朝。いつもの時間。決まって母さんが起こしに来る。
「起きなさーい」
優し気な口調と優しい力加減でベッドのオレを緩やかに睡眠の中から揺り起こそうとする。けれど、
「もうちょっと……」
もう少しだけ眠りたくてこんなことを言ってしまう
「んもう、仕方ないなぁ。じゃあ、あと十分だけね。じゃないとエドモン君きちゃうよー? ご飯食べられなくなってもしらないんだから」
本当は母のんもうというのを聞きたいだけなのかもしれない。ダビデ先生に人妻の魅力を補習と称して一日中聞かされたおかげでそんな風になってしまったのだ。
本当あの人はクズだと思う。
ともかく出ていった母と同じくしてむくりとベッドから起き上がる。寝ぼけ眼をこすると、ベッドの下に手を突っ込む。
感じる荒い息遣い。首をむんずと掴んで引き出す。
「きゃっ、見つかってしまいました」
「はい、そーですねー。じゃあ、帰れ」
「ああん、ぐだ男様の照れ屋さん――」
ベッドの下に潜んでいたこの女の子は清姫。うちの隣に住んでるストーカーである。どうしてオレなんかをストーキングしているのかまったくもってわからない女の子である。
可愛いけど、毎朝毎朝ベッドの下に潜むのはやめてほしい。とりあえず窓を開けてそこからぽいっと放り捨てる。こんな扱いだけど大丈夫。なんかギャグ補正とか働いてるらしいから。
「着替えよう」
制服に着替えて、ブーディカ母さんの食事に舌つづみを打つ。
「んー、おいしい、おかわり」
「はいはい、落ち着いて食べてね。まだまだ時間はあるんだから」
「おはよう。ブーディカの料理はいつもおいしそうだね」
「ありがと。じゃあ、あなたも食べちゃって」
「じゃあ、いってきまーす」
「ちょっと待って、ネクタイ曲がってる」
ジキル父さんと入れ替わりにオレは学校に向かう。
その前に母さんからネクタイを直されて、弁当を貰う。
「よし、かっこいいよ。いってらっしゃい」
「いってらっしゃい。何か困ったことがあったら電話してね。研究が忙しくてもすぐに抜けていくから」
「行ってきます。父さんは研究に集中してよ。パラケルスス所長にまた迷惑かけるよ」
「おー、学校か。学校か。楽しそうなのだなご主人!」
家を出るとペットのキャットが猫っぽい犬小屋から顔を出してきた。裸エプロンだったり和服だったり、メイド服だったりする我が家のペットである。
料理もできるし、母さんが忙しくて帰れない日は良く飯を作ってくれるペットなのか何なのかよくわからない
「そう?」
「前よりもずっと良い顔なのだな。それよりご主人、今日は裸エプロンの日だがめくっていくか? ん?」
「遠慮しまーす!」
これ以上はヤバイと思ったので走って逃げる。
「いくじのない男なのだな。まあ、そこがご主人のいいところなのだな。それとご主人の母上よ、にんじんを所望するのである」
「まったくキャットは……」
いつも人をからかって。どきどきするじゃないか、まったく。
「で――」
背後を見るといつものようにぴったりとくっついてきている清姫。
「ずっとスタンバってましたわ」
「はいはいじゃあね」
ぽいーっと捨てる。どうせすぐに復活するのであるし、なにより
「ああん、いけずー」
なんだか楽しそうだからいいのだろう。
「やれやれ朝から騒がしいな」
「エドモン! おはよう」
「ああ、おはようぐだ男。行くぞ、時間を無駄にするな」
「そうだね」
「ああ、待ってくださいまし」
「フッ。清姫か、相変わらずのようだな」
「ええ。あなたには負けたくありませんから」
何を言っているのか。というか、清姫はなんでエドモンをライバル視しているんだろうか。
「はは。それを決めるのはこいつだろうに。それにオレをライバル視するよりも注意すべき相手がいるのではないかな」
「ぐ、確かにそれは正論」
「お、マシュだ」
三人で歩いていると、前に見覚えのある後姿が二つ並んでいるのが見えた。
「おはようマシュ」
「「あ、おはようございます先輩!」」
同時にこちらに気が付いた2人がそろっていう。ああ、いい声。声質が似ているけれど違いの分かる声だ。良い声である。
彼女たちは種田マシュと高橋マシュ。苗字が違って名前が同じなのはとてつもなく複雑な家庭事情がある。なんでもごく潰しの父親がすべての原因らしい。
今や反抗期真っ盛り。父親とは口も利きたくないレベルらしいが、あの父親なら仕方ないと思う。女とみるや見境なく突っ込んでいく人妻好きな上に寝取りまでその昔やらかしたことがあるというのだからヤバイ。
母親の方はいなくて片親だけど、この二人を育てた功績だけは認めてもいいと思う。あんな父親でも親は親なのだから。
ダビデと違ってね。ダビデ先生は育児放棄してたからなぁ。そのおかげで、オレがどんな目にあったか……。会ったら殴ってやる。
「先輩、今日もいい天気ですね」
「そうだね。こういう日の昼とかお昼寝したい」
「お昼寝はいい文明」
お昼寝したいとか言ったらアルテラに遭遇した。
「おはようアルテラ」
彼女は帰国子女のアルテラ。ちょっと遠い外国きたらしくいまだに日本文化になじめていないらしい。いろいろとこまっているところを助けたら懐かれた。
いい文明、悪い文明をフィーリングで判断して悪い文明を壊してしまうお茶目な女の子だ。
「おはよう……その、一緒に登校しても、いいだろうか」
「いいよ。遠慮しなくてもいいのに」
「む、姉さん姉さん」
「なに?」
「またぐだ男さんをめぐるライバルが増えた予感が」
「そうだね。うん、いつものことですけど……ちょっと先輩は気が多いのが困りものですよね」
ちょっとそこの姉妹、まって、オレは君たち一筋なんですけど。恥ずかしくて言えないけど! それなのにその物言いはちょっと。
それじゃあまるでオレが気の多い男みたいじゃないか。
「なあ、エドモン!」
「貴様の名誉のためにコメントは控えておく」
「ちょ!? 親友!?」
「すぐそこでエドモンさんに逃げるのはよくないと思います先輩」
「そうです。ここはわたくしに聞いてくださっても良いんですよ。どんなぐだ男様でも、愛して見せます。大丈夫です。ちょっとのことなら丸のみにするくらいで勘弁してあげますから。ああなぜか知りませんが、ぐだ男様を丸のみにしたあの感覚が忘れられなくて」
「オレ丸のみにされたことありましたっけねえ!?」
それは別の世界線の話でしょ。こっちに持ち込んじゃダメ、絶対!
「丸のみ……」
「なんで、そこでアルテラはそんな顔してるのかな」
「キヨヒメに聞いたぞ。女は男を丸のみ(意味深)にすると」
「はい、ちょっと待てー!」
とりあえず清姫をむんずと掴んで電柱の陰に引っ張っていく。
「なに教えてくれちゃってんの!?」
「ああ。ぐだ男様顔が近くに。はあはあ!」
「おい。朝から騒ぐのもいいが遅刻するぞ。今日はロムルス理事長が校門に立っている日だ」
「そうだっけ。アレ、あのひとだいぶ寛容だから問題ないんじゃ」
「忘れたか。ロムルス理事長が立っているということは、ローマが全員集合だ」
「全員ダッシュ!」
ローマ全員集合とか絡まれてヤバイ。特に、ネロ先生とか、カエサル先生とか。ネロ先生は単体だと問題ないのだが、ロムルス理事長とか絡むとちょっとアレなテンション発揮して突拍子もないことやりだす。
視ている分にはとても楽しい。町内会のお祭りネロ祭とかとても楽しかった。だが、それに参加している者はそうもいかない。いや、楽しいのは楽しいのだが、もう収拾がつかなくなるのだ。
それにカエサル先生がいるということは必然としてクレオパトラさんまでいるということになる。彼女がいるだけで光輝いているから登校にはサングラスが必須になるし、下手な時にはカエサルとのいちゃいちゃを見せつけられることになる。
もうそんなのアレ過ぎて耐えられないので、全員ダッシュ。だから登校時間なのに生徒の姿が見えないわけだよ!
「
「
なんとか走ったおかげでローマ組に遭遇せずに済んだ。
「よししねえ!」
そして、ダビデがいたので殴り飛ばしてクラスまで行った。
「ひどい! 本編じゃかなりの大活躍したのに!」
「本編とか言うな!」
という訳で自分のクラスヘ。オレの窓際一番後ろの主人公席。隣はエドモンで前は
「遅かったな」
超英雄生徒会長ぐだ子様です。怖いです覇気がやばいです。ちょっと同じ人類なのかと思いたいくらいの違いなんですが。
どういうわけか席替えしても隣はエドモンで前はこの人なんです。ちょっと怖すぎるんですけど。
「別にいつも通り、です……」
「そうか」
「………………」
ええ、それだけええ!?
「そして、いつものようになんでオレの椅子になろうとしてるのかな清姫は」
「ささ、どうぞお気になさらずに」
「種田さん」
「はい、任されました。さあ、自分の席に戻りますよ清姫さん」
「いやですわ。私は、椅子になりたいのです!」
「先輩のご迷惑なので実力行使に入ります」
「ああ~ん」
強引に引き戻される清姫。それと同時に入ってくるのは担任の先生だ。
「おっはようございまーこふっ!?」
「沖田先生が血を吐いたー!」
「病人は死んでも保健室に連れて行きます!」
保健委員のナイチンゲールがむんずと沖田先生を掴んで保健室に引きずっていった。これがいつもの光景である。病弱な沖田先生は保健室の常連で保健の先生のサンソン先生がいつも苦笑している。
沖田先生の担当は人斬り論とかいう物騒な科目なのでそれでいいのかもしれない。なにせ、過去一度もまともに授業があったためしがない。
それもこれもノッブ先生による妨害やら何やら漫才があるせいなのだが、それが面白いのでいいのだろう。良いということにしておこう。そうしよう。
「というわけで、副担任のあたしが仕切るわねー。委員長号令」
「起立、礼、着席」
副担任のエレナ先生がホームルームを仕切る。号令はぐだ子閣下です。全員が一糸乱れぬ軍隊張りの起立、礼、着席をします。
あの不良のモードレッドすらもそれに従うとかいう意味不明レベルの統率です。なにせ、商店街のヘラクレスさんと素手で殴り合いができるらしいのだ。
かつてボクサーとして世界をとったらしい酒屋のヘラクレスさんを相手に川原で戦ったあの三日間は今でも伝説だ。普通にいい人なんだけどねヘラクレスさん。
オーナーのイアソンさんとイリヤちゃんが何やらヘラクレスさんが誰のものかでいつも喧嘩してるけど。そんなことよりイアソンさんは奥さんのメディア・リリィさんに目を向けた方が良いと思う。
じゃないとイアソンさん将来刺されるよ絶対。うん。
「こら、そこ考え事しないの。そろそろ文化祭だけど、何か考えておきなさい。何もないなら、インド喫茶とかにしちゃうから。じゃあ、一限目頑張ってね」
エレナ先生が教室を出ると移動する。一限目は体育だ。レオニダス先生の筋肉体育である。頭も鍛えられるともっぱらの評判だ。
「ああ、そうだ忘れてた、渡り廊下は通らないこと。エジソンとテスラがまた喧嘩してるから危ないのよ――」
とか告げるのも遅く何やら爆発した音が響く。
「……また止めに行かないと……本当天才って……」
電気工学の授業のエジソン先生とテスラ先生は未だに直流交流で争っている。殴り合いの喧嘩して学校を壊してエレナ先生に怒られるまでがデフォである。
二人についているはずのカルナ先生は足りない一言のせいで役に立たないのだ。学年主任のエレナ先生は大変である。
「行くぞ、体育など面倒だが、出ないともっと面倒だからな」
「うん」
エドモンと2人更衣室へ。そこには黒髭が壁に向かって何かしていた。
「なにしてんの黒髭」
「なにって決まっているでござる。デュフフ、覗きでござるよ」
「はい死刑――」
マシュの着替えを覗こうとは極刑以外ありえない。
「エドモン、サンソン先生呼んできて。処刑してもらおう」
「相変わらずあの2人のこととなるとオマエはそうなるな。だったらさっさと告白でもしてしまえばいいものを」
「…………」
「まったく変なところでヘタレめ」
やれやれというエドモン。
仕方ないだろ。無理。オレには絶対無理! 断られたら自殺する自信があるよ。だから、今の関係の方が良いとか思っちゃうんだよー。
そんな言い訳をしている間に予鈴がなる。ヤバイと即着替えて校庭へ。そこではレオニダス先生が待っている。
「さあ、まずは軽いウォーミングアップから行きますぞ!」
というわけでダッシュ。グラウンドダッシュ。一番早いのは、クー・フーリンであるが、三蔵ちゃんも中々である。
いやあ、眼福だ。何がってうん。揺れるのだアレが。ナイチンゲールは、なんでか走らずに救護班の構え。もう配役を間違えているとしか言いようがないよね。
「姉さん姉さんまた先輩の視線が三蔵さんの胸に行ってます」
「…………」
「実はわたくしもけっこうあるんですよ」
怒りの視線を感じます。いや、だって、君たちはその尊いというか、なんかその、見たいけど、なんか、そのええと。
「つまりヘタレってことね!」
「ガハッ――」
「ま、マリー? そうもはっきりというものじゃないよ、かわいそうだよ?」
「でも、デオン? アマデウスが言えって」
「おいぃい、マリーになに言わせてるんだあいつは!? おい、どこいったあいつは!」
「あの音楽家なら早々にリタイアして文学組と図書館にいったよ」
デオンの叫びに答えるたのはメアリーだった。頭の上でぴょこぴょこ跳ねるリボンがウサミミみたいで可愛い。
「そういえば黒髭もいませんわね。どこ行きましたの?」
「ああ、アン。あいついつもBBAに興味ありませんぞなんて言ってるくせに、いつものやつだよ」
「ドレイク船長の操船学ですわね。体育が嫌だからって逃げましたわね。よいしょっと」
どこからか取り出したるマスケット銃。銃声響けば黒髭の悲鳴が上がる。どうやって銃弾を曲げてるんですかね。跳弾なんですかね。それよりもおっぱいすごいですね。
「むぅ」
「むぅ」
可愛い抗議の声二つ。はい、すみません。男としての本能なんです。ダビデに染められてしまったんです。
「燃やしましょうか」
「駄目です!」
「清姫さんステイです、ステイ!」
さて、体育の授業も普通に終わり、ダ・ヴィンチちゃんの美術の授業。
「安心したまえ。私にかかればチョチョイのチョイでモナリザが描けるようになるとも」
そんな簡単に描けていいんですかねモナリザ。
「というわけで、二人一組になって書いてみようじゃないか」
「エドモンよろしく」
「他の奴のところでいいんじゃないか?」
視線が怖いのと、二人のうち一人を選べとかオレにはできない。
「まったく優柔不断も大概にしておけとは言っておくぞ。オレはどんなオマエでも肯定するが、いつか後ろから刺されても知らん。あんな風にな――」
「私以外のセイバーぶっ殺す!」
「上等だ。誰がもっとも最優か今ここに雌雄を決しようぞ!」
「あ、あの、な、仲良く!」
「白い父上サイコー!」
センセーアルトリアズが喧嘩おっぱじめました。
「んー、まあ、好きにやらせておくさ。同じ顔というのはいろいろとたいへんなんだぞぅ。なにせ、先生、毎日モナリザと間違われるからね」
イヤ本人ですやん。
「じゃあ、次音楽の予定だったが、トリスタン先生がI can flyしたのでなしだ。お昼休みにしたまえ」
またあのひと空飛んだのか。ヒトヅマンスロットと二人して人妻に突撃でもしてるんだろう。たぶん、ダビデも一緒だな。
「さて、昼だ。行くぞ」
いつもの木陰でお弁当。
「はい、エドモンの分」
「相変わらずお節介な母親だな」
「それならちゃんとした生活をしてから言ってよね、だってさ」
「フン……」
「そう言いながら食べるんですね……」
「こういうのをツンデレっていうんですかね姉さん」
「ぐぬぬぬ……」
女性陣三人の嫉妬の視線などエドモンは何のその。伊達に監獄塔に幽閉されていたわけではないのだ。
「はっはっは。お嬢さんたち今日も麗しいね」
「あ、フィン先生」
「やあ、こんにちは。外でお弁当とは健康的とは思わないかディルよ」
「はい、教頭」
「そうだろうそうだろう。我々も外で食べようじゃないか」
「さっき鮭を食べたばかりです教頭!」
「なに、アレくらい軽いものだ。なんならついでに生徒のひとりでもひっかけにいかないかい?」
「教頭、それは……」
「はっはっは、冗談だとも。それでは犯罪だからね。しかし、生徒の方からくるのは止めやしないだろう?」
それも駄目だと思うぞ色ボケ教師。マシュに求婚したこと忘れてないからな。
この学園の昼休みはカオスだ。女神三姉妹が末っ子をいじめたたり、アステリオスの上に乗っていたり、ロビンが、エリちゃんの昼ライブを決死の覚悟で止めようとしたり、ネロ先生とのデュエットで死にかけたりとまあ、いろいろとカオスだ。
「…………」
そして、なぜか当然のように背中にちょこんと触れている静謐ちゃんはいつものことだとして。
「いや、待ってください、なんですかこの女は!」
「清姫ステイ」
「ああ、雌犬みたいな扱いで、それはそれで……違います。なんですか、わたくしのアイデンティティを崩壊させる気ですか!?」
「……いえ、私は、触れているだけで、幸せですので……」
「…………」
「…………」
マシュたちからの視線もちょっとアレだね。うん。
その後も授業を受けて瞬く間の間に放課後に。いつものようにマシュ二人と、エドモン、清姫と帰る。
「今日も大変だった……」
「お疲れさまです先輩」
「どうぞジュースです先輩」
「ん、ありがとう」
「ま、大半がオマエが原因だがな」
「エドモンはなぜわたくしを差し置いてぐだ男様の隣に並んでいるのでしょう」
「はは。知らんな」
「ぐぬぬぬ」
「はは、まあたのしかったよ」
なんというか、とても楽しかった。そんな気がするのだ。
カオスだけど、とても楽しい一日のようで。まるで夢のような――。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「――先輩、先輩、おはようございます」
「マシュ?」
「はい、よく眠れましたか? オジマンディアス王との交渉です。頑張っていきましょう」
「……そうだね。さあ、頑張るか」
なんだか久しぶりにいい夢が見れた気がする。
ダ・ヴィンチちゃんのおかげかな?
「待ってろよ、オジマンディアス王!」
オレたちは大神殿へと入るのであった。
というわけで連続投稿。
百話記念のカオスなギャグ話でした。ストーリー性なしのぐだ男の夢という感じです。
なんか未来に情報が飛んでいたりしまうがそこはそれ。頭空っぽの勢いで書いたのでこんな感じです。
いやはやそれにしても百話の大台。まさか書き始めた当初はここまで来るとは思ってもいなかったです。
各特異点を書いて七話とか八話くらいだとか思っていたのですが、予想外の反響があって続けていたら百話。
それもこれも皆さまのおかげですね。読んでくださり感謝しています。
評価とか感想は本当に励みになります。できることなら、平均評価を8点以上まであげたいけど、まあ、無理かなぁ。
実は投稿したら皆さまの感想楽しみにしてるんですよ。色々とネタを拾ってくれますし、ネタを提供してもくれますし。
あとは前々から言ってますが、ぐだ男編が終わったらぐだ子編でもやろうかと思います。英雄ぐだ子じゃなくて一般人ぐだ子CV悠木碧って感じでやってみようかなと。
なんで悠木碧かって? 好きだからだよ!
サーヴァントは配布縛りを解禁。その代わりぐだ子のスキルはぐだ男とは違って未来視もどきとかできない感じ。
強化魔術、治癒魔術とかそんな感じのスキル構成のサポートマスターです。
まあ、未来の話なんぞわからないので、その時に決めます。
では、また次回。
どうかこれからもよろしくお願いします。