聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

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潮騒の家 その三

――――クレニア島、鍛練(たんれん)の岩場

 

天を()くような岩が、さながら森の木々ように()(なら)んでいる。

風を(はば)み、(まね)き入れた光を外へ()らさない土色の森は、(みにく)い姿の獣たちを()()らしてきた。

そして、獣たちのマーキングは森の外の住人を寄せ付けない。

すると、いつしかそこには多くの「秘密」が持ち込まれるようになっていた。

ここで()れた「秘密」は一切(いっさい)公言(こうげん)を許さない。また、獣たちに(はば)まれ、「秘密」そのものが成立する可能性も高くない。

これらの危険を()(くぐ)り、苦悩(くのう)(かか)えて日々を生き残ることは(やさ)しくない。

強い心身(しんしん)を持った人間でなければ、その命を(まっと)うすることはないだろう。

そういう意味を込められ、この岩場は名付けられた。

 

そして、この時期もっとも多く持ち込まれる「秘密」は、人の目に(さら)すことのできない倫理(りんり)(はん)した本物の決闘(けっとう)

「大会」などという用意されたものでは満足できない、純粋(じゅんすい)頂点(ちょうてん)渇望(かつぼう)する者たちがここで非公式の殺し合いを()(ひろ)げている。

しかし、大会は開催(かいさい)され、準決勝と決勝だけが残された今、この岩場を()()()()()()()()()()()大会を勝ち残った者を置いて他にいなかった。

 

 

そこに、森の住人と見紛(みまご)うばかりの容姿(ようし)を持つ黒い巨人の姿はあった。

ヒグマのような巨躯(きょく)でいて毛皮はなく、戦車のような(はがね)をその身に宿(やど)しつつ血の(かよ)った、見る者を(おのの)かせる()()()()()()()を持ったものが。

 

何も知らない人間が彼を見たなら十人が十人とも、彼を「人間」と呼ぶことを躊躇(ためら)うだろう。

その()まわしさを(あらわ)すかのように、銃創(じゅうそう)裂傷(れっしょう)()(きず)、あらゆる傷が彼の体を()()くしている。

しかし、それは彼が望んで自らを(おとし)めてきた結果なのだ。

(きた)え、(みが)()げた強靭(きょうじん)な肉体はあらゆる者を護るための(たて)であり、あらゆる者を()(はら)うための(ほこ)

そうである必要性に()られ、(したが)い、自らを犠牲(ぎせい)にして生きてきた。

 

「ではグルガ殿、この条件で相違(そうい)ないな?」

数人の黒づくめが巨人を()(かこ)み、彼に必要性を問いただす。

「あぁ、問題ない。」

「くれぐれも、約束を(たが)えてくれるなよ。」

「戦士に二言はない。」

巨人は傷つくことを(いと)わない。

一度たりとも、彼を敗北(はいぼく)させたものがいないからだ。

 

(いく)百の銃弾(じゅうだん)も、彼の(ひざ)()ることはなかった。

幾千の悲鳴も、彼の心を(くじ)くことができなかった。

彼は幾万の傷を抱え、それでも前へ前へと進み続けることを止めない。

何かを勝ち取るために。

誰かを護るために。

 

彼は傷つき続けた。

 

「それを聞いて安心したよ。」

彼の性格を知る黒づくめたちは巨人を解放し、森を後にした。

 

――――数時間後、クレニア島「カジキ(てい)

 

()(かたむ)き、海が少し(あか)()まり始める頃。黒づくめとの取り引きを()ませ、気落ちする私をあの子が予想外の形で出迎(でむか)えてくれた。

 

……エレナ、歌っているのか?

 

その歌声は小さく(つたな)いが…、心に(ひび)く。

私を育ててきた故郷(こきょう)の歌とは()ても似つかない。それなのに、こんなにも胸に()みるのはなぜなんだ。

 

ふと、日没(にちぼつ)が目にしみた。

 

「家」を(うば)われたあの子の過去と、懸命(けんめい)()ばたこうとしているあの子の未来(うた)が私の脳裏(のうり)(よぎ)り、胸を焼いた。

 

私は罪深い男だ。そして、あの子はとても優しい子だ。

 

……(いと)おしい。だが、それゆえに苦しい。

 

もう少しだけ、待っていてくれ。

その羽を(なお)し、私が(かご)の扉を開ける決心がつくその時まで……。

 

 

 

「おぉ、グルガ。帰ったか。」

「……これは、エレナなのか?」

あの子を傍に置いて5年になるが、こんな声で歌ってみせたことは一度もない。

「良い声だろ?あの妖精が教えてるのさ。」

「妖精?なんだそれは。」

聞き返すと、海で見つけた青髪の女のことをガーレッジは自慢(じまん)げに話した。

「…危ない(やから)ではないのだな?」

「ハハハ、バカなことを聞くんだな。お前が大丈夫だと言って連れてきたんだろう。」

「…そうだったな。いや、万一(まんいち)にもと思っただけだ。」

……無意識に、白い(はだ)勘繰(かんぐ)ってしまう。私の悪い(くせ)だ。

「イイ女だったよ。気が強くてユーモアがある。」

ガーレッジの声量(せいりょう)増々(ますます)大きくなり、好意が顔に表れていた。

「まるでアンタの奥さんだな。」

「そうか?…いいや、そうだな。そういうことにしておこう!」

ガーレッジは大声で笑い、妖精の話を打ち切った。

 

「ところでグルガよ、仕上がり具合(ぐあい)どうだ?上々(じょうじょう)か?」

「問題ない。明日も快勝(かいしょう)してみせるさ。」

(こぶし)で力強く胸を鳴らしてみせると、ガーレッジは満足げに(うなず)いた。

「不思議なものだな。お前の言葉は他の誰よりも力強く、信頼(しんらい)できるよ。」

信念(しんねん)だよ、ガーレッジ。あの子を護るという気持ちは誰にも負けない。それが俺に(じゅう)(おの)にも負けない拳を(あた)えてくれる。」

ガーレッジは妖精の時と同様に笑ってみせ、私の背中を何度も(たた)いた。

「私はお前のそんなところが大好きなのさ!」

……「期待(きたい)」は星の数ほどに出会ってきた。だが、()()ぐな「好意」はどう対処(たいしょ)したものかわからない。

だから(いま)だに、

「ありがとう。」

としか答えることのできない自分がいる。

こういう返答しかできない私の生き方は()たして「人間」として正しいのだろうか?

屋上(おくじょう)から響くあの子の声が私にそう問いかけているようにも感じられた。

 

 

――――カジキ亭、屋上

 

「そうだよ、エレナ。いい調子(ちょうし)。」

座り込む私の腕の中で、エレナは朝焼けを歌う小鳥のように上機嫌(じょうきげん)(さえず)った。

「お姉ちゃん、私、こんなに風が気持ち良いの初めて。」

町が島の傾斜(けいしゃ)沿()うように()てられいるお(かげ)潮風(しおかぜ)(さえぎ)るものはなく、温暖(おんだん)気候(きこう)は潮風を心地好(ここちよ)く感じさせてくれる。

「そうだろ?鳥が卵の(から)(やぶ)らないと羽を広げられないのと(おんな)じさ。広いひろい”外の世界”を感じれば感じるだけ歌は上手(うま)くなるんだよ。」

(ほお)()でるそよ風はエレナの声を島の上へ上へと運んでいく。

まだまだ下手(へた)くそなのに、その囀りは(よど)みなく、歌は天国まで(とど)いているようにも感じられた。

 

……だったらさ。なあ、エレナ?私の()わりに歌っておくれよ。

今の私には無理だからさ。

アイツに、私は元気だって、(つた)えてくれよ。

 

「……お姉ちゃん、泣いてるの?」

歌うの止め、エレナはべそをかく私を見上げた。

「感動したんだよ。アンタ、いい声で歌うじゃないか。」

「…ありがとう。…でも、泣いてるお姉ちゃんは…、なんかイヤだな。」

私の腕の中でもぞもぞと体勢(たいせい)を変えると、エレナは私の胸に小さな頭を押し付けながら言った。

「そうだね。アタシも笑ってるアンタの方が好きだよ。」

ミレントに飯の時間を()げられるまで、私たちは潮風に吹かれ、温め合った。

 

 

――――カジキ亭、グルガとエレナの部屋

 

「……アンタがグルガかい?」

部屋に戻ると、大きな黒い亡霊(ぼうれい)のような男が私たちを待っていた。

「お父さん、お帰りなさい!!」

エレナは(つえ)を走らせ、大男へと()()っていく。

思わず私は気の(くる)ったエレナを引き止めようとした。

だけど、その不気味(ぶきみ)な顔に浮かべる表情がミレントやガーレッジの言うように、(うたが)いようのない「良い奴」のそれだと気付くことで、私はその手をどうにか引っ込めることができた。

「ああ。君のことはガーレッジとミレントから聞いている。娘の相手をしてくれてありがとう。」

さらに、危なげなく飛び込んでくる女の子を受け止める大男の声が、その表情に(いつわ)りのないことを証明(しょうめい)していた。

 

「なに言ってんだか。助けてもらったのはアタシなんだから、礼を言うのもアタシの方だろ。」

肌の色はさて置き、一目見てこの男が島の外の人間だってことが理解できた。

その服装(ふくそう)も、()居振(いふ)()いも、明らかに()()()()()()()()()

服から(のぞ)()れた肌と(くせ)のある所作(しょさ)途上国(とじょうこく)特有の臭いを隠し切れていない。

そして、ゆとりのある服の上からでも分かる大男の常軌(じょうき)(いっ)した筋肉は、どう考えても「私たち」には不必要なものだった。

 

「化け物」とは言わない。確かにこいつは「人間」だ。

だけど、ミレントの言うように「普通」でもない。

 

「人助けは当然だ。誰でもそうしたさ。」

「そうかい。じゃあ、アンタの言葉もありがたく(もら)っとくよ。」

「エレナ、歌を教えてもらったのだろう?お前も礼を言いなさい。」

大男は(かが)み、女の子と視線を合わせると、やはり大男らしからぬ優しい声色で女の子を(しつ)けた。

「うん。ありがとう、お姉ちゃん!私、もっとたくさん練習するから。」

「ハハ、そうだね。アンタなら良い歌手になれるよ。」

「シャンテみたいに?」

「アタシなんかよりもずっとさ。だろ?」

アタシは父親(おおおとこ)(ため)すような言葉を投げ掛けた。

大男は一瞬、私の問い掛けに言葉を()まらせたけれど、(ふところ)の女の子が自分の言葉を待っていると気付くとすぐに頭を撫でながら「そうだな。私もそう思うよ」とだけ答えた。

 

……私は他人を評価(ひょうか)できるほどできた人間じゃないけれど、それでも彼は素敵(すてき)な父親だと思えた。

言葉少なでも、その一言は(つぼみ)(ささや)きかける雨のように優しく、温かい。

大きな体に(あず)けた女の子の顔が、月も(のぼ)ろうかとしている時分(じぶん)燦々(さんさん)と花を咲かせてしまうくらいに。

「こら、エレナ。お客さんの前だぞ。」

「あ、ごめんなさい!」

そんな、無作法(ぶさほう)()じる顔さえ愛らしい。

「気にしないどくれよ。アタシはすぐに退散(たいさん)するからさ。」

二人の()()りが「ごっこ」でないことに満足したのか。それとも…、嫌気が差したのか。

私は足早(あしばや)に部屋を後にしようとしていた。

そんなアタシの背中に「…ご飯、一緒(いっしょ)に食べないの?」というずる(がし)い声が投げ掛けられる。

「…悪いけど、まだ腹が()ってないんだよ。だから後でゆっくり(いただ)くことにするよ。」

「そう…。」

エレナはあからさまに(さび)しげな顔を浮かべ、私を(こま)らせた。

さらに、エレナを抱くグルガが私に向かって口を開こうとしているとなると、私は迷わずにお休みの挨拶(あいさつ)()()した。

「それよりエレナ、明日も歌、教えてあげるから。今日、言ったこと忘れちゃダメだよ。」

「…うん、わかった。絶対だよ!」

「ああ、約束するよ。…お休み。」

「おやすみなさい。」

エレナは好きだし、ミレントとも仲良くやりたいと思う。

でも私は……、一人がいいの。

 

 

――――数時間後、「カジキ亭」、シャンテの部屋

 

エレナを寝かしつけたらしいグルガが(たず)ねてきた。

アタシはガーレッジに用意してもらった赤ワインを片手に彼を出迎える。

「体はもう大丈夫なのか?」

「ああ、なんともないよ。そもそもアタシは他人(ひと)とは体のつくりが違うのさ。上空1万メートルから落ちたってこの通り。」

アタシは()えて自分の危険性を分かりやすく口にした。

彼は明らかにアタシを警戒(けいかい)しているからだ。

けれどもこの大男はアタシの意味深(いみしん)な発言には触れてこなかった。

「君は何かの(あらそ)(ごと)渦中(かちゅう)にいる人なのだろう。それは理解した。だが、それ以上詮索(せんさく)するつもりはない。」

(ほう)っておくのかい?アンタ、”ブラキアの英雄(えいゆう)”なんだろ?アタシみたいな人間を見過(みす)ごしておけばどうなるか。それが分からないほど頭が弱い訳でもないんだろ?」

「……」

その(こぶし)(にぎ)りしめられたまま沈黙(ちんもく)している。その気になれば一振りで私の顔を(つぶ)せる鉄球が、私の挑発(ちょうはつ)にも乗らず、眠りこける羊のように大人しくしている。

「確かに私は祖国(そこく)のために戦った。だが、(だん)じて”英雄”などではない。だから君を”悪”として(さば)くような人間でもない。」

なるほど。

この男は、典型的(てんけいてき)な負け犬だ。

自分で(きず)いた死体(せんそう)直視(ちょくし)するのが恐くなって逃げ出した、敗残兵(はいざんへい)よりもみっともない男。

形は(ちが)えど、エレナもその地獄絵図の一枚ってわけだ。

 

「今の私はエレナの養父(ようふ)でしかない。だから、私に(かか)わりのないことであの子を傷付けたくもないんだ。……(たの)む。」

「……」

自分があの子の養父だって立場を(わきま)えてるところは認めてやってもいい。

だけど、コイツはそれ以上に都合(つごう)のいいことを言ってやがる。

 

戦争が人を選んだりなんかするもんか。

それに、一度()いた火は絶対に消えない。誰にも消せないんだ。聖人だろうと悪魔だろうと。人間が(ほろ)ぶその時まで、この世のどこかで()(さか)る瞬間を待って、(くすぶ)り続けてる。

そしてお前は「消す側」じゃない。「燃やす側」の人間だ。

アタシと立場は違う。だけど、同類(どうるい)なのさ。

だから、「知ったことじゃないね」どれだけそう言ってやりたかったか。

 

「言われなくても分かってるさ。」

それでも今の私にはそれを言う勇気がなかった。

私はもうミレントと知り合ってしまったし、エレナに愛着(あいちゃく)()いてた。

もう、「他人」じゃない。

「武闘大会が終われば船も動くんだろ?アタシはそれに乗って出ていくさ。」

「すまない。」

「さっきも言っただろ?アンタが責任(せきにん)を感じるようなことじゃないんだよ。」

少なくとも、私に(かん)しては。

 

「一つ聞きたいんだけどさ。」

「なんだ。」

大男は歴戦(れきせん)の戦士の面影(おもかげ)を残す物腰(ものごし)で振り返った。

「アンタが武闘大会に出てるのはエレナのためなんだよね?」

国際的な(もよお)しである武闘大会の賞金(しょうきん)はその規模(きぼ)に見合った(がく)だ。それこそ、一生を遊んで()らせるほどに。

「……もしも口にすることが(ゆる)されるのなら。君の言う通りだ。これはあの子の未来のために必要なことなんだ。」

「”未来”、ねえ。」

さっきからグルガはやけにあっさりと口を()る。

おそらく「相談(そうだん)相手」が…、ううん。「苦しみを分かってくれる相手」が欲しかったんだ。

そして、アタシみたいな無関係で数日後には目の前から消えているような女は都合がいい。ただ、それだけの事なんだ。

無論(むろん)、先にその未来を傷付けたのは私なのだがな。」

「…聞いて欲しいのかい?」

私に言われてようやく「弱い自分」に気付いたらしい。

グルガは眉間(みけん)を押さえながら小さく首を振った。

「すまない。余計(よけい)な話をしてしまったな。」

「聞いたのは私だよ。」

「…そうだったな。」

とにかく、この大男は他人のために(つね)に自分を()め、抱えきれないくらいの傷を()って生きようとする男だということはよく分かった。

 

一瞬、あの黒いゴキブリと()ているかもしれないと思った。

だけど、アタシはすぐに思い(なお)した。

だって、アレとこの男の間にある決定的な違いを、私はすでに見つけているから。

 

この半日で私が見たエレナの顔は、エレナよりも沢山(たくさん)の世界を見て生きているはずのあのガキよりも何倍も幸せな顔で笑ってた。

それは人間として、親として天と地ほどの差がある。

私は(あらた)めて思った。

この男は良い父親だ。

 

だからこそ(ねた)ましかった。

彼が私の父でなかったことに――――

たった一人の、私の弟を護ってくれなかったことに――――




※グルガ巨人伝!
公式設定では202㎝、102㎏なのでヒグマ(体長2.5-3.0mで体重250-500kg)は言い過ぎかな?と思ったんですがメスは一回り小さく(体長1.8-2.5mで体重100-300kg)なので、まあ、ギリでしょう(笑)
ちなみにシャンテは170㎝、50㎏です。
彼女の目から見ればなおさらですね。

※グルガの素ッパ伝!!
散々悩みました。
裸にフンドシ一丁がトレードマークのグルガに汚らわしい物を着せていいものかどうか(^_^;)
ですが、常識的に考えて答えはすでに出ていました(笑)
エレナのためにも、変態さんは更生させていただきましたm(__)m

古代ギリシャ的な一枚布も考えましたが、娘がキチンと洋服を着ているのにお父さんが民族的な衣装では周囲から余計な注目を集めてしまうんじゃないかな~と思って、彼にも()()()洋服を着てもらいました。
ソニーさん、キャラクターの個性を殺してしまって本当にゴメンナサイm(__)m

※シャンテの不死身
本来なら前々回の後書きに書くべきでしたが、書くのをすっかり忘れてしまっていたのでここで書きます(笑)

何を隠そう、彼女の「不死身」設定はこのシナリオのために付けたと言っても過言ではありません。
だって、航行中の飛行船(少なくとも300m以上上空)から海面に叩きつけられているわけですから。その後の冒険に支障がでないためにも「不死身」さんにする方が都合が良かったんです。

ちなみに、私たちが日常的に乗っている航空機の飛んでいる高さ(巡航高度)はエンジンの燃焼率と空気抵抗の都合上、約1万メートルがちょうどイイらしいですよ。
これとは違って気体を抱えて()()()飛行船は、低高度域(300m以下)を航行することもできます。
ですが、世界では今、成層圏を飛ぶ飛行船を開発中なんだそうです。
夢がありますね!!

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