魔法少女マジカルイズ(仮)   作:真っ白いなにか

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遅くなりました。


図書館の出会いと転入なの

図書館の出会いと転入なの

 

 

ルイズside

 

正式に弟子に成った翌日、朝の鍛錬も終わり朝食を食べている時にお母さんが話し始めた。

 

「ルイズ春休み明けから学校に通える様に成ったわ。だから2年生から転入という事になるわ」

「本当!お母さん!」

「えぇ本当よ」

「やったね。ルイズちゃん」

「あ、あのありがとうございます」

「いいのよ」

「あの、この近くに図書館とかありますか?まだ、こっちの世界の事よく分からないので勉強したいんです」

「そうね。なのは連れてってあげたら」

「うん!ルイズちゃん後で案内するね」

「お願いねなのは」

 

 

 

朝食を食べた後、私となのはは、図書館に向っていた。

 

「ルイズちゃんここだよ」

 

そう言いながらなのはは、中に入っていた。

中に入ると中央に机が並びその周りを囲む様に本棚が置いてあるのが見えた。

 

「ルイズちゃん私あっちで本見てるね」

「分かったわ。また後でね」

「うん!また後で」

 

そこでなのはと別れて私は取り敢えず何か本を探す為に本棚の方に向って歩いって行った。

本棚の角を曲がると椅子に車輪が付いたようなモノに乗った女の子が本を取ろうと手を伸ばしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやてside

 

 

「このっ……後もうちょい」

 

私は本を取ろうと車椅子から手を伸ばしていると横から手が伸びてきて私が取ろうとしていた本を掴んだ。

 

「これでいいかしら」

「あっおおきに」

 

私は取ってくれた人物を見ようと視線を横にずらすとそこには、桃色の髪をしたお人形さんの様な少女が立っていた。

 

「えらい、別嬪な外人さんやなぁ。私、八神ハヤテっていいます。」

「私は、ルイズ・ヴァリエール・高町よ」

「ルイズちゃんありがとうほんま助かったわ」

「当たり前の事をしただけよ」

「そないな事ないやろうとしてできる人はそんな居らへんよ。やから、誇ってもええんちゃう?……ごめんなさい初対面の人に」

「うんうん、そんな事無い。嬉しかったわ」

「ほか、なら良かったわ」

「ハヤテそろそろ私行くわね」

「ほんまおおきになぁまた、あったらよろしゅうしてやぁ〜」

「えぇ、また会いましょう」

 

そう言うと、ルイズちゃんは歩いて行ってしまった。

今まで、同年代の知り合いが居なかったため自分でも分かるくらいワクワクしている。

 

「ルイズちゃんかまた会えたらええなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはside

 

私は、ルイズちゃんと分かれて絵本コーナーで本を選んで読んでいました。

すると、ルイズちゃんが色んな本を持ってやってきました。

 

「ルイズちゃんそれ全部読むの?」

「えぇ、そうよ。私こっちの事よく知らないから学校に入る前に調べておいて損は無いわ」

「そ、そうなんだ。」

「そうよ。ところでなのはは、何を読んでいるの?」

「私は、絵本だよ」

「そう、後で見せて貰ってもいい?」

「いいよ」

「ありがとう」

 

それから、私達はお互い何も喋らずに黙々と読書に勤しみました。

 

「ルイズちゃんそろそろお昼だからそろそろ帰らない?」

「もうそんな時間なのね。分かったわ」

 

 

私とルイズちゃんは、図書館を出てお父さんとお母さんがしている喫茶翠屋に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルイズside

 

今日、私はなのは達が通っている私立聖祥大付属小学校に転入する事に成っている。

「ルイズちゃん準備は出来たかしら?」

 

「はい、桃子お母さん」

 

「それじゃ行きましょうか」

 

 

 

それから私は桃子お母さんに連れられて私がこれから通う私立聖祥大附属小学校にやって来た。

 

 

「それじゃ、ルイズちゃん頑張ってね」

「はい」

 

私は、桃子お母さんと別れて担任の教員が待っている職員室に向けて歩き始めた。

校舎に入って職員室に行くために角を曲がろうとして出会い頭に男の子とぶつかって尻餅を付いてしまった。

 

「わりぃ」

 

男の子はそう言うと慌ただしく走って行ってしまった。

 

「もう、なんなのよアイツ」

 

 

少し不快な気分になったまま職員室に急いだ。

 

 

 

 

「失礼致しきます。今日から転入する高町ルイズです」

 

「あぁ、君が私が担任の吉田だ宜しく。早速教室に案内するから付いてきてくれ」

 

「はい分かりました」

 

 

「それじゃ、合図したら入って来てくれ」

 

 

そう言うと、吉田先生は1人教室に入って行った。

それから、少し待って入ってくるように言われた。

 

 

 

 

「初めまして高町なのはの義姉の高町ルイズです。宜しくお願いします」

 

私はそう言ってお辞儀をして顔を上げるとなのは達が手を振ってくれた。

それから教室を見渡してみると今朝廊下でぶつかった男の子がいてあの時の不快な気分を思い出してしまった。

 

「それじゃ、高町姉は高町妹の隣りに座ってくれ」

 

「なのは宜しくね」

「うん、こちらこそなの」

 

 

こうして、私の異世界での学校生活が始まった。




5作品同時投稿死ぬ。。。(lll __ __)バタッ

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