聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

192 / 235
古巣 その三

彼女は今、どうしているだろうか。

俺は赤毛の男の胴体を照準器(スコープ)で追いながら、切り捨てた彼女の安否を思った。

彼女は人形のように、底の見えない夜空に飲み込まれていった。

あの時、気圧差で生まれた気流が邪魔をし、操縦桿(そうじゅうかん)から手を放すことができなかった。放せば俺もまた上空数1000mの闇に呑まれていた。

どうしようもなかった。

 

……本当にそうなのか?

 

敵の妨害があったことは確かだ。強風に飲まれそうになったことも事実だ。だがあの時、俺は本当に彼女を助けることができなかったのか?

思い返せば思い返すほどに、何か手立てがあったように思えてならない。あの時の俺は、敢えてそれから目を逸らしていたように思えてならない。

すると、夜空に呑まれる彼女に向かって叫んだ俺がまるでピエロのように思えてくる。

 

一つだけ確かなことがある。

それは、最終的に俺が選んだのは彼女じゃなかったということだ。

…それに、彼女は『死なない』。それも確かなことだ。

今もどこかでガルアーノとエルクの命を奪るために暗躍していることだろう。

 

「俺は何一つ誤った選択はしていない」

 

…いつから俺はこんなにも自己肯定を求める弱い人間になったんだ。あの男がいないからか?仕事じゃないからか?

「殺し」を肯定する何かがないだけで、俺はこんなにも(もろ)くなってしまうのか?

俺はあの子を助けなければならない。この醜い『戦争(あくむ)』から。

ミーナやビビガ、クーガーやバスコフから、俺は何か学んだはずだ。それを活かすことができたなら……。

それをあの子に教えることができたなら……。

…そして、できることなら彼女を……、

 

「……フッ、」

俺はどうしようもない「バカ」のようだ。

もしも、本当にそう思っているなら、俺はあの時、操縦桿を手放すことができたはずだ。違うか?

…だが、その気持ちがなかった訳じゃない。

それだけでも『影』だった頃の俺では考えられない進歩だろう。

今はそれを大事にすべきなのかもしれない。

彼女のことはまた後で考えよう。

その代わりにできることといえば、この捌け口の分からない鬱憤をレンズの向こうの男にぶつけることくらいだろう。

 

そうして俺は赤毛の男を町中追いかけ回した。

というよりも、俺にはあの男の向かっている先がなんとなく予測できていた。

 

また、これもある程度は予想していたことだが、奴は1㎞離れた場所から放つ俺の「殺気」に確かに気付いていた。

当然、体は隠していたし、逆光による照準器(レンズ)の反射にも気を付けていた。

それでも男は俺が「急所(ひたい)」を捉えると、それを躱すかのように行動パターンを変えた。

逆に予想外だったのは、奴がこちらの居場所を特定しようと慎重に(ルート)を選んでいたことだ。

賞金稼ぎ組合(ギルド)の特記事項に「狂犬につき下手な挑発は控えるように」とあったことから、もっと力任せで短絡的な男なのではないかと思っていた。

だが実際にはその逆で、こちらが狙撃するチャンスを得たかと思えば奴は遮蔽物を上手く利用して身を隠し、そう遠くない、しかし思いもよらぬ場所から出現する。

そうして移動した距離と変化する殺気の方角からこちらの場所を割り出そうとしているらしかった。

時折、こちらを挑発するかのように正確にこちらを見遣る瞬間があった。

そのせいで無駄に狙撃ポイントを往復させられたことには正直に称賛すべきものがあった。

 

仕留めるチャンスはあった。仕留める自信もあった。

だが、()()()()()()()()()()()

俺にその気がないことを気取られないように定期的に「殺気」を放ちつつ、奴との距離を保った。

そうすれば奴は必ずあそこを目指す。

その気になるまで、辛抱強く奴のケツを追い回した。

 

約8時間後、奴の足取り、目付きに変化が現れた。こちらの「殺気」を気にしなくなり、視線は目的地らしき方角をしきりに睨み付けている。

ようやく(くだん)()()()へと向かい始めたのだ。

そう確信した俺は尾行を放棄し、次の罠を仕掛けるために決闘場へと先回りした。

 

 

――――鉄クズ置き場

 

 

ギルドの仕事を受けた時にも気付いていたが、町の所々にロマリア軍の使う監視カメラ、盗聴器が点々と仕掛けられていた。

おそらく、レジスタンスもしくはそれに並ぶ勢力の取り引きを監視しているのだろう。

さらには俺自身にも直接の監視が付いていた。

ギルドとガルアーノの繋がりを考えて仕事中は放置していたが、今はそれを考慮する必要もない。

トッシュを尾行するついでに監視を撒き、ここにある監視カメラも可能な限り撤去した。

無論それで奴らの目から完全に逃れられたとは思っていないが。

 

後は、「猛獣」をコントロールするために手持ちの爆薬をシュミレーションしたポイントに設置し、奴が現れるまで潜伏する。

先回りしたことがバレないように――罠の可能性を(さと)られないように――目を(つむ)り、呼吸を深くして心拍数を落とし、「休眠状態」に入る。

慣れた行程を踏み、限りなく周囲の景色と一体化して獲物を待った。

 

 

数十分後――――、

 

「ここなら文句はねえだろ?出てこいよ!」

ドスの利いた叫び声が脳を弾いた。

「なにビビッてんだ?監視カメラのことなら心配するこたあねえよ。俺が一つ残らずブッ壊しておいたからな。」

「……」

焦ることはない。

ゆっくりと目を開き、呼吸を浅く、五感を広げる。スイッチを押すように一つひとつ稼働させていく。

「……」

平常の状態に戻した上で、さらに適量の興奮剤を動脈に打つ。

「……」

事前に回収しておいた監視カメラを手土産に、指定のポイントに付く。

 

「…よお、」

赤毛の男、トッシュは苛立ちとも高揚とも取れる奇妙な笑顔で俺の登場を出迎えた。

俺は鉄クズの山の上から奴を見下し、手土産を奴の前に放って挑発をかける。

手筈(てはず)通りに奴は刀を抜き、ズンズンと迫ってくる。

「……」

そのまま真っ直ぐ進ませるために、俺は対面の傾斜を利用して姿を消し、油断を誘った。

先程の慎重さがウソのように、トッシュは怒声を張り上げながら真っ直ぐに俺を追ってくる。

姿が見えた瞬間、威嚇射撃で足を止めさせ、予め設置しておいた爆薬に引火させる。

 

ドォォンッ!

 

まるで素人を相手にしているかのように簡単に引っ掛かった。

だが当然、それで仕留められたとは思っていない。微かに乱れる煙と奴の叫び声を頼りに一発だけ撃ち、俺は煙が晴れるまで奴の出方をジックリと見守った。

 

そうして現れた奴は、辺りの空気を一変させた。

対流しているはずの空気がガラスのように張りつめた。まるで、奴自身が放つ化け物然とした異常な気迫に身をすくませたか弱い小鹿のように。

…人が変わった訳ではない。それでも確かに、俺の感覚が捉える奴の何かがガラリと変化した。

勘繰ることに気を取られた束の間――――、

「間合いの外にいれば斬れねえとでも?」

「!?」

聞くが早いか。

次の瞬間、男は予想だにしない速度で鞘から刀を抜き放った。

 

それはまさに、尋常でない現象だった。

奴の抜刀が、()()()()()()()()

 

…そう錯覚してしまうほどに衝撃的な瞬間だった。

抜刀が描く軌跡の直線状にあるもの全てを撫で斬りにし、おおよそ10m先の地面に抜刀の爪痕がクッキリと刻まれた。

奴がヒントを口にしなければ、その一太刀で俺は致命傷を負っていただろう。

…実際は空間を斬っている訳ではなく、抜刀が生んだ、研ぎ澄まされた風圧がこれを起こしたのだろうが。

それでもそれが異常であることには変わりない。

奴がしてみせた芸当は「個体」「液体」などの原型を留めやすい物質ではなく、それこそ「吹けば形を変えてしまう」ような「気体」で岩や鉄を斬り伏せてみせたのだ。

どんな達人でも1㎝先にある木の葉でさえ傷一つ付けられない。つまり、この男もあの老魔導師に勝るとも劣らない『異能』を備えているということだ。

 

そして、奴の奥の手はそれで打ち止めではなかった。

 

飛ぶ斬撃から逃れるために後方に飛び退くと、赤髪は驚異的な脚力で瞬く間に俺の着地点まで到達した。

奴は刀を頭上に構えたまま俺を待ち構えている。

それもまた「必殺」の一撃に違いない。俺は慌てず男を狙い撃った。

ところが、狙い撃った十発の弾は一発として男に当たらなかった。そんなはずはない。男はその場で構えたままピクリとも動いていないというのに。…これもまた奴の『能力』の一つなのか?

戦闘中に考えるのはある意味、俺の悪い癖だ。それを警告するかのように、男は俺をさらなる「混乱」に(おとしい)れる。

 

「…テメエ、花は好きか?」

 

言葉が、俺の視界を(まばゆ)い一閃で塗り潰した。光の中にバラの花弁が舞い散ったように感じた、その刹那――――、

「!?」

体が、思うように動かない!?

幾多の戦場を経験してきた俺が、一度の戦闘の中でこんなにも連続して未知の現象に見舞われることなどなかった。

これが「アーク一味」が世界を相手に闘い続けられる理由なのか?!

これが、正真正銘の『化け物』なのか?!

 

それでもドーピングで研ぎ澄まされた体が辛うじて反応し、ナイフ一本を犠牲することで俺は竜の爪のような間違いなく一撃必殺の斬撃を三度、躱しきった。

……おそらく今のこの瞬間、一秒と使っていない。

どうして躱しきれたのか、説明できる。だが、同じような真似が二度できるかと問われれば、俺は自信をもって首を縦に振ることはできない。

 

――――おいおい、キサマはまだそんな「弱者」のような考えに囚われているのか?人は、まぐれで「死」を免れることはない。「生」は常にソイツの能力で勝ち取った「実力の現われ」だ。

受け入れろ。キサマは獲物の命を(もてあそ)ぶ「化け物(きょうしゃ)」の側の生き物だ

 

性懲りもなく、奴は俺に(まど)う言葉を囁く。

「………マジかよ。アレを躱せるのかよ。」

それが最後の切り札だったらしく、かすり傷一つ付けられなかった男は愕然(がくぜん)としていた。

自分でも信じられない。薬を打っていなければ体が(すく)んで殺られていた。

だが、そもそも奴の精神状態も安定していなかったようだ。赤毛はパニックに陥り、以降、太刀筋には先程の練度もなく、あしらうのにそう苦労はなかった。

 

……正直、助かったと言う他ない。

あの『必殺』を目の当たりにして俺もまた、精神的な痛手を負ってしまった。

…端的に言えば、恐怖してしまった。

もしも奴の動きが少しも鈍らなかったら、まともに戦闘を続けられなかったのは俺の方だった。

 

俺は強い。だが、世界にはまだ俺の理解の外にある「恐ろしい世界」がある。

それらを突き付けられた時、俺は常に恐怖せず、立ち向かえるか?

あの子を護ることに命を捧げられるか?

昔の俺に怖いものはなかった。だが、今はそうじゃない。

彼女に罵られた時、死者が報復してきた時、あの子が危険に晒された時。俺はどうしようもなく動揺する。

そして今、また一つ「恐怖」を知ってしまった。

…果たして、俺は、強いのか?

 

――――それが嫌なら、俺のところに帰ってこい。キサマがどういう『生き物』だったのか、思い出させてやる

 

 

 

 

「……なんで殺さねえ。」

数分後、気絶していた赤毛が目を覚まし、俺に問いかけた。

「初めから殺すつもりはなかった。」

「ハッ、なんだそりゃあ。まんまとバカにされてたわけだ。」

直に接してみるとトッシュはどこか、あの青年を彷彿とさせる気概と人柄の良さを感じさせた。

あの老魔導師よりも青年の仲間であることに納得できる人物に思えた。

そしてトッシュもまた、ゴーゲンから何の連絡も受けていなかった。

やはり自力で彼らの信頼を勝ち取れということなのだろうか。「一時の共同戦線」だと言ったあの老人の意図が掴みかねた。

 

俺はレジスタンスの作戦に参加する旨を伝え、彼は俺をアジトへ案内してくれると約束した。

だが、その前に……、

「…出てこい。出てこないなら、ここで死んでもらう。」

「ま、待って!いま出るから、撃たないでっ!」

10mほど離れた廃屋の陰に、あの少年は潜んでいた。

「…テメエ、まだ諦めてなかったのかよ。」

どうやら以前からレジスタンスを嗅ぎ回っていたらしい。あわよくば仲間に、という様子だが、どう見ても「戦える体」をしていない。

今さら新たな兵を育てるなんて非効率だ。

 

――――どうする?殺すか?()()()()()

 

「うわあぁぁぁっ!!」

「……」

懐かしさすら覚えた。

「…次は右腕だ。」

「ヒッ!」

「……」

だが、俺はそんな顔で「あの男」を見たことはない。

 

――――そうだ、キサマはいつだって俺を殺すことに必死だった

 

それが、ゴールだと信じていた。望まれない自分の命を終わらせるための、逃れられない儀式だと信じていた。それが俺の、唯一の信仰だった。

「キサマは幸せだ。化け物に生きたまま喰われる恐怖を知らずに死ねるのだからな。」

 

――――そうだ、殺れっ!

 

「……」

「ヒ、ヒィィッ!!」

「……」

そうだ。誰も呪わずに生きる道があるのなら…。誰も殺さずに進む道があるのなら、どんな恥辱も捨てて逃げるべきだ。

「ああいう小物は敵に狙われやすい。その小さな綻びが全滅を招くこともある。」

そうすれば、「誰かを不幸にする」という呪縛に囚われずにすむ。

「決めておいた方がいい。次、奴が現れた時、どうするか。…生かすか、殺すか。」

他人に人生を(むしば)まれずにすむ。

 

――――…それがキサマの抵抗か?そうしていれば俺から逃げられるとでも?…そうだな、いっそのこと、俺のように誰かに片目を(えぐ)られてみるといい。そうすれば世界はもっと単純に見えてくるはずだ

 

 

トッシュ、お前は一般人を巻き込みたくないと言う。確かに、それは今の俺なら理解できる感情だ。

だがお前は、「復讐」に憑りつかれた人間の心の内を本当に理解しているのか?

お前たちは強過ぎる。そして、()()()()()

だからお前は勝てない人間の感情を忘れてしまったんじゃないか?言葉を交わしても理解してやれないほどに。

彼らは「勝ちたい」という感情(のろい)に囚われている。他人を不幸にしないと気が済まなくなっている。

お前が彼らの命を救ったところで、彼らはどこかで自分の命を粗末にする。

「呪い」は、自分の手でなければ祓えない。人は成長しない。

あの子が自力で『悪夢』を祓うように……。

 

…もしかするとアークはそれを理解した上でこんな組織をつくったのかもしれない。強くなり過ぎたこの男に思い出してほしくて…。

だが、この男は拒んでいる。

「…アンタならどうするよ。」

「なぜ俺に聞く。」

独り最強の刀を振るい、『悪夢(トラウマ)』を寄せ付けまいとしている。

「いいから答えろよ。」

「…殺さない。」

俺はお前に教えたい。人はどうやって自分の「存在意義」を感じるのか。

「だがよ、一般人(アイツ)らは既にヤル気満々だからな。無視すれば必ず勝手な行動を取り始めるぜ?」

「適当に利用すればいい。誤魔化して戦場に出さなければ問題ない。」

それを見つけない限り、彼らはそこに誰が()(はだ)かろうと、死に場所を求めて現れる。

まるで戦場に縛られる白骨兵(スケルトン)幽霊(レイス)のように。

まずはそれを知るべきだ。

 

「…それは、アンタの家族か?」

「……」

エルク、俺はまだお前から学ばねばならないことが山ほどある。俺はお前と共に生きたい。

お前の幸せに満ちた笑顔を見なければ、死ぬに死ねない。




※興奮剤
諸々の神経に働きかけ、運動能力を向上させる薬のことです。
いわゆるドーピングってやつですね。

※狙撃距離
参考程度の話ですが、現実世界で2㎞以上離れた場所から人を狙撃したという記録があります。

※真空斬
なんでAパートの方で取り上げなかった分かりませんが…、離れた位置にいる敵を攻撃するトッシュの技の一つです。
「刀を振って真空をつくり、遠くのものを斬る」というファンタジーにはありがちな攻撃手段ですが、この過程の中には無視できない要素が多くあります。

「刀を振って真空を生み出し、20m先の敵を攻撃すると仮定する」
・この「攻撃手段(真空)」を生み出すにはおおよそマッハ840の速度(秒速288㎞ほど)で刀を振らなければなりません。
・生まれる衝撃波は半径27m以内の家屋が全壊する破壊力を持っていますが、これは刀の軌道に沿って発生するのではなく、軌道の約45度上下方向に発生します。
・衝撃波により、20m離れた地点に186dB(デシベル)の炸裂音が生じます。また、人間は130dB以上の音で失神します。
・マッハ840で刀を振ることで空気との摩擦によって刀身には117万度の熱が生じます。
・生じた熱は、20m先の体重70kgの人間へ19℃の体温上昇を与えます。 人間は6℃の体温以上で生命を維持できなくなります。
これは熱が全身にまんべんなく伝わった場合です。実際は熱を受けた側とその反対側で偏りが生まれます。熱を正面から受けた側は焼け焦げたり、蒸発したりすると思われます。

他にも何かありそうですが、私が調べただけでもこれだけの本来とは違った効果が生まれます。
シュウの言っていた「尋常でない現象」は、科学的にもまさにその通りと言えます。
(空想未来科学研究所様の「マッハ840の日本刀で空気を斬る!? 阿弥陀流真空仏陀切りの仕組み」を参照しています)

※桜花雷爆斬
トッシュの必殺技の一つです。本来、「桜花雷爆斬」は文字通り「桜」をモチーフにしているのですが、シュウは「桜」を知らないので「バラ」で例えています。

※…そうだな、キサマも誰かに目玉を抉られてみるといい。そうすれば世界がもっとよく見えるはずだ
原作のキャラクターデザインで、シュウを育てたという軍人さんは右目が眼帯になっていました。

本編とは全然関係ないですが、「アークザラッドR」でのシュウのキャラデザもそれにならったのか。
右目が眼帯になっていますね。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。