留姫「いよいよ準決勝スタートよ」
駆「一番厄介なクラスと当たったこの準決勝、」
留姫「まさかの展開が起こるわよ」
駆「それじゃあ、第65話、スタートです」
美菜side
「準決勝のオーダーどうする?」
「うーん・・・とりあえず涼太を2番手か3番手で使うのは確定で・・・」
「確定なんですか」
「おう、準々決勝の初ターン、魔法・罠を使わずにあれだけ展開してるくせに何を言っている」
「あぁ(汗)」
現在私たちは昼飯を食べながら準決勝のオーダーを考え中
「後は留姫もそこそこ行けるし・・・でも安定性では涼太だから2番手留姫、3番手涼太かな」
「私が2番手なのね・・・いいわ」
「後は・・まず俺無理で・・・」
駆はね・・・魔法・罠封じられたらほぼ何もできないからね・・・
「隆か美菜か・・・うーん・・・じゃあ今日デュエルやってない美菜で」
「それで決めるの!?嬉しいけどさ」
でもほぼ負け試合なんだけど・・・先行取られたら個人戦2回戦の二の舞だよ(汗)
「美菜は先攻取れたら全力でBloo-Dを展開ってところかしら?」
「それしか手はないな・・・相手の1番手はおそらくホルス。どうせ1ターン目でLv8を召喚してくるだろう」
そうなんだよね・・・正直決勝であのクラスとは当たりたかった・・・そしたら決勝は明日だから夜にたっぷり対策考えられるのに・・・
「・・・あ」
「どうしたの駆?」
「ある・・・魔法・罠使わなくても1ターンでBloo-Dを出す方法が」
「えぇ!?」
あ、あるの?
「そう、美菜、このカード持ってる?」
「このカードは・・・持ってない・・・あ、そういうこと!?」
「察したみたいだね」
「駆、これ貸して!」
「むしろ3枚上げる。これは美菜が使うべきカードだろうし」
「ありがとう!」
このカードが1枚でも手札にきて、かつBloo-Dが手札にあれば・・・いける!
「なら1番手美菜、2番手留姫、3番手涼太か」
「うん、準決勝はこれで行く。3人とも、頼んだよ」
「えぇ」
「全力で行きます」
「任せて!」
『これより、準決勝第1試合、中等部1-1vs高等部1-2の試合を始めます』
「よーし!いってくる!」
「任せたよ美菜」
さぁ、私がこの準決勝の突破口を開いてみせる!
「なるほど、あなたなのね1番手は」
相手の1番手は予想通りホルス使いの石原周子さん
「誰だと思いました?」
「準々決勝で最初に青眼を展開しまくった子」
「涼太のことね」
「その子を私たちは1番警戒してたから」
へぇ、涼太が1番警戒されてるんだ・・・まぁ、無理もないよね。魔法・罠なしであれだけ展開されたら魔法・罠のロックを主軸とするこのクラスにはたまったものじゃない。しかも出すモンスターの攻撃力が高いし
「まぁいいわ。やりましょう」
「はい」
「それでは、デュエル開始!」
「「デュエル!」」
美菜 LP4000
周子 LP4000
「悪いわね。先攻は私みたいね」
どうやら先攻を取ったら私には勝てるって思ってるみたいだね・・・
「私のターン、ドロー。ホルスの黒炎竜LV4を召喚!」
ATK/1600
「魔法カード、レベルアップ!を発動!ホルスの黒炎竜LV4を墓地に送り、デッキからホルスの黒炎竜LV6を特殊召喚!」
ATK/2300
「さらに2枚目のレベルアップ!を発動!ホルスの黒炎竜LV6を墓地に送り、ホルスの黒炎竜LV8を特殊召喚!」
ATK/3000
「このモンスターがいる限り、魔法カードの発動を無効にし破壊することができるわ!カードを1枚伏せてターンエンド!」
あの伏せカードはおそらく王宮のお触れ。これで魔法・罠を封じるお触れホルスの完成
でも駆が言うにはお触れホルスはまだ完成じゃないみたい。駆が一番恐れていたのは・・・永続魔法、カイザーコロシアム。相手が場に出せるモンスターは自分の場のモンスターの数を超えることはできないという展開を抑制するカード。あれをホルスLV8を出す前に発動し、その後にホルスLV8を出せば・・・ホルスLV8に対し、相手はモンスター1体しか出せず、そう簡単には除去できないって・・・
まだカイザーコロシアムを使うところを見たことはないけど、もし発動されれば勝ち目は薄かった。けど、やっぱり発動されなかった・・・持ってないのかな?
とにかくこれで駆が言ってた最悪な状況は避けられた
「私のターン、ドロー!」
それじゃあ・・・皆の度肝を抜いてあげる!
「D3を召喚!」
ATK/0
「・・・攻撃力0?」
「D3の効果発動!手札を2枚まで捨て、捨てた数だけ手札・デッキ・墓地からD3を特殊召喚できる。ただしこの効果の発動後、ターン終了時まで私はD-HEROモンスターしか召喚・特殊召喚ができないけどね。この効果で手札を2枚捨て、デッキからD3を2体特殊召喚!」
ATK/0×2
「これで・・・私の場にモンスターは3体・・・」
「・・・はっ!まさか!」
「そう・・・そのまさか!私は場のD3を3体リリース!来て!究極のD!D-HERO Bloo-D!」
ATK/1900
「嘘でしょ・・・魔法・罠を使わずに1ターンで出てくるなんて・・・」
「さすがに予想外だったでしょ?これで、Bloo-Dの効果で相手の場のモンスター効果は無効化される。つまり、ホルスの魔法ロックは解除されました」
「そんな・・・」
「さらに、Bloo-Dの効果!1ターンに1度、相手の場のモンスター1体を装備カード扱いとして装備できる。私はホルスの黒炎竜LV8を選択!クラプティー・ブラッド!」
「ほ、ホルス!」
「この効果で装備したモンスターの元々の攻撃力の半分だけ、Bloo-Dの攻撃力は上がります」
ATK/1900→3400
「さらに装備魔法、ディレイ・アーマーをBloo-Dに装備!さらに墓地のD-HEROディアボリックガイの効果発動!墓地のこのカードを除外して、デッキからディアボリックガイを1体特殊召喚!」
ATK/800
ディアボリックガイはD3の効果で墓地に送ってたよ
「バトル!ディアボリックガイでダイレクトアタック!」
「きゃっ!」
周子 LP4000→3200
「Bloo-Dでダイレクトアタック!ブラッディ・フィアーズ!」
「きゃああああ!」
周子 LP3200→0
よし!ばっちり決まった!
懸念事項はディアボリックガイが攻撃表示でたってることだけど・・・対策はある
とはいえ、ディアボリックガイに構ってる暇はないんじゃないかな。Bloo-Dを最優先で破壊しないと・・・モンスターを吸収しまくるからね
2番手は・・・やっぱり灘さん・・・サイレント・マジシャンの使い手だったね
「宜しくお願いします」
「こちらこそ」
パッと見はにらんでるようにしか見えないけど・・・灘さんにはそういうつもりはないと駆と留姫が言ってたっけ・・・まぁいいか
「「デュエル!」」
美菜 LP4000
こよみ LP4000
今はデュエルに集中。できれば2人抜きしたいところだけど・・・無理はせず、削れるだけ削ろっと
「私はサイレント・マジシャンLV4を召喚します」
ATK/1000
「魔法カード、レベルアップ!を発動します。サイレント・マジシャンLV4をリリースし、デッキからサイレント・マジシャンLV8を特殊召喚します」
ATK/3500
攻撃力3500・・・ホルスLV8を吸収したBloo-Dよりも攻撃力が上だね・・・
「さらに魔法カード、ヒュグロの魔導書を発動します。サイレント・マジシャンLV8を選択し、攻撃力を1000ポイント上げます」
ATK/3500→4500
「バトルです!サイレント・マジシャンLV8でBloo-Dに攻撃!サイレント・バーニング!」
Bloo-Dがサイレント・マジシャンの攻撃を受け、煙の中に消えた・・・でも晴れた時・・・
「え?Bloo-Dがまだ立っている・・・それにモンスターが増えている!?」
そう、Bloo-Dはまだ場に存在し、さらにモンスターが増えている
「装備魔法、ディレイ・アーマーの効果で装備モンスターは戦闘では破壊されないです。さらにD3の効果で墓地に送っていたD-HEROドリームガイの効果でD-HEROモンスターが戦闘を行うダメージ計算時にこのカードを特殊召喚し、戦闘で発生する戦闘ダメージを0にします」
ドリームガイ DEF/600
「そんな・・・(この状況で魔法族の里は・・・危険ですね。下手すれば私が魔法を使えなくなります・・・そもそも引けてないですけど・・・)カードを1枚伏せてターンエンドです」
サイレント・マジシャン ATK/4500→3500
よし、凌いだ!一気に行く!
「私のターン、ドロー!Bloo-Dの効果発動!1ターンに1度、相手のモンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備する!当然選択するのはサイレント・マジシャンLV8!」
「させません!手札のエフェクト・ヴェーラーの効果を発動します。このカードを手札から墓地に送ることで、相手のモンスター1体の効果をターン終了時まで無効にします。これでBloo-Dの効果を無効にします」
あぁ、妨害された・・・さすがにそう簡単にはいかないよね。おまけにBloo-Dの攻撃力がこのターンだけだけど元に戻っちゃったし
Bloo-D ATK/3400→1900
うーん・・・でもこのカードは使おうかな・・・どうせこのターン、相手のライフは削ることできなさそうだし
「D-HEROディバインガイを召喚!」
ATK/1600
「そして場のディアボリックガイ、ディバインガイ、ドリームガイの3体をリリース!」
「ま、また3体リリース!?」
「きて!D-HEROドグマガイ!」
ATK/3400
「こ、ここでドグマガイですか!?」
「でもサイレント・マジシャンLV8は倒せない・・・私はこれでターンエンドです。これでBloo-Dの攻撃力は元に戻ります」
Bloo-D ATKL/1900→3400
「わ、私のターン、ドロー!」
「スタンバイフェイズ、ドグマガイの効果発動!相手のライフを半分にする!ライフ・アブソリュート!」
「きゃああああ!」
こよみ LP4000→2000
これがドグマガイを出した目的。少しでもライフは削っておきたいからね
「でもここから反撃行きます。魔法カード、ハーピィの羽根帚を発動します。相手の場の魔法・罠をすべて破壊します」
「いぃ!?でぃ、ディレイ・アーマーの効果発動!装備されているこのカードを墓地に送ることでこのカードを装備していたモンスターはターン終了時まで戦闘・効果では破壊されない!」
Bloo-D ATKL/3400→1900
「えぇ!?(それじゃあこのターンもBloo-Dを除去できない・・・それに次にBloo-Dの効果を使われたら今の手札だと対処しようがない・・・仕方ないですね。このカードを使いましょう)バトル!サイレント・マジシャンでBloo-Dに攻撃!サイレント・バーニング!」
「きゃっ!」
美菜 LP4000→2400
「速攻魔法、サイレント・バーニングを発動します。このカードは自分の場にサイレント・マジシャンがいて、自分の手札が相手より多い場合、バトルフェイズに発動できます。互いに手札が6枚になるようにデッキからカードをドローします。私の手札は1枚。よって5枚ドローします」
「私は手札がないから6枚ドローですね」
焦ってる・・・なんとしてでもこのターンにBloo-Dを倒したいか、それか次のターンのBloo-Dの効果に対する対処方法がなかったからかな?
「サイレント・マジシャンLV4を召喚!」
ATK/1000
「サイレント・マジシャンLV4をリリースし、沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンを特殊召喚!」
ATK/1000
「カードを1枚伏せてターンエンドです。沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンの攻撃力は自分の手札の数×500アップします。私の手札は3枚ですので、1500ポイントアップです」
ATK/1000→2500
「私のターン、ドロー!」
これで私の手札は7枚・・・ディバインガイで手札増強しようと思ってたけど、まさか相手から手札をプレゼントされるとは思わなかったよ
まずは・・・
「Bloo-Dの効果発動!サイレント・マジシャンLV8を吸収する!」
「させません!速攻魔法、月の書を発動!Bloo-Dを裏側守備表示にします!」
「えぇ!?」
うーん・・・これじゃあBloo-Dはもうダメかな・・・だったらこういこうかな
「魔法カード、オーバー・デステニーを発動!」
「(オーバー・デステニー・・・もしかして2体目のBloo-Dを!?させないです!)沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンの効果発動”魔法の発動を無効にします!」
そうくるよね・・・Bloo-Dが私のデッキに何体入ってるか・・・相手は分からないもんね。ここからが本番!
・・・いくよ・・・嫌われるからってずっと封印してたけど・・・駆とかならその心配はなさそうだし・・・
私には・・・プロデュエリスト、エド・フェニックスの血が少なからず流れていることを・・・見せてあげる!
「Bloo-Dは月の書で表示形式で入れ替えただけで、自分で表示形式を変更してはいません。よってBloo-Dを反転召喚!」
ATK/1900
「魔法カード、融合を発動!場のBloo-Dとドグマガイを融合!カモン!最後のD!Dragoon D-END!」
ATK/3000
「(な、何でしょう・・・雰囲気が・・変わった?)」
「Dragoon D-ENDのエフェクト発動!1ターンに1度、相手の場のモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!私はサイレント・マジシャンLV8を選択!これで終わりです!」
「まだです!エフェクト・ヴェーラーの効果発動!Dragoon D-ENDの効果を無効にします!ただし、手札が1枚少なくなるので、沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンの攻撃力は下がります」
沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン ATK/2500→2000
エフェクト・ヴェーラー引いてたんだね・・・うーん・・・だったら!
「D-HEROドリルガイを召喚!」
ATK/1600
「ドリルガイのエフェクト発動!召喚に成功したとき、ドリルガイの攻撃力以下のD-HERO1体を手札から特殊召喚できる!D-HEROデビルガイを特殊召喚!」
ATK/600
「墓地のディアボリックガイのエフェクト発動!このカードを除外し、デッキから3枚目のディアボリックガイを特殊召喚!」
ATK/800
「また場に3体のモンスターが・・・」
「そして魔法カード、戦士の生還を発動!セメタリーの戦士族モンスター1体を手札に戻す!私がセメタリーから手札に加えるのは・・・Bloo-D!」
「!?」
「そして、ドリルガイ、デビルガイ、ディアボリックガイの3体をリリース!カモン!究極のD、D-HERO Bloo-D!」
ATK/1900
「さっきBloo-Dのエフェクトは無効にされたけど、このBloo-Dはその後再び特殊召喚されたモンスター、よって・・・エフェクトを発動できる!Bloo-Dのエフェクト発動!サイレント・マジシャンLV8を吸収!」
「さ、サイレントマジシャン!」
「Bloo-Dの攻撃力はサイレント・マジシャンLV8の元々の攻撃力の半分アップする!」
Bloo-D ATK/1900→3650
「これでターンエンド!」
「私のターン、ドロー!」
沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン ATK/2000→2500
「(ここで魔法族の里ですか!?今はだめです・・・いまだしたら・・・先輩が不利になる。そしてこれじゃあ・・・Bloo-Dを止められない・・・すみません先輩・・・この人・・・個人戦の時とは明らかに違う・・・強すぎる・・・)ターンエンドです」
「私のターン、ドロー!」
よーし!一気に決めるよ!
「Bloo-Dのエフェクト発動!沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンを吸収する!」
「さ、サイレント・マジシャン!」
Bloo-D ATK/3650→4150
「バトル!Dragoon D-ENDでダイレクトアタック!ブラッディ・フィアーズ!」
「きゃあああ!」
こよみ LP2000→0
よし、2人抜き達成!
ここまで上手くいくとは自分でも思ってなかった・・・Bloo-Dで相手が焦った結果だね
ここまで来たんだ・・・一気に3人抜きいきたい!
それに相手の3番手は八神森司さん・・・私が個人戦2回戦で負けた相手・・・個人戦のリベンジにもなる・・・
私の本気モードで・・・リベンジだよ!
駆side
「・・・まじか」
まさか美菜がここまでやってくれるとは・・・
「・・・どうやら復活したかしら」
「え?復活?」
「美菜はデュエルになると雰囲気が変わるんです。ここ2,3年は封印してたらしいですけど」
「エフェクトやセメタリーって言い方もそのせい?」
「そうだな。だが、あれのせいで小等部のころは嫌われることが多くてな」
「最初は仲良かったのは隆だけだったものね。それから私と涼太とも仲良くなったけど」
「嫌われるからってずっと封印してましたけど・・・解いたんですねその封印」
「つまり、あれが美菜の本気ってことか」
エフェクトやセメタリーって言い方はエド・フェニックスそっくりだね
「小等部のころは小等部の女帝なんて言われてたけど・・・中等部に上がったから今は・・・中等部の女帝かしら」
「そんなあだ名があったのか(汗)」
あだ名付けられるのはあんまり好きじゃない(汗)
「ま、とりあえず、後は美菜がどこまで行くかだね」
「あの雰囲気のまま3人抜きしたりしてね」
「準決勝で3人抜きとかシャレにならんな」
「一番苦戦すると思われてたのにBloo-D1体でここまで変わりますか・・・」
「それがBloo-Dの制圧力だよ。まぁ相手は魔法・罠のロックが前提だから3人とも魔法・罠が少なめってことも影響してるだろうけど」
これ、決勝がアキさんのクラス相手だと美菜を3番手でアキさんにぶつけたら面白そうだね。厄介なクリムゾン・ローズの効果はBloo-Dで封殺できるし
ま、何はともあれまずはこの準決勝
森司さんがこのまま黙ってるわけないだろうし、油断は禁物だよ
駆「以上、第65話でした」
留姫「そして今回のゲストはこの方」
こよみ「灘こよみです。なす術ありませんでした・・・」
駆「あれが美菜の本気モード・・・」
留姫「本編でも言ったけど、美菜のあのモード、人によっては嫌いな人がいるのよ。それで美菜はずっと嫌われてて、封印してたのよ」
こよみ「あれで嫌いになる人いるんですか・・・」
留姫「人によってはね」
駆「そういう人は大抵大したことない人だけど」
こよみ「しかし・・・こっちが圧倒的に不利になってしまいましたね」
留姫「そっちは残りは森司さんただ1人。それに対してこっちは美菜含めてあと3人」
駆「まさかこんな展開になるとは思いもしなかった・・・」
こよみ「私が魔法族の里引けてたら多少は変わってたんでしょうか?」
留姫「どうでしょうね・・・でも魔法が発動できない分、少しは変わってたかもね」
駆「とりあえずBloo-Dの制圧力はやばい」
こよみ「身に沁みました」
留姫「さて、ここからはお知らせよ」
駆「ずっと知らせようと思って忘れてたんだけど・・・この度、DICHIさんの小説、『遊戯王 5D's 転生者と未来のカードたち』とコラボしました」
留姫「『遊戯王5D's 転生者と未来のカードたち 〜番外編〜』のほうに投稿されてるからぜひ見てね。私と駆、それから遥ちゃんが遊びに行ってるから」
駆「デュエルするのはその3人だけど、なんかうちのキャラのほとんどが登場してるよ」
こよみ「DICHIさんとのコラボがこれが3回目ですか?」
留姫「ほんとはそうなんだけど、過去2回はリメイク前の小説のとコラボだから、この小説になってからは初めてね」
駆「だから初対面という形になっております。リメイク前の小説と区別をつけるためですね」
留姫「あ、後、駆の精霊が大暴れしてるから」
駆「違う意味でだけどな(汗)」
こよみ「駆さんは精霊が多すぎるんですよ」
駆「自分で管理しきれません(汗)」
留姫「ということで3話構成のコラボ、ぜひ見てね」
こよみ「そして次回は準決勝第1試合後半戦です」
駆「まさかの大逆転はあるのか、それともこのまま押し切れるか」
留姫「サブタイトルは『意地の沈黙と混沌の騎士』よ」
こよみ「それでは次話もお楽しみに」