ガールズ&ボトムズ   作:せるじお

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stage02  『フォーリングダウン』

 

 ローズヒップは、机上に置かれたガラスの盃を、しばしジッと見つめたあと手にとった。

 凍てつかんばかりに冷やされた大杯。その取っ手を握り、同じぐらいに冷えた黄金色の内容物を呷る。

 泡立つ液体は喉を通って胃へと至り、そして五臓六腑に独特の快感をもたらす。

 弾ける炭酸の感触が、口と喉とを叩く感触が心地よい。

 一気に飲み干し、空になったジョッキをテーブルの上へやや乱暴に戻して、ローズヒップは思わず快哉した。

 

「かぁっ~~~~うまいですわー! たまらないですわー!」

 

 口元に残った黒森峰印ノンアルコールビールの泡を拭い、眼を細めながら彼女は叫ぶ。

 

「ならばこちらもだ!」

 

 負けじとばかりに絹代もジョッキに並々と注がれたノンアルコールビールを呷り、一息に飲み干し一言。

 

「うまい!」

 

 絹代らしい晴れ晴れした笑顔で言う。

 二人のあまりに良い飲みっぷりに、みほも負けじとノンアルコールビールを一気飲みにかかる。

 黒森峰では水のように消費されるこの飲み物ならば、みほも大いに飲み慣れている。

 二人を凌ぐ速度で胃へと流し込み、ジョッキをテーブルの上にトンと置いた。

 

「ふう」

 

 そして小さく溜息をひとつ。

 みほの姿に絹代は何を感心してかうんうんと頷き、ローズヒップは負けじとお代わりを頼んだ。

 騒がしいバーラウンジの片隅で、三人のボトムズ乗りたちはバトリングでの疲れを癒やすべく、アルコール抜きの酒盛りに興じていた。

  試合が終わるとみほ達は決まってここに足を運んでいる。

 月面アリーナの傍らに設けられたこのバーラウンジには重力が働き、地球上と同じように飲み食いができる。

 オーナーと黒森峰女学園とどういう繋がりがあるかは知らないが、黒森峰名物のノンアルコールビールが手軽に飲めるのも大きい。

 そして何より、この店は景色が素晴らしい。 

 天井は全面、カーボンコーティングされた特殊強化ガラスで出来ており、宇宙空間の大パノラマを直に眺めることができるのだ。

 みほがふと外に眼をやれば、バーの近くの空間を一隻の艦が横切る様が見えた。

 そのテルタイン級宇宙戦艦の側面には、でかでかとサンダース大学付属高校の校章があしらわれている。

 サンダース所属の宇宙練習艦だった。前にケイから、宇宙空間での練習に何度か使ったことがあると聞かされたのをみほは思い出す。

 テルタイン級といえば既に旧式艦で、宇宙戦艦としては比較的安い価格で払い下げられているらしい。とは言え、型落ちとは言え宇宙戦艦を練習用にポンと購入するサンダースの財力には、みほも目を見張らざるを得ない。黒森峰と言えど、宇宙戦艦までは持ってはいないのだから。

 

「おーやってるやってる!」

「ごめーん、待ったかな? 計算にちょっと時間かかっちゃって」

 

 みほが声の方を向けば、アキとミッコの二人が歩いてくる所だった。

 バトリングのギャラと、AT券を売上とを合わせて勘定をしていたのである。

 この後、貸し借りや必要経費等を抜いたうえで六人で山分けすることになる。

 

 アキもミッコもいつも通りの格好で、継続高校のジャージ姿だ。みほはミカ、アキ、ミッコの三人娘が他の姿をしている所を見たことがない。バトリングの会場であっても、彼女たちはお構いなしに母校の名前が入った格好で歩き回っているのである。最初の頃はみほも大丈夫なのかとヒヤヒヤさせられたものだったが、観客も競技場のスタッフもまるで気にしている様子がない。どうやら、彼女らはみほが来るずい分前からここに入り浸っているらしかった。

 ちなみにみほ達はと言えば試合用の耐圧服姿のままだ。

 みほは黒森峰でも使われている一般的な赤い耐圧服を、絹代は帯青茶褐色、いわゆる国防色の耐圧服を纏い、ローズヒップはと言えば機体色に合わせた水色の耐圧服を着ていた。

 

「あれ? ミカさんは?」

 

 みほは首をかしげつつ聞いた。

 用事があるからと、試合後一旦別れたきり、みほ達はミカの姿を見ていない。

 てっきり、アキ達と共にいるとばかり思っていたのだが。

 

「ああ、ミカね。ミカならもうすぐ出番なんじゃないかな?」

 

 ミッコが言いつつ、親指でラウンジ中央の方を指せば、果たしてバックヤードから闇色のカーテンをくぐり抜けて一人の少女がステージへと向かって歩いている所であった。

 ミカだった。

 いつの間にやら、耐圧服からナイトドレスに着替えている。普段かぶっているものよりも大きめのチューリップハットで顔を半ば隠しながらミカは登壇する。丸椅子に座ると、小脇に抱えていたカンテレを膝の上に置いて、音程を確かめるように何度か軽く爪弾いてみる。

 それで調子が整ったのか、ミカは柔らかくカンテレを奏でながら、鈴の鳴るような不思議な響の声で歌い始めた。

 

「いいさ♪ 付き合って、あげよう♪」

「あの娘が来るまでだろう♪ 気にするまでもないさ♪」

「いいさ、君よ♪ 慣れっこさ、わたしはね♪」

 

 一人の女を想う無口な男を、陰ながら愛する女の心を歌ったバラードは、切ない歌詞の中に不思議な明るさがあって、実に耳に心地よい。

 最初は面食らったみほ、絹代、ローズヒップの三人であったが、いつしか、ミカの歌声とカンテレの調べに、時を忘れて聞き入るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――stage02

 『フォーリングダウン』

 

 

 

 

 

 

 

 

「――そう言えば」

 

 ミカの演奏が終わり、金勘定も一区切りついた所で、みほがふと言い出した。

 

「新学期も近いですし、私、そろそろ大洗に帰らないと……」

「あーそうか、もうそんな時期か」

「新学期とか正直ほとんど忘れてたよ」

「……学校よりも大切なことが、ここには沢山あるんじゃないかな?」

「いや、ミカ。普通にサボりたいだけでしょ。ちゃんと学校行かないとダメじゃない」

 

 ミッコがぽんと掌を叩き、アキが面倒くさそうに髪の毛をがしがしと掻いた。

 ミカはと言えばいつも通りの思考を窺わせない曖昧な笑顔を浮かべて、カンテラをぽろろんと奏でながら詩的な声色でとぼけた言葉を紡ぎ、アキが横から突っ込んだ。

 

「そうでしたわ……夏休みの宿題、まだ済ませていませんでしたわ……」

「それはいかんなローズヒップ。装甲騎兵道に身を置く者は文武両道でなくてはならない。勉学を疎かにするのは駄目だ」

 

 ローズヒップが苦虫を噛み潰したような顔になる横で、絹代は腕組みながら諭すように言う。

 規律を重んじる知波単学園の生徒だけあって、絹代は他校生であろうとも一年生のローズヒップには先輩として振る舞う。

 

「それに関しては言われるまでもないですわ。淑女たるもの、競技のみならず学問にも通じてこそ、とはダージリン様が直々に教えてくださった言葉ですわ。ほら、ちゃんとソラで言えましたですわ」

 

 面白いのはローズヒップもそれを受け入れて後輩として振舞っていることであり、絹代と共に戦うことを通してその突撃戦法から色々と学び得ていることである。

 共に極めて攻撃的な戦法を好む二人だけに、相通じる部分があるらしい。

 絹代とローズヒップはなかなかのタッグであるが、猪突猛進に過ぎるのが玉に瑕だ。

 だがそこをみほがフォローすることで、彼女たちは最大限の戦果をこの月の闘技場で出していた。

 

「ならば、その勉学の力を私が試験してみよう。この問題が解けるか!」

「うけてたちますわ!」

「なんかいきなり始まったよ」

「いつも元気だよね、二人共」

「あははは……」

「……」

 

 唐突になにやらクイズらしきことを始める二人に、もうみほ達は驚かない。

 武者修行に来たは良いものの、勝手がわからず二人揃って右往左往していた姿が、今となっては懐かしいぐらいだった。

 

「水は零度以下ならば固体、常温ならば液体となる。ならば沸点を超えれば何になる?」

「簡単ですわ。中学生でも解りますですわ。答えは――」

 

 ローズヒップは得意満面、勢い良く回答した。

 

「湯気!」

「正解!」

「気体ですよぉ!?」

 

 みほは思わず突っ込み、叫んでいた。

 絹代とローズヒップは揃いのきょとんとした様子で、みほの方を見る。

 

「西住さん、湯気で正解なのでは?」

「湯気で正解ですわよ?」

「固体、液体、とくれば気体だと思うんですけど……」

 

 絹代とローズヒップは顔を見合わせ、おぉっと同時に驚きを顔に浮かべた。

 

「なるほどぉ! 流石は西住さん。勉強になりました!」

「わたくし、またひとつかしこくなりましたですわ!」

 

 二人共実にいい笑顔でみほへと感謝の言葉を述べた。

 これにはみほも乾いた笑いを返す他なかった。

 

 

 

 

 

 ――◆Girls und Armored trooper◆

 

 

 

 

 

 

 話の腰は折れたが、新学期に合わせて帰らねばならないのは皆一様に変わりない。

 ミカ達も当初の目標額よりも遥かに稼げたということもあって、今回の『興行』は一旦ここで打ち切り地球に戻って、それぞれの母校に行くという運びになった。

 

「選手登録さえ残しておけば、いつでもエントリーできるし。冬休みでもまた来れば良いよね」

「その時は、またご一緒できると良いですね」

「ぜひわたくしも誘っていただきたいものですわ」

 

 ミカ達は色々と後始末もあるらしく、一足遅れて月を発つことになった。

 みほはミカ達の輸送船で月まで来たために自前の足がない。

 なのでローズヒップの操縦する聖グロリアーナ連絡艇に同乗し、みほは大洗へと帰る。絹代も同様だった。(ちなみに、絹代は月に来るのには定期貨物船を使ったらしい)

 

「色々と勉強になりました。冬休みももし興行するなら、ぜひ誘ってください」

「当然! みほ達みたいに腕の良いボトムズ乗りは大歓迎なんだから」

「装甲騎兵道には人生の大切な全てがつまってる。でもバトリングも悪くはない。何より、お金は大事さ」

 

 ミカの奏でるカンテレの調べに見送られて、聖グロリアーナ連絡艇は地球へと向けて飛び立つ。

 飛行距離や燃費の都合から、最初に向かう先は大洗学園艦だった。

 

(……みんな、元気にしてるかな?)

 

 定期的に連絡はとっていたとは言え、いざ帰るとなるとそれが気になってしまう。

 みほは携帯連絡端末を取り出すと、まずは沙織へと連絡を入れようとコードを入力する。

 

「あれ?」

「どうしました、西住さん?」

 

 隣のシートの絹代が問うのに、みほは困り顔を返した。

 

「ううん。なんでか通信が上手くつながらなくて……」

 

 これにはローズヒップが答える。

 

「宇宙空間を航行中は、そういうこともよくありますですわ。大気圏突入を済ませてから、また連絡してみればよろしいですわ」

「そうかな。……ローズヒップさん、ありがとう。あとで連絡してみるよ」

「いえいえですわ。それよりも、そろそろ大気圏に突入するので、衝撃に備えてくださいな」

 

 みほと絹代はシートベルトを締め、耐圧服のヘルメットを被った。

 暫しの連続する衝撃を経て、みほの眼には青い空が窓越しに見えてくる。

 

「うわぁ」

 

 シートベルトを外し、窓へと駆け寄る。

 青い海、青い空、白い雲。

 それほど長く月にいたわけでもないのだが、それでも地球のこうした景色は懐かしくみほには見えて感慨深い。

 絹代も同感らしく、ヘルメットを外し、深呼吸しながらじっと海を眺めていた。

 

「……みほ様、そろそろ大洗学園艦に到着いたしますわ。準備を」

「あっ、はーい」

 

 聖グロリアーナ連絡艇はマーティアルでも用いられる高性能宇宙船で、星間飛行すら可能だ。地球と月の間程度であれば、電車で田舎に行くような感覚でちょいと一飛びであった。

 

「みほさん」

「はい?」

 

 絹代に呼ばれてみほが振り返ると、彼女の方から右の掌が差し出されているのが見えた。

 別れの時が近づいたからか、絹代はやや感傷的な表情になっているのが解る。

 

「月で共に戦って頂いて、ありがとうございます。非常に勉強になりました」

「え!? いや、こちらこそ! 試合の時は何度も絹代さんに助けて頂いて……」

 

 はにかみながら、みほは絹代の手を握り返す。

 

「いえ。みほさんに背中を任せられると思えばこそ、私もローズヒップも心置きなく突撃することができましたし、ミカさんも思うがままに風まかせに戦うことができたのだと思います。みほさんの戦い方は、私には見習うべき手本です」

 

 絹代が月のバトリングコロシアムに武者修行に来たそもそもの理由は、先の大会後、彼女が新たに知波単学園装甲騎兵道チームの隊長を任されたことと深い関連がある。

 絹代は知波単学園の生徒らしく何よりも突撃を愛するが、しかし隊長の職責は、他の一般選手同様に単に突撃を愛するだけでは務まらないこともまた強く理解している。

 知波単学園は伝統ある強豪校ではあるが、その戦績は極めてムラがあり、勝つときは圧勝するも負けるときは完敗するのが常だった。

 先の全国大会の対黒森峰戦では大いに善戦するも、最終的には黒い戦列に抗し切れず蹂躙されるのを許してしまっていた。そんな経験もあって、絹代には一抹の不安がずっと心にへばりついて取れなくなっていた。

 ――知波単学園は、このままで良いのだろうか、と。

 

「月で共に戦うことを通して、私は隊長として為すべきことをみほさんの行動の中に見出しました。皆が気持ちよく勝利へと一直線に突撃できるよう、その陰で采配をとることこそが隊長の務め。それが解ったのはみほさんのお陰です」

 

 西絹代はその戦法そのままの性格の持ち主であるため、好意を向ける時もまっすぐである。

 こうも賞賛一直線であると、みほは照れてしまって言葉が上手く見つからない。

 暫しモゴモゴとして、ようやく何がしかみほが話そうとした――その時であった。

 

「え? ちょっとどういうことですの?」

 

 ローズヒップが不意に大声を出したのだ。

 その声色に何やら妙な気配を感じ取り、みほと絹代は顔を合わせた後、揃って操縦席へと向かう。

 

「ローズヒップさん、どうしたんですか?」

 

 みほが背後から聞けば、ローズヒップは彼女には珍しく困惑した表情を二人に見せた。

 

「それが……大洗学園艦の管制塔に着艦許可の通信を入れたんですの。でも返答がその、意味が解りませんの。何を聞いても着艦できないの一点張りで……」

「え?」

 

 着艦できない?一体どういうことであろうか。予期せぬ事態に、みほもまた困惑する。

 

「大洗学園艦管制塔、こちら聖グロリアーナ所属、連絡艇クルセイダー。着艦許可を乞う。オクレ」

 

 ローズヒップで彼女的には珍しい堅苦しい言葉で告げれば、即座に管制塔からは返答が来る。

 

『こちら管制塔。着艦は許可できない。繰り返す。着艦は許可できない』

「ローズヒップ。こちらにそれを貸せ」

 

 管制塔からの返答を聞いて、絹代が動いた。

 ローズヒップは無線マイクを絹代へと手渡す。絹代は、凛とした声でハッキリと相手へと告げた。

 

「こちらクルセイダー。本艇は大洗女子学園生徒を一名乗せている。彼女を貴艦に降ろしたいが着艦できないか? オクレ」

『こちら管制塔。着艦は許可できない。繰り返す。着艦は許可できない』

 

 だが、相手の返答は全く変わらない。その声は極めて威圧的で、居丈高にみほには感じられる。

 

「こちらクルセイダー。加えて本艇は燃料が乏しい。貴艦において給油はできないか? オクレ」

『こちら管制塔。着艦は許可できない。繰り返す。着艦は許可できない』

 

 判で押したように返答は変わらない。

 なるほど、確かにこれは不自然である。絹代も、自然としかめっ面になっていた。

 

「ローズヒップ。大洗女子学園校庭に着陸できるか?」

「この子はVTOL機ですのよ。委細問題なしですわ!」

「絹代さん?」

 

 どうやら絹代は無断着艦をするつもりらしい。

 みほが心配そうに聞けば、絹代は首を横に振りながら言った。

 

「西住さん、これはどう考えても様子がおかしい。ここは敢えて強引に動いて、相手の出方を見るのが得策かと」

 

 実際、絹代の言う方法以外に手はなさそうだった。

 故に、みほは頷いた。

 

「では――行きますわよ!」

 

 ローズヒップは大洗女子学園校庭目掛けて舵を切った。

 瞬く間に大洗の見慣れた校舎が眼下に見えるようになったが、みほはその光景に違和感を覚えた。

 ――生徒の姿が、見えない。

 夏休み期間と言え、部活動などは普通に行われている。

 にも関わらず、校庭には人っ子一人見えないのだ。不穏な空気に、みほは自身の背が汗ばむのを感じた。

 

「着艦しますわ」

 

 ローズヒップは機体高度を下げ、淀みなく綺麗に着艦した。

 吹き付けるジェットに砂埃が上がり、暫し視界が煙に覆われる。

 瞬間、煙の向こうから響き渡る異音。その音に、みほは聞き覚えがあった。

 ――スコープドッグのローラーダッシュ音!

 

「!?」

 

 煙を突き破って姿を表したのは、藤色に機体を塗られたスコープドッグの大群だった。

 煙が晴れる頃には、聖グロリアーナ連絡艇がAT部隊にぐるっと包囲されている様が明らかになった。

 みほは自分たちを取り囲むスコープドッグ達の、その右肩に掲げられた紋章を見た。

 羅針盤をモチーフとしたその紋章は――……。

 

「文部科学省!?」

 

 みほの言うとおり、羅針盤をモチーフとした紋章は文部科学省のものだった。

 文部科学省直属のAT降下部隊。それが、みほ達を包囲する者達の正体だった。

 

 

 

 





 ――予告

「空から雪のように降り注ぐ鉄騎兵。大洗の学園艦は、一瞬の内に占拠されてしまう。みほ、これは随分まずいかもしれないね。出てきた相手は、どうやら文部科学省の学園艦教育局長だ。一筋縄で行く相手じゃあないみたいだよ」

 次回『アンダーシージ』

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