episode1 始動
――動島家の応接間は、静寂に包まれていた。窓から流れる風や、庭の片隅に置かれているししおどしの音がはっきりと聞こえるほど。
そこには3人の男がいた。
1人は老人ながらに、背筋をピンと伸ばし、姿勢良く上座に座っている老人だった。濃紺の着物を着ている彼は、どこか呆れたように目をつぶっている。
もう1人は、上座から見て右側に座っている。こちらも年の頃は上座に座っている老人と同じくらいだったが、身長は低く、不機嫌そうな顔をしている。
そしてその反対側に座っている男は、見るからに不健康そうなガリガリな男だった。普段であれば鋭い眼光も、今はどこか気まずそうに伏せられている……顔には、はっきりと足跡もある。
動島振一郎、グラントリノ、そしてオールマイトの会合は、いきなりグラントリノがオールマイトの顔面に飛び蹴りを食らわせて、一旦仕切り直しになった。
「……グラントリノ、流石に何の話も聞かずに飛び蹴りはまずい。
どうしてお前はいつも、言葉の前に手が……いや、この場合足か。足が出るんだ」
振一郎が言い聞かせるようにそう言うと、グラントリノは小さく鼻を鳴らす。
「後継者を選んでも俺に連絡しなかった……というか、こいつ本当にちょっと前まで俺の存在を忘れていたんだぞ!? お前の電話番号は律儀に覚えてたのに!!」
「私が警察関係にも繋がりがあるからだろう。それに、お前の仕打ちを考えればあり得る話だ。
俊典くんを何度も吐瀉物の海に沈めていたんだか、数えてたか?」
「覚えとらんわ! お前も人の事は言えんだろう!? こいつ当時お前の鍛錬受けた時ビビリまくっとったぞ!?」
「一朝一夕で動島流の基礎を学ぶのだ、鍛錬が厳しくなるのは当然。お前の拷問紛いのものと一緒にするな」
「拷問ちゃうわ!! というかお前より俺の方が年上なんだからもっと敬え!!」
「もうお互い爺になっているのに、数歳の違いに拘るな、みみっちい」
自分からすれば師匠二人が喧嘩をしていたら止めに入らねばならない事はオールマイトにも分かっているが、そこに割って入る勇気は彼にはなかった。
2人とも怖すぎる。
「……まったく、私はそんな話をする為に2人を呼んだ訳ではない。
――ここ最近の、敵の活動について話そうと思って呼んだのだ」
目の前においてある湯呑みからお茶を飲み、小さく溜息を吐いて振一郎が言えば、今度はグラントリノが呆れ顔をする。
「ハッ、お前が仕切るな。
振一郎! お前はもうこういう問題に関わらないと決めたのだろう!? だから奈々が死んだ時に仮面を捨て、剣を振るうことをやめた」
それを今更、とさらに文句を言いそうになるグラントリノを、振一郎は手で制する。
「ああ、確かに私は辞めた。そもそも、私は目的があってお前や奈々と行動を共にしていただけだ。それが済めばさっさと辞めてしまうのは道理というもの。
だが……今回はそうはいかない」
そう言うと、振一郎は静かにオールマイトを見る。
「俊典くん。雄英を襲った脳無という存在を調査した結果を教えてもらえるかな?」
……この人は、何でも見通しているのではないか。
そう思いながら、オールマイトは塚内から受け取った資料を取り出す。
「塚内くんが言うには、あの脳無のDNAを調べたところ、基点とするチンピラのDNA以外に、別人のDNAが、最低でも4人以上検出されたと言うこと」
「つまり……
グラントリノの言葉に、オールマイトは頷く。
脳無は、意図的に個性を複数持ち、それに適した肉体に作り変えられた。文字通りの改造人間。そんな事は現代の技術力では無理だ。
なにせ、それを作る上で必須な「個性を複数持たせる、持つ」事が出来ないわけで……、
「……オール・フォー・ワン」
歴代ワン・フォー・オール保有者達の前に常に立ちはだかり続けた、怪物。
個性を奪い、他者に与える個性を持つ怪物。
何年も前にグラントリノと振一郎が、当時のワン・フォー・オール保有者と共に戦い、5年前、オールマイトが倒したと思っていた存在。
「……すいません、倒し切れませんでした」
悔しそうに拳を握りしめるオールマイトに、振一郎は首を振る。
「いや、君はよくやった。歴代ワン・フォー・オール保有者であそこまでアレを追い込めたのは君が初めてだっただろう」
「俺らの時は、生憎一歩及ばなかったからな」
振一郎とグラントリノの顔はどこか悲しそうだ。
七代目ワン・フォー・オール保有者は、自分達にとってどこか特別な存在だった。それを奪い、そして結局自分達が倒せなかった存在に、どこか思う所があるのだろう。
「……私も気になってね。孫が関わった事もあるが、俊典くんにお願いされて、調べはしたんだ」
「あぁ、あの体育祭で無茶苦茶やった小僧な! 目元がお前そっくりだ」
「娘に似たんだろうな……とにかく、オール・フォー・ワンと雄英襲撃の犯人が無関係ではないらしい、という所までは分かっている。脳無を与えている時点で既にそれは分かっている事だったがね。
――だが、私からすればさらに問題な事がある」
真剣な表情で語る振一郎に、グラントリノは口を挟む。
「お前さんが気になる事ねぇ。
はっきり言っちゃあなんだが、お前さんは自分の流派を守り育てる事、あとは自分が強くなる事しか考えとらん。そんな人間が関わるような問題なんて…………おい、待て。
グラントリノの言葉はオールマイトには分からない。
だが、振一郎はその言葉だけで分かったのか、小さく頷いた。
「ああ、そうだ。恐らくお前の想像通り」
「いや待て、ありえん。今の動島流はお前が当主になってからだいぶ変わったんだろう? お前が把握していない習得者などいないだろう?」
「把握している限りではそうだったが……どうやら、やり残しがあったようだ。
お前や奈々に手伝ってもらっておいて、申し訳ないのだがな」
「生き残り……か?」
「ありえない話ではないが……もっとまずい状況かもしれない」
「ま、待ってください、お二人とも!! 話が全く読めないんですが!?」
自分を置いて話を進めていく2人を、オールマイトが止める。
振一郎とグラントリノは一瞬何を言っているんだこいつという顔をするが、すぐに自分達が説明を省いていることに気づいた。
「そうか、俊典くんには話していなかったな……随分前の話になるが、恥ずかしいことに身内が悪に走ってね」
「動島流の人間が、敵になった、という事ですか?」
――動島流の歴史を考えれば珍しい事ではない。
「強さ」を最上と決めている流派であるが故に、それが倫理的に善か悪かは関係ないという判断に陥る者は、何度も出てきている。時には、悪と分かっていてそれを行う者もいるのだ。
もっとも、この国がちゃんとした法治国家になって以降はそれも無くなってきたのだが……振一郎の身内はそうではなかった。
「ああ。そして彼はこちらからすれば運悪く、オール・フォー・ワンの力を借り、その配下になった。
私がグラントリノや奈々と関わるようになったのは、これがきっかけだ」
「流派から離れ、悪に染まった同門を討つ、ですか」
「ああ……本人自体は私が処断し、奴は私の前で自決した。
だが、知らなかったよ……あいつには、子供がいたんだ、グラントリノ」
振一郎の言葉に、グラントリノは目を見開いた。
「それに気付かなかったのか!?」
「いや、把握はしていたんだが……奴が死んだ後に探しても、行方が分からなくてね。
当時は本当にまだ子供ではあったし、動島流を学んでいるとは思っていなかった……だが失敗した。当時10歳の子供が、父から受け継いでいるとはね」
振一郎はそう言いながら、資料を取り出す。
その中には、一枚の写真。
まるで美麗な男性のような姿が写っている。だが、よく観察してみれば、そこに写っているのが女性だと誰もが分かるはずだ。
「……動島
◇
街は、活気に満ち溢れていた。
呑気な連中だ。ビルの屋上、さらに上の貯水槽の上でしゃがみこんで見下ろしているステインは、そう思った。
歪なこの世界を、まるで歪と認識していない。
功名心と金銭の為に人を救け、それを賞賛されて当然と思っている腐ったヒーロー。
個性という力に踊らされ、ただただそれを誇示する為に無駄に人を傷つける
そしてそれを、さも当然のように受け止めている民衆。
全て。
全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て全て。
自分にとっては目障りだ。
ニセモノを殺す。
それだけが、ステインを支配していた。
「――この街は、あまり良いとは言えないね」
声がした方に、躊躇なく背中に差していた刀を向ける。
向けてから、チラリとその声の主を確認する。
男装の麗人。
その言葉がぴったりと似合う、スーツ姿の女性。銀髪を短く切り揃え、襟足だけは腰まで届く長さ。紅い目を細めて街を見ているその目は、自分の向けていた怒りとは違い、どこか憐れみが籠っている。
「街並みがどうという事ではない。問題は、街を歩いている弱者だ。
酷い時代に生まれてしまったと思うよ。何せ、弱者が自慢げに話し、強者がその拳を国に封じられる。
生き物として真逆とは思わないかい――ステイン。《ヒーロー殺し》」
後数センチで首を落とされるという状況の中で、彼女は意に介さないように話し続ける。
「ハァ…貴様は、ダレだ…?」
目の前にいるこの女は危険だ。
そう思い最大限の警戒をしているステインに、女性は優しく微笑む。
「今ここでは名乗る程の者ではないさ、本当にね。
私はただの使いっ走りでね。君をスカウトに行けと、今現在の雇い主……の、教え子に指示されてね。まぁ、私の弟子達の社会科見学も兼ねてやってきたわけさ」
彼女が指を指した方には、2人の少年少女がいた。
少年は、獣のような印象を受ける少年だった。
目を隠すくらいの長さの、褪せた灰色の髪の毛。その隙間から漏れる眼光。どこか肉食獣がスカジャンとジーパンを履いてやってきた、そんな印象。小さな黒い球体を弄り、不満そうにこちらを見ている。
対する少女は、まるで人形のようだった。
レースがふんだんに使って作られたミニスカートや、ノースリーブのシャツを着て、腰には物々しい日本刀を差している。顔、髪の毛、皮膚全体に不思議な幾何学模様が浮かんでいて、それが個性と関係があるのか、その模様は常に動いて同じ形にならない。理由もなく不快感を感じさせるその姿は、直立不動で無表情だった。
「ちょっと待て、ババア。俺はあんたの弟子になったつもりはない。
先生が動島流を学べば、アイツを殺せると言ったから教えてもらっているだけだ。あんたとは関係ない」
獣のような少年お言葉に、女性は小さく溜息をついた。
「それでもだ。一時的とは言え、私は君の師だ。師に逆らうな――復讐どころか普段の生活にも困るように、その両腕グチャグチャにしてやろうか、鉄雄」
ちょっとコンビニ寄ろうか、くらいの軽い言葉で発せられた脅し文句に、鉄雄と呼ばれた少年は小さく舌打ちをして黙り込む。
普段ならばそんな口聞かれれば即座に殺そうとするほど好戦的だが――彼は、彼女には勝てないのが分かっていた。
「失礼、まだ私の弟子になって1ヶ月も経ってないので、制御が効かなくてね。
さて……出来れば、同行願えるかな? 折角スカウトに来たんだ。今後共に戦う可能性がある相手に、手荒な真似はしたくないんだ」
笑顔は友好的なそれだが、漏れる殺気は本物だ。
刀を抜いている状態のステインでも、目の前の女を殺しきる事は出来ないだろう。
いや、下手をすれば――自分が死ぬ。
自分の命に拘りはない。自分の信念を全う出来れば、ステインは自分が死んでも良いと本気で思っていた。比喩表現でもなんでもなく、自分が死ねば全てのニセモノが死ぬというのであれば、この刀はそのまま自分の胸に突き立てる(もしくは突き刺す)だろう。
だが、それは出来ない。
まだニセモノを根絶出来ていないのだ。ここで自分を殺すわけにはいかない。
「……良いだろう、とっとと連れてけ」
「感謝するよ。実は、もう待たせてあるんだ」
そう言った瞬間、屋上の中心に黒い靄が発生する。
一見して黒い靄というだけだが、それがワープゲートの機能を持っている事を、ステインはすぐに見抜いた。
「……貴様は、本当に名乗る気はないのか?」
先を歩く女に、ステインは声をかける。
「なんだい、私のようなオバさんを誘っているのかい? 生憎、そう尻の軽い方じゃないのだけど?」
「そういう事ではない――殺す相手の名前は覚えておく主義だ」
悪もまた、自分が処断する対象だ。
そういう意味でも、目の前に立っている女は覚えておかねばいけない。
「――ハハッ、良いね、そういうの。
君も一応候補に入れておこうかな、」
殺すとはっきり宣言されているにも関わらず、女は楽しそうに笑ってこちらを向く。
「私の名は、動島知念……真の動島流を継ぐ者だよ」
◇
「さて、こんなものかな?
いやいや、本当に君達は数が多いの〝だけ〟が取り柄なんだから」
とある廃ビルの中で、底抜けに明るい声だけが木霊する。
半分が泣き、半分が笑っている面をつけているヒーロー。
分壊ヒーロー〝ブレイカー〟は、誰も返事をしないと分かっていながら話し続ける。
「ごめんねぇ、君らは本当に俺の眼中にも入らないような、雑魚。ざっくり言えばチンピラなんだけど、今回必要なものを得るためには大事でね。
本当はもうちょっとちゃんとした悪人が欲しいんだけど、ほら、そういう事言ってられる余裕ないじゃない? 本番まで1週間とちょっとだし」
世間話をするように話しているが、状況はそれの正反対だった。
死屍累々。
そんな言葉がぴったりと似合うほど、この廃ビルの大きな部屋には、様々な格好をした者達が倒れていた。
と言っても死んではない。
殺すとあとあと厄介ではあるし、何より自分が殺すのは目的と相反するものだからだ。
「さぁて、じゃあどれにしようかなぁ。簡単に死なないのが良いんだけどなぁ」
商品を物色するように、倒れている男達を観察する。
1人目。
ダメだ、傷が大き過ぎる。今から救急車に乗るならさておき、1週間とっておくのは無理そうだ。
2人目。
これもダメ。この異形型の男を拘束できるモノは流石に準備できていない。逃げられたら意味がない。
3人目。
さっき家族の話をしていたからダメ。流石にあとあと罪悪感で押し潰されるのは嫌だ、悲しむ人間がいる人間は却下だ。
4人目――、
「あ、こいつなんかちょうど良いかも」
目の前で倒れている男を見る。
調査の結果家族もいない、天涯孤独。小物ではあるが捕まっても反省の様子はなかったようだ。そもそも自分が悪い事をしている自覚はなく、やって当たり前。邪魔をする人間、止める人間の方が悪いと思っている節がある。
実に、都合が良い。
「〜♪」
自分の目当ての人物を見つけることが出来たからか、彼は上機嫌で人1人くらいは簡単に入れられそうな袋――まぁ死体袋なわけだが――を取り出し、気絶して無抵抗になっている男をその中に入れる。
良い気分だ。
何せこれから行うことは、未来に繋がる。
自分の大切な家族、自分の大切な息子を守る事に繋がる。
それは、とても意義がある、素晴らしい事のように思えた。
「良かったねぇ、名前は……えぇっと、ごめん、ど忘れしちゃったけど……君はこれから、多くの人を救ける一役を担えるんだよ?
それって凄い事だと思わない? 君がやってきた小さな悪い事なんて帳消しして天国に行っちゃえる善行だよ? とても良い」
返事が出来るはずがない男に向かって、仮面の男は楽しそうに話し続ける
――嘘だ。
本当は全然全く良い事だとは思っていない。
むしろ悪い。最悪だ。
――だがそれが良い。それで良いのだ。
自分が手を汚し、傷つき、死んでしまう可能性があったとしても男は良いと言い続けるだろう。笑顔の仮面を着けて笑い、悲しみと辛さは心の中に封印できる
だってこれは1番ではない。
本当に、1番悲しく、1番辛い事を
「もうちょっと、もうちょっとだ……俺が、未来を守るんだ。
あの子の暖かい未来を約束出来るんだ」
ああ、なんて、
「待っててね、振武」
良い気分なんだ。
物語は、再び動き始める。
プロローグ的なものなので、今回は少し短めです。
さて、それではアンケート頂けたので、これから少しだけキャラのプロフィールを出していきたいと思います!
最初はやっぱり、主人公からでしょう!!
名前:動島 振武
所属:雄英高等学校ヒーロー科1年A組
Birthday:4月18日
身長:178cm
血液型:O型
出身地:静岡県あたり
好きなもの:うどん(温かくないやつ)、鍛錬
戦闘スタイル:近接戦闘
個性:超振動
体のどこでも、あるいは手に持ったものを振動させ、攻撃力を上げる。
4万、8万、16万まで振動を変えられる。
デメリットは熱と体の耐久値の限界。
性格
ややネガティヴというか、自分を省み過ぎる所、考え過ぎる所はあるものの、基本的には前向きで努力を怠らない。
ただ動島流特有「とりあえずぶっ倒せば何とかなる」というちょっとした脳筋精神と「自分に出来る事は他人にも出来る」という他人のハードルを上げる(というよりあまり自己評価が高くない)という厄介なところも。
物欲があまりないというより、普通。
機械関係が少し苦手(壊滅的という程ではない)なのと、自分で服を選ぶと全身黒づくめになるのが難点。
ホラー(というよりおばけ)が嫌い。理由は「物理的に干渉できないから」。
パワー➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎A
スピード➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎A
テクニック➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎S
知力➡︎➡︎➡︎➡︎B
協調性➡︎➡︎➡︎C
裏話☆メモ
主人公は5回も変わった!!!!
ヒロアカのキャラクターは基本的に「名は体を表す」、個性と名前が密接に関係していたので、まず個性から決めようと考えました。
個性を考えたんですが……ここの段階で2、3週間くらい掛かりました。
最初に考えたのは、「ベクトルシール」という個性でした。
最大で、1メートル四方の正方形、最小で10cm四方の矢印が描かれたシールを出現させ、その方向に一定の力を加えるという個性でした。モデルは分かる人は分かりますが、「ソウルイーター」に登場したメデューサのベクトルプレートが元です。
ただ、これで考え始めると応用と描写がひどく大変なことに気づきました。
他にもいくつか考えて頓挫しましたが、いくつかをオリジナルキャラに流用しているので、乞うご期待!
そして振動の個性に決まった後キャラを決めようと思いました。
実は最初は刀使いの設定だったんですが、ヒロアカ世界の銃刀法(ヒーロー科生徒とはいえ日本刀を持つのはありなんだろうか)が分からなかったので、こちらは祖父に受け継がれました。
こうして、紆余曲折経て今の「拳と振動の個性で戦う主人公」動島振武が生まれたわけです。
長くなりましたが、次回もまたこう出すのでお楽しみに。
次回! 魔女子さんがはっちゃけるぞ!! 空でも見て待て!!
感想・評価心よりお待ちしております。