この素晴らしい世界に祝福を! オラ隣町さ行くだ   作:Z-Laugh

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第十二話

「待て!エライオン」

「誰が待つか!そんなに私の体に触りたいのかよ」

「違う! ・・・」(・・・それもちょっとあるけど)

「もう逃げるだけ無駄だぞ。サッサと降伏しろ」

「・・・降伏したらどうなるって言うんだよ。また貧乏になって

ゴハンも食べられない生活をしろって言うのか」

「だからそれは俺が何とかしてやるから」

「アンタはアクア先輩を選んだんだろ。だったら私に構わないでこの町から出て行けよ」

「そんなワケ行くか!」

 エライオンは必死に走り続けているが足元が徐々におぼつかなくなってきていた。これならすぐにでも追い付けそうなのだが捕まえた途端にまた抵抗されても面倒だから走りながらエライオンの説得を試みる。しかし魔王軍に入る前によっぽどつらい目に遭ったのかエライオンは俺の話にちっとも乗って来ない。エライオンに魔王軍を辞めるつもりが無い以上、放って置く訳にいかない。コイツを放って置いたら魔王軍の兵士をクラッチに呼び寄せてアクセルの町、引いては王都に攻め込むつもりなのだから、ここで絶対にエライオンを退治しなくてはならない。

「カズマなんてアクア先輩に美味しいゴハンを作ってあげてお金に困らない生活をさせてやってればいいんだ。どうせ・・・どうせ私なんて!」

「ちょっと待て。その言い方は誤解されるだろ」

「カズマ、今エライオンが聞き捨てならない事を言いましたね。ちゃんと説明をして貰えますか」

「うむ。エライオンの前でアクアの面倒を見ると宣言でもしたのか。貴様、いつの間にアクアをその毒牙にかけたのだ」

「カズマったら、私がいくら魅力的だからって時と場所を選んでもらえないかしら」

「それは俺の台詞だ!妙な誤解をしてないでエライオンを捕まえるぞ」

 エライオンが教会での俺達の話を超・かいつまんで話してしまったのでダクネスとめぐみんにジト目で睨まれ、アクアが調子に乗って馬鹿な事を言い始めた。これ以上エライオンに余計な事を言わせない為にも俺は走るスピードを上げてエライオンとの距離を詰める。

「来んな、クズマ」

 エライオンが俺の接近に気付いて後ろを振り向きつつ呪文詠唱が必要ない量の油を道に撒き始めたが、目の前で油をまかれればワザワザ転ぶ必要もない。エライオンの撒いた油を飛び越えながら更に距離を詰めると俺は

「『クリエイト・ウォーター』!『フリーズ』!」

 エライオンが走る道のその先に水を発生させてからそれを凍結させた。

「キャッ!」

 俺の狙い通りエライオンは凍った道に足を滑らせて盛大にすっ転び石畳の道で尻もちをついた。今度は逃がさねえぞ

「『フリーズ』!『フリーズ』!『フリーズ』!」

「ヒャッ!冷たっ! ・・・なにすんだ、この変態」

 氷の上ですっ転んだエライオンに向かって俺はフリーズを連発!油まみれのエライオンの体に、両手を着いている場所に、そして尻もちをついている場所に三連発のフリーズを詠唱する。

「ちょっとやめろ!そんなにしたら」

「うるせえ!今度は逃がさねえぞ」

 俺は急速冷凍されて白く粘っている油を纏い、両手とお尻が凍り付いて身動きの取れないエライオンに向かって猛然とダッシュをした。すると為す術の無いエライオンは

「助けて!ゴキちゃん」

 俺達が走る道の両脇の建物から無数のゴキブリが溢れ出してきた。しかしここまでテンションが上がってしまっているとゴキブリに対して恐怖だの嫌悪感だのは一切感じずに俺は走る勢いを弱める事なくエライオンに突っ込んでいった。

「今さらゴキブリなんぞにビビるか!確保--------!」

 バリバリとゴキブリを踏みつぶしながらエライオンにタックルをする。今度は絶対逃がさない為に手先でなく腕全体でエライオンを抱きしめる様にタックルをすると

 

 

 ブチブチッ!

 

 

 どこからともなくヒモが切れるような音がした。

「ちょっと! ・・・離れろバカ-----!」////

 俺がエライオンの胸に顔をうずめる様にタックルを決めたのも束の間、エライオンが俺に肘打ちをかまして強引に俺の体を引き剥がす。目から火花が出るような強い打撃で俺が前後不覚になって道路に倒れ込むとエライオンは白のキャミワンピの裾を両手で押さえながら後ずさって俺と距離を取った。

「カズマ・・・アンタいくらなんでも」

「今まで散々カズマのゲスっぷりを見て来ましたが今度という今度は極めつけのゲスっぷりですね」

「この国広しといえども初球魔法をそんな風に駆使する事が出来るのはカズマだけだ。日頃どれだけゲスな事を考えているのだ」

「な、何を・・・言ってるんだよ」

 まだ、目の奥に火花が散ったままの状態だったが、なんとか体を起こし頭を振って意識をハッキリさせようとするとアクア、めぐみん、ダクネスの三人が俺を罵倒し始めた。俺が一体何をしたって言うんだ?俺は周りを見回してみると・・・エライオンが転んで俺にフリーズをかけられた場所に小さな布切れが凍り付いて地面に張り付いていた。四つん這いで近づいてよく見てみると

「なんだコレ? ・・・コレって!?ひょっとして」

「スケベ!変態!人のパンツをそんな風にマジマジと見るな!」////

 俺の目前には凍り付いて地面に張り付いてしまった小さな布切れ・・・ヒモの切れたヒモパンがその骸(むくろ)を晒していた。という事は今キャミワンピの裾を両手で必死に抑えているエライオンはノーパンって事か!?俺はついエライオンをマジマジと見てしまうと

「ヒッ!」

 エライオンは涙目で怯え切ってキャミの裾を押さえながらヨロヨロと逃げ出し始めた。

「カズマ、いくらエライオンが堕天して魔王軍に入ったからって流石にそれはやり過ぎだと思うわ」

「そんなに鼻の下を伸ばしてエライオンのキャミワンピの中を覗き込もうとするなんて・・・少し、いえ、かなり引きました」

「なんというゲスっぷり!畜生とは貴様の為にある言葉だな、ゲスマ」

「ち、ちがう!俺はそんなつもりでエライオンを見た訳じゃない」

 三人に弁解しつつも千鳥足で逃げていくエライオンを追いかける。するとゴチャゴチャした道が続いた街並みがパッと広がる様に共用の水場に出た。三つの井戸、洗濯や食べ物を洗う為のスペース、それを囲む様に広場に巡らされた使い終わった水を流す浅い水路。もちろん今のクラッチの町には領主の屋敷以外に人はいないのだからガランとして人気が無い。エライオンは水場の中央に立つと周囲を見回して次に逃げ込む道を探し始める。しかし俺達はめぐみんを水場の手前の道に残して三人でエライオンを遠巻きから取り囲んだ。

「もう逃げられないぞ。観念しろ」

「っ! ・・・」

 相変わらずキャミの裾を必死に抑え込んでいるエライオン。特に俺に対しては警戒心MAXで余程恥ずかしいのか体を前かがみにしながらキャミの裾の中を見られない様に身構えている。そんな風に隠しているとアクアやダクネスからお尻見えちゃってネ?

「諦めろ。ここまで距離を詰めたらお前が呪文を詠唱し終わる前に捕まえる事ができる。もう、お前の攻撃は俺達に通じないぞ」

「・・・ちくしょう・・・ちくしょう・・・畜生、畜生、畜生!」

「・・・」

「なんでだよ・・・なんでなんだよ。なんで私のする事ばっかり上手くいかないんだよ」

「エライオン・・・お前」

「天界でもダメ!人間界でもダメ!魔王軍でもダメ! ・・・なんで私ばっかり」

 キャミの裾を押さえて、前かがみになって恥ずかしがっていたエライオンが姿勢を変えないままに体中に力を込めて怒りを露わにし始めた。涙を流し、体を細かく震わせ、今にも掴んでいるキャミの裾を破ってしまうのではないかと言う程にその腕に力を込めていた。しかし、

「・・・もういいよ」

「なに?」

「もういいよ」

「じゃあ・・・魔王軍を辞めてクラッチから出て行くんだな」

「全部燃やしてやる・・・街もカズマもアクア先輩も・・・私自身も」

 エライオンはゆっくりと体を起こしてキャミの裾から手を離して両手を大きく広げると彼女の足元から湧き出す様に大量の油が溢れ出し始め、見る見る間に彼女を取り囲む俺達の足元にまで広がってきた。

「ちょっ、ちょっと落ち着きなさい。エライオン」

 アクアが足元の油を見て、戸惑いながらエライオンに声を掛けるが

「アクア先輩が悪いんですよ・・・学校を燃やした時も・・・私を残して卒業した時も・・・再会してカズマを譲ってくれなかった事も・・・全部、全部アクア先輩のせいです」

「エライオン?」

「アクア先輩さえいなければ、アクア先輩にさえ会わなければ・・・」

「ちょっと、何を言ってるの」

「私が・・・アクア先輩に憧れさえしなければっ! ・・・こんな事にならなかったのに」

 エライオンの叫びが空気の読めないアクアすらも凍りつかせる。俺達は遠間からエライオンの様子を見ているだけで何も出来ず只々、足元の油が広がっていくのを見過ごしていると彼女は大きく広げていた両手を頭の上に差し上げる。すると、その上の虚空に小さな火の玉が現れた。俺は思わずエライオンに

「ちょっと待て、お前そんなモン出してどうするつもりだ」

「決まってんだろ・・・全部燃やすんだよ。それで・・・全部終わりにするんだ」

「火を着けても無駄よエライオン。私の水の魔法を舐めんじゃないわよ」

「別に先輩の魔法を舐めてなんかいませんよ。ただ、この状況で火をつけたら、いくらアクア先輩でもパーティーメンバー全員を助ける事は出来ないですよね」

「そ、それは」

 どんどん溢れ出す油が既に水場一杯に広がり距離を置いているめぐみんの足元にすら届きそうになっているこの状況で火が着いたら・・・アクアと離れているめぐみんはともかく既にエライオンの油を全身に浴びてしまっている俺とダクネスは一瞬で燃え尽きてしまうし、これだけ大量の油に火が着いたら燃えるどころか爆発しかねないのだからアクアが呪文を唱える事すら出来ずにここにいる奴全員が消し飛んでしまう可能性の方が高い。

「クリエイト・・・」

「喋るな!その口閉じろ! ・・・アクア先輩、魔法を使おうとしたら私はすぐにでも火をつけますよ。それでもいいんですか」

 流石のアクアも今のエライオンには逆らえずに呪文の詠唱を止めてしまう。このままじゃ遅かれ早かれキレてしまったエライオンが火を着けてしまう。くそっ!せっかくここまで追い詰めたのに手も足も出ないなんて、パンツすら履いてないキャミ一枚のロクに防御もできない敵相手に何も反撃できないなんて。このまま焼け死ぬしかないのか・・・キャミ一枚だけ・・・

「・・・あ!」

 俺はエライオンに向かって右手を差し出した。するとそれを見たエライオンが

「何するつもりだよカズマ?この状況じゃアンタのちっぽけな魔力なんて役に立たないよ」

「確かに俺のクリエイト・ウォーターやフリーズなんて何の役にも立ちゃしないだろうな。けど一つ大事な事を忘れてないか?エライオン」

「・・・なんの事だよ?」

「クリスが言ってただろ・・・俺が初対面のクリスに何をしたか」

「え?」

「『スティ―――――――――――ル』!」

 両手を差し上げ火の玉を宙に浮かせているエライオンに向かって俺はスティールを唱えた。もちろん火の玉がスティール出来るなんて都合のいい事はこれっぽっちも考えていない。今のエライオンが身に付けているものは白いミニのキャミワンピとサンダルだけ。エライオンの運の無さと俺の幸運値を比較して今、俺が彼女にスティールを唱えれば結果は明らかだ。

「え!キャ――――――――ッ!」////////////

「か、カズマ・・・アンタ何やってんの?」///

「カズマ、貴様そこまでするのか?」///

「信じられません。傷心の女の子を裸に引んむくなんて、カズマ最低です」///

 俺の右手には油にまみれたエライオンの白のキャミワンピがあった。エライオンは顔を真っ赤にして掲げていた両手を下ろし胸と股間を隠しながらしゃがみ込む。もちろんエライオンの集中が途切れたのだから虚空に浮かんでいた小さな火の玉は霧散してしまい、彼女の足元から溢れ出していた油もその流れを止めた。

「めぐみん、詠唱を始めろっ!」

「え!? ・・・は、はい・・・黒より黒く、闇より暗き漆黒に・・・」

「エライオン、キャミを返して欲しいか」

「当たり前だろ!なけなしの金で買ったワンピなんだから」/////

「だったら返してやるよ。ほらっ」

「アッ!何すんだ」/////

  

  

 我が深紅の混淆を望みたもう。

 覚醒のとき来たれり。

 無謬の境界に落ちし理。

 無行の歪みとなりて現出せよ!

  

  

 俺は右手に握っていたエライオンのキャミワンピを丸めてバスケットボールのシュートみたいにエライオンの頭の上を通過させて井戸の中に放り込んだ。

  

  

 踊れ踊れ踊れ、

 我が力の奔流に望むは崩壊なり。

 並ぶ物なき崩壊なり。

 万象等しく灰塵に帰し、

 深淵より来たれ!

  

 

 エライオンは両手で体を隠しながら井戸に向かって駆け出した。もちろんサンダルしか履いてないエライオンは体の前しか両手で隠せてないので俺の位置からは背面オールヌードの丸見え状態だ。俺はそんな彼女を追いかけるように走り出す。けど決してスケベ心で走り出した訳じゃない・・・ホントにスケベ心だけじゃないんだからね・・・本当に・・・まあちょっとはそれもあるけど。

 

 

 これこそ人類最強、

 唯一最大の必殺魔法、

 魔王軍幹部をも

 滅する究極魔法、

 

 

 エライオンがキャミを放り込まれた井戸の縁にへばり付いて井戸の中を覗き込んでいる。俺はそんな彼女の後ろ姿に容赦なくドロップキックをぶちかました。

「キャッ!」

 エライオンは為す術なく井戸の中に落ちていく。それを確認した俺は

「アクア、ダクネス、めぐみんの方に走れ!」

 俺の指示でアクアとダクネスが呪文の詠唱をあと一言で終える状態で杖を構えるめぐみんに向かって走り出す。俺も二人を追い駆ける様に走り出してエライオンが落ちた井戸から十分に距離を取ると

「めぐみん、やれ―――――っ!」

「待ちくたびれましたよカズマ・・・『エクスプロ――――ジョン』!」

 めぐみんが持っている杖を高く掲げ呪文の詠唱を完了させる。するとエライオンの落ちた井戸の真上の天空に巨大な魔法陣が幾重にも広がる。

「アクア、爆発に備えて水で防御をしろ!ダクネス、めぐみんを頼む!」

 呪文の詠唱を終えて力なく倒れ込むめぐみんをダクネスが抱きかかえ、アクアが道を埋め尽くす様な巨大な水のドームを作り上げてアクア自身とめぐみん、ダクネスを包み込んだ。頭上にある無数の魔法陣の中央を一気に貫く様に細くて鋭い閃光が走り、その先端がエライオンの落ちた井戸に突き刺さると・・・

  

  

 ドッカ――――――――――ン!

  

  

 井戸や周辺の石畳が吹き飛ぶがいつも程、爆裂魔法の爆発は真横に広がらずその大半が井戸から垂直に噴き出した。周囲への影響は最小限だったけどその爆風は強烈で走っている俺はそれを背中に受けて、ほぼ吹き飛ばされながら走ってアクアが作った水のドームに飛び込んだ。水のドームは強烈な爆風を受けてもその形をプルプルと保ち続け、中では爆発の余波が鈍く響いている。井戸や石畳の破片がドームの中に飛び込んでくるが水のドームの中に飛び込んだ途端にそのスピードが激減してしまい俺達には被害が及ばずに済んだ。俺達は爆発をした場所から反対側のドームの端に集まると顔だけを水のドームから出して

「やりましたねカズマ」

「あれならいくら魔王軍幹部といえども一たまりもあるまい」

「ギリギリだったけどな」

 めぐみんとダクネスの言葉に俺は相槌を打つがアクアだけが心配そうに爆発した井戸の方を見ていた。まあ当然か、いくら敵に回ったとはいえアクアなりに可愛いがっていた後輩が爆裂魔法の直撃を受けたんだから、それを辛く思っているんだろう。

 

 

 ドボンッ!

 

 

 一際大きい物が水のドームに飛び込む音がした。爆裂魔法で井戸や石畳は細かく砕け散ったのに何が飛び込んで来たのかと思って四人揃って音のした方を見ると

「エライオン!?」

 アクアが一声上げると大きな黒い物体に泳いで近づいて行く。ドームの外から見てるのではドームの水面が揺らぎ飛び込んできた物の正体が判らなかったので顔をドームの中に入れてアクアが抱える黒い物体に目を凝らすと、それは間違いなく黒焦げになった全裸のエライオンだった。そうか、爆裂魔法を食らって気を失ったから身を守る為の油を出せずに体が燃えてしまったんだな。アクアがエライオンを抱えて俺達の所に戻ってくると、そのままドームの外に出てエライオンに

「ヒール!ヒール!ヒール!ヒール!」

 必死に息が続く限り回復魔法をかけていた。するとアクアが呪文を唱える度にチリチリになった髪の毛や黒焦げになった肌が元通りになっていく。スゲェな、アクアの回復魔法の凄さをここまで目の当たりにしたのは初めてだったので息を飲んでその様子を見ていると

「カズマ、いくら敵とはいえ気を失っている全裸の女性をそうジロジロ見るものではないぞ」

「そうですよカズマ。ダクネス、アクアの治療が済んだら私のマントをかけてあげて下さい」

 日頃の俺をゲス呼ばわりする口調ではなく落ち着いた様子でダクネスとめぐみんが俺を嗜める。俺はエライオンに背を向けて立ち呆けるが、すぐにやるべき事を思い出した。

「アクアはそのまま治療を続けて、ダクネスとめぐみんもそれに付き添ってやってくれ。なんならその辺の空き家を使って治療してやれよ。俺は戦いが済んだ事を領主さんに伝えてくる」

 早く勝敗の結果を領主さんに教えてあげないと屋敷の人達を引き連れて領主さんがクラッチから逃げ出してしまう。俺は疲れ切った体に鞭を打って領主さんの屋敷を目指して走りだしたのだが頭の中は勝敗の結果を伝える事よりもエライオンの処遇について考えていた。

 

― 続く ―

 


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