雄英体育祭、その会場となるスタジアムの盛り上がりは、通路の中で待機している振武達にも伝わってくるほどの熱量だった。
体育祭会場として使われるスタジアムが学校内にあるのは知っていたが、遠くからチラリと見た事がある程度。かなり距離が離れていたので、ちょっとでかいなあれ、程度だったものも、近づいて見てみれば巨大だ。
自分達が、今日戦う場所。
周囲に自分の強さを示す場所。
控え室の中では騒々しいまでにテンションの上がっていたクラスメイトの殆ども、緊張と不安に耐えるように静かで、強張った顔をしている。
緊張や不安どころかむしろ笑みを浮かべている人間も若干名いるものの、全体を考えれば多くはない。
初めての大舞台なのだ、当然だ
「皆さん、結構緊張しいなんですね。意外です、もっとテンションMAXな感じだと思っていたのに」
「そういうお前は、緊張してないな、塚井」
どういう基準なのか分からない並びでたまたま隣同士になった魔女子に振武が話しかけると、魔女子は薄く苦笑を浮かべる。
「状況は関係ないですよ、どんな事になっても、全力で事にあたるだけですから」
「シンプルだねぇ……言いたい事は分かるけどな」
実際、振武もそれほど緊張しているわけではない。
家を出る前に父と話したからというのもそうだが、何より緊張している余裕が振武にはあまりないからだ。
焦凍との問題もある。
だが、それだけではない。
「……なぁ、塚井。本当に、
2週間前から、距離を置いている轟焦凍と、塚井魔女子。それがあまり良い意味ではない事は、クラスの誰もが分かっている。何せ、その日からというもの、焦凍は荒れに荒れているからだ。
爆豪のように、何もかもに当り散らすわけではない。
ただ、その気配には周囲への仄かな敵意と、強烈な拒絶の意思が混ざっていた。その所為で、振武や魔女子本人もそうだが、事態に関係のない百とすら会話しなくなった。
「……その言い回しだと、私が何をしたいのか分かってらっしゃるみたいですけど?」
「――まぁ、なんとなく、な」
こちらに目を合わせないように話す魔女子に合わせて、振武も前を向いて話す。
魔女子のやりたい事、それは何となく理解できている。完全な確証はないから断言しないし、それを言い始めたら、確実に振武は首を突っ込もうとする。
それは、どんな理由があっても、やってはいけない事だ。
魔女子が振武と焦凍の問題に口を出してこなかったのと同じように、これは魔女子と焦凍との問題だ。
振武が首を突っ込む、理由は無い。
だが、
「目的は分かっても……方法を選んだ理由も、動機もわからねぇよ。
わざわざ嫌われて、突き放して。そんな事をする意味が無い。それに、お前はあいつの夢に関しては、今までずっと静観してきた」
魔女子はすでに、中立意見だった。
振武の意見を全面的に肯定する事もなければ、焦凍の完全な味方であるわけでも無い。
どちらも、肯定も否定もしない。
そういう傍観者の位置にいたはずだ。
何故、今になって首を突っ込む気になったのか。どうしてこんな、関係を壊すようなやり方なのか。魔女子であれば、もっと上手い方法だって考えついたかもしれない。
魔女子は振武のその言葉に、少し考える素振りを見せてから、
「申し訳ありませんが、全面的にノーコメントで」
バッサリと切った。
「……あ〜はいはい、そうだろうと思いましたよこっちは」
「おや、意外ですね」
てっきりもう少し追求してくるもんだと思っていました、なんてわざとらしい言葉を鼻で笑い飛ばす。
「お前は意外にも頑固だって事を、こっちは嫌ってほど思い知らされてるからな。答えないなら答えないなりの理由があるんだろうし」
「……止めないんですか?」
「なんで? 俺が止める資格はない。現に俺だって、あいつとは色々あるからな」
少し前に立っている焦凍の背中を見る。
顔が見えなくても分かる程の不機嫌さだ。いや、不機嫌などという軽い言い回しでは当て嵌まらない。
苛立っている。
何に苛立っているの? なんて言い出せるほど馬鹿じゃない。振武が煽り、魔女子が最後の防波堤を切った。
ようは、2人であの感情を引き出した事になる。
「――それに、お前なら、大丈夫だって信じてるから」
選んだ過程は、2人とも歪なものだ。他人から見れば愚かで、実に非効率的にも映るそれは、内容に違いがあったとしても、焦凍を思っての事だろうと分かっている。
大事だから。
大切だから。
真剣だから。
お互い無茶なやり方をしているのだと。
「……まったく、貴方という人は、どうしてそうも微妙なところでカッコいい言葉が出てきちゃうんですかね」
呆れを含ませながらも、しかし魔女子の瞳には微笑ましさという、ある意味矛盾した感情が写り込んでいた。
「そんな台詞を私に言うくらいならば、八百万さんにでも声をおかけしたら良いのに。彼女、かなり悩んでいますよ、何で悩んでいるのかは知りませんが」
「……かけてるよ。でも話してくれねぇんだよ」
魔女子の言葉に、先ほどまで明るかった振武の表情は一転して暗くなる。
魔女子と焦凍の関係があまり良くないものになったのと同時期に、百も何か考え込むような姿が増えた。振武が話してもどこかぎこちなく、まるで遠慮しているかのように。
こちらは理由も何も分からない。
何度かそれとなく聞き出そうとするのだが、「大丈夫です、心配されるような事ではありませんわ」と軽く流されてしまう。
「焦凍やお前に対しては、まだ良い。やりたい事も、やるべき事ももう出てるからな。
でもなぁ……百に関しては、どうして良いか分かんねぇんだよ」
八百万百。
自分が初めて助けた少女、自分がヒーローになるきっかけをくれた少女。
今では大事な仲間で、仲間以上に大切な友人。
そんな人間から頼られない、隠されるというのは、あまり良い気分ではなかった。
「おや、私は話さなくても良いのに、八百万さんには話せというのは、ちょっと理不尽
じゃありませんか?」
「お前と百じゃ違うんだよ……なんで違うのか、分からないけど」
これが魔女子であれば話をするまで大人しく待っていることが出来る。
だが何故だか百に対しては……心配な気持ちの方が強い。何があったのか、大丈夫なのか。あの悩んでいる顔を見るだけでも、心配で気持ちが落ち着かなくなる。
「信頼してないわけじゃないんだけどな……なぁ、なんでだと思う?」
「……さぁ、私にはさっぱり」
流石の魔女子にも分からないらしい。
「……ハァ、まぁあれですよ、取り敢えず体育祭を乗り越えなければいけません。
お互い轟さんに当たるかは運次第な訳ですし」
「まぁ、確かにってあれ塚井さん先ほどよりなんかヤサグレてません? なんかすげぇ怖い」
「気のせいですよ、きのせい」
少し疑問に思いながらも、前を向く。
舞台は目の前。
あと僅かで開演。
……正直、上手くいくか何て分からない。さっきも魔女子が言っていたように、そもそも本当に直接ぶつかり合う事が出来るような状況に持っていけるかも分からない。
ある意味、運任せ。行き当たりばったりも良いところだ。
しかし同時に、心の中で妙な確信があるのも確かだった。
多分、今日、焦凍と振武の問題は決着がつく。
それが良い方向であれ、悪い方向であれ。
『群がれマスメディア!
今年もおまえらが大好きな高校生たちの青春暴れ馬…雄英体育祭が始まディエビバディアァユウレディ!!??』
会場に響くプレゼント・マイクの陽気な声が、通路にも響く。
ついに始まる。
手を何度も閉じたり開いたりする。体の調子は良い、不思議と普段以上に、足は軽い。
今まで以上の力が発揮できる。そう心の中で呟く。
『雄英体育祭!!
ヒーローの卵たちが、我こそはとシノギを削る、年に一度の大バトル!!』
係員の誘導と同時に、列が動き始める。
雄英高校、1年A組は最初の登場だ。だから自分たちの前を歩くクラスは1つもない。
『どうせてめーらアレだろこいつらだろ!!?
敵の襲撃を受けたにも拘らず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!』
「……なぁ、塚井」
「はい、何ですか動島くん」
ゆっくりと歩きながら、隣の魔女子に話しかける。
……きっと魔女子の頭の中にある行動表の中には、「振武を敗る」事も入っているのだろう。目的を考えれば、それを1人で成そうと思うのであれば、振武の存在は魔女子にとって邪魔にもなってくるだろう。
もしかしたら利用出来るかもしれない。それ以上に不確定要素が多すぎる。
ならばきっと、どこかで魔女子ともぶつからなければいけない時が来る。
「……お互い、頑張ろう」
それでも、応援したかった。
友達だと、仲間だと思っているから。
魔女子は差し出された拳を数秒見てから、困ったような笑みを浮かべ、
「……えぇ、頑張りましょう」
そう言って、自分の拳をそこにぶつけた。
『ヒーロー科!! 1年!!! A組だろぉぉ!!?』
眩い太陽の光と、観客たちの嵐のような声援が、振武達を包み込む。
◇
――爆豪勝己は、どんな事でも1番になってきた。
勉学も、運動も、個性も優秀。どんな事でもちょっとやればすぐに覚えた。
特別凄い事でも何でもなかった。自分が高い位置にいるのは当たり前だった。だから自分が凄いのは、周りの人間がダメだからだ。
どいつもこいつも、他人を羨み、威を借りてるだけのクソモブ。注目してやる義理はなく、話しかける価値すらない。
今まで例外は、緑谷出久だけだった。
自分よりもずっと劣った存在。勉強はそこそこ出来ても、運動神経はぱっとしない、おまけに無個性だ。
1番凄くない存在。何も出来ない〝デク〟。
……そのくせ、誰かを助けようなんて、大ボラを吹いて、自分から目を逸らそうともしない、生意気な奴。
目障りで目障りで、何度も目の前からその強い感情を消し飛ばしてやろうと、殴り、蹴り、爆破しても消えなかった邪魔な存在。
だがそれも、雄英に入れば変わると思っていた。
子供の頃から考えているプラン通りに行けば、出久もいずれ自分を遠くから見ているだけのモブになるだろう。そう強く確信していた。
だが、現実はどうだ?
居なくなるどころか、目障りな存在が増えた。
強い個性を持つ
自分の前を歩く、動島振武。
おまけにそんな奴らに触発されてでもいるのか、個性が使えて調子に乗っているのか、出久はさらに爆豪にとって邪魔な存在になっていった。
プランは瓦解した。
自分が1番に〝なれない〟かもしれない。今まで浮かびすらしなかった言葉が爆豪の頭の中を駆け巡る。ある意味初めての挫折。初めて自分の心が折れた音を聞いた時。
それは、爆豪にとっては許せない事だった。1番でヒーローになれなければ、何の意味もない。
……ここで、証明しなければいけない。
半分野郎よりポニーテイルよりクソ鳥女よりクソ髪よりデクより、――動島振武よりも、自分が最強なのだと。
「選手代表!!
1—A、爆豪勝己!!」
司会である18禁ヒーロー《ミッドナイト》の呼びかけには応えず、爆豪は前に進み出る。
これもそうだ。
この選手宣誓もそうだ。
1年の選手宣誓は、毎年入試1位の人間が行う。それはもう伝統で、昔からテレビで見て知っているのでその事自体に戸惑いはない。
そう、1位。1位だ。
……今年の1位は、2人いた。
自分と、動島振武。
『動島はそういうの苦手だって言ってたんでな、今年の代表は、お前で良いよな?』
相澤からすればただの連絡事項だった。別にどっちでも良いから、ちゃんとやれよ。そんな気持ちだったのだろう。
だが爆豪にとって、それは屈辱的だった。
――譲られた。
動島にとってどうだかは関係ない。
爆豪自身が「舐められている」と思えば、どんな考えがあろうが知った事ではない。
今もガヤガヤと、周りのモブが何か喚いている。どうせ「ヒーロー科の1位だろ?」と文句を言っているのだろう。
モブの言葉など、どうでも良い。
壇上に上がってみれば、出久も意外そうな顔をしている。
デクもこの際、どうでも良い。
いや良くはない絶対に叩き潰す……だがそれ以上に叩き潰さなければいけない相手がいる。
壇上の上から、動島振武を睨みつける。
イラつくほどリラックスしているその姿は、見ているだけでも腹立たしい。だがあの顔を自分でぶん殴れるかもしれない、そう思っただけで多少溜飲が下がった。
「せんせー
――俺が1位になる。せめて跳ねのいい踏み台になってくれ」
絶対やると思った!! というクソ髪の煩い怒鳴り声と共に、会場全体からブーイングが聞こえる。いちいち注意してくる眼鏡も、他のモブ共も怒りの表情を浮かべている。
くだらない。
(テメェらに言ったわけじゃねぇよ、クソが)
そもそもここにいる大半が眼中にない。首を掻っ切るジェスチャーまで入れて煽っているのは確かに自分だ。だがこんな事で騒つくような雑魚に興味はない。
1つは自分を追い込む為の演出。これで、雑魚達は必死に自分を倒そうと思うだろう。大変都合がいい。
そしてもう1つは……宣戦布告だ。爆豪が倒したいと思う人間達に向けた。
耳障りなブーイングを無視しながら、壇上から降りて元の位置に向かう。
その途中に、出久がいる。爆豪の言葉に呆れるでもなく、こちらに怯えるでもない。真っ直ぐにこちらを見てくるその眼は、爆豪が1番嫌いなものだ。
どうせ自分をの言葉の真意に気づいているのだろう。気に入らない。気に入らないので、わざと肩をぶつける。
……そして、すぐ後ろにいるもう1人の男を睨みつけた。
動島振武は、笑いもせず、呆れもせず、ただ爆豪を見ていた。
その眼だけで、相手が自分を過小評価していない事だけは分かる。だがそれも、また爆豪にとってはどうでも良い事だった。
(倒す。全員倒して、俺が完膚なきまでの1位っつうのを証明する)
今までで1番激しく、だが今までで1番静かな闘志が、爆豪の心で確かな熱を帯びていた。
◆
(……厄介な奴に、目をつけられたなぁ)
爆豪の選手宣誓を見て、振武は内心溜息を吐いていた。
大胆不敵な選手宣誓。殆どの人間はそう思っているんだろう。爆豪がエベレスト並みのプライドを持っているのは確かだが、あれはそういう意味ではない。
自分を追い込む言葉であり、
動島も含めた幾人かに向けられた宣戦布告。
「俺が最強だ文句があんなら直接かかってこいぶっ潰してやる」を圧縮しているだけ。極めて歪曲的で素直ではないものの、爆豪らしいとも言える。
そして、
(それに火を点けられちゃう自分も、馬鹿だよなぁ)
これでも一端の武人だ。
強い弱いに拘りはある。特に動島の家系は少なからずそこに拘る気持ちが強い。流派の影響なのか、初代から綿々と続いている武家の血がそうさせるのかは分からない。
焦凍との問題も、大事だ。
だがそれと同時に、1位になりたいという気持ちは当然ある。そこに、爆豪の個性よろしくニトロでもぶち込まれたような気分だ。
「さーてそれじゃあ、早速第1種目行きましょうっ。
いわゆる予選よ! 毎年ここで多くの者が
壇上で表示されるホログラムが現れたと同時に、ドラムロールが鳴る。
こういう演出は、雄英では多い気もするのだが……周りの人間がツッコミを入れているので、自分は何も言わない。言うと長くなるし。
「さて、運命の第1種目今年は……コレ!!!」
ミッドナイトの声と共に、ホログラムにハッキリと種目の名前が表示される。
……『障害物競走』。
「……なんか、あれですね。
物凄く学校っぽいですね」
隣の魔女子の言葉に、振武も苦笑する。
「名前だけ、はな」
入学試験や戦闘訓練と、無茶な事を学校側からノリノリで勧められるのが、雄英スタイルだ。名前が素朴なものだからといって、油断出来るものではない。
実際周囲を見渡してみれば、誰の表情も硬い。
一体どんな無茶な事が起こるんだ。
そう必死で思考を巡らせている様子だ。
「計11クラスでの総当たりレースよ! コースはこのスタジアムの外周約4km!
我が校は自由な校風が売り文句! ウフフフ…コースさえ守れば、
さあさあ、位置につきまくりなさい…」
ミッドナイトの説明と同時に、すぐ近くにあった門が開く。
長い廊下、そこから先がコースなのだろう。そう広くない通路を、ここにいる1学年の生徒全員が通れる訳がない。大きな列になり、押し合いへし合いになる。
そこで〝何か〟をしてくる奴は絶対にいる。というか、それを期待しているのだろう、司会であるミッドナイトの顔は楽しそうに笑っている。
(出入り口を塞ぐって発想には……ならないよな、そうなると自分も出れなくなるし)
何れにしても、自分がいくらか思い浮かぶような事を、他の人間が考えない訳がない。必ず誰かが妨害する。つまり、ここを通る時点でふるいに掛けられる。
個性使用からそれを使った妨害、何でもありありのチキンレース。
突破の仕方はいくらでもある。妨害しまくる、妨害を払いのけて真っ直ぐ進む。勿論、用意されている障害物によっても変わるだろう。
「……まぁ、問題ないか」
誰が妨害するにしても、その集団を一気に足止めする方法は限られてくる。
何が来たって、この段階での突破はそう難しいことでは無い。
足首を解しながら、門の近くに立つ。
生徒達全員の視点は、出入り口である一点に集中している。
振武も、他人が見れば同じ方向を見ていると思うだろう。
だが、振武の目線は、文字通り他人の予想の〝上〟をいくものだった。
纏めて妨害に合えば、人の壁も含めて突破するのが難しい。密集して隣が誰で、どんな個性を持っているかも分からない、隣からいきなり不意打ちされるのも気分が良くない。
話は簡単。
密集している上を通れば良いだけだ。
門の上についている3つのランプ。
1つ目が点灯する。
足に慣れ親しんだ振動が走る。
2つ目が点灯する。
前を見る。自分より前に陣取った焦凍の背中が見える。
3つ目が――、
「――待ってろ、追いついてやるから」
点灯した瞬間、振武は
ちょっと短くなりましたが、雄英体育祭開始です。
もうちょっと書き足したりしようかなと思いましたが、このままだとダラダラしてしまうよなと思い、最低限に留めました。
振武くんと魔女子さんのこれは、文章で分かってもらえると思いますが、まぁ友人・仲間の域を超えない親愛といった感じです。
このかまたん、男女の友情は成立する派の人間ですので。
さて、魔女子さんの気持ち、百の気持ち、焦凍の気持ち、振武の気持ち、さらに爆豪さんまで思うところありと、だいぶ混迷してきた体育祭。
どのような結果になるのか、次回以降もお楽しみに。
……あれ? 爆豪そんなにキレてないや(汗)
次回!! 泡が舞う!! 幻想的だよ!!
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