「!・・」
叔父さんの呼びかけに三人の銀髪少女が入ってきた てかウチの何処に待機させてたんだ!?
「・・」
サッ 三人共俺を見るなり何故か叔父さんの後ろに隠れてしまった
「こらこらコイツはワシの弟の孫じゃ怖くないぞ」
「ああ・・」
どうやら極度の人見知りらしい
「・・ホント?・・」
「ああ、本当じゃ」
「・・」
ウッ・・なんか空気が段々と重くなってきた・・
「あーえっと・・俺は昼神十七夜 君達は?」
「・・」
誰も口を開いてくれない
「坊主言い忘れてた事があった!
実はなこの子達は三年前のクリスマスイヴからの記憶を失くしてるようなんじゃよ・・」
叔父さんが思い出したように言う
「はい!?・・なんで!?」
よりにもよって真奈夏が死んだ同じ日に!?
「詳しくは分からないのじゃが医院長の話ではどうやら両親が何かのいさかい事に巻き込まれて亡くなったそうなんじゃ・・それのショックなのかもしれぬ・・」
「それじゃあ・・」
「自分達が姉妹だってことと名前だけはなんとか言えたようじゃがの・・まあとりあえず紹介しよう。左から長女の遊恩 次女の遊羽根 三女の梨恋だ」
「・・」
この子達もトラウマを抱えて生きてきたのか
「でなワシもしばらく日本にいるんだがどうにもこっちの仕事が忙しくてな・・坊主お前に面倒見てやってほしいのじゃ!
お前の義姉妹となるな!」
「!?最初ッからその気だったな!」
「じゃそういうことでえー!・w・」
「って待てえーい!・・逃げられた・・」
やられた・・で
「・・叔父さんが言うなら信じる・・いないな・・」
「!?」
変なアダ名付けられた!?
「・・そう呼んじゃダメ?・・」
「いや・・別にいいけど・・」
「・・お姉ちゃんがそう呼ぶなら私もそう呼びたい・・」
「私も・・」
全員かなりノンビリすぎる・・
「・・ねえ?・・」
「ん?なんだ?」
「お腹空いた・・いないなご飯・・」
「あーはいはい分かったよ」
なんか後先物凄く思いやられる気しかしないんだが・・