俺の青春ラブコメはこの世界で変わりはじめる。   作:clp

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ここまでの内容を振り返ったり、これから先を読み進める上での参考になれば幸いです。



原作との相違点および時系列(原作4巻〜5巻)

 全般的には、各キャラの過激なエピソードを除外して、「原作の個性を活かしつつ現実に居そうなキャラ」という枠に収まるように調整しています。特に原作1巻は除外が多めです(具体例は後書きにて)。

 

 また、この世界に巻き込まれた事で原作よりも少しだけ前向きな行動が増えています。各キャラのコアの部分は変えないように心掛けているつもりですが、違和感がありましたらお気軽にお伝え下さると助かります。

 

 

■原作との相違点(各キャラについて登場順に)

 

・比企谷八幡

 職場見学で千葉村を作成。(4巻01話)

 奉仕部の二人をはじめ何人かとは前向きな関係を望むようになった。(4巻07話,4巻08話,4巻18話)

 雪ノ下と約束を交わす。(4巻07話)

 過去に同級生から受けた扱いを奉仕部の二人に説明済み。(4巻08話)

 父親のパソコンでいじめの話を調べたことがある。(4巻12話)

 友情破壊ゲームと呼ばれるボドゲを知っていた。(4巻15話)

 クラスメイトからの扱いに変化が出始めているようです。(5巻03話)

 

・比企谷小町

 兄への甘えを自覚して成長を果たした。(4巻01話,4巻08話,4巻18話)

 小学生と高校生の仲介役を請け負うことに。(4巻18話)

 少しずつ兄離れの行動も出始めているが基本はブラコン。(5巻02話)

 

・平塚静

 千葉村での合宿には、文化部と運動部の融和を示すという意図もあった。(4巻02話)

 奉仕部に八幡を入部させた理由を説明済み。(4巻08話)

 

・雪ノ下雪乃

 気安い部活仲間への甘えを自覚して成長を果たした。(4巻02話,4巻08話)

 小学生時代の葉山の失敗を、去年のことだと女性陣に説明。(4巻06話)

 父親との仲は良好。(4巻07話)

 八幡と約束を交わす。(4巻07話)

 葉山に拘る気持ちは薄れたものの、時に再燃する模様。(4巻08話,4巻13話)

 入学式前の事故以来ずっと見てきた八幡を高く評価し親しく思っているが、情に動かされる域には至っていない。(4巻17話)

 

・由比ヶ浜結衣

 八幡と雪ノ下にももっと仲良くなって欲しいと望みつつ、二人が付き合う未来は望んでいない。(4巻08話,4巻17話)

 自分の役割を自覚して、八幡や雪ノ下が動きやすい環境を作り上げることに全力を尽くそうと考えている。(4巻13話)

 

・三浦優美子

 この世界でインターハイの予選にすら出られない葉山のために、奉仕部との合同合宿を一色と企画。(4巻02話)

 基本は女王として君臨するだけだが、物事の筋目や基本を疎かにする人には厳しく応対する。他者の意思を尊重したいと考えている。(1巻16話,4巻06話)

 策を持たない身ながら葉山のために、問題解決に向けて必死に頭を働かせた。(4巻13話)

 葉山への感情をようやく自覚した。(4巻17話)

 

・海老名姫菜

 葉山との過去の話は、雪ノ下の説明だけでは理屈に合わないと思っている。(4巻06話)

 八幡のことは高評価。(4巻09話,5巻01話ほか)

 少しだけ過去話あり。(4巻17話)

 千葉村のレポートを平塚から依頼された。(5巻01話)

 

・葉山隼人

 自分と違った長所を持つ戸部を高く評価している。(4巻04話)

 八幡への対抗意識が明確に。(4巻04話,4巻16話)

 小学生を集めて話をするだけでは解決しないと理解できている。(4巻05話)

 自分の手によらず、自分のためでもなく、小学生の現状そのものを改善したいと思い至るようになった。(4巻09話,4巻10話)

 目先ばかりを見て、本来の目的を見失いがちな傾向がある。(4巻13話)

 真実を出せば分かってくれるはずだと小学生の純真さを疑っていない。(4巻14話)

 弱音を吐く時は、内心どうでもいいことか既に解決済みのことばかり。(4巻14話)

 

・城廻めぐり

 八幡・戸塚・材木座と映画を鑑賞しカフェでお茶を共にした。(5巻02話)

 

・一色いろは

 葉山のために、合同合宿を三浦と企画。(4巻02話)

 自分では全て計算尽くで行動しているつもり。合宿を共にした女性陣への好意が芽生えていると未だ気付いていない。(4巻07話)

 同性からの反応が少しずつ変化している事にも気付いていない。(4巻09話)

 三浦との協力関係を継続。(4巻17話)

 未だ八幡の全体像を理解できていないが、意識しないままに情報は順調に蓄積している。(4巻17話,5巻02話)

 

・材木座義輝

 映画鑑賞が縁で、生徒会長とも知己を得た。(5巻02話)

 

・戸塚彩加

 八幡との仲を順調に深めています。(4巻05話,4巻16話,5巻02話)

 

・川崎沙希

 バイト先の塾で小学生向けの英語の授業を受け持つことに。(4巻18話)

 

・大和と大岡

 雪ノ下恐怖症から抜け出せず。三浦たちともまだ少し距離がある。(4巻05話)

 

・戸部翔

 過去話あり。(4巻04話)

 海老名への気持ちが確定した時は協力して欲しいと、葉山・八幡・戸塚に要請済み。(4巻05話)

 

・相模南

 なぜか八幡に友好的に接する。(5巻03話)

 

・雪ノ下陽乃

 事故を引きずる雪ノ下と被害者の八幡を、同じ部活に入れるよう平塚に提案。(4巻18話)

 

・秦野と相模

 ゲーム大会のために千葉村まで駆り出されたが、実りある体験となった。(4巻15話)

 

・鶴見留美

 二日目に宿舎で独り残った経緯あり。(4巻12話)

 ゲーム大会の勝者となる。(4巻15話)

 

 

■時系列

 曜日は、由比ヶ浜の誕生日=月曜日という3巻の設定に合わせています。

 

7/19(木)

 終業式。奉仕部で一学期の振り返り。(4巻01話)

 

8/1(水)

 アップデートで、関東一円まで世界が広がる。(4巻01話)

 同時に、現実世界と映像通話が可能に。(4巻13話)

 八幡が運営の人と一緒に公開直前の千葉村を散策。(4巻01話)

 平塚・雪ノ下・由比ヶ浜・戸塚・小町が駅前に集合。車で千葉村へ。(4巻01話)

 千葉村で八幡と合流。更に葉山・戸部・三浦・海老名・一色とも合流。(4巻02話)

 八幡と雪ノ下が留美と顔を合わせる。(4巻03話)

 夕食後、生徒全員での話し合い。(4巻04話)

 男子会と女子会の開催。(4巻05話〜06話)

 八幡が雪ノ下と夜のデート。(4巻07話)

 奉仕部と小町・平塚による臨時集会。(4巻08話)

 一日目が終わる。(4巻09話)

 

8/2(木)

 男子四人がキャンプファイヤーの準備に勤しむ。(4巻10話)

 八幡が水着姿の女子中高生を堪能。(4巻11話)

 八幡と雪ノ下が研修室に留美を迎える。(4巻12話)

 生徒全員でお昼の話し合い。(4巻13話〜14話)

 肝試しの代替イベントとしてゲーム大会を開催。(4巻15話)

 八幡と葉山が夜のお話。(4巻16話)

 二日目が終わる。(4巻17話)

 

8/3(金)

 川崎が小学生向けに新設する英語クラスの説明を行う。(4巻18話)

 小町が留美ともう一人の小学生と会話を交わす。(4巻18話)

 小学生を見送り葉山グループと別れ、戻ってきた駅前で陽乃と遭遇。解散。(4巻18話)

 

8/8(水)

 比企谷家食事会。(5巻01話)

 

8/10(金)

 由比ヶ浜が翌日からの家族旅行のため、サブレを比企谷家に預けに来る。(5巻01話)

 

8/11(土)

 海老名が二学期の相談に来る。(5巻01話)

 

8/12(日)

 八幡と小町がサブレ同伴でデート。一色・平塚と遭遇。戸塚・城廻・材木座と映画鑑賞。(5巻02話)

 

8/13(月)

 由比ヶ浜がお土産を持って来訪。花火大会のお誘い。(5巻02話)

 

8/17(金)

 八幡が由比ヶ浜と花火デート。相模・陽乃と遭遇。(5巻03話)

 

8/25(土)

 雪ノ下主催の勉強会。参加者は奉仕部三人と戸塚・川崎。(5巻幕間=95話)

 奉仕部三人によるバンド計画を立ち上げ。(5巻幕間=95話)

 

 

■この世界特有の設定

 よく使うものを簡単にまとめます。

 

・時間短縮

 クッキーの焼き時間や(1巻09話)、乗り物で移動する時間などを省略できる(3巻10話)。現実通りに時間を費やすことも可能。

 

・教室の合体

 教師の権限で複数の教室を合体できる(1巻05話)。合同教室の対象は距離に左右されないので、例えば遠足先の一室などとも合体が可能(4巻14話)。

 

・教室内部の換装

 クラスなら委員長、部活なら部長の権限で、教室内を自由に換装できる。備品だけでなく環境の指定(追い風を受けながらテニスコートでサーブを練習する等)も可能(1巻20話)。

 

・個室の合体

 ログイン当初から、各自が所属する建物(例えば総武高校の校舎)上空に個室が用意されている。同性(5巻01話)かつ全員の了承があれば個室を合体できる(1巻05話)。換装の自由度は低く、教室はもちろん外部の宿泊先にも劣る(4巻05話)。

 

・個室と自宅とのショートカット

 個室と自宅とはショートカットで行き来ができる(2巻01話)。個室の主の許可と、以前にその自宅を訪れていれば他者にも可能。(3巻22話)。

 

・現実世界との映像通話

 現実世界の同じ場所にいる肉親とは通話ができる。例えば自宅、同じホテルのレストラン、同じ旅行先などで通話が可能。相手はタブレットやスマホ越しに、この世界では目の前に肉親の姿が再現される。

 通話が結ばれた後は肉親以外とも話せる方向で改良が進められている(5巻03話)。




本話と合わせて、原作1巻〜幕間までをまとめた25話や、原作2巻〜3巻までをまとめた73話も参照して頂けると嬉しいです。

一週間後から原作6巻に入ります。
ご意見、ご感想、ご指摘などをお待ちしています。

追記。
読みやすいように項目分けを増やし、細かな表現を修正しました。大筋に変更はありません。(9/9)
リンクを変更して、細かな表現を修正しました。また、今までにご指摘を頂いた(=誤解を生みやすそうな)ことも「相違点」として記述していたのですが、さすがに細かいと思い本文からは削除しました。このあと改行後に添付しておきます。(2018/9/12)









■原作との相違点(以下、例えば原作1巻25ページ参照→1-25と表記します)
 正確性を重視し備忘録も兼ねているので、参照先が多い項目もあります。ご了承下さい。

・変更or除外されたもの
 気になる女性に積極的な行動に出る中学時代の八幡。(1-25,1-119,1-160,2-33,2-71,3-63,3-287ほか)→一人に集約。(2巻02話,1巻10話)
 奉仕部内の勝負。(1-43)
 小学生の時にリコーダーの先だけ交換した八幡。(1-68)
 高二でまだとか恥ずかしいと言い出す由比ヶ浜。(1-84)
 八幡に買いに行かせた野菜生活をひったくって飲み始めお金も払わない雪ノ下。(1-90)
 1巻での三浦の振る舞い全般。(多いので略)

 遅刻が多い八幡と川崎。(2-137,2-162)→無遅刻無欠勤を目指している。(2巻13話の後書き)
 川崎をナンパする葉山。(2-201)
 同好会は無い。(3-167)→部費が下りるのが部活、下りないのが同好会に変更。(3巻09話)
 雪ノ下母が強く父はそれをフォローする役回り。(5-189)→母の強さは同じだが父の意見が優先される関係に。年齢を感じさせないほど夫婦仲が良い。(4巻07話,5巻03話)
 三浦は「結衣がヒキオと付き合うわけない」と発言。(7-212)→由比ヶ浜の気持ちを知っている。(1巻12話,4巻17話ほか)

・実は原作通りのもの
 両親と仲の良い八幡。(1-243,3-73,5-140,7-100,8-241ほか)→家族で食事に。(5巻01話,5巻幕間=95話)
 雪ノ下が留美を助けたい理由。(3-174,3-176)→由比ヶ浜と葉山のため。(4巻08話)

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