聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

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巫女の砦 その二

天井(てんじょう)に使われている石材(せきざい)風化(ふうか)が進み、(すす)で黒ずんでいる。

「……」

力だけで言えば俺は決して弱い方じゃない。介抱(かいほう)する(がわ)になることはあっても、される側になることはまずない。

そんな俺が、ここ1、2週間の内に知らない天井の下で目を()ますのはこれで何度目になる?

そして、そこには決まって胸糞(むなくそ)(わる)い『悪夢』が俺を待ち受けてるんだ。

(なか)(あきら)めるように、俺は、静かにその天井を見上げていた。

 

どうしてこうなったのかはあまり(おぼ)えてないけれど、もしかすると随分(ずいぶん)長い間眠っていたのかもしれない。

動かさなくても体の調子(ちょうし)がすこぶる良いと分かる。

ついさっきまで、『悪夢』を見ていた気もする。

それなのに不思議と心は(おだ)やかだし、汗だくになっている様子もない。

だけど……、何に対してかは分からない。だけど、「悲しい」気持ちが喉元(のどもと)に引っ掛かってるのは分かる。

ソイツが、涙は出ないくせに清々(すがすが)しい目覚めの欠伸(あくび)邪魔(じゃま)しやがる。

…ひどく、スッキリしない気分だ。

 

「オぉ、やット起きタカ。寝坊助(ねボすけ)メ。」

「……」

あと1ミリ波長(ダイヤル)の合わないラジオのような、耳障(みみざわ)りな音が俺の複雑(ふくざつ)な気分を洗い流し、「不快(ふかい)」一色に()める。

欠伸なんて、もうどうでもいい。

誰か、そのスクラップのスイッチを今すぐに切ってくれ。

「ヂーク、何でテメエが。」

ところがツいてないことに、俺の(まわ)りにはそのゴミ以外に誰一人としていなかった。

「なンジゃ、最強のワシに見守ラレテ光栄(こうえい)じゃロ?」

「…ハァ、」

職業柄(しょくぎょうがら)、ムカつく野郎(やろう)対応(たいおう)には()れているはずだった。

けれど今はそんな小さな努力さえも億劫(おっくう)に思えた。…いいや、多分、()()()()()()()()()()

『悪夢』の影響(えいきょう)なんだろうけど、このよく分からない「悲しさ」を、誰かと会話することで(まぎ)らわしたいんだろうと思う。

「ところで、ここは?何処(どこ)なんだ?」

こんな、人間でも化け物でもない鉄クズ相手でも。

 

体を起こして(あた)りを見渡(みわた)してみても、当然(とうぜん)のように、見覚えのあるものは何一つない。

どうしてこんな所にいるのかも思い出せない。

 

(まど)のない、中東(ちゅうとう)を思わせるような簡素(かんそ)石造(いしづく)りの部屋。間取(まど)りは宿屋(やどや)っぽいけど、外の情報を完全に遮断(しゃだん)した閉鎖的(へいさてき)な造りはまるで監獄(ぶたばこ)みたいだ。

そんな空間に、このクソロボットと二人きりなんて増々(ますます)息が()まっちまう。

「ククルの神殿(しんデん)ジャヨ。」

「ククル?」

聞いたこと……、あるな。

聞いたことはあるけれど、もしも俺の思い浮かべてる「ククル」がコイツの言ってるそれだってんなら、俺は今、とんでもねえ場所にいることになる。

「もっと分かりやすく言えねえのか?どこの国の、どこの町だとかよ。」

クソロボットは、俺の文句(もんく)(たい)して一丁前(いっちょうまえ)にガピガピとエラー音を()らして「怒り」を(あらわ)してやがる。

「起キテ早々(そウソう)生意気(ナマイき)(やつ)じゃ。」

「ウルセエよ。そういう情報を提供(ていきょう)することだけがお前の()()じゃねえのかよ?」

「ワシは世界最強の機神(キシん)じャゾ?」

端材(はざい)で形にしただけのガラクタのくせに。

テメエはあの遺跡(いせき)()められてた時点でもう全盛期(ぜんせいき)は終わってんだよ。

「いいから、早く現在地を言えよ。」

「ヂークベック様、オ願イシまスト言え。」

「…ぶっ(こわ)されてえのか?」

ガラクタを()(かこ)むように『炎』を出した。

「暴力反対ジゃ!」

「だったら四の五の言わずに言いやがれ。」

言いつつ、出した『炎』に若干(じゃっかん)違和感(いわかん)を覚えていた。

(あき)らかに何かの『妨害(ぼうがい)』を受けていた。

けれどそんなこととは関係なしに、以前より「(なめ)らか」というか。「()()まされた」というか。「『炎』を出している」という感じがあまりしなくなっていた。

…逆に、自分の体の一部であるような感覚だ。

これも、『悪夢』の影響なのか?

 

ガラクタは『炎』を前にしても別段(べつだん)(あわ)てた様子(ようす)も見せず、()(ぎわ)の三流悪党(あくとう)のような尊厳(そんげん)()りかざしながら答えた。

「フン!こコはスメリア国のトウヴィル村ジゃ。”白い家”デ再起不能(サイきフのう)にナッたお前ヲ、()()()()()()()こコマデ運んデきたんじゃ。()()()()()()()!感謝シロ!」

「……」

やっぱり、そうなんだ。

 

ここは国際(こくさい)指名手配犯、アーク・エダ・リコルヌの一味(いちみ)拠点(きょてん)の一つなんだ。

「ククル」ってのは一味にいる女の名前だ。

 

問題は、どうして俺が奴らに看病(かんびょう)されてるのかってことだ。

俺が気絶(きぜつ)してる間にシュウが奴らと何か契約(けいやく)()わしたのか?今の俺の置かれてる状況から、少なくとも俺は「人質」ではないはずだ。

「……」

…俺が、()()()()()()……そうだ、思い出した。

俺は、ガルアーノの施設(しせつ)(なぐ)()みに行ったんだ。…彼女を助けるために。

そして、俺は彼女と……。

 

ザッと自分の体をチェックしてみると、所々(ところどころ)に小さな火傷(やけど)(あと)があること以外、ケガらしいケガは見当たらない。五感や諸々(もろもろ)の感覚だって普段通りだ。

…いや、ほんの少し、(みょう)耳鳴(みみな)りがする、くらいか。

あれだけ爆発に巻き込まれてこの程度(ていど)後遺症(こういしょう)なら、本来(ほんらい)なら奇跡(きせき)だと喜ぶべきなんだろうけど…。

 

「皆は?」

誰もいない状況(じょうきょう)は不安ばかりが(つの)っていく。新しい『悪夢』の始まりの予感がして…。

俺が、どうしようもない疫病神(やくびょうがみ)だから…。

「オッかナい顔の野郎はイカス姉ちャント一緒(いっしょ)にロマリア国に―――、」

…コイツ、わざと言ってんのか?

ロマリアってことは、ガルアーノを追っかけてる可能性が高い。今回の案件(やま)期限(きげん)付きなんだ。多少の無茶をしてでも早めに片付けなきゃならない。

だから――アークのこととは関係なく――シュウが、いつ目覚めるとも知れない俺を置いていったってのは、まあ納得(なっとく)できないでもない。

だけど―――、

「リーザはフォーレス国に行ったゾい。」

「!?」

…フォーレス国って、リーザの故郷(くに)のことか?

リーザが、故郷に帰った?

俺を置いて?

 

 

エルク、私たちと一緒に―――、

 

 

不意(ふい)に、睡魔(すいま)が俺を(つつ)()んだ気がした。見える景色(けしき)のピントがどんどんズレて、ラジオの音が遠のいていく。

「オイ、聞いとルか?」

「…そうかよ。行っちまったのかよ。」

なんだかひどく(みじ)めな気分になった。結局(けっきょく)、この想いは俺の一方通行だったってことだ。

つまらねえ。…つまらねえし……、クソッ。

…でも、彼女のことを思えばそれで良かったんだ。俺の(そば)にいたら余計(よけい)厄介事(やっかいごと)に巻き込んじまうのは目に見えて分かってるんだから…。

シュウと別行動してるってことは、追手の方の問題も解決してるんだろう。

だから、これで良かったんだ。これで…。

ただ…、つまらねえ……

 

…クソ……

 

「……?そレヨリ、目が覚めタのならククルに挨拶しタ方ガイイゾ。ウなされトッたオ前ヲ心配しとっタカラナ。」

…コイツ、すっかりアークの一味気取りか?

まあでも、今どう動けばいいのか正直(しょうじき)わからない。

アークの裏を()いて事態(じたい)好転(こうてん)させる自信もない。

少なくとも相手は俺を殺す気はないようだし、俺は一刻(いっこく)も早く現状(げんじょう)把握(はあく)したい。

何より、早く人間と会話がしたい。これ以上こんなスクラップと二人きりで会話し続けるなんて我慢(がまん)がならない。

それに…、いくら相手が犯罪者でも礼くらいは言っておくべきなのかもしれねえ。

それだけ処置(しょち)完璧(かんぺき)だった。

 

「…ん?なんだコレ?」

ベッドから出ようと手を動かしたその時、初めて自分が何かを(にぎ)りしめていることに気付いた。

指輪(ゆびわ)?」

木製(もくせい)の指輪だ。宝石や貴金属(ききんぞく)を使った細工(さいく)はなく、何を表しているかも分からない文様(もんよう)()()まれているだけの民族的(エスニック)代物(しろもの)だ。…なんか、見覚えがあるような気もするな。

「どうしタ?」

「……」

誰かが着けてた気がする。俺の、よく知ってる人が。

「おイ、オーい。」

「……」

(ため)しに指に()めてみると、(まぎ)れもなく「俺の物だ」と思えるくらいピッタリ嵌まった。

「ワシを無視(むし)スルナ!」

「あ?…あぁ、なんでもねえよ。それより、そのククルって奴の所まで案内(あんない)してくれよ。」

指輪のせいなのか。さっきまでのささくれ立ってた気分がウソのように落ち着いていく気がした。

よく理解もしないまま、俺はその指輪を着けたままにすることにした。

 

俺は、ガシャガシャと(ひん)のない音を立てるスクラップの後に続いて長い通路(つうろ)を進んだ。神殿は俺が思っていた以上に広く、殺風景(さっぷうけい)だ。

居間(いま)寝室(しんしつ)はあるのに人気(ひとけ)は全く感じられない。

足音は()(かさ)ねた石材の隙間(すきま)に染み込んで(ひび)かない。神殿内部、唯一(ゆいいつ)照明(しょうめい)篝火(かがりび)だけが、時折(ときおり)パチパチと(まき)()ぜる音を立てている。

「神殿」だからなんだろうか。娯楽的(ごらくてき)なものが何一つ見当たらない。

「その、トウヴィルだっけ?それってのはスメリアのどの(へん)にある村なんだ?」

それどこか、生活に必要な物も(そろ)ってないように見える。

篝火のおかげで包容力《ほうようりょく》のある雰囲気(ふんいき)こそるあるけど、ひどく物静かな場所だった。

首都(しゅト)パレンシアより北北西(ホクホクせい)、約580㎞のとコろじャな。」

「…ふーん。」

その様子は、いつやって来るともしれない敵に(おび)えているようにも感じられた。

 

スメリア国は20年前まで他国との交流(こうりゅう)一切(いっさい)受け付けなかった。

そのため、科学技術の面で他国との間に大きな(へだ)たりを生んでいた。であるにも(かか)わらず、長年大国と渡り合ってきたその神秘の国を()し、人々は「精霊の国」と(たた)えた。

事実、スメリア国はどの国よりも()()()()()()(みつ)だった。

それが「利益(りえき)」に(つな)がることはほとんどなかったが、「循環(じゅんかん)」という一点においては「スメリアこそが人類(じんるい)理想郷(りそうきょう)である」と皮肉(ひにく)を言う者も少なくなかった。

 

しかし(つい)に、飛行戦艦を動員(どういん)したロマリア国により開国を命じられる。

それまでは馬が一般的(いっぱんてき)な移動手段だったスメリア国にもエンジンを(もち)いた機関(きかん)導入(どうにゅう)され、国内外(こくないがい)()わず人の流れが(さか)んになり、スメリア国は急速に発展(はってん)した。

「精霊の国」という幸福を代償(だいしょう)に。

だが、それでも(いま)だにその恩恵(おんけい)は首都周辺(しゅうへん)に限られ、辺境(へんきょう)は取り残され、過疎化(かそか)が進行している。

 

また、国が所有(しょゆう)してる大型飛行船も3、4(せき)と少ない。

表向きは独立(どくりつ)した国家であっても事実上、スメリア国はロマリア国の属国(ぞっこく)であり、「軍事力」と判断(はんだん)されるものを多く所有することは(みと)められていないからだ。

そして、この限られた機関は軍が管理しているものの、貿易(ぼうえき)や交通機関の補填(ほてん)に当てられるため、軍事作戦で使用できる機会(きかい)はほとんどない。

そういう都合(つごう)で、この村は(かろ)うじて国からの侵攻(しんこう)から(のが)れられているんだろう。

 

でも、アークの敵の根本(ねもと)はロマリア国に通じてるんだ。連中の力が(くわ)わるなら、こんな村を(つぶ)すのに大した労力(ろうりょく)は掛からないはず…。

見逃(みのが)す理由――()()()()()()()()()()()――が何かあるのか?それとも、(たん)関心(かんしん)がないだけか?

もっと言えば、世界中の賞金稼ぎだって「アーク一味」って大金を(ねら)ってるんだ。アイツらは進んで団結(だんけつ)するようなタイプじゃないけれど、目的のためなら何だってする。

俺はこの村がアークの拠点だって聞いたことないけれど、賞金稼ぎ組合(ギルド)は1Gでも賞金が掛かってりゃあ、それが(たと)下水(げすい)()(まわ)るゴキブリだって()()てまで追い詰める。

アイツらの手元にこの村の情報がないとも思えない。

…やっぱり、何か秘密(ひみつ)があるんだ。この村には。

「この村ノ周囲(しゅウい)ニハ特別(とクベツ)な『結界(ケっカい)』が()られとル。相当(ソウトウ)な使イ手でモ侵入(しンにゅう)、攻撃ハ(ムずカ)シイジャろ。」

「それは、ククルが言ってたのか?」

「いイや、クマみたいなブタみたいな(ナリ)自称(じしョう)艦長(かんちョう)ガ言っトッたんジャ。」

「艦長?シルバーノアのか?」

「ソウソウ、そレじゃソれじャ。」

アーク一味がスメリア国所有の飛行船を一機(いっき)強奪(ごうだつ)したことは知っている。

その”シルバーノア”はスメリア王家専用機のため、かなり高性能(こうせいのう)らしく、これを上回る性能の機体は現在でも数えるほどしかない。

その大きさと、白銀(はくぎん)の見た目が目立つことを(のぞ)けば、犯罪者が逃げ回るには都合の良い乗り物ってわけだ。

事実、あの船に乗った連中を追い詰めたなんて報告(ほうこく)は一度だってない。

「名前は…なんつったかな。」

「トドでよかロう?トドで。」

「……」

俺が前に賞金稼ぎ組合(ギルド)で仕入れた情報では確か、アララトス国出身のチョブリン・グルテン・ガラパゴ…なんたらかんたら13世、とにかくダラダラと長ったらしい名前だったはずだ。

自称、かつて中近東(ちゅうきんとう)のどっかにあった国の王族の末裔(まつえい)らしい。そのせいか、アークの仲間にしては強欲(ごうよく)で、戦力(せんりょく)もほとんどない。

その()わり、古代文明に(かん)する知識(ちしき)豊富(ほうふ)で、コイツの持ってる道具に古代魔法の(ほどこ)されたものがあって、それを駆使(くし)して自分の代わりに化け物を(あやつ)って戦わせてるらしい。

 

「ほれ、コの先にククルがおルゾ。」

ポンコツがその広間を()(しめ)すよりも前から、無意識に体が身構(みがま)えていた。

そこから(あふ)()る空気が、おおよそ「人」が両足で()()ぐ立っていられるようなものとは違っていたからだ。

禍々(まがまが)しい感じはしない。むしろ、禍々しいものをキレイサッパリ()(のぞ)いたからこそ存在する、浄化(じょうか)され()ぎた『聖域(せいいき)』のような、悪魔にこそ禍々しく感じられる『狂気(きょうき)』がそこにあるようだった。

「…まるで、台風の目みてえだな。」

「何言ットる。外ハ雲一ツナい快晴ダぞ。病院、行クカ?」

「……」

「コリャ、人ノ話を聞カンか!」

ポンコツを無視して進むとそこに、人の背丈(せたけ)()える七本の石碑(せきひ)(かこ)まれ、(いの)りを(ささ)げる紫髪(しはつ)修道女(シスター)がいた。




※「中東」
私たちの世界で言うトルコ、エジプト、シリア、イラク辺りを想像していただけると助かります。

※端材(はざい)
材料を使った後の残り物。不要になったもの。半端な材料。

※木製の指輪
原作のエルク専用装備「マジックキャンセラー」のつもりです。
原作でのマジックキャンセラーの解説
「炎の精霊の加護を受けた民の為の指輪。魔法攻撃に対しての防御力を上げる。」
材質の指定がなかったので、今回はより「部族」的なイメージを出すために木製にしてみました。
原作では「魔法に対する防御力が上がる」効果でしたが、私のお話では何か別の効果を付け足すかもしれません。(未定です)

ちなみに原作でのこのアイテムの入手場所はもう少し先の話になります。

※トウヴィル村~首都パレンシアまでの距離
原作の地図を参考にすると分かりやすいのですが、スメリア国は日本列島のような形をしています。
アークⅠのスメリアMAPは世界地図と同様に真上から描いてるのでそれぞれの位置が分かりやすく、
トウヴィルは青森、岩手、秋田辺り。
パレンシアは千葉、茨城辺りの位置関係だと思われます。
対してアークⅡのスメリアMAPは地表に対し斜め45度辺りの視点で描かれているためか。トウヴィルとパレンシアが非常に近い位置関係にあるように見えます。

仮にスメリアが現実の日本と同じ面積でトウヴィル=青森、パレンシア=千葉だったとすると、
千葉~青森間、約581㎞(直線距離)
  飛行船、車(時速100㎞)で約6時間
  高速バス(時速70㎞)で約8時間
  馬(一日約60㎞)で約10日間
  徒歩(一日約30㎞)で約20日間

アークⅠでアークが頻繁にトウヴィルとパレンシア城を行き来してたことを考えると、この二つの村市の間には少なくとも高速バス的な何かが公共交通機関として確立していたと思われます。

※今回は期限付きなんだ。
リゼッティ、バスコフたちの命がかかってる。おおよそ一週間。
…正直、あまり日数を把握していません。(読み返しておおよその見当はつけているんですが(^_^;))

※動員
目的のためによそから人や物をかき集めること。
兵隊を召集すること。

※属国
よその国に支配されている国。独立していない国。

※ロマリアによるスメリアの開国
黒船みたいな感じかなと。

※チョンガラの正しい(公式)フルネームは、
「チョブリン・グルタン・ゴー・ガラッハ・ドブラン・ダダ13世」です。
エルクは腐ってもデキる(ハンター)なので、注意しておくべき手配犯の名前(情報)は暗記しています。
ただ、面倒くさがり屋でもあるので、どうでもいいこと(笑)はあまり憶えようとはしません。

※修道女と巫女
ククルは誰が何を言おうと「巫女」さんなんですが、
エルクは一応、アルディア(アメリカイメージの)出身なので、「巫女」よりも「修道女」って発言が正しいのかな…、と無駄に設定にこだわろうとする私(笑)

※人の背丈を越える七本の石碑に囲まれ~

文字は読めませんがおそらく「七勇者」の名前が彫ってあるのではないかと。
七本の内、一本だけ折れていました。……本当におそらくですが、これは「ゴーゲン」の分の石碑ではないかと。
ネタバレになるので詳しいことは省きますが、この七本の石碑にはそれぞれの勇者の『力』のこもっていて、一つの効果を生んでいるんだと思います。
その中でゴーゲンだけはアークⅠで「ラリュウキと共に封印される」という「途中リタイア」みたいな形で勇者一行から外れているので、石碑の作成時に十分な『力』がなく、「効果」に対する負荷に耐えられなくなったのではないかと……ホント、多分ですけど(笑)

※石碑(せきひ)
↑(上記注釈の続き)なので、石碑には「墓石」の意味もありますが、どちらかというと「オベリスク」のような宗教的意味合いのあるオブジェだと思います。

※紫髪(しはつ)
そんな言葉はありません。ただ「むらさきがみ」という語呂の悪さが気に入らなかっただけです(笑)

※言葉遣い
ゴーゲン、チョンガラ、ガルアーノ、アンデル、ヂークベックetc.……ジイさん言葉って、思ったよりセリフで個性を出すのが難しい(^_^;)

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