ガールズ&ボトムズ   作:せるじお

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第49話 『射線』

 

 声に出してはいけない。

 顔に出してもいけない。

 そんなことは解っている。

 だが、自分を抑えることができない。

 

「もうだめだよ柚ちゃん! 私たちは駄目なんです、会長!」

『泣きごと言わないでよ桃ちゃん!』

『かーしま、今の状況でその発言は洒落なんないからさぁ~かんべんしてよ』

「だって……だって……」

 

 こういうのは自分のキャラではないと思っていても、溢れ出る嗚咽を止められない。

 

「ひゅいっ!?」

 

 銃弾がAT頭部を掠め、異音と衝撃に嗚咽はしゃっくりのような悲鳴へと変わった。

 だが涙はと言えば相変わらず止まる様子もない。

 当然だ。桃たちカメさん分隊は完全に包囲下にあったからだ。

 

『会長! 敵ATはじわじわと接近してきます!』

 

 雪原に掘られたタコツボのなか、桃、柚子、杏の三機のATは背中を向け合って三方の敵に対していた。

 相手はアイスブロウワーの機能を利用、即席の塹壕を掘り進めつつ、雪を壁にして接近してくる。

 頭を出して反撃を試みればすかさず、雪上に待機した別のファッティーからの集中砲火を受ける。

 相手は7機。約2個分隊といったところ。対するにこっちは3。完全に押し負けている。

 

『まわり全部敵ばっかだよ~』

『このままじゃ私達全滅しちゃう~』

『私たちは負けない! 私たちは絶対に負けない! みんな落ち着いて応戦して!』

 

 ウサギさん分隊の、桂利奈と優季が叫ぶ泣きごとが無線越しに聞こえてくる。

 隊長の梓が必死に士気をあげんとみなを鼓舞するが、彼女自身その声には焦りが滲んでいた。

 

『無理だよ梓! こんなの、もうどうしようもない!』

『やっぱり私たち、ただの女子高生なんだよ。ただの女子高生には、この状況をひっくり返す力なんて……』

 

 だがあゆみやあやの口からも出てくるのは絶望的な言葉ばかり。

 独り黙しているのは紗希だが、彼女はもともと無口だから内心の程は解らない。

 

『カメラをやられた……もういかん』

『おりょう諦めるな!』

『私たちは負けない! 来て、見て、勝つんだ!』

『だがこれは完全にスターリングラードのパターンだぞ! 包囲されてる!』

 

 士気の高さではカエルさん分隊に並ぶ大洗随一のニワトリさん分隊ですら、既に諦観がその声色には見え始めていた。

 

『こちらカエルさん分隊! フラッグ機、脱出を図るも敵に阻まれて進めません!』

『硬いブロックに』

『激しいスパイク』

『無理です、敵のフォーメーションを崩せません!』

 

 フラッグ機を有するカエルさん分隊の声にもいつもの覇気がない。

 

『こちらヒバリさん! 敵の砲火が厚すぎてカエルさんを前進させられないわ! 手の開いてる部隊は救援を!』

『こちらウワバミ。こっちは例の巨人ザリガニ部隊に見つかっちゃった。時間は稼ぐけど、援護は無理かなぁ~』

 

 カエルさんの護衛についたヒバリさん分隊も同様に進めていないらしく、ウワバミなど最悪の敵と交戦中だ。

 

「やっぱり無理なんだ……あんなに倒したのに……敵は途切れることもなく……」

 

 『もぐら作戦』は初動こそ完璧だったが、後が続かなかった。

 最初の混乱を乗り越えれば、流石は昨年の優勝校、態勢を立て直し、即座に反撃に転じたのだ。

 頼みのあんこう分隊からの援護射撃が、敵隊長とその部隊の突入で中断されたのも大きい。

 また叫びながら、気勢を上げながら、そして魔法の言葉で自分を騙しながらの突撃は、結果分隊同士の連携を失わせ、気づけば各分隊がバラバラに戦う状況に陥っていた。狭い塹壕内を駆け抜ける戦法も災いした。無線で連絡を取り合っても、自分たちが今何処にいるかが解らなければ無意味だ。

 数的利と個々の練度の高さを活かし、プラウダは大洗各分隊を各個に包囲し各個撃破の構えだ。

 塹壕を飛び出し脱出を図れば、それこそ今度はこっちが『ブリザード』の餌食だ。

 

「やっぱり最初から無理だったんだ……私達みたいな、なんの特徴もない平凡な女子高生にこんなことなんて――もうおしまいだ。廃校は避けられない」

 

 ――みほのかけた『魔法の言葉』は解けつつあった。

 

『桃ちゃんやめて! 今はそんな話聞きたくないよ!』

『かーしま。まだ試合は終わってないんだからさ。せめて最後までは頑張ろうよ。結果はどうあれ』

 

 自分をたしなめる柚子や会長の声にすら元気が無い。

 柚子は声が泣き声混じりになってきたし、会長の言葉にすら飄々の合間に諦めが滲んでいる。

 それが、いっそう桃の心を締め付ける。

 

「駄目なんです。私たちには無理だ。私たちはもう勝てな――」

 

 桃は操縦桿から手を放し、ヘルメットを投げ捨て、恥も外聞もなく泣き叫びたい気分になっていた。

 本来感情の起伏が激しいタイプであるのに、彼女としては著しく日々無理をして冷静に振舞ってきた。

 溜め込んできた全てが、いよいよ爆発する――かに見えた。

 

『――みなさん聞こえますか!』

 

 桃の泣き言が途切れた。

 柚子の叫びも、杏のぼやきも途切れた。

 否、大洗の全ボトムズ乗りたちが一斉に黙し、彼女の、我らが隊長の、西住みほの言葉の続きを待った。

 

『敵隊長機を撃破しました。相手の指揮官がいない今がチャンスです! 全機全分隊、敵フラッグを見つけ出し、これを全力で叩いてください!』

「んな――」

 

 桃は目をむいた。

 敵隊長機といえば、あの化物みたいな黒いATじゃないか!

 それを撃破した? 誰が? 生身のみほが!?

 

『戦況は最悪ですが、でも勝機は十分にあります。酷ではあっても、各選手、全力で敵フラッグの発見と撃破に集中してください! 敵の指揮は必ず乱れます。それがチャンスです! チャンスなんです! 敵フラッグを撃破さえすれば勝てるんです!』

 

 不思議と、心の暗雲が晴れてくる感覚だった。

 そうだ。みほはあの化物みたいなATだって生身でやっつけられたんだ。だったら私達だって!

 

『今がチャンスなんです、当てさえすれば勝つんです! どれだけ苦しくても、どれだけ厳しくても、それでも、あきらめたら、負けなんです!』

 

 手放しかけていた操縦桿を握り直した。

 そうだ、これはフラッグ戦だ。誰でも良い。相手フラッグに当てさえすれば、勝つ。

 

『勝ちましょう! だって、来年もこの学校で、装甲騎兵道をやりたいから。みんなと!』

 

 その言葉が大洗、二度目の反撃の引き金となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   第49話 『射線』

 

 

 

 

 

 

 

 カチューシャ撃破の報を、キルログで知ったニーナは、試合中だと言うのに一瞬思考を停止し、固まってしまった。目の前のストロングバッカスがヘビィマシンガンを撃ってくるのにかろうじて反応、持ち前の跳躍力でこれを凌ぐが、内心驚きと戸惑いで動転、冷や汗に背中が濡れるのを感じる。

 

(カチューシャ隊長がやられた!? あのカチューシャ隊長がか!?)

 

 お子様隊長などと時々内心からかったりする相手ではあってもしかし、ニーナは本心ではカチューシャのことを尊敬している。確かにナリやメンタリティはまるで小学生だし、わがままで時に理不尽でもある。だがそんな些細な欠点など問題ならないほどの知性とカリスマ性を備えているのだ。カチューシャは本質的に合理主義者だ。ここぞという場面では常に理にかなった行動ができる。だからこそプラウダの皆は彼女を担ぎ、同時に敬服する。カチューシャの指揮通りにやれば問題はないからだ。

 だが今、そのカチューシャが沈んだ。

 

(どうする? どうする? どうするんだぁ?)

 

 ニーナはどうすれば良いかが解らない。

 プラウダでは考えるのは常にカチューシャの仕事だ。

 自分たちは彼女の手足であれば良い。だが、肝心の頭が不在の今、手足はどう動けば良いんだ?

 

「ノ、ノンナ副隊長? わたしら、どすればいいんですかぁ?」

 

 縋るようにニーナはノンナへと通信を飛ばした。

 

『……』

 

 だがノンナからの返答はない。

 

「ノンナ副隊長!」

『ノンナ副隊長!』

『副隊長! 指示をください!』

『ノンナ副隊長、わたすらどうすりゃええんですか!?』

 

 ニーナだけではない。

 プラウダの選手たちは次々と副隊長たるノンナへと指示を請い始める。

 だがノンナは黙して語らない。恐らくは彼女自身がカチューシャ撃破に動揺しているからだろう。

 無理もない。ノンナとカチューシャは互いに格別の存在なのだから。

 

『――です』

「え?」

 

 ノンナが何事か呟いた。

 それは蚊の鳴くように小さな掠れた声で、何を言っているのかが聞き取れない。

 

『殲滅戦です』

 

 一転、今度は良く通る声だった。

 掠れた声だったが、無線越しにも関わらず、鼓膜を通り抜けて胸に直接刺さるような、そんな凄味のある声だった。

 

『殲滅戦です。フラッグ機も、戦術も、戦力も、最早これまで』

 

 静かではあったが、断固たる口調であった。

 ニーナは感じ取っていた。ノンナには珍しく、極めて珍しく、彼女は怒っているらしかった。

 

『カチューシャの撃破は私達の落ち度です! カチューシャの作戦を万全に遂行していれば、こうはならなかった。カチューシャは私達の尻拭いをしたのです』

 

 口調は相変わらずだったが、しかしそこに籠もった熱量は着実に増していく。

 

『カチューシャに報います。目に映る敵は全て撃破します! 殲滅戦です! かくなれば私達のみで成しうる完全なる勝利を!』

 

 やるべきことは決まった。

 それがシンプルであるからなおのこと良い。

 

「Ураааааааа!」

『Ураааааааа!』

『Ураааааааа!』

『Ураааааааа!』

『Ураааааааа!』

『Ураааааааа!』

 

 ニーナたちは一斉に(とき)の声をあげた。

 試合はいよいよ混迷の度合いを深めていた。

 

 

 

 

 

 ――◆Girls und Armored trooper◆

 

 

 

 

 

『みぽりん、相手の動きが変わったよ!』

『なりふり構わず手近な相手へと攻撃を加えているようです! みほさん、そちらでも注意してください!』

「ありがとう、沙織さん、華さん!」

 

 みほは報告に対し礼を言うと、別の回線へと即座に切り替える。

 廃村の外部、周辺の丘陵地帯で戦う味方へと通信を繋ぐ……と、同時に矢継ぎ早に報告がみほの元へと届けられる。

 

『こちらウサギさん分隊、包囲していた敵が攻めてきています!』

『こちらニワトリ! 敵が一転攻勢に出た! 指示を乞う!』

『こちらヒバリ分隊! プラウダ部隊は攻撃に転じた模様! どうすればいいの!?』

『こちらウワバミ。なんかねー急に敵さん積極的になったみたいなんだけど、どーすりゃいいかなぁ西住さん?』

『こちらカエルさん分隊! 相手チームの激しいスパイクの連続です! 指示を下さい!』

『こちらカメさん! 西住! 敵が攻めてきてるぞ何とかしろ!』

 

 飛び込んでくるのは一様にプラウダ側が攻勢に出たとの急報だ。

 隊長機を撃破され、指揮系統に混乱を来したのか、あるいはそうなる前に決着をつける気か。

 いずれにせよ、こちらのやることはひとつだ。

 

「プラウダの攻勢に対してですが、ここは敢えて攻撃を正面から向かうこととします。攻撃をしかけ、隙を見て包囲を脱出してください。逃げれば狙われます。突破するんです!」

 

 必要な指示を出し終えれば、ヘルメットとATのコンソールとを繋いでいたケーブルを取り外した。

 降着した優花里のゴールデンハーフスペシャルの無線を使ったのだ。

 先ほどのチーム全体への広域発信もやりかたは同じだった。

 

「西住殿、我々はこれからどうしますか?」

「武器の無いATに拳銃一つじゃもうどうにもならんぞ」

 

 優花里に麻子が続けざまに聞いた。

 隻腕武器無しのATに、両手が破壊されたAT、そしてアーマーマグナムが得物の機甲猟兵が一人。

 一般的に考えて戦える状況ではない。しかしみほはそうは考えていなかった。

 

「代わりのATを調達します。私たちは遊軍になって敵フラッグ機を探し出し、撃破しましょう」

「代わりのAT?」

「そんなことができるのか?」

 

 二人へとみほは頷き言った。

 

「装甲騎兵道のルールでは一定の手順を踏めば相手チームのATを奪取することが認められています。実際に成功した例は僅かですが、不可能ではありません」

 

 みほはアーマーマグナムのマガジンを取り外し、弾丸を補充した。

 フォアグリップとしても使える弾倉部には弾丸は三発まで装填可能だ。少ないと見えるかもしれないが、しかし込められるのは口径20mmの徹甲弾であり、大きさは散弾銃のショットシェルにも匹敵する。

 コレほどの大きさの銃弾でありながら、ATを撃破するためにはギリギリまで接近して、しかもカメラなどのウィークポイントを狙う必要性がある。ゆえに殆どのボトムズ乗りにとってこの拳銃は実質お守り程度の価値しか無い。だがみほにとっては違う。少なくとも今のみほにとっては、試合の勝敗を決める……いや、大洗女子学園の運命を決める重要な得物だった。

 

「行きましょう。私に考えがあります」

 

 マガジンを装着し、撃鉄を起こしつつ、みほは言った。

 

 

 

 

 

 

 ――◆Girls und Armored trooper◆

 

 

 

 

 

 

 そのチャビィーのパイロットは、カチューシャを撃破した相手を探し、僚機と連れ立って廃村を駆け抜けていた。

 我らが偉大なる同志カチューシャを撃破した不届き者を見つけ出し、白旗を揚げさせてやるためにである。

 一体全体、どんな卑劣な手を使って同志カチューシャを降したか知れないが、いずれにせよあの同志カチューシャが相手に手傷も追わせず敗北することなどありえない。少なからず、相手も消耗損耗している筈。そこを狙う。 

 

「みぃづけだ! 10時のほうの家の後ろに行っだぞ!」

『10時? 今はまだそんな夜更けじゃねーべよ?』

「おめぇさアホか! ああもう左斜め前!」

『はじめっからそーわかりやすく言え!』

 

 今しがた両手の破損したATが隠れた廃屋を、左右から彼女たちは包囲する。

 挟み撃ちにすれば、半壊のATごときは赤子の手をひねるような――。

 

「……え?」

 

 ドスンと、何かが頭上に落ちてくる音。

 不意に視界が暗くなったかと思えば、目の前には銃口があった。

 

「あ」

 

 視界はブラックアウトし、すぐに砂嵐へと転じた。

 カメラ越しにパイロットが撃ち射抜かれたとの判定に、自機からは即座に白旗が揚がる。

 ――廃屋の屋根から飛び降りたみほの、驚くべき早業だった。

 

 

 

 

 

 

 

「……どうしたべか?」

 

 反対側から回り込んでいるはずの相方からの通信がない。

 それを不審に思うのと同時に、例の両手の壊れたドッグタイプのATがまたも視界を過ぎった。

 

「待て!」

 

 それを慌てて追うのに、微かな疑問はあっさりと脳裏から押し出される。

 しかし彼女はもっと深く考えるべきであった。

 カチューシャのリベンジを果たすことに気をとられすぎて、逃げるATの進行方向にあった、雪の小山にまで意識を回してはいなかったから。

 

「ぶ!?」

 

 突然の、背後からの衝撃。

 後ろから引っ張られる勢いに、消えない慣性で彼女の体はつんのめり、頭が揺らされて変な声が出る。

 慌ててカメラを回し背後を見やれば、雪山を突き破って現れたらしき片手のATが自機の背中をガッチリと掴んでいた。しまった……逃げるATは囮だ!

 それと気づいた時にはもう遅い。反転した逃亡AT、もとい元逃亡ATは壊れた両手で彼女のファッティーへと正面から抱きつき、その両手の動きを封じる。

 相手は火器が無いためにこちらを撃破することはできないが、これでは身動きがとれない!

 

「っ!?」

 

 そこへすかさず、一人の機甲猟兵がこちらへと駆け寄ってくるのが見えた。

 必死に操縦桿を動かし、機体を揺り動かして拘束を逃れようとするが、AT二機分の重量はいかんともし難い。

 焦って足掻く内に、機甲猟兵は間近まで来ていた。

 機甲猟兵はファッティーへと取り付くと、獣のような素早さでよじ登り、胸部上部に備わった予備ハッチ、ファッティー特有の整備用予備ハッチを強制開放、コックピットへと得物の銃身を突っ込んだ。

 例え中身が試合用の安全な弾丸であろうとも、20mmの大口径銃身を鼻先に突きつけられて、肝を潰さない人間などどれだけ居るだろう。

 彼女は反射的に操縦桿から手を放し、降参とばかりに両手を上げた。

 機甲猟兵は依然、黒光りする銃身をこちらに()しながら、思いの外可愛らしい声で言った。

 

「装甲騎兵道公式戦試合規則に基づき、このATを奪取します!」

 

 

 

 

 

 

 ――◆Girls und Armored trooper◆

 

 

 

 

 

 

 混戦続く試合場を、静かに窺っていたのはノンナだった。

 彼女は機を待っていた。

 こちらの攻勢に対し、相手が反撃をしかけてくるその瞬間を。

 それはすぐにやってきた。

 ノンナは、彼女の愛機の真紅のチャビィーは得物を構え、獲物を狙った。

 照準を終え、トリッガーを絞るのに要した時間はコンマ数秒。

 空気を引き裂く銃声が、冷たい雪上を音速で駆け抜けていった。

 一機が倒れ、白旗が揚がる。

 撃破されたのは河嶋桃のダイビングビートル。

 

「……」

 

 ノンナは無言のまま、真紅のチャビィーを進めた。

 新たなる、標的を求めて。

 

 

 

 






 大いなる支柱を失った時、堰を切り開かれた
 満ち満ちた感情は撓み、溜められたエネルギーが出口を求めて沸騰する
 怒りと混乱、焦燥と希望、誇りと意地
 条件は揃った。今や暴走が始まる
 その先頭を彼女は、みほは急ぐ。怒涛のままに、たったひとつの標的を求めて

 次回『崩壊』 メルトダウン……はじまる

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