アイカツ!〜始まる夢と始まったキセキ〜   作:響凪

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なんだかんだでどうにか完成、今度書き溜めしておかないとやばい、倒れる。
ではどうぞ!


スタートライン!

フィッティングルームの前に立ち、アイカツ!カードを窪みにはめ込むとフィッティングルームのカーテンが上がっていく、

「いつもの練習を思い出せば大丈夫!」

私は自分に言い聞かす

カーテンが開ききったのを確認すると私はフィッティングルームへ飛び込んだ

大きくなったカードをすり抜けるたびに私の体を包み込む服がドレスに変わっていく。

そして服が全てドレスに変わり私はステージへ続く出口へと走りだす。

光の出口を抜けるとそこは綺麗なステージだった。

「エントリーナンバー152番!桜野雪さんです!まずは面接審査となります!」

アイカツ界の名物アナウンサーに紹介され私は一礼する。

「桜野雪です!よろしくお願いします!」

元気いっぱいに、笑顔で自己紹介できた。はず…

ちょっと緊張していると審査員席から話しかけられた

「さっきはごめんな。私も急いでたから」

話しかけてきた審査員はセイラちゃんだった。

「ぜ、全然気にしないでください、私は大丈夫でしたから…」

なんとか緊張しつつも返事をする。

「さっそく質問に参りましょう!まずは星宮いちごさんからです!」

アナウンサーはテンション高く進行を続ける

「桜野雪ちゃん、あなたはなぜアイドルになりたいんですか?」

星宮いちごちゃんから問いかけられる

「私は星宮いちごちゃんや音城セイラちゃんに憧れてきました。みんなを笑顔にして楽しい気持ちでいっぱいにする2人が。それを見て憧れと同時に2人みたくなりたいと思いました。それが私がアイドルになりたい理由です!」

私は今思っていること全てを口にした。

すると音城セイラちゃんから話しかけられた。

「アイドルになりたい理由はわかった。じゃああなたの特技はなんですか?」

特技かぁ、ちょっと考えて私は答えた。

「私の特技は声真似です。」

くだらないけど私にはこれしか得意なことはない。

すると白鳥ひめちゃんからリクエストされた

「二階堂ゆずちゃんってできますか?」と、

なかなか難しいけどやってみるしかない。

「風の舞組!S4の二階堂ゆずだよー!よろしくー!」

口調はあまり見たことないからうろ覚えだ。

「似てますねー、本当のゆずちゃんみたい。」

白鳥ひめちゃんはご満悦のようだ。良かった。

すると音城セイラちゃんと星宮いちごちゃんからもリクエストが飛んできた。

「じゃあきいやってくれ!」

「あおいやって!」

ほぼ同時にリクエストされる。

どっちからするか迷っていると星宮いちごちゃんが譲って先に冴草きいをやることになった。

「みんなー?ライブの準備はおけおけおっけー!?」

うまく出来たはずだ。音城セイラちゃんは下を向いている。

なにか失敗したか不安になっていると音城セイラちゃんは顔を上げた。

「上手すぎる。目を瞑って聞いていたがきいそのものじゃないか!」

良かった、失敗してなかった。じゃあ次は霧矢あおいちゃんだ。

「この盛り上がり、穏やかじゃない!」

霧矢あおいちゃんの名物フレーズだ、こっちは私の十八番(おはこ)だから問題ない。

「わー!ほんとにあおいそのものだ!」

良かった、3人とも気に入ってくれたようだ。

「そろそろ実技に入ります!桜野雪さん、準備をお願いします!」

アナウンサーによって面接試験は終了になった。

周りの風景がイリュージョンステージに変わっていく。

変わりきり私が最初のポーズをとると曲がスタートだ。

大きく、だけど観客にはわからないように深呼吸

そして歌いだす。

「君にスマイル、明日に夢アイカツ!しよ、レディゴー!」

最初のアカペラを乗り切った。

リズムのいい曲が流れ出す。

ダンスは体が覚えている、だから問題はない。

ここからが本番だ。

サビに入って盛り上がりが最高潮になった、知らぬ間に私の手には可愛い弓が現れる。

弓を構えると私は矢を引き絞り天空にあるハートに向け放った!

-FEVERエンジェルアロー-

やがて普通のイリュージョンステージに変わり曲は終わりを迎える。

アウトロが終わると会場から拍手が飛んできた。

審査員席の3人も驚いていた。

「桜野雪さん、ありがとうございました、続きましてエントリーナンバー153番!ーーさんです!」

私は退場して控え室に戻った。

「はー、緊張したー。」

私は安堵の息を吐く。あとは結果を待つだけだ。

「夢は見るものじゃない、叶えるものだよ 輝きたい衝動に素直でいよう--」

私はなんとなく曲を口ずさんだ。




中途半端に書き上げてごめんなさい。
プロットとか作る暇がなくぶっつけで書いてます。
もし良かったら感想をお願いします。
どんな評価でも真摯に受け止めて改善したいと思います
次の更新は五月中を予定しています

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