慣れてないだろ?」

リーザには()くしたククリナイフの代わりに、一般的な短剣(ショートソード)を持たせておいた。ただ、(くせ)の強いククリの使い方を先に教えてしまったせいか、ククリの時よりも難儀(なんぎ)しているように見えた。

「お前に、命を()けた経験がどんだけあるってんだよ。」

足音も視線も、ジリジリと(せま)ってきている。そんな中で俺はまだ、子どものような()(まま)(うった)え続けている。

 

一歩前へ踏み出したリーザは振り返り、覚悟の表情を俺に見せた。

「……エルク、見てて。これがアナタの目の前にいる女の、本当の姿よ。」

とうとう、黒塗りの(とばり)から白塗りの悪魔たちがゾロゾロと顔を(のぞ)かせる。(むし)のような無機質な手足が彼女へと伸びていく。

「お、おい何してやがんだっ――――?!」

足が、体が動かない。……リーザか?!

「なんのつもりだ。離せっ!」

たった一本のナイフを片手に、彼女は悪魔たちと同じように彼らに歩み寄る。たった一匹の従者(じゅうしゃ)(たずさ)えて。

 

ユラリと、先頭の傭兵(ようへい)が彼女の得物(えもの)よりも(はる)かに長い刃物を持ち上げる。いくら動きが「死者」のそれであっても、その力は「傭兵」の名に()じない。人の体であれば一刀(いっとう)のもとに切り伏せることだってできる。

「バカ、戻ってこいっ!!」

それでもなお彼女は歩み寄る。

「エルクのせいにするのは間違ってるって分かってる。でも、だけど、エルクに会ってから私、今まで以上に近付いてる。」

あわや!……というところで傭兵の剣は(くう)を斬る。だが、彼女はその場からピクリとも動いちゃいない。剣が、傭兵の一撃が、直前で軌道(きどう)を変えたようにしか――――彼女を()けたようにしか――――見えなかった。

これも俺の目の錯覚(さっかく)か。後続の傭兵たちが彼女に怯えているように見えた。

仕留めそこなった傭兵へ、彼女は最後の一歩を踏み出す。そして彼女の、ナイフを持つ手とは反対の手が、ソッと傭兵の顔を(おお)う。彼女の唇がソッと(うごめ)く。

『……オマエの敵は私じゃないわ。』

その声は鎧と剣の囃子(はやし)()もれていた。それなのに……、ハッキリと聞こえたんだ。

空気の波を飛び越えてやってきたそのたった一言に俺は、氷漬(こおりづ)けにでもされたかのような寒気を覚えた。

 

 

―――この後()(ひろ)げられる光景を目にした俺は、彼女への認識を改めざる()えなくなってしまう。

 

 

()()()()()()()()()、背後に立ちすくむ身内たちに牙を()いていた。その一太刀(ひとたち)、一太刀は明らかに()(いっ)していた。素早く、鋭く、歴戦(れきせん)の戦士の(ごと)剣捌(けんさば)きが一体、また一体と切り崩していく。

不死者たちの『力』は、死霊使い(ネクロマンサー)の力量に左右される。

たとえ彼女にその才覚(さいかく)があったとしても、あんなに……、あんなにも。それこそ機械の電源(スイッチ)を入れる感覚で死者を(とりこ)にする術者(やつ)なんて見たことがない。

 

気付けば彼女に(そそのか)された白は三体、四体とその数を増やしていた。対峙する白い蟲たちは、(おか)された白に一太刀も浴びせることもできずに蹂躙(じゅうりん)されていく。

 

――――『炎』が……、白い『炎』たちが金髪の少女の『息』を浴びて(おど)り狂っている。

 

広がり続ける『炎』に息苦しさを覚えたのか。奇襲(きしゅう)としては相応(ふさわ)しくないこのタイミングで、不死者とは別の悪魔がゴソリと硬質(こうしつ)な音を立てて傭兵たちの影から飛び出してきた。

「リーザ、伏せろ!」

自慢(じまん)の翼を広げ、躍り出る悪魔目掛けて俺は無我夢中で槍を投げつけた。けれども、全力で投げた槍は岩にでも当たったかのように(にぶ)い音を上げて(はじ)かれてしまう。悪魔は俺に目もくれず、一直線に彼女へと襲い掛かる。

「リーザッ!!」

……ところが、局面(シーン)はあたかも台本(シナリオ)に書かれたことを再現するように展開していく。

 

――――後から思い返してみると俺はこの時、自分の『力』の存在を完全に()()()()()()()()()

 

シナリオは、石の悪魔に使命の完遂(かんすい)を許さなかった。

槍を弾いた次の瞬間、悪魔はその象徴的な大翼(たいよく)をもがれていた。

床に散りばめられた傭兵の手足が悪魔の足を絡め取り、地へと引き()り下ろしていた。狼の足が落ちた悪魔の背に(くい)のように打ち付けられ、狼の牙がプレス機の(ごと)万力(まんりき)で石の翼を()(くだ)いた。

空を(うしな)い、のたうつ悪魔が傭兵たちの剣で串刺(くしざ)しにされる光景は、まるで公開処刑だ。

(またた)()()()られた一羽の断末魔(だんまつま)が、(かろ)うじて()(しの)んでいた「石像(かんししゃ)」たちの理性を完全に奪い去る。

 

羽音が、(いた)る所から響き始めた。

 

そこから先は、地獄絵図だ。

 

悪魔が悪魔を狩り、悪魔が悪魔を(むさぼ)っていた。

全てが完結するまでに10分と掛からなかった。

『……ごめんね』

少女の『言葉』に(もてあそ)ばれていた悪魔たちは自らの命を()ち、台本への終止符を打つ。

 

――――頂点に立つものの『懺悔(ざんげ)』が、闇よりも深く、この世ならざるものたちへの安住(あんじゅう)の地として導かれていく瞬間を、俺は見ていた。

 

 

「エルク……、エルク……。」

あまりの光景に俺は(しばら)く声が出なかった。彼女に声を掛けられていることにも気付かずに。俺は一滴の血も流れない(しかばね)の山を、その中に溶け込む金髪の彼女を見詰めていた。

 

固まったままの俺に、彼女は語り続ける。

「今はまだ、これが精一杯。……でも、多分、来年にはもっとたくさんのものが(あつか)えるようになってる。人も化け物も。」

ユックリと、俺に近付いてくる。

「私はね、魔女なの。誰も私の『言葉』には逆らえない。」

目の前に立った彼女は真っ直ぐに俺の瞳を見詰める。

「それでも、エルクだけは。アナタだけは私が魔女だって認めてくれない。」

 

 

――――悲し過ぎる。

 

 

……それは俺が野へ還そうとしてた野鹿のはずだった。『力』に(うと)く、持て余す彼女を、俺が導いてやるはずだった。

「でも、私はそれが嬉しいの。」

そんな彼女が悪魔を弄んでいた。命を切り刻み、屍の中に(たたず)み、俺の名前を呼んでいた。

金髪の少女は自ら『炎』の中に飛び込んでいた。焼かれることに身を(ゆだ)ね、それを自分と同じ名前で呼んでいた。

「名前なんて、関係ない。私が『救いようのない化け物』だって知って欲しいのはアナタだけ。」

彼女の(ほお)が、(あわれ)みを求めるようにすり寄せられる。

「……お願い。アナタだけは、『化け物(わたし)』と同じ生き物でいて。私を、置いて行かないで。」

 

――――これで何度目になるだろうか。悪魔の亡骸(なきがら)に埋め尽くされる中で、俺たちは自分たちを確認し合った。自分たちがいかに危険な『命』なのかを。




※白骨兵(はっこつへい)=ゲーム中のスケルトンのことです。
※石の悪魔=石像=ゲーム中のガーゴイルのことです。

※闇間(やみま)
「暗闇の向こう」「暗闇という扉で閉ざされたその向こう」みたいな意味合いでつくった造語なのですが、この言葉、意外にも色んな小説でたびたび使われているのだそうな。

※囃子(はやし)
日本音楽の用語。能や狂言などで演者を引き立てるために太鼓や笛が演奏することを言います。
お祭りでいう、神輿(みこし)の上で演奏しているアレのことですね。

※大翼(たいよく)
文字の通り、「大きな翼」という意味の造語です。
蝶形骨大翼(ちょうけいこつだいよく)という骨の名称としては既存の言葉があるみたいですが、「大翼」のみの扱いはないみたいです。

※プレス機
金属を、圧力を用いて変形・加工する機械のこと。

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