Fate/Last Master   作:三代目盲打ちテイク

127 / 180
魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~ 2

 暗く、冷たい――。

 

 美遊を支配していたのは、その二つだった。暗がり。薄暗がりの城。冷たく、冷え切った、城はまるで主の心をそのまま反映しているかのよう。

 ここはそう、最果てなのだ。いいや、あるいはすべての中心なのかもしれない。わかるのは、自らが捕らえられているということであり、友だちは無事だということ。

 

「……美遊様……美遊様……!」

「……ぅ……ぁ……サファイア……? あなた……なの……?」

 

 ただ、それすらも自らの状況を好転させることにはつながらない。自らの相棒たるサファイアは無事だ。だが、それでもこの状況を抜け出すことはできない。

 自らを縛る鎖ならぬ、このレースのリボンは、容赦なく触れたものの力を吸い取っていく。ゆえに、サファイアといえど触れてしまえば終わる。

 

 もはや希望はどこにも。あらゆる全てが暗がりの絶望に落ちていくのだ。それだけは、駄目。駄目――。

 

「だから、イリヤを――イリヤにどうか、伝えて――」

 

 この城の危険さを。

 恐ろしい敵の存在を。

 

「美遊様――わかりました。このサファイア、必ずやイリヤさんに伝え、美遊様のもとへ戻ってまいります!」

 

 サファイアは向かう。

 イリヤの下へ。

 この事態を終息し、美遊を救うために――。

 

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 固有結界。それは魔法に近いとされる魔術の名前。まさしく魔術の最奥だ。術者の心象風景を具現化し、世界を塗り替える魔術。

 まさに禁忌中の禁忌、魔法一歩手前の大魔術。ロンドンでバベッジ卿やナーサリーライムやらが使っていたのもその一種。

 

 ただ、そんな無茶は長続きしない。固有結界は現実にできた染み。異物、矛盾を察知した世界そのものが修正にかかる。

 普通であれば固有結界は数分足らずしかもたない魔術である。

 

 改めてドクターロマンの説明を聞いたが、それはつまり普通でない手段が用いられているということに他ならない。

 

「えーと……、ようはこの世界は、全部誰かが作った世界ということですか?」

「そういうことだね」

「ドクター、この規模になるともしかして聖杯とか?」

「その可能性は捨てきれない。この規模の固有結界を展開、維持しているとなるとそれくらいの奇蹟が必要になるだろうしね」

「この場所に接界(ジャンプ)してくる時に、一瞬だけ、いくつものお城や、国の領地みたいな風景が見えて……どれもはっきりとして、とても広かったです。それと真っ黒な壁で覆われた空間も……それがぜんぶひとつの魔術……誰かが作った世界だなんて……」

「うんうん。そこまで驚いてくれるとやりがいがあるなぁ」

 

 わかる。ドクターの言っていることがよくわかる。こんな新鮮な反応久しぶりで、どうにも気分がいいというか。

 

「そこ、頷いてない。最近は妙に慣れて、なんとかなるさ、という君も悪いんだぞぅ」

「事実なんとかなったし、これでも勉強してるんだからね」

 

 ドクターに負担をかけないようになるべく予習復習をしているようにしている。彼はダ・ヴィンチちゃんも言っていたように無理をしている。

 それを悟らせないのは本当さすがとしか言いようがないが、彼の負担を少しでも軽減できるように、ちゃんと勉強しているのだ。

 

「ともかく、うん、イリヤとその友達の美遊を助けるためにもこれからどうするかを考えないとね」

「しかし、うん、縮んでるのって面白いよね」

「ドクター……」

「こちらでモニターしている限り問題はない。ただデフォルメされて縮んでるだけだ」

「それって大分アレだと思うだけど」

 

 まあ、もう予想外の事態が起こりすぎているということもあって、慣れたものだ。ともかく魔法少女の可愛さ(いのち)は地球よりも重いのだ。

 

「僕としては戻ってきてほしいところだけど聞かないだろうしね。なによりキミと同意見だ」

「それで、マシュやリリィたちの攻撃がどうにも効いてないようなんだけど何かわかる? たぶん魔法少女じゃないからだと思うけど」

「それはダ・ヴィンチちゃんが答えよう! キミの推測通り、どうやらその固有結界の条件に合致していないから力が出ていないようなんだ。おそらく、その世界特有の礼装。おそらくは魔法のステッキだね――を手に入れることができたのなら、おそらく普段通り、いいや、普段以上の実力が発揮されるはずさ」

 

 やっぱりか。となると当面の目標は、そのステッキとやらを手に入れることになる。

 

「ステッキか、どこかに落ちているとかしてるといいんだけど……」

 

 そう簡単にはいかないだろうなぁ……。

 

 とか思っていたら、何やらすごいお菓子な感じの人たちに取り囲まれている。

 

「……ドクター?」

「いや、敵意をまったく感じなかったから、大丈夫かなと」

 

 そういうことは教えてほしかった――!?

 その後あらよあらよという間に、お菓子の国へと連れてこられてしまう。

 

「いつまでもこの国にいてくださいー。賞味期限果てるまでー」

「わたしたちと甘くしっとり香ばしくくらしましょうー」

「お菓子の国でたのしく、おかしく!」

「あ、あのー、誰かミユを! 黒髪の女の子を知りませんかー!?」

 

 この状況で、それを聞けるのはすごいと思う。取り囲まれて、もう知っちゃかめっちゃか。オレたちマスコット組は上空に退避できるけど、マシュたちはもう大変だ。

 なんなんだいきなり。危険そうでないのだけが、幸いだけど。まあ、とりあえず、どこに行くかも決めかねていたのだ。まずはお菓子の国から調査するのもいいかもしれない。

 

「いやー、絶景ですねぇ。美少女たちがメルヒェンなクリーチャーにもみくちゃにされるこの絵面は」

「ルビー! ニンマリ見てないで、なんとかしてー!」

「金時ー?」

「おう、ゴールデンに火力最小でいくぜ!」

 

 どーんと金時の雷電が奔る――。

 

 マスコット化してるからか威力弱めだが、住人を吹っ飛ばすには十分。あとは武装を展開すればもみくちゃにはされない。

 

「魔法少女!?」

「魔法少女だー!!」

 

 イリヤを見て慌てて逃げ出す住人達。どうやら魔法少女がたいそう恐ろしいものと認識しているらしい。とりあえずマスコット総出で一匹捕まえて、魔法少女たるイリヤの前に引っ張っていく。

 なんというか、自分が指示出し以外で役に立っているという現状がなんだか新鮮で、良い。いつもならこうはいかない。いつも後ろで見ているだけだけど、行動できるって、素晴らしい!

 

「ああ、ますたぁがあんなにも輝いて」

「自分からいろいろと動けるのが嬉しいんじゃろうなぁ」

「えっと、お菓子さんお菓子さん。色々と教えてほしいんですけど」

「話さないと魔法少女様が怒りますぞ」

「そ、そうだよ、が、がおー?」

「ひぃい~魔法少女さまのご命令でしたら~」

 

 そういうわけで情報を有りっ丈引き出した。といってもさほど多くの情報を得られたわけではない。このお菓子の国を治めている女王ならば何か知っているはずということ。

 というわけで、お城に向かっている。

 

「このままいって大丈夫なんでしょうか」

「どうだろうね。沖田さんは心配?」

「いえ、ノッブのことはこれっぽっちも心配はしていないのですが、こうやって召喚された手前、この姿ではマスターのお役に立てませんので、少々気おくれを」

「まあ、なるようにしかならないし、行くしかないでしょ」

 

 この世界のことは何一つわからないのだ。ならばここはどこでもいいからどこかの国に行って話を聞くべきだろう。

 と思っていたのだが――。

 

「待てーいだニャン!」

 

 なんだかどこかで見たようなネコっぽい生き物が登場した。

 

「キャット!?」

「疲れた朝には糖分がキク。脳ニ。でもザンネン、めぼしい砂糖が見当たらヌ。そんなアタシの前にまろび出たオマエは蜂蜜の如き優しさ、甘さ、エロさを兼ねそろえているときタ。ぬう、まさにネコまっしぐラ! ピンク色のケーキをいただこウ!」

「なんか出た!? なに言ってるのかさっぱりわからないよー!?」

「殺伐としてそうなこの魔法界っぽい世界にアルコな生き物が!! しかもサーヴァントのようでサーヴァントでない……?」

「先輩、これは……?」

 

 わけがわからないのはこちらも一緒、だからそう聞かれてもわからないわけなのだがとりあえず魔法少女であることは確定しているはずだ。

 ただし、なぞの黒い霧みたいなのと存在がどうにも希薄というのがわからない。どうにもすでに霊基的な何はとっくの昔になくて、何かが核となって存命しているようなそんな感じがするのだ。

 

「コレとか言わない、そこなマシュマロオッパイ! アタシこそネコ科最強の魔法少女。タマモナインを差し置き、ジーニアスな魔法少女として売り出したタマモキャットちゃんダ!」

「じゃあ、そんな魔法少女が何用? オレたち王城に行きたいんだけど」

「ニャンと! それは大変。一大事。なにせ、魔法少女は魔法少女しか斃せヌ。今のままいっても、ニャンニャンされておいしいお菓子になるだけなのだナ。おお、なんとおいしそう。

 というわけで、新鮮なうちにいただいてしまおうというキャットなりの気遣いもとい本能、もとい欲望の発露! 野生が滾るとはこのこと、おお、実にキャットっぽイ! というわけで、戦ってみるのだナ」

 

 何がというわけなのかまったくと言ってい良いほどわからないが、タマモキャットが襲い掛かってくる。こちらに対抗できるのはイリヤちゃんのみ。

 なら――。

 

「マシュは防御に専念! 来る攻撃は全部防いで」

「了解です、マスター!」

 

 マシュに攻撃を防がせる。キャットの攻撃は苛烈。その動きは非常に読みにくいのだが、いつもと違って今回は一貫性のある動きをしている。

 キャットであってキャットでなし。何か別の存在なのは間違いないだろう。ゆえに、

 

「読める――ノッブ」

「了解じゃ、マスター。狩りは得意よ」

 

 ノッブの火縄銃の射撃でキャットをけん制しながら追い込んでいく。

 

「イリヤちゃんは、最後になるべく高威力の一撃を食らわせてやって。避けさせはしないから」

「は、はい!」

「今!」

「最大収束――収束放射(ファイア)!!」

「ニャント!」

 

 追い込んでからの高威力攻撃。セオリー通りだけど決まれば強い。というか、すごいな最近の魔法少女、なにこの砲撃の威力。

 そう砲撃だよ。最近の魔法少女って砲撃するんだよなー。そういえばドクターと暇なときに一緒に見たのは格闘戦とかしてたっけ。本当、最近の魔法少女ってすごいよね。

 

「にゃふー」

「……!? 魔法の杖(ステッキ)になった!?」

「ふむ、礼装ですかね?」

「ダ・ヴィンチちゃん?」

「そうだとも。それがこの世界における魔法少女の必需品ってわけだ。それがあれば君たちは魔法少女に対抗できる。でも、一人一本ずつ必要だろうけどね」

「やや、意識はないようですが、要望があるようですね。どうやら、ノッブさんをご所望のご様子ですよ~」

「お、わしか! よし、魔法少女マジカル☆ノッブの爆誕じゃな! わしもっと人気でちゃうのう!」

 

 意識ないのに要望はあるんだ。ノッブが握った途端ノッブの衣装がファンシーな魔法少女じみたものに変わる。軍服をそのまま魔法少女の衣装にした感じだ。

 

「うむ、どうじゃ、マスター、わし可愛いじゃろ?」

「はいはい、いつも通り、いつも通り」

「なんじゃと人斬り!」

「なんですか、文句があるなら私よりフレポ稼いでからいってください」

「ぐぬぬぬ――」

「それにしてもあのステッキ、どうやらニンゲン形態になって真似をしていたようですが、いいですねぇ。私もその機能ほしいです」

「ぜったいロクなことにならないって断言できる!」

「いえいえーちょーっとイリヤさんのまねをしてですね」

「やーめーてー!」

「はいはい、喧嘩しない、行くよー」

 

 さっさと城に行ってこの世界のことを聞かないと。

 

 そう思いオレたちは城へとたどり着いた。普通のお城。お菓子のお城。何の変哲もないされど、感じられるのは確かな存在がここにいるということ。

 意を決して中に入る。メイヴのような魔法少女がいると警戒して、玉座の間へやってくればそこにいたのは一人の少女だった。

 

 ナーサリーライム。幼い少女。ありす。髪を結んだ銀髪の女の子は、無邪気に来訪者たちを歓迎するかのように笑顔を浮かべている。

 その笑顔は、つくりものか、あるいは、いいや、その考えは杞憂だ。彼女の存在は確かだった。キャットのようなそれではない。

 

 彼女はただ。喜んでオレたちを歓迎していた。

 

「ナーサリー・ライム。君が、この主か?」

「わたし……ナーサリー・ライムなの? あなたが言うんだからきっとそうね!」

「え?」

「なん万なん千回目かのはじめましてをお祝いして、お茶会しましょう!? ナーサリー・ライムは魔法の少女。トミーサムの可愛い絵本。魔法少女のおやくめ果たし、にげさるアナタとこわれたワタシ」

 

 ――みんなの望みを叶えましょう?

 

「ドクター?」

「うん、間違いない。彼女はサーヴァントであり、そしてマスターでもあるらしい。あれだけの魔法生物を操っているのなら当然かな。彼女はこの固有結界の所有者じゃない」

「なるほどって――イリヤさん!?」

「あらー、緊張感のかけらも感じられず、お茶会を楽しまれてますねー? さっすがイリヤさん、大物です!」

 

 いや、本当すごい。なんで、この状況でお茶会に興じられるのかちょっとよくわからない。これが小学生の純真さとででもいうのだろうか。

 そう思うと、どれほど薄汚れた大人になってしまったんだろうかと嘆きたくもなる。

 

「ちょっと、君が嘆いていたら僕らの方もだいぶ嘆かないといけないじゃないか」

 

 ともかく話ができるようなら是非もない。イリヤのおかげで穏便にいくかもしれないし、ここはしれっとお茶会に参加しておこう。

 もちろん、解析して安全だとわかったものだけしか口にしないようにしながらお茶会に混じり、イリヤとナーサリー・ライムのやり取りを観察する。

 

「ふぅ~よかったぁ~、まともにお話が出来て。わたし、イリヤ。イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。ナーサリー・ライムは、魔法少女で……それで、しかもこのお菓子の国の女王様、なの?」

「そうよ、わたし、えらいの。なんでもめいれいできるの」

「じゃ、じゃあ、女王様っ……折り入ってお願いが! わたしと一緒に、この世界に来た友達のこと、お菓子の国にの人たちに尋ねてもらえないかな? なんでもいいの! 知っていることがあったら――」

「いいわ」

 

 イリヤの御願いを、彼女は聞き入れる。ただ――。

 

「わたしと遊んでくれたら、おしえてあげる」

 

 その笑みは、無垢なそれで――。

 

「……えっ……?」

「ぜんぶ、わたしとあそんでくれたら、おしえてあげる」

 

 異様な気配が彼女を包んでいく。いいや、広がっているのか。

 

「な、ナーサリーちゃん、あそぶのは、あとで」

「いーやー。だってわたし、タイクツなの。ケンタイキなの。わたしの遊びあいては、いつもいつも黒ひつじさんだけ。ねえ、わたしの黒ひつじさんしらないかしら」

「黒い……ひつじさん? み、見てないけれど。め、メェェーメェェー、えへへ、なんちゃって」

「録音んんんんん!!!」

「うわっ!? ドクター!? 何叫んでるの!?」

「はっ!? いや~、なんでもないですよー」

 

 いや、さっきイリヤちゃんの物まね録音してたでしょ。って、そうじゃない。異様な雰囲気が広がり続けている。これは何かの前兆。

 

 ――なんの?

 

 オレはこの前兆を知っている。これはたしか――。

 

「うふふっ、ぜんぜんちがうわ? イリヤったら、へたくそね。黒ひつじさんの鳴き声は、こう――ぶぁぁ、ぶぁぁ――」

「うわっ!? リアル指向!? ぶぁぁ、ぶぁぁ?」

「そうよ、じょうずだわ、みんなでやりましょう?」

 

 ――ぶぁぁぶぁぁぐらしゃぼらすはぶゆうえにいぶらっどわのぶだせぶんてぃとぅでもんずぷれじでんとおぶへる

 ――ぶぁぁぶぁぁぐらしゃらぼらすいあるむなるうがなぐるとなろろよらなくしらりぶぁぁぶぁぁぐらしゃぼらす!

 

 それは、詠唱。

 それは、呪文。

 それは、狂気。

 それは、それは、それは――。

 

「おいでおいで! わたしのかわいい黒ひつじさん!」

 

 グラシャボラス――。

 

 それは魔神柱の一柱。36の軍団を指揮する序列25番の大総裁。

 

 

「ひっ……あわ、あわわわわわわわ……! 聞いてないこんなの聞いてない」

「こいつは――!?」

「お菓子のヒトたちったら、とっても飽きっぽいの。みんなすぐに、くだけてつぶれて遊べなくなっちゃう。でも、わたしの黒ひつじさんは、だれよりもやさしいの。ずーっとずーっと、えいえんに遊んでくれるの」

 

 にこやかに晴れやかに魔法少女は狂気の魔獣を従えて、笑っている。

 それが、ただただ恐ろしい。

 

「――さあ、一緒に遊びましょう?」

 

 だが、震えているわけにもいかない。戦わなければ死んでしまうのは明白だ。それほどの殺意、濃密な狂気はいまもなお広がってあらゆる全てを呑み込もうとしている。

 

「マシュ、イリヤのサポートを!」

「――はい! マスター!」

「ノッブはイリヤと協力してナーサリーを!」

「任された」

「清姫とリリィは魔神柱をやるぞ!」

「はい、ますたぁ」

「頑張ります!」

 

 魔法少女は魔法少女でしか倒せない。だが、その使い魔はそうではない。魔神柱とは言えど、今度はそれに使い魔という属性が付与されている。

 いいや、使い魔という枠にはめ込まれていると言っていい。ゆえに、他の魔神柱とは異なり弱い。

 

 魔法少女は魔法少女に任せ、残りは魔神柱を倒す。

 

 戦闘が始まった――。

 




イベント特有の戦闘カットじゃ。
そして、各王国で一本ずつステッキを入手していく方式。

しかし、怖いな、やっぱりアレは……。

そして、オリジナルサーヴァントを活動報告で載せてるので見てやろうという人は見て下せえ。
コメントとかしてもらえると嬉しいです。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。