――様といっしょ   作:御供のキツネ

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オリ主は忍なので余計な口出しはしない。時もある。


モトチカ/モトナリさまといっしょ

 あの後、完全に酔い潰れた長宗我部様を船員に任せて毛利様と酒盛りを続けたり、出航までの時間がそれなりにあったために一度船から下りて追加の酒とつまみを買ってきたり、出航する直前になってから長宗我部様が復活してくるという不思議なことがあった。

 現在は出航してから一刻も経っていないのだが、流石に酔い潰れるまで飲んだのは失態だったと思ったのか長宗我部様の酒を飲むペースは大分遅い。遅いとはいえ、手にしているのは杯ではなく酒壺なので量は相変わらずなのだが。

 そして淡々と酒を煽り続けている毛利様も相変わらずと言えば相変わらずなのか。毛利様は自身がどれだけ酒を飲めるのかを理解しているようで酔い潰れることはないのでその点に関しては安心出来る。長宗我部様は酔い潰れて静かになったのに対して、毛利様は普段の様子からは想像出来ないが暴れ出すとかだと厄介だからだ。

 まぁ、毛利様であればそういったことはないとは思うのだが……何事も最悪を想定しておいても良いと思う。

 そんな場面に遭遇したら多分逃げると思うのだが。

 

「いやー、悪かったわね。情けない姿を見せちゃって反省反省」

 

「情けないと言うよりも無様だったわね」

 

「何よそれ。そんな言い方しなくても良いんじゃない?」

 

「事実は事実だもの。嫌なら次からはお酒の飲み方を気をつけた方が良いわよ」

 

「わかってるわよ。それに今回は大っぴらに飲めるのが久々だったからああいう飲み方しちゃっただけだから次は無いわ」

 

「それならば良いけれど……あまり結城に迷惑をかけるのは良くないわね。随分と忙しいようだから」

 

「ふーん……将軍家の忍ってのは大変なのかしら?」

 

「将軍家の忍が、というよりもヨシテルの忍だからでしょうね。主の意向ではなくて、自身でも考えて行動しているみたいだから」

 

「なるほどね……良いなぁ、私もそういう忍が欲しいわね。それに結城は他の忍とは違うって、ソウリンからも聞いてるし……あ、そうだ!」

 

「勧誘ならお断りですよ」

 

 二人で話しているのを聞いていたが、俺のような忍が羨ましいと言いながら物欲しげに俺を見ていた長宗我部様が何か良いことを思いついた。という様子で手を打っていたので先に釘を刺しておく。

 こういう流れの場合は大抵が勧誘だ。中にはそういう流れにしながらも俺がヨシテル様の忍をやめるつもりはないことを知っていて途中でやめる方もいるが、長宗我部様はそういうタイプではないだろう。

 その予想は的中していたようで、俺が先手を打つと残念そうというか、恨めしそうに俺を見てからこう言った。

 

「何よぉ……別に勧誘するくらい良いじゃない。それに今はもう平和になったんでしょ?だったら無理に強くて便利な忍がいなくても将軍家なら大丈夫だと思うのに……

 あ、じゃあさ、いっそのことレンタルなんてどう?数日間レンタルで、結城を自分の忍として扱える。とかさ」

 

「人を商品扱いしないでください」

 

「あら、でも悪くは無い考えだと思うわよ。口にしないだけで、結城を忍として欲しがっている人は多いものね」

 

「そうそう!私は当然欲しいとして、モトナリとかソウリンもそのはずよ。明智殿は……同じところに所属してるからそういうことはないかもしれないけど」

 

「そうね。結城は面白いから忍として手元に置きたくなる気持ちはわかるわ」

 

「そういう面白いから、とか言う理由で手元に置くのはやめてください。そういうのは小早川様だけで充分だと思いますし」

 

「ヒデアキとは違う面白さなのよ、結城は。それにヒデアキは……たまに疲れるのよね……」

 

 面白いという理由ならば小早川様で充分のはずだ、そう伝えると何かを思い出したようにも毛利様はそう言ってため息をひとつ零した。確かに小早川様は他の方と比べてずれているところがあるので疲れるかもしれないが……毛利様はそれ以上に弄って遊んでいるような気がする。

 というか最近の毛利様はそうやって人を弄って遊ぶことが多いような気がする。勿論、ずっと毛利様を見てきたわけではないので俺の主観ではあるが……小早川様だったり、伊達様だったり、長宗我部様だったり、俺だったり。楽しそうなので悪いことだ、とは強く言えないがせめて俺はその弄って遊ぶ面子の中からは外してもらいたい。

 

「小早川殿の相手って、そんなに疲れるの?」

 

「たまによ、たまに。あの子は天然だからか少しずれてるせいもあってね……」

 

「へぇ……そうなんだ。私はあんまり話したこと無いし、良くわからないけどモトナリも大変なのね」

 

「大変、という程ではないわ。そうでしょう?」

 

 割と疲れると思います。とか思っていると毛利様に話を振られた。此処は毛利様に賛同するのが正しいのかもしれないが……さて、どうしようか。

 別に俺はどちらでも良いのだが、どう答えた方が個人的に面白いのか。とかそんなことを考えてしまうのは生来のモノかカシン様のせいか。もしくは毛利様への仕返しなのか。

 

「そうですね……毛利様の相手をするよりは小早川様の相手の方がまだ楽かと」

 

「あら……面白いことを言うのね」

 

「事実ですので。毛利様は何を考えているのかわかりにくいのと、小早川様を相手にするように俺でも遊ぼうとしますので、どちらかと言えば弄って遊べる分小早川様の相手の方が楽だと判断しました。

 

「そう……確かにヒデアキで遊ぶのは楽しいのと、自分が弄られたりするよりも他人を弄る方が楽なのには同意ね」

 

「ちょっとモトナリ。それを聞くとモトナリも弄られたことがあるみたいに聞こえるけど、そういうのって今までに無いんじゃないの?はっきり言うけどモトナリの普段を知ってるから有り得ないように思えるんだけど」

 

「結城は私への仕返しにやろうとすることがあるわね」

 

「……結城って、怖いもの知らずな一面があるのね……」

 

 どうしてそこで俺のことを化物を見るような目で見るのだろうか。確かに毛利様を弄って遊ぼうと考えるのなんておかしなことだとは思うが……もしかして長宗我部様は毛利様を弄ろうとして手痛い反撃でも受けたのだろうか。

 もしそうならこの反応も理解が出来る。理解が出来るだけで納得するかは全くの別物なのだが。

 

「まぁ……カシン様の相手をする方が厄介ですから」

 

「あー……そういえば結城はカシンと仲が良いんだっけ」

 

「仲が良いと言うか、普通に話が出来ると言うか……いえ、個人的には好ましい相手だとは思いますけど」

 

「あのカシンを好ましいって言える時点で結城ってばある意味でぶっ飛んでるわよね……」

 

 呆れたような、感心したような長宗我部様だが話してみればそう悪い方ではない、とは言わないまでも話しにくいということはなく、接してみれば分かることだが意外と俗っぽい方で嫌いにはなれない。

 元々は織田様に言ったように好感度なんてものがあれば最低値に行っているような方だったのだが、今となっては好ましいというか、個人的には好きな部類の方だ。

 まぁ、腹の探り合いだったりお願いという名の命令だったりしてくるのはどうかと思うのだが……それもカシン様らしいと言えばカシン様らしいのであまり俺からそれについて何か言うということはしていない。多少、嗜める程度であればしているが。

 

「もしカシン様と話をする機会があるようでしたら、落ち着いて話をしてみてください。長宗我部様が思っているよりは話しやすくなっていると思いますよ。

 ただ、怒らない、イライラしない、怖がらない、怯えないとかそんな感じで色々と気にしないといけないことはありますが」

 

「それって人と会話するときに注意事項として言われないといけないようなことじゃないような気がするんだけど……」

 

「結城、会話の時点でそうして気をつけなければならないというのは、少し大変じゃないのかしらね」

 

「そこさえ気をつければある程度は会話が成立しますよ。ただ、失言一つで機嫌が一気に悪くなって辛辣になるのでそこも気をつけないといけないかもしれませんね」

 

「何でそこまで気を使って会話をしなきゃいけないのよ……」

 

 カシン様との会話において注意するべき点を挙げていると毛利様も長宗我部様も難色を示した。いや、難色を示したというよりも呆れているのかもしれない。

 普通、人と会話する際には相手に不快な思いをさせないようにする。程度のことは気をつけるだろうがカシン様の場合はそれ以上に気を使わなければならない。また、自分が気をつけるだけではなく、カシン様の物言いに対しても怒ったりイラついたりするのは頂けない。

 そうすることでカシン様が会話することをやめるから、ではなくカシン様が面白がって更に煽ってくるからだ。あの方は相手をイラつかせることに関しては天才的で、その様子を見るのが好きということもあって性質が悪い。

 

「そのくらいしなければカシン様との会話は難しいですからね。

 それと、カシン様はわざと煽って相手を怒らせるのも好きなので怒らないように、というのは難しかったりします。まぁ、俺は慣れたので特に気になりませんが……」

 

「色々気をつけたり、慣れが必要な相手と話がしたいとは思わないわね……」

 

「んー……でも、そこら辺さえ気をつければ結構会話出来るのよね?」

 

「そうなりますね。お勧めとしては最初から一対一で会話するよりも可能であれば俺が同席するのが良いかもしれません。一応仲裁というか、カシン様を嗜めるくらいは俺でも出来ますからね」

 

「結城でも、というよりも結城だから出来ることじゃないのかしら?」

 

「そんな気がするわね。でも、折角だからもしカシンと話をする機会があればお願いしようかしら。

 結城の話を聞いてると、面倒だけど割りと面白そうだものね」

 

 長宗我部様は意外とカシン様との会話に乗り気のようだ。面倒だと思う以上にもしかしたら面白いのかもしれない。と考えたようだが……うん、カシン様にも他の方とちゃんとは会話が出来るようになってもらいたいので丁度良いかもしれないな。

 機会があれば、とのことだったがある程度なら俺が調整出来ると思うので、その時が来たら俺が同席しよう。カシン様は多分チョコレートなどの甘味があれば大人しくしてくれるはずなので、そう面倒というか厄介なことにはならないはずだ。

 

「わかりました。ではいずれ機会があれば俺もその話には同席させてもらいます。

 多分ですが……その頃にはもう少しカシン様も丸くなっているはずですので、そう構える必要は無い、と思いますよ」

 

「それなら問題なさそうね。でもあのカシンが丸く、ねぇ……なんだ想像が出来ないわ」

 

「カシン様との戦い以来見ていないとなればそうかもしれませんね。俺としては少しずつ変わる様を見ていたので存外安易にその姿を想像することが出来ます。

 最近のカシン様は恐ろしいだとかよりも、俺からすると我儘な子供程度に思うこともありますからね」

 

「カシンに対してそう思えるのは、結城くらいなものよ。

 でも……私も、少しカシンと話がしたいわ。モトチカ、カシンと話をするときには私も同席しても良いかしら」

 

「良いわよ。って、私よりも結城に確認した方が良いんじゃない?」

 

「俺は構いませんよ。一人二人増えたところで問題はありませんよ。

 二条御所に押しかけて来る際はミツヒデ様が一番カシン様の玩具に成り易いんですけど、お二人であればミツヒデ様ほどの反応を返しそうにありませんので」

 

 はっきり言ってしまえば、ミツヒデ様があんな反応をするからカシン様は毎度毎度ミツヒデ様を煽って遊んでいるのだ。ミツヒデ様はそれに気づいた様子はなく、律儀に毎回反応してしまうので、きっとカシン様はミツヒデ様で遊ぶことをやめないだろう。

 カシン様のあれがなければ俺としては二条御所に遊びに来るくらいは問題ないと判断出来るのに……それと、ヨシテル様で遊ぶのも控えて欲しい。

 やめろとは言わない。控えて欲しい。あまりやりすぎるとミツヒデ様が自身のことよりもうるさいのと、ヨシテル様を慰めたり宥めたりするのが大変な場合があるのだ。

 

「明智殿……カシンの玩具にされてるのね……」

 

「カシンは多少丸くなっても厄介であることに変わりは無いようね」

 

「多少変わってもカシン様はカシン様ですから。ただ、そういったことをしないカシン様は想像が出来ませんし、良いように変わって来ているのでその辺りのことは諦めています。やりすぎなければ、ですが」

 

「その良い方だと、やりすぎることがあるようだけれど」

 

「ありますよ。最近はその頻度も下がりましたが……」

 

「……結城も大変そうね」

 

 大変だとも。どうしてカシン様は!と思うことも多々あるし、本当にどうにかしてくれ、と思うこともある。

 それでも何故か嫌いになれないし、そんなカシン様のあり方を受け入れているというのがおかしな話ではあるのだが。

 

「まぁ、良いわ。それよりも聞きたいんだけど、結城はどうして四国に?」

 

「あぁ、話していませんでしたね。俺は現在、ヨシテル様の命によって全国各地の戦国乙女の方たちの領地へと赴き、その統治に問題が無いか、また皆様がどのように過ごしているかの視察をしているんですよ」

 

「安芸はもう終わったわよ。私と会うまでの数日間で視察を終えていたのよね」

 

「毛利様の目撃情報を辿りながらの視察でしたが……それなりにあちらこちら回ったので視察としては問題なく。

 ただ……毛利様がどのような統治をしているのかは謎のままでしたが。特に厳島神社に関係することとか」

 

「ふふふ……細かいことは気にしない方が良いわよ」

 

 素直に教えてくれるとは思っていなかったが、やはりか。いや、そこまで知りたいと思っていることでもないので構わないのだが。厳島神社にあれこれと手を掛けていることに関しては興味があったりもするが……まぁ、良いか。

 

「そういうことですから、四国へ向かう理由は長宗我部様の様子と、領地の統治などのよう様子を見るためですね。別に疚しいことがなければ問題はないでしょうし……まぁ、鯨を探して海に出るばかりで本来の執務をおざなりにしている。とかありそうですけど」

 

「え、そ、そんなことあるわけないじゃない!大丈夫、ちゃーんと四国は私が治めてるわよ!」

 

「……そうですか。では長宗我部様、城へとお邪魔した際には長宗我部様に禁酒を言い渡した爺やなる人物に話を聞いても問題はないということですね」

 

「いや、それは……じ、爺やも忙しいから、私が話を聞くわ!」

 

 どうにも長宗我部様は爺やと呼ばれている方に話を聞かれたくないらしい。まぁ、何となくの予想で言ったのだが図星だったようだ。

 それならそれで構わないが、代わりと言っては何だが長宗我部様にはちゃんと話をしてもらわなければならない。自身の治める領地のことであれば答えられて当然、という程度の内容になるだろうが、この様子だとそれがちゃんと出来るか不安になってくる。

 

「そうですか。それならばそれで構いませんが……」

 

「モトチカがちゃんと自分の領地について話せるか、怪しいわね」

 

「何言ってるのよ!それくらいならちゃんと話せるわよ!

 あ、美味しいお酒を取り扱ってる酒蔵とか、何処の港でどんな魚が獲れるかとか、海のどの辺りでなら大漁間違いなしかとか、そういうことならもっと話せるわよ!」

 

「長宗我部様はそういうことに関しては強そうですよね……」

 

「特に海に出ることに関しては戦国乙女の中でも一番じゃないかしら。

 ねぇ、モトチカ。今度魚が獲れたら私にも譲ってくれない?」

 

「良いけど、どうしたのよ突然?」

 

 話している途中で何かを思いついたように長宗我部様に魚が獲れたら譲って欲しいと言う毛利様。何か考えがあるのだろうか。

 そう思って話の成り行きを見守るが、その内容を聞いてそういうことかと納得してしまった。

 

「魚を使った料理、マサムネが得意なのよ。それにヒデアキはヒデアキで鍋料理が得意だからあの二人に任せればきっと美味しい魚料理が出てくると思ってね」

 

「何よそれ。ちょっと羨ましいじゃない!」

 

「譲ってくれるなら、モトチカが食事に同席しても良いように取り計らうわよ」

 

「その話乗った!たっくさん獲るから美味しい料理を期待させてもらうわ!」

 

「ふふ……あの二人なら張り切って料理してくれるから、そこは期待を裏切らないはずよ」

 

 確かに伊達様の魚料理の腕は大したものだった。というか俺よりも上で非常に美味しかったのを覚えている。

 それに小早川様もあれで鍋料理が得意であり、その出来は伊達様も認めるほどの腕前らしい。まぁ、俺は実際に食べたことがあるわけでもなく、話を聞いたことがある。という程度なので断言は出来ないのだが。

 

「やった!でも魚は鮮度が命だから、三人揃って四国に来たときで良いかしら?」

 

「ええ、それで良いわ。あの二人とは今は別れてるけどまた揃って旅をするでしょうからね」

 

「ならその時に!」

 

 二人とも非常に楽しげに話をしているが、安芸と四国のような近い領地を治める者同士で交流があるのだろう。そうでなければこれほどまでに仲良さげに、楽しげに会話など出来ないと思う。

 そして憶測ではあるが、大友様もこの二人とは仲が良いので一人だけ除け者にされたと勘違いして拗ねるか悲しむかしそうだな、と思った。当然そのことを俺が口にすることはないのだが。

 

「さって、そうと決まれば戻ったらその時の為に色々と準備しておかないとね。

 漁はいつだって準備をしっかりしておかないといけないもの。海を舐めると怖いのよ?」

 

「それは良いですけど、それよりも先に話をさせてくださいよ」

 

「……わ、わかってるわよ?けど、忙しくなりそうだからこう、お手柔らかにね?」

 

「はぁ……最低限答えていただけるのであれば俺としては問題ありませんよ。どちらかと言えば領地の視察の方が任務としては重きを置いていますから」

 

 戦国乙女と接して少し榛名の欠片を陽の力に寄せる。ということは言わなくても良いし、こうして話をしているだけで充分だ。

 なので俺は視察に重い気を置いていると言ったのだが……あからさまにほっとしたようにするのはやめてもらいたい。

 

「なんだ、そういうことだったのね。なら良かったわ。

 そろそろ港も近づいてくるから、酒盛りは終わりだけど……爺やには内緒よ?」

 

「ええ、私も良いお酒を貰ったから黙っておくわ」

 

「別に構いませんよ」

 

「話が早くて助かるわ。それじゃ、二人とも降りる準備をしておいてね。私は一応片づけを頼みに行くから」

 

 そう言ってから多分船員に話をしに行くのだろうな、と思いながらも特に降りる準備は必要ないので最低限片付け易いようにと酒壺などをまとめておく。

 毛利様はまだ自身の手元にある残った酒を飲んでいるが……まぁ、毛利様は割と自由な方なので仕方ないか。

 そして四国ではどの辺りを見て回ろうか、とそんなことを考えながら、幾つも床に転がっている酒壺を一所にまとめることとした。




西国三人組って実際仲良しさんなんですかね。
三人の協力リーチって協力してるって言うか、個人個人が全力でやった結果協力した形になった、とも取れますけど……

四国、九州、京都、それで封印の塔。の順番かなぁ。

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