聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

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始まりの魔女 その二

進めば進むほどに、洞窟(どうくつ)の中は、地表の雪が()()るように冷気が(ただよ)い、一遍(いっぺん)の光も()さない闇がより寒さを際立(きわだ)たせていた。

しかしそこは―――霊峰(れいほう)カルミオに抱かれた洞窟の最奥部(さいおうぶ)は―――、そんな雪山の当然(とうぜん)気質(きしつ)を忘れさせるような、春うららなロウソクの光で少女たちを(むか)()れた。

 

それは薄明(うすあか)程度(ていど)の光でしかないけれど、片手に(おさ)まる明かりしかなかった道すがらを思えば十分すぎる明るさだった。

(ばけもの)」たちも気兼(きが)ねなく出入りできる程度の。

そう、そこは(れっき)とした「化け物の巣窟(そうくつ)」。

であるにも(かか)わらず、そこはもはや立派(りっぱ)邸宅(ていたく)一室(いっしつ)様相(ようそう)(てい)していた。

適度(てきど)()(はな)たれた空間には白と黒のタイルが規則(きそく)正しく()()められ、細部(さいぶ)まで丁寧(ていねい)造形(ぞうけい)された柱が守護者のごとく部屋の四隅(よすみ)から訪問者(ほうもんしゃ)を見下ろしている。

さらに、彼女を迫害(はくがい)した教会を模倣(もほう)するかのように、(つや)のある真っ赤なカーペットが部屋の中央を(りん)と走る様は、宿主(やどぬし)の生き様を(えが)いているようにも見て取れた。

そして、そんな洞窟の主人は精巧(せいこう)なアンティーク調(ちょう)のテーブルにヒッソリと腰掛け、(きら)めく燭台(しょくくだい)に最後の光を(たく)し、いついかなる時も訪問者のために目を(ひら)いていた。

 

「こんにちは、リーザ。小さな魔女さん。」

 

洞窟の(ぬし)、魔女クレアは安価(あんか)素材(そざい)の赤い肩掛(かたか)けに青のスカートといったとても質素(しっそ)身形(みなり)をしていた。

彼女が伝説の魔女だというのがウソじゃないのなら、彼女は今、3000歳を()えていることになる。

『魔女の力』を宿(やど)しているとはいえ、その体は人間と同じなはず。

…3000年を生きた人間。

その人に会うまで私は、私の知ってるお(ばあ)さんの、その先にあるだろう―――(おぞ)ましいかもしれない―――人の姿が待ち受けてるのだと思って身構(みがま)えてた。それなのに…、

 

(はだ)象牙(ぞうげ)色で少し血色が悪い。それ以外は本当に何処(どこ)にでもいるようなお婆ちゃんだった。

人当たりの良い口調(くちょう)だし、とても「魔女」として(さげす)まれてきたような人には見えない。

もしも、伝説の魔女だってことを証明(しょうめい)するように(せま)られたら、頭頂(とうちょう)()わわれた髪の毛を(つつ)むモブキャップが…、ううん。()()()()()()()()っすらと光っていること以外に指摘(してき)するところはないように思えた。

 

「こんにちわ。…私のこと、知っているんですね。」

パンディットは少しも警戒(けいかい)していない。「伝説の魔女」なのか(うたが)わしいくらいにリラックスしてる。

「そりゃあね。伊達(だて)に長生きはしちゃいないさ。」

真紅(しんく)のテーブルクロスで(いろど)られた長机(ながづくえ)の真ん中に、人の頭ほどもある水晶(すいしょう)があった。

(かす)かに、室内の光が反射(はんしゃ)して私の姿が(うつ)ってる。

その(かたわ)らには片耳(かたみみ)にロザリオを(かざ)った、灰色の()に黒の(しま)の入った仔猫(こねこ)が丸まってる。

「…貴女(あなた)が、聖母(マザー)・クレアですか?」

「影」は彼女をそう呼んでいた。

あの子たちは洞窟の番人なのかもしれない。けれどもそれは彼女を(した)ってしていることであって、決して『()いられて』はいなかった。

その上、あの子たちには騎士(ナイト)のように()るぎない忠誠心(ちゅうせいしん)もあった。

それらが、その呼び名に込められてた。

けれども、彼女はそれを了解(りょうかい)しているのか、していないのか。

「”マザー”なんて、堅苦(かたくる)しい呼び方はよしておくれ。ただの”クレア”で十分だよ。」

やんわりと私の言葉を訂正(ていせい)した。

「クレア、さん…。」

 

「ホラホラ、そんなに(かしこ)まらないで。私に用事があってわざわざこんな所までやって来たのでしょう?遠慮(えんりょ)せず、話してごらんなさい。」

私よりも長生きなのに。

私よりも恐ろしい『魔女』のはずなのに。

私のように『魔女』を()(あま)しているようには見えない。

本当に…、『魔女』かどうか(うたが)いたくなってしまうくらいに優しい表情をしてる。

「…それじゃあ、クレアさん。一つだけ、聞きたいことがあるんです。」

「なんだい?」

「私は、他の人たちと…、『魔女』でない人たちと一緒(いっしょ)にいてもいいんでしょうか。」

 

私は、できれば最期(さいご)の時までエルクと一緒にいたい。

最近は『魔女の力』に耐性(たいせい)のある人たちばかりと一緒にいて忘れがちだけれど、私の『力』は多かれ少なかれ皆の理性を(こわ)してしまう。

もし彼が、私が傍にいることを許してくれたとしても、今回のリッツみたくオカシクして危険に(さら)してしまうのなら、私は……。

 

卓上(たくじょう)にあるロウソクの火は微塵(みじん)()れない。

まるで彼女の心を(うつ)しているかのように(おだ)やかに()え、気のせいか。その小さな火が、この広い部屋全体の暖気(だんき)(たも)っているようにも感じられた。

「…そうだねぇ。」

きっとお婆さんは今、私が口にした「魔女の呪い」を頭の中で反芻(はんすう)させてる。

(うつむ)き、ゴロゴロと(のど)を鳴らす愛猫(あいびょう)()でながら彼女の中の「何か」と対話(たいわ)してる。

そうしていなきゃ、(おさ)えられない「何か」。

そうしていないと、()(かえ)してしまう「何か」。

私はそれを知ってる気がする。

だからこそ、そんな彼女たちの姿は、まるで自分たちの姿を見ているようにも思えた。

 

だって、貴女(あなた)は私と同じ『魔女(ばけもの)』なんだもの。

そんな貴女は永い年月をかけてこの洞窟に(こも)ることを(えら)んだ。

私はその理由が、「クレア」という「『魔女(わたし)』の未来」が知りたいの。

知っておきたいの。

私はそんなに強くないから。

知っておきたいの。

彼の前で、私が(くる)ってしまわないように。

 

そうして時間を掛け、葛藤(かっとう)から抜け出して(おもて)を上げたかと思えば、彼女の口からは期待(きたい)(はず)れの言葉が返ってきた。

「アナタはどう思うかしら?」

「え?」

「リーザは、”魔女”は”人間”と上手(うま)くやっていけると思うかい?」

どうして私に聞くの?聞いているのは私じゃない。

どうして皆、答えを(はぐ)らかすの?

「……」

どうせ皆、言うことは一緒(いっしょ)

「私の道を決めるのは私でしかない。必ずしも『魔女』の道を歩くとは限らない。」そういうことが言いたいんでしょ?

結局(けっきょく)、皆、答えを知らないんだわ。

未来は混沌(こんとん)としていて、皆、その時々の信念(しんねん)(したが)って歩いてるだけ。

自分でも偏屈(へんくつ)なことを言ってるっていうのは分かってる。

でも、だったら、どうして皆、答えを知っているような素振(そぶ)りをするの?

 

私たちが期待すると知ってて…

 

「怒っているのかい?」

伝説の魔女は私の沈黙(ちんもく)を見て笑っていた。

「だったらヒントをあげよう。」

性懲(しょうこ)りもなく「素振り」を見せてくる彼女が嫌。

チリチリと()(くさ)い私の気持ちを「神母(マザー)」として抱きしめようとする。

それも、嫌。

貴女(あなた)はずっと洞窟(ここ)で生活してる」それだけで答えはもう分かりきってるじゃない。

私はただ、貴女の口から「(あきら)めの言葉」を聞きたいだけなのに。

貴女たちは子ども(わたし)たちに無駄(むだ)に期待して、無駄に優しく(せっ)しようとする。

それが、嫌。

 

「リーザは、人間に(がい)(およ)ぼす化け物たち(すべ)てを(ほろ)ぼそうと思うかい?」

「……」

聞こえない振りをした。

まんまと(さそ)いに乗って、()()きた答えに振り回されないように。

「アナタの言いたいことはよく分かっているさ。私もそう思う時期(じき)はあった。でもね、求める答えはね、他人から()るのと自分で得るのとではその意味合いは大きく変わってしまうんだよ。」

「……」

「その人が汗水流して初めて”労働(ろうどう)”が(みと)められるように。私はアナタの”労働”を少しでも価値(かち)のあるものにするために、働く場所を提供(ていきょう)することしかできない。答えを見つけるための手助けしかしてあげられない。」

「……」

少し、納得しようとしている自分が嫌だった。

彼女の言葉にもっともな中身を見つけた気になろうとしている自分が鬱陶(うっとう)しい。

 

だから、扉の向こう(がわ)にいる、お婆さんたちの言う答えを理解した気になってる”私”のノックを無視した。

だって「愛」とか「努力」とか「真実」なんて言葉を使われても、結局それが何なのか私には分からないんだもの。

雰囲気(ふんいき)や感覚でしか理解できないんだもの。

私は「ソレ」がどういうものなのかハッキリと知りたいの。

じゃないとまた、私は誰かを壊してしまうから。

 

なのに……、

それなのに、扉の向こうの”私”が気になって耳を(そばだ)ててる私がいる。

…もう、自分が何を考えてるのかもわからない。

 

もしかしたら、知らない間に私は彼女を(にら)みつけていたのかもしれない。

茶番の台本を突き付けられて顔を赤く()めていたのかもしれない。

クレアお婆さんは一つ()(いき)()き、(とびら)(かぎ)を二本、私の前に(なら)べてみせた。

「リーザ、アナタは今回、今まで心の何処(どこ)かで引っ掛かっていた違和感(いわかん)をより強く覚えたんじゃないかい?」

「…違和感?」

何が言いたいのかピンとこなかった。

それに、私はまだこの『力』がどんなものかハッキリと分かってない。

だから何がオカシクて、何が正しいなんて自覚(じかく)もない。

「あの少年のことさ。」

 

言われてそれと気付いた瞬間、私は彼女への嫌悪感(けんおかん)が強まったのをハッキリと感じた。

だって、それは私の中で一番生々(なまなま)しい『悪夢』のような出来事(できごと)だったから。

「…リッツ、ですか?」

もちろん、リッツを悪く思ってのことじゃない。ただ、あの子のあの姿こそがこの『魔女の力』と()()()()()()()()を見ているようで…。

 

「もしも『魔女の力』がアナタの言うような、ただの凶悪(きょうあく)な力なのだとしたら、あの子があの過酷(かこく)な戦場に足を()()れたと思うかい?…いいや、そんなことはなかっただろうね。それだけ、私たちの心を『掌握(しょうあく)する力』は強力なんだ。」

だけど、リッツは『私の言葉』を無視した。

とても普通の少年少女には()えられないような仕打ちを受けながら。

でもそれは――結果(けっか)がどうあれ――、『魔女(わたし)』があの子をオカシクしてしまったから…、なんだよね?

自分の命も危ないって分からなくなってただけ。そうでなんしょ?

「それでもアナタを想って、(かな)うはずのない相手にも立ち向かった。どうしてだか分かるかい?」

私は思うままに答えた。

けれどそれは間違いだとでも言うように、お婆さんはそこで話を区切(くぎ)らなかった。

「今までにも()たような経験(けいけん)がなかったかい?その、あらゆる命を『従えてしまう力』でも支配(しはい)できない瞬間に立ち会ったことがなかったかい?」

「……」

確かに、思い返してみればそんな()()()()()が何度かあったかもしれない。

 

フォーレス国に到着(とうちゃく)した時、私はチョンガラさんのアドバイスを無視して()(さき)にホルン村へ向かおうとしたら、ケラックたちが私に意見してきたんだった。

パンディットに(いた)っては、私の思ってもいないことをすることが多くなった気がする。

 

…それに――これは忘れようとしたって忘れられない――、

エルクと二人でプロディアスに逃げていた時、彼と初めてケンカした時、それでも彼は私を護ろうと抱きしめ、()けだした。

あの時、私は彼を何度も『拒絶』したのに、彼は(がん)として私を(はな)さなかった。

戸惑(とまど)いばかりだった。

私の『言葉』が(とど)かないことも。私の『正体』を知っても私を護ろうとする彼のことも。

だけどそれにも()して、彼の力強い腕に抱かれてた、あのほんのひと時の間、私は彼の中に()けていくような、気味が悪いくらいの幸せを感じてた。

 

……ほんとうに幸せだった。

 

「それこそが、『魔女の力』の本質なんだよ。」

「…よく、わかりません。」

ゴーゲンさんは…、”愛”だって言ってた。

支配することも、戦争をすることも。世界で起こってること全部、”愛”がそうさせてるんだって。

私の『力』もそんな”愛”の一つ。

でも、だとしたら、私の『言うこと』を聞かないことがどう『私の”(ちから)”』に(つな)がるの?

パンディットは?

この子の『声』は日に日に私と「対等(たいとう)」になっていってるような気がする。

 

「私たちの『力』は、彼らに私たちへの”愛”を()()()()()()()()。」

私が本当に欲しい答えの時とは打って変わって、お婆さんはスラスラと『魔女(わたし)たち』の正体を(かた)る。

だけど、そうして出てきたお婆さんの言葉は、繰り返せば繰り返すほど私たちの存在をただただ(むな)しくさせていく。

 

想像(そうぞう)する。

―――整然(せいぜん)と並ぶ棺桶(かんおけ)に恋する女。

―――一人ひとり、(くび)り殺してその耳元で「愛してる」と(ささや)く女。

家族や恋人のような「本物の愛」は強要(きょうよう)して()られるものじゃない。

だったら、()()()()()()()()に”愛”を語りかけることで、あたかも”愛されてる気分”になってる。

「強要」ってそういうことでしょ?

…とても、気味の悪い女だわ。

それに、とても(あわ)れな女だわ。

 

だから貴女はこんな「洞窟暮らし」をしているの?

(こわ)れた”愛”に嫌気が()して。

 

私は教えてもらえない「答え(けつろん)」ばかりを頭の中で(めぐ)らせた。

お婆さんの用意した鍵には目を向けず、扉に耳を当てて向こう(がわ)の私の息遣(いきづか)いばかりを気にしていた。

そんな私を(さと)すように、お婆さんは私に殊更(ことさら)ゆっくりと話して聞かせた。

 

「だから、すでに”アナタを愛している人”には効果(こうか)がとても(うす)い。と言うよりも、()()()()()と無意識に私たち自身が判断(はんだん)しているんだろうね。」

私を愛しているから?

だからリッツはあんな無理をしたの?

それが私への”愛”を証明(しょうめい)するものだから?

 

机の上の仔猫が大きな欠伸(あくび)をしてみせた。

 

「そんなの、嫌だ。」

私を”愛すること”でしかこの『力』から逃げられないなんて、そんなの理不尽(りふじん)()ぎる。

「そう言うんじゃないかと思っていたよ。」

お婆さんの表情が――初めて――(わず)かに(くも)り、入り口で(ひか)えてる化け物に何かを『命令』した。

「色々遠回しな言い方をしてきたけれど、結局はただの”(さび)しがり屋”なんだよ、『魔女』なんて生き物はさ。」

…ただの、赤ちゃんだわ。

(となり)で彼がどんどん大人になっていくのに、私だけいつまでも()(かご)の中で誰かがあやしてくれるのを待ってる。

棺桶に(かこ)まれて、「愛して」と(わめ)き続けてる。

「…そんなの、嫌だ。」

 

すると、お婆さんの『命令』を聞き届けたヘモジーと同じ種族(しゅぞく)の、一回(ひとまわ)り小さな大男が一つの果実(かじつ)を持って帰ってきた。

 

瑞々(みずみず)しいまでの、真っ赤な果実を。




※「影」→原作の「ブラックレイス」のことです。
※ヘモジーと同じ種族の、一回り小さな大男
→原作の「野生ヘモジー」のことです。ヘモジー系統で一番ランクの低い種族です。
(本編では、読みにくくなることを避けるため、チョンガラの召喚獣のヘモジー以外を極力「ヘモジー」と表記しないようにしています。)

ちなみに、チョンガラの召喚獣のヘモジーは「主要キャラクター」扱いなので「モンスター」よりも多くアイテムを装備できるからか。攻撃力と防御力のステータスは低めですが、習得する特殊能力(魔法)を見ると、一部ではありますが「マスターヘモジー」や「キングヘモジー」(ヘモジーの上位種)と同じものがありました。
だからなんだという訳ではありませんが、召喚獣のヘモジーはヘモジー系の中でも上位ランクのモンスターなんじゃないかなと思ってみただけです(笑)

※霊峰カルミオ
原作にはない設定です。
原作で位置説明をするのなら、「マザークレアの洞窟」に設定された場所の山のことです。
「カルミオ」は原作のmap、「カルミオの丘」から取りました。

※真っ赤なカーペットが部屋の中央を凛と走る様
いわゆる「バージンロード」のことです。
ここで書くべきか迷いましたが、気になる解説を見つけたのでそれだけ載せておきます。

”赤く染められたバージンロードには「精霊の祝福」と「命を共にする深い愛」という意味があります”
だそうです!
なんとなく関連性があるように思えますね。

※頭頂で結わわれた髪の毛を包むモブキャップが…、ううん。キャップの中身が薄っすらと光っている~

……こればっかりは、何を表しているのかよく理解できませんでした。
書くかどうかも迷いましたww

原作の「マザークレア」のイラストで、モブキャップのような、ナイトキャップのような、zun帽のようなものを被ったクレアの頭部が電球のように光っているような描写がされているのです。
…天使の輪っか的な?
魔女の輪っかとでも?(もしかして、すでにお亡くなりになられてたりする?)
……まあ、そんな風に受け取って頂いて大丈夫なのかと思いますm(__)m

※モブキャップ
18世紀にヨーロッパで流行したモスリン製(木綿や羊毛を使った織物)の婦人帽の一種です。
頭をシュウマイのようにすっぽりと覆い、その縁はフリル加工されているものですね。
ナイトキャップ(寝る時にかぶる帽子)、メイドキャップなどの原型でもあります(多分)。

今では工場で働く際の作業着であったり、美容用品の一つだったりします。
zun帽というのは…、アレですよww(この作品って著作権ってあるんだっけ?)

※ロザリオ
西洋の数珠のようなものです。本来、十字架が付属しています。
「ブレスレット」と表現すると「数珠」のイメージが湧かないし、「腕輪」もなんか違うかなと。
何より、フォーレス編は「宗教」が注視されている感じがあったので、もう「ロザリオ」の方がいっそ雰囲気が出て良いかなと思ってしまいました(笑)

ちなみに、猫ちゃんは原作の「マザークレア」のイラストでマザーの膝の上に抱かれて描かれてます。
シャレオツなリボンなんかも着けてますが、省略しました(笑)

※聖母(マザー)
キリスト教(カトリック)において、”神父”のことを「ファーザー」といいますが、「マザー」は”女性の修道院長”のようにそれ自体を指す日本語がないみたいです。
なので、仮に「聖母」と表現しました。

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