――様といっしょ   作:御供のキツネ

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オリ主は酒に強い。


モトナリ/モトチカさまといっしょ

 毛利様と酒を飲んだ後、毛利様が取っていた宿で一晩過ごすこととなった。

 元々厳島神社で酒を飲む予定だったのだからそうして宿を取っているのはわかるのだが、どうして一部屋しか取っていなかったのだろうか。いや、俺なら変なことはしないと言っていたので信用されていたのかもしれないが、それでも普通は別々の部屋にするべきなのに。

 まぁ、毛利様のことだからそうして同じ部屋で眠る。ということを知った俺の反応を見て楽しもうとしていたのだろうが、そういう方だとある程度は理解出来ていたのでため息をつく程度の反応しかしなかった。

 多分あれなら毛利様が思っていた反応とは違っていたので、次に今回のようなことがあっても同じように同じ部屋で、ということはないだろう。ないと思いたい。

 そう思うのだがあの毛利様のことだ。また同じように、もしくは俺が何らかの反応を返すようにと何かしてくるのかもしれない。そう考えると毛利様はある意味で苦手な相手なのかもしれない。そんな風に思ってしまった。

 いや、でもあの方のお気に入りの玩具は小早川様なので、小早川様が傍にいれば俺が標的にされることもないのか。であるならば、さっさと毛利輝元様の件を片付けてお二人には合流してもらおう。そして小早川様には生贄になってもらおう。

 

 そんな小早川様に対して失礼と言うか、酷いことを考えながら俺は現在宿の外で毛利様を待っている。

 毛利様は一旦四国に渡るということで、安芸の視察自体は終えている俺も同行することになったのだ。丁度次は四国の、長宗我部様がどのような治世を行っているのかを視察しに行こうと思っていたので、正に渡りに船だ。

 とはいえ、毛利様が四国に渡らないとしても俺は普通に四国に渡ることが出来るのだが。少し距離はあるが、此処から跳んで数歩ほど海の上を歩くことになるかもしれないが、その程度俺には何の問題にもならない。

 問題にもならないのだが、結局昨晩は毛利様にお酌をして、お酌されて、とりあえず酒を飲み続けるという状態で情報交換以外の話がほとんど出来ていなかったので、毛利様と話をする時間が欲しかった、

 

「待たせたわね、結城」

 

 そうして待っていると宿から毛利様が出てきた。

 

「いえ、然程待ってはいませんのでお気になさらず」

 

「そう、それは良かった。それじゃ、港に向かいましょう」

 

「船に乗って四国へ、でしたね。既に話はつけてあるんですか?」

 

「ええ、大丈夫よ。時間としてはもう少ししたら迎えが来るはずだから」

 

「わかりました。では遅れないように向かいましょう」

 

 四国へ渡るための船はあるが、まだ厳島の港には着いていないらしい。それでももう少しで迎えが来るということなので遅れないようにしなければ。

 毛利様が歩き始めたのを見て、その隣を歩くのだが、毛利様は俺を見て小さく笑ってからこう言った。

 

「ちゃんと隣を歩いてくれるのね」

 

「ええ、昨晩そのようにしてくれと言われましたので」

 

「忘れた、なんて言いながらまた一歩後ろを歩くのかと思ってたけれど、そういうことはないみたいね」

 

「相手によってはそう惚けても良いんですけど、毛利様相手に惚けてもあまり意味がないと思いましたので」

 

 変に誤魔化す必要も無いとあえて馬鹿正直な返しをしたが、毛利様はまた小さく笑って前を向いた。

 毛利様としては納得の行く、もしくは面白い回答が出来た。ということで良いのだろうか。

 

「そういうの、ヒデアキなら慌てて取り繕ってくれるのだけど……結城の返しも面白いかもしれないわ」

 

「小早川様には出来そうにありませんけどね。それと小早川様は今のままで充分かと。

 変に弁が立つようになっても、面白くはないでしょう?」

 

「それもそうね。あの子は今のままが良いわ。いえ、いずれは成長して変わるにしても純粋なままで居て欲しいものだわ」

 

「変に擦れてしまうよりはその方が好ましいですね」

 

 話の内容が小早川様について、というのは少しおかしいとも思うのだが、共通の話題としては扱い易い。

 それに毛利様は態度には出さないが小早川様のことを大切に想っているような気がする。だからこそ小早川様の話題であれば饒舌にもなるのだろう。いや、饒舌とは言ってもヨシテル様や義昭様について語るミツヒデ様のようにはならないのだが、それでも毛利様にしては良く喋る。という程度だ。

 もしかするとこれが伊達様の話題であってもそれなりに饒舌になるのかもしれない。毛利様、伊達様、小早川様の三人で旅をしていたのだから、悪いようには思っていないはずだ。まぁ、わざわざ伊達様のことを話題に出す必要はないのだが。

 小早川様の話だけで普通に歩きながら会話は続くし、わざわざ話題を考えなくとも他愛のない会話が続く程度にはお互いに仲は良い。そうでもなければ一緒に酒を飲むなんてことは出来はしない。

 

 そうして毛利様と話をしながら港へと進むと、他の船とは一線を画す大きな船が停泊していた。

 まさか迎えとはこの船のことだろうか。そう思って毛利様を見ると臆する様子もなくその船へと歩みを進める。まぁ、つまりはそういうことなのだろう。

 大人しく毛利様とその船に近づくと船の上から声がした。

 

「待ってたわよ、モトナリ!」

 

 その声を聞いてなるほど。と納得した。上を見ればそこには予想通りに長宗我部様がいた。

 

「待たせたわね、モトチカ」

 

「って言っても本当は大して待ってもいないんだけどね。それで、結城も一緒だなんて聞いてないんだけど?」

 

「知ってるわ、それくらい。昨日会ったのよ、四国に、というよりも貴女に用事があるらしいからついでにね」

 

「なるほどね。まぁ、良いわ。今回は特別に長宗我部水軍の一隻で迎えに来てあげたんだから、感謝しなさいよね!」

 

 長宗我部様は船から身を乗り出して、大きくを振っていたがそう言うと身を引いたのか姿が見えなくなった。

 それを確認してから毛利様が大きく跳んで船の甲板へと上がったのを確認して、俺も同じように甲板へと跳んだ。本来はこのような乗り方をするものではないのだが、まぁ、良いだろう。長宗我部様ならそこまで細かいことは気にしないだろうし、毛利様もやっていることなのだから。

 

 船の甲板に降り立つと長宗我部と毛利様しか居らず、船員の姿を見つけることが出来なかった。

 ただ、気配を探れば船の中などに複数名居て作業をしているようだった。流石に長宗我部様とはいえ一人でこの船を操ることは出来ないのは当然か。

 戦国乙女という規格外な存在であることを考えれば、一人でも何とかしてしまえるのではないか。とも思ってしまうのだが。

 

「ようこそ、私の船へ!とは言っても特に歓迎の用意が出来てるわけじゃないし、精々船室にお酒があるくらいなのよね」

 

「あら、充分じゃないかしら」

 

「まだ朝なんですけどね。飲むにしても飲みすぎには注意してくださいよ」

 

「わかってるわよ!それに、お城に戻ると爺やが禁酒だー!って五月蝿いから飲めないし、今の内に飲んでおかないとね!」

 

 飲みすぎないように、と一応注意してみたものの長宗我部様は聞いてはくれそうにない。とはいえ俺の注意自体は聞いてもらえると思っていなかった。ただ単純に俺は注意しましたからね、と言って後で反応でも見て楽しもうか、という程度のことだ。

 そのことを分かっているのか毛利様は毛利様で俺をちらっと見てから楽しそうに笑っていた。毛利様は人の考えていることが読めるのか、それとも毛利様にとって俺の考えが読みやすいのか分からないがあまり良い気分ではない。

 自分の考えていることが他人に筒抜けなんて、誰だって気分の良い物ではないのだから。

 

「そういうわけだから、今から下に降りてお酒、飲みましょ?」

 

「ええ、良いわよ」

 

「構いませんが……この船は何時頃出るのか聞いても?」

 

「あぁ、暫くは出ないわよ。港に着いたんだから荷を降ろしたり、積んだりしないといけないし、船員も休憩が必要なのよね。だからのんびりお酒を飲みながら待ってれば良いってわけよ」

 

 言われてみれば確かにそうだ。ただ毛利様を迎えに来たのではなくそういった用件を片付けようとするのは当然であるし、船員に休みなく船を操れというのは酷だ。

 

「そういうことでしたか。わかりました。では一度船室に」

 

「分かればいいのよ。さ、行きましょう!」

 

 酒が飲めることが嬉しいのか上機嫌で毛利様と俺を先導する長宗我部様。

 船内を歩いていると擦れ違う船員たちの顔には、酒が飲めると良いながら楽しげに歩いている長宗我部を見て、苦笑が浮かんでいるのでもしかすると毛利様と合流するまでは飲まないように、としていたのかもしれない。

 それで、飲みたいけど、まだ早いということを葛藤でもしていたのだろう。そしてそれを見ていた船員がこの反応をしていると考えることも出来る。爺やが禁酒だと言っている。とのことだったのでそれも仕方ないのかもしれない。

 確か長宗我部様は良いお酒が手に入った、と言いながらミツヒデ様に一杯やらないかと二条御所までやってきていたのを思い出した。あれはもしかすると自分の城では飲むことが出来ないから持って逃げてきたということだったのだろうか。

 あの時はミツヒデ様も上質な酒が飲めると機嫌が良くなっていたので俺としては別に構わないが……あれは城に戻った際は爺やにでも叱られたのかも、なんて思ってしまう。

 

 そんな他愛のないことを考えながら長宗我部の続いて歩いていると他の船室によりも大きな扉がついている船室まで辿り着いた。

 その扉を開けて長宗我部様が中に入ったので此処が長宗我部様の言っていた酒を用意している部屋になるのか。

 

「さて、お酒もおつまみも用意してるから、じゃんじゃん飲みましょう!」

 

「貴女が用意したお酒なら、上等な物を用意していそうね」

 

「勿論!爺やの目を盗んで飲むにしても、見つかったら没収されちゃからね。

 本当に良いお酒は没収されないように、こういうところで飲むようにしてるのよ。あ、結城ってお酒飲めたかしら?」

 

「飲めますよ、人並み以上には」

 

「なら良いわ。それじゃ、四国に着くまで飲むわよー!」

 

 宣言してから長宗我部様は酒を杯に注ぐとそれを一気に飲み干した。

 

「ぷはーっ!やっぱこれよこれ!

 この間は爺やに見つかって満足に飲めなかったけど、今日は飲んで飲んで飲みまくってやるわ!」

 

「なら私も……ふふ、悪くないわね」

 

「そうでしょうそうでしょう。なんと言っても今回は私のとっておきを持ってきたんだからね。

 あ、結城の飲みなさいよ。折角良いお酒を飲める機会なんだから、飲まなきゃ勿体無いわよ?」

 

「では俺は頂きます」

 

 言われてしまった以上は口にするのだが、確かに良い酒のようだった。ようだった、とする理由としては俺が酒の良し悪しがそこまで詳しくわかるわけではないことと、普段からあまり飲まないからだ。

 まぁ、織田様から頂いた酒に関してはそんな俺でも美味いと思えるほどのものだったので、流石織田様である。あの方は良く酒を飲むし、南蛮からの貢物として洋酒も飲む。酒に関しては確実に舌が肥えているに違いない。

 そんな方のお勧めというか、良い酒だと豪語していたのだからあれが美味いのは当然とも言えるのだが。

 

 そうしたことを頭の隅で考えながら長宗我部様の用意した酒を飲む。

 うん、確かにこれは悪くない。というよりも結構美味く感じる。

 

「どう?良いお酒でしょ?」

 

「ええ、悪くありませんね」

 

「ふふん、当然よ。

 ほら、まだまだ用意してるんだからどんどん飲むわよ!」

 

「わかってるわ。悪酔いしない程度に楽しませてもらうつもりよ」

 

 二人とそう言って思い思いに杯を傾ける。俺は少しずつ酒を口にしているのに対してこの二人は言葉通りにどんどん酒を飲んでいく。

 内心で毛利様に対して、昨晩も飲んだのにまた飲むのか。と思いつつ、長宗我部様を見れば此方は此方で上機嫌に杯を傾け続けている。

 何となくも毛利様は大丈夫でも長宗我部様は酷く酔ってしまいそうな気がして、面倒なことになりそうだと思ってしまった。というか多分面倒なことになる。

 最悪酔った状態で出航するようなことになれば……いや、考えたくもないな。

 とりあえずはそうならないことを祈っておこう。

「んふふ~……世界が回ってるわぁ……」

 

「あら、モトチカはもう酔ってしまったみたいね」

 

「もう、と言うか……酒壺をどれだけ開けてると思ってるんですか……」

 

「ふふふ……」

 

 完全に酔っ払ってしまった長宗我部を見ながら毛利様は楽しげに笑うだけで介抱しようという気は一切ないように思えた。

 

「なぁによ~……私の用意したお酒が飲めないっていうの~?」

 

「飲んでます。飲んでますから長宗我部様は先ほど開けた酒壺でも飲み干しててください」

 

「んふふ~……言われなくてもぉ……ちゃぁんと飲むわよっ」

 

 面倒なので酒でも飲んで酔いつぶれてください。と言う意味を込めて言ったのだが当然長宗我部様にはそれがわかることはなく、楽しそうな声でそう言って杯ではなく酒壺を両手で掴んで直接口をつけてから豪快に飲み始めた。

 それを若干引きながら見守っているのだがごくごくと音を立てて全て飲みきると満足げにしながら、次の酒壺へと手を伸ばしていた。

 本当であれば止めるべきなのだが、此処まで酔った相手に関わるようなことはあまりしたくない。これがヨシテル様やミツヒデ様であれば関わらざる負えないのだが……まぁ、長宗我部様となれば無理に関わる必要もない。

 それにこういうことで止めるのは、俺よりも長宗我部様と付き合いの長いはずの毛利様だ。まぁ、その毛利様は自分の飲みたいように飲んでいるので期待薄ではあるのだが。

 

「結城、止めなくて良いのかしら?」

 

「面倒ですし、止めなくても良いと思いますよ。まぁ、飲みすぎかとは思いますが……酔い潰れて大人しくなってくれればその方が俺としては楽で良いので」

 

「あら、結構冷たいことを言うのね」

 

「そう思うならどうぞ毛利様が介抱してあげてください」

 

「ふふ……遠慮しておくわ」

 

「いえいえ、遠慮なさらずに」

 

 長宗我部様の介抱をする気が無いことを隠すことなく俺と毛利様はそんな会話をしてから、長宗我部様をもう一度見ると新たな酒壺に手を伸ばしていた。

 

「まぁだまぁだ飲むわよ~……」

 

「そういえば毛利様、長宗我部様って普段からこんなに飲む方なんですか?」

 

「そうね……普段はもう少し控えているはずよ。さっき自分でも言ってたように、思いっきり飲める状況だから歯止めが利かなかったんじゃないかしら」

 

「だとしてもこれは飲みすぎでは?」

 

「かもしれないわね」

 

 毛利様は我関せず、というような様子なので介抱を任せることは出来そうに無い。

 まぁ、長宗我部様が酔い潰れてしまった場合には俺が介抱するよりも船員に任せても良いのかもしれない。そこまでする義理はないというのもあるが、長宗我部様とはミツヒデ様経由である程度話をしたことがあるといったくらいの関係しかない。

 もし介抱する人間が自分しか居ないのであれば介抱をするくらいはするのだが、任せられる人間が他にいるならそっちに任せるに決まっている。

 

「モトナリは飲んでるのに、なんで結城は飲んでないのよぉ……」

 

「飲んでます。ただ酒はゆっくりと飲む派ですので」

 

「なぁによそれぇ……ほら、結城もこれで、飲みなさいっ」

 

 酔っ払いに絡まれると非常に面倒である。今は酒壺を持った長宗我部様にこれを飲めと渡されてしまった。そして杯を没収されたので先ほど見た長宗我部様のように直接飲めということだろうか。

 

「こういう飲み方はしませんので遠慮しておきます」

 

「だぁめ!ほらほらぁ、飲んで飲んで!」

 

「いえ、だから……」

 

「結城、諦めて飲みなさい。そうなったモトチカはしつこいわよ?」

 

「…………わかりました。では頂きますので長宗我部様はご自身の酒でも飲んでてください」

 

「んふふ、わかれば良いのよ、わかれば」

 

 仕方なしに飲むから離れてそっちはそっちで飲んでいろ。という内容を遠回しに伝えてから酒壺を受け取る。

 ため息を一つついてからそれに口をつけ、一気に中身を煽る。

 酒には強いのでそれだけで酔うことはないが、それでも量が量なので中々に飲みにくい。それでも長宗我部様が見ている視線を感じるので何とか全て飲み干す。

 そして空になった酒壺を置くとそれを見た長宗我部様は満足げに自身の持つ酒壺を傾けた。

 

「はぁ……長宗我部様は酔うと面倒ですね」

 

「良い飲みっぷりだったわよ」

 

「普段あんな飲み方はしないので、あまり気分の良い物ではありませんけどね」

 

「ふふふ……たまには良いんじゃないかしらね」

 

 苦々しげな俺を見て、楽しそうにも毛利様はそう言って杯を傾ける。

 そんな毛利様を見てから俺は小さくため息をついて、もう一度長宗我部様を見ると様子が少しおかしくなっていた。

 具体的に言うならば、先ほどよりも力が抜けてだらけているように見えた。ただ、どうやらそういうことではなく単純に酔い潰れて眠っているようだった。

 

「長宗我部様は眠ったようですね。というか酔い潰れてくれたようですね」

 

「そうね。介抱しないのかしら?」

 

「それはもう少ししてから船員にでもお願いしましょう。俺はそこまでする義理はないので」

 

「それでも良いかもしれないわね。普段であれば目が覚めるまで放っておくけど、それよりは優しい対応ね」

 

 非常に楽しそうに言う毛利様にわかるようにため息をついてからもう一度長宗我部様を見る。

 幸せそうな寝顔なので、気分が悪くなって吐くということはなさそうだ。これなら放っておいても問題はない。

 それと、未だに出航していないことを考えて、目覚めたとき船酔いしないかどうか心配になってしまったが、長宗我部様ならば多分問題ないと思いたい。

 四国に到着したら長宗我部様を休ませて視察をしよう。そう思いながら、手元にある杯を傾けた。




長宗我部元親は某ゲームの影響か海賊のイメージがあったりしますけど、本当はそんなことはないという。
まぁ、長宗我部水軍というのは実在したようですが。

酒壺抱えて禁酒って紙を張られてるモトチカ様可愛すぎか。

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