留姫「今回から準々決勝よ」
駆「タイトル通り、この団体戦初の出番となる涼太の登場です」
留姫「個人戦で遥ちゃんに負けて以来出番がなかった涼太、どこまで鬱憤を晴らせるかしら?」
駆「それでは、中等部最強決定戦の開幕!」
留姫「第62話、スタートよ」
駆side
「6時か・・・そろそろ起きなきゃな」
携帯で時刻を確認し、起きる。目覚まし時計?体内時計がばっちり作動する俺にそんなものは必要ない
これでも転生前の学校では寝坊で遅刻したってことは1回もないよ。アカデミアでも1回もない。
まぁ転生前は寝坊以外のことで休んだりはしたけどね(汗)
まぁそれでも起きるのがいつもより早い日は携帯で目覚ましかけるけどね。不安だからね。でも目覚ましかけるといつも目覚ましかけた時刻より10分ぐらい早く起きちゃうんだよね・・・体内時計って凄いよね
さて、素早く着替えて、いつもの日課をこなさないと
『相変わらず早いですね』
「あ、おはようブラスター。起こしちゃった?」
『いえ、今日はたまたま』
「そうなんだ・・・」
と、ブラスターと喋りながら着替えてベランダに出る
そしてストレッチから始まり、空手の修業を少々
空手自体は転生前の世界で警察に協力してた頃にやってた。身体は鍛えないとね
ちなみにメインでやってるスポーツはテニスだったりする。これでも中学の頃はテニスで全国優勝したこともあるんだよ。その後中学日本選抜メンバーに選ばれてアメリカに行って世界大会にも出場。そこでも準優勝した実績もあるよ。高校の時は警察関係のことがあってやってないし、こっちに来てからもやってない。時間が空いたらやりたいんだけどね
『これをいつもやってるんですね』
「うん。身体は鍛えないとなまっちゃうしね」
『さすがです。サキにも見せてやりたい・・・』
「やっぱりサキは特訓とかサボりがち?」
『そうですね。何回も言ってるんですか・・・』
「デュエルはまだ一度しか出てないのってそれが原因じゃ・・・」
『私も言うほど出れてないので・・・』
「まぁね(汗)」
さて・・・7時か・・・朝食作りますか
涼太side
『これより、準々決勝第4試合、中等部1-1vs中等部1-3の試合を始めます』
いよいよ準々決勝。ようやく僕の出番です
他の準々決勝は第1試合は高等部1-2が、第2試合は小等部5-3が、第3試合は高等部1-1が順当に勝ち上がりました
「さぁ涼太、暴れてこい!」
「何なら1人で3人すべて倒してもいいわよ」
「無茶言わないでくださいよ・・・ではいってきます」
さすがにあのメンバーを僕だけで倒すのは無理です・・・
相手の1番手はやはりツァンですね
「そっちは涼太か1番手か」
「団体戦で1,2回戦共に出番がなかったからですから」
「それでか」
「昨日、一昨日とデュエルしてない分、ここで暴れさせてもらいますよ」
「そうはいかないよ!」
「それでは、デュエル開始!」
「「デュエル!」」
涼太 LP4000
ツァン LP4000
「ボクの先攻!ドロー!(門や結束は引けなかった・・・でもこれなら!)真六武衆-カゲキを召喚!」
ATK/200
「カゲキの召喚に成功したとき、手札からレベル4以下の六武衆を特殊召喚できる!チューナーモンスター、六武衆の影武者を特殊召喚!」
ATK/400
「レベル3のカゲキにレベル2の影武者をチューニング!集いし仲間の武士道が、天下一の武将を呼び覚ます!シンクロ召喚!きなさい!真六武衆‐シエン!」
ATK/2500
きましたか・・・シエン
「さらに真六武衆-キザン、六武衆の師範を特殊召喚!」
キザン ATK/1800
六武衆の師範 ATK/2100
「この2枚は自分の場に六武衆がいるとき、手札から特殊召喚できる!そしてキザンの効果!自分の場にこのカード以外の六武衆が2体以上いるとき、このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする!」
キザン ATK/1800→2100 DEF/500→1300
「さらに永続魔法、一族の結束を発動!墓地は戦士族のみだからぼくの場の戦士族モンスターは攻撃力が800ポイントアップする!」
シエン ATK/2500→3300
キザン ATK/2100→2900
師範 ATK/2100→2900
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
うわぁ・・・動きましたね。門と結束がなくてもここまで動きますか・・・
おまけにシエンの攻撃力は青眼を上回る3300、伏せカードはおそらく六尺瓊勾玉でしょう
でも六尺瓊勾玉が無効にするのはカードを破壊する効果のみ。問題ありません。今の僕はそんなんじゃ止められませんよ!
「僕のターン、ドロー!僕は青き眼の護人を召喚!」
ATK/800
「青き眼の護人の効果発動!召喚に成功したとき、手札から光属性・レベル1のチューナー1体を特殊召喚できる!青き眼の乙女を特殊召喚!」
『2戦連続で登場!』
ATK/0
「悪いけどすぐに退場だよ」
『えぇ!?』
「青き眼の護人のもう1つの効果を発動!自分の場の効果モンスターを1体を対象として発動!そのモンスターを墓地へ送り、手札からブルーアイズモンスター1体を特殊召喚する!僕は青き眼の乙女を選択!」
『やっぱり私!?』
「でも、対象になったってことは」
『・・あ、私の効果!よーし!』
「この瞬間、青き眼の乙女の効果発動!このカードが効果の対象になった時、自分の手札・デッキ・墓地から青眼の白龍1体を特殊召喚できる!デッキから青眼の白龍を特殊召喚!」
『おいで!私のしもべ!』
ATK/3000
「そして護人の効果で乙女をリリース!ありがとね」
『一瞬だったけど、効果発動できたから満足!頑張って涼太!』
「うん、これにより、手札から特殊召喚するモンスターはルール上ブルーアイズカードとしても扱うこのカード!白き霊龍!」
ATK/2500
「(ちょ、ちょっと、えらく動き回ってない?)」
「白き霊龍の特殊召喚に成功したとき、相手の場の魔法・罠カードを1枚をゲームから除外する。一族の結束を除外してもらいます!」
「え、えぇ!?(除外だから六尺瓊勾玉発動できないし!シエンは魔法・罠しか無効にできないし!)」
「これにより、六武衆の攻撃力が下がります」
シエン ATK/3300→2500
キザン ATK/2900→2100
師範 ATK/2900→2100
「さらに手札の青眼の白龍を見せることで、手札の青眼の亜白龍を特殊召喚!」
ATK/3000
「モンスターが・・・4体・・・」
「バトル!白き霊龍で六武衆の師範に攻撃!滅びのシャイニングストリーム!」
「きゃあ!」
ツァン LP4000→3600
「青眼の亜白龍でキザンに攻撃!滅びのバーンストリーム!」
「きゃっ!」
ツァン LP3600→2700
「そして青眼の白龍でシエンに攻撃!滅びのバーストストリーム!」
「きゃあああ!」
ツァン LP2700→2200
「最後に青き眼の護人でダイレクトアタックです」
「最後にこの攻撃なんだ(汗)」
ツァン LP2200→1400
「でもこれで場の六武衆は一掃しました。六尺瓊勾玉は使えないでしょう」
「(よ、読まれてる・・・)」
「メインフェイズ2、手札からトレード・インを発動。手札のレベル8の青眼の白龍を墓地に捨て、2枚ドローします。そしてレベル8の青眼の白龍にレベル1の青き眼の護人をチューニング、青き龍よ、今ここに降臨し、銀の咆哮を放て!シンクロ召喚!轟け!蒼眼の銀龍!」
DEF/3000
「蒼眼の銀龍の効果、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の場のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時までカード効果の対象にならず、カード効果では破壊されません。カードを1枚伏せてターンエンドです」
いや、よく回りました。僕の場には白き霊龍に青眼の亜白龍、そして蒼眼の銀龍の3体です
「ぼ、ボクのターン、ドロー!・・・カードを1枚伏せて、ターンエンド」
「エンドフェイズに速攻魔法、ツインツイスターを発動!手札の伝説の白石を捨て、伏せカード2枚を破壊する!」
「嘘ぉ!?」
六尺瓊勾玉に・・・今伏せたカードは究極・背水の陣ですか・・・危ないですね
「そして伝説の白石の効果発動!このカードが墓地に送られたので、デッキから3枚目の青眼の白龍を手札に加えます。そして僕のターン、ドロー!スタンバイフェイズ、蒼眼の銀龍の効果発動、墓地の通常モンスター1体を特殊召喚します。青眼の白龍を墓地から特殊召喚!」
ATK/3000
「そしてメインフェイズ、ラッキーなことにまたこれ引きました。トレード・インを発動。青眼の白龍を捨てて2枚ドローします」
「また!?」
この2枚ですか・・・次はおそらく沙紀でしょうから有効かどうかは分かりませんけど一応伏せておきましょうか
「カードを1枚伏せます。バトル青眼の白龍でダイレクトアタック!滅びのバーストストリーム!」
「きゃああああああああああ!」
ツァン LP1400→0
ふぅ、これで1人倒しました。さて、このままどこまで行けるかですね・・・
それにしてもあからさまにツァンが落ち込んでますね・・・やりすぎましたかね(汗)
まぁ勝負ですから、仕方がないことです
沙紀が出てきましたね
「いつもよりかは手札が良かったツァンを相手によくもまぁ荒らしまわってくれましたわね」
「門や結束がないのにいつもより良かった?」
「ツァンはまずシエンが切り札ですから、シエンを出せただけでましだそうです」
「そ、そう(汗)」
「とりあえず、この場のモンスターを何とかしないといけませんわね・・・やって見せますわ」
「そう簡単にはさせませんよ!」
「「デュエル!」」
涼太 LP4000
沙紀 LP4000
「私のターン、ドロー!手札から儀式魔法、リチュアの儀水鏡を発動しますわ!」
「サーチもなくいきなりですか!させませんよ!リバースカードオープン!カウンター罠、王者の看破!リチュアの儀水鏡は無効です!」
「そう来ると思いましたわ」
え?
「ここからが本番ですわ!手札のシャドウ・リチュアの効果を発動しますわ。手札からこのカードを捨て、デッキからリチュアの儀水鏡を1枚手札に加えますわ」
あったんですねそのカード・・・
「さらにヴィジョン・リチュアの効果発動!このカードを手札から捨て、デッキからイビリチュア・ジールギガスを手札に加えますわ」
ヴィジョンもありましたか・・・これは沙紀の手札がいいですね
「リチュアの儀水鏡を発動!手札のイビリチュア・ジールギガスをコストに、手札からもう1体のイビリチュア・ジールギガスを儀式召喚!」
ATK/3200
「さらに墓地のリチュアの儀水鏡の効果を発動!このカードをデッキに戻すことで墓地のイビリチュア・ジールギガスを手札に加えますわ」
全く無駄がない・・・回ってますね・・・
「ジールギガスの効果発動ですわ!1ターンに1度、1000ポイントのライフを支払ってカードを1枚ドローする、そのカードがリチュアモンスターだった場合、場のカード1枚を持ち主のデッキに戻しますわ」
まぁ使いますよね
沙紀 LP4000→3000
「ドロー!ドローしたカードは・・・リチュア・ビースト!よってジールギガスの更なる効果が発動!青眼の亜白龍をデッキに戻してもらいますわ」
「く」
しかもビーストを引いたってことは・・・さらに回す気ですか・・・
「リチュア・ビーストを召喚!」
ATK/1500
「リチュア・ビーストの召喚に成功したとき、自分の墓地のレベル4以下のリチュアモンスター1体を守備表示で特殊召喚できますわ!墓地よりシャドウ・リチュアを特殊召喚!」
DEF/1000
シャドウ・リチュア・・・2体目のジールギガスを出す気満々ですね
「手札から魔法カード、ワン・フォー・ワンを発動しますわ!」
・・・え?沙紀がワン・フォー・ワン?
「手札のモンスター、リチュア・エリアルを墓地に送り、デッキからレベル1のフィッシュボーグ-ランチャーを特殊召喚しますわ!」
ATK/200
フィッシュボーグ-ランチャーは確かチューナー・・・まさか!?
「行きますわよ!レベル4のリチュア・ビーストとレベル4のシャドウ・リチュアにレベルアノフィッシュボーグ-ランチャーをチューニング!三つ首の氷の龍よ、今こそ姿を現し、氷の息吹を放ちなさい!シンクロ召喚!最強の氷の龍、氷結界の龍トリシューラ!」
ATK/2700
「トリシューラ・・・いつの間に手に入れたんですか・・・」
「運よく昨日手に入れましたわ」
「昨日ですか・・・」
運がいいですねほんとに・・・トリシューラはなかなか手に入るものじゃないですよ・・・
「いきますわよ!トリシューラがシンクロ召喚に成功したとき、相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できますわ。手札は1枚しかありませんので問答無用でその手札を、フィールドからは青眼の白龍を、墓地からも青眼の白龍を除外しますわ」
「ぐっ!」
青眼の白龍が2枚も除外された・・・それに手札のディープアイズ・ホワイト・ドラゴンも・・・まずいですね
「バトルですわ!トリシューラで白き霊龍をジールギガスで蒼眼の銀龍を攻撃しますわ!」
「うわっ!」
涼太 LP4000→3800
「ターンエンドですわ」
まさかあの場が全滅するとは思いませんでしたね・・・これ、王者の看破で1回無効にしてなかったらどれだけ回ってたんでしょう・・・恐ろしいですね
かくして僕の場には何もなく、手札も0・・・絶望的ですね
「僕のターン、ドロー!」
あ、ドローカード、まだ希望がありますね
「魔法カード、埋葬呪文の宝札を発動します。墓地のトレード・イン2枚とツインツイスターの3枚の魔法カードを除外し、2枚ドローします」
・・あ、きました!これならいけます!
「いきますよ!手札から儀式魔法、カオス・フォームを発動!このカードは自分の墓地の青眼の白龍を除外することで手札からカオスと名の付く儀式モンスター1体を手札から特殊召喚できます!墓地の青眼の白龍を1体除外し、手札から儀式モンスター、ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴンを儀式召喚!」
ATK/4000
「ここで攻撃力4000ですって!?」
「バトル!カオス・MAX・ドラゴンでジールギガスに攻撃!混沌のマキシマム・バースト!」
「きゃああああ!」
沙紀 LP3000→2200
「ターンエンドです」
なんとか形勢逆転できましたかね
でも今日は好調な沙紀。何が起こるか分かりませんね
「私のターン、ドロー!墓地のリチュアの儀水鏡の効果を発動しますわ!儀水鏡をデッキに戻し、ジールギガスを手札に戻しますわ。そして、魔法カード、サルベージを発動!墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を選択して手札に加えますわ。この効果で私は墓地からシャドウ・リチュアとリチュア・ビーストを手札に加えますわ」
あ、やばいですねこれは。ジールギガスがまたきます
「シャドウ・リチュアの効果で手札からこのカードを捨て、デッキからリチュアの儀水鏡を手札に加えますわ。そしてリチュアの儀水鏡を発動!手札のジールギガスを墓地に送り、もう1体のジールギガスを儀式召喚しますわ!」
ATK/3200
「墓地のリチュアの儀水鏡の効果を発動!このカードをデッキに戻すことで墓地のイビリチュア・ジールギガスを手札に加えますわ。そしてジールギガスの効果発動ですわ!」
沙紀 LP2200→1200
「ジールギガスの効果はドローしたカードの内容でその有無を決定するという性質上、デッキバウンス効果は対象をとりませんわ。つまり効果の対象にならないカオス・MAX・ドラゴンといえども、これが決まればカオス・MAX・ドラゴンを除去できますわ」
そう、だからジールギガスは厄介なんです・・・
「ドロー・・・ドローしたカードはリチュア・アビス。リチュアのモンスターのため、バウンス効果発動ですわ。カオス・MAX・ドラゴンをデッキに戻してもらいますわ」
「ぐっ・・・」
ここまでですか・・・
「(今引いたアビスで次の準備をしておきたいところですけど、出したアビスの対処方法がない上、相手の2番手が誰か分からない以上、これ以上モンスターを出すと危険ですわね。相手が隆だった場合、サイバー・エンドで一発KOですわ・・・パワー・ボンドで出されたらもう無理ですわね)バトル、ジールギガスとトリシューラでダイレクトアタックですわ」
涼太 LP3800→0
ふぅ・・・1人倒したとはいえ、ちょっとこの場はいただけませんね・・・沙紀の残りライフはあと1200・・・次の隆ならなんとかできるでしょうか・・・
とりあえずベンチに戻りましょうか
「お疲れ」
「ごめんなさい、場がちょっと・・・」
「しょうがないわよ。にしても・・・強くなったわね沙紀」
「つい半年前までは私達中等部四天王に勝てる人なんて中等部内にはいなかったのにね」
「それが今や駆と香澄が匹敵する強さを持ち、沙紀が成長してこうして私たちの前に立ちふさがってる」
「でもまぁ、相手は強ければ強いほどデュエルは楽しいし、燃えるけどな」
「呑気だなお前ら」
「でも駆もそうでしょ?」
「・・・まぁな」
駆もそういうタイプですからね
「さて、隆、頼みましたよ」
「あぁ、気を引き締めて行ってくる」
駆「以上、第62話でした」
留姫「で、今日のゲストは勿論涼太よ」
涼太「荒川涼太です。沙紀が強くなりましたね」
駆「いやぁね・・・作者が実際にリチュアのデッキは持ってないんだよね。だからリチュアのデッキレシピとか検索しながらいろいろやるわけ。そしたらいつの間にかこうなった(汗)」
涼太「何ですかそれ・・・」
留姫「沙紀って美菜の親友の設定だからサブキャラになってもおかしくないわね」
駆「もうなってるでしょ・・・」
涼太「最初はうまく行ったんですけどね~」
留姫「とりあえず六武衆は門や結束がないとダメね」
駆「ツァンは必ずと言っていいほどキーカードが全部そろわないもんね」
涼太「そこからの沙紀ですよ・・・」
留姫「トリシューラは予想外だったわ・・・まぁでも確かに手に入ったなら入れるわよね・・・」
駆「あれ、凶悪だからね・・・」
涼太「さて、少しリメイク前の小説の話でもしましょうか」
留姫「そうね・・・リメイク前は涼太は予選リーグ第2戦で登場したわね」
駆「そしたら見事に3ターンで3人を倒し、見事に予選リーグでの俺の出番がなくなったと」
涼太「しかも相手高等部・・・」
留姫「爽快だったでしょ?」
涼太「ものすごく爽快でしたね」
駆「その後は準決勝で登場。1番手を倒したものの、2番手に粉砕されたと」
留姫「ちなみにその時の1番手がこの小説では高等部1-2の石原周子、2番手が高等部1-1の石原法子ね」
涼太「あの時は帝が強いって設定でしたけど・・・」
駆「ここではね・・・高等部1-2のメンツがね・・・全員ロックということもあって、周子さんのほうが強く感じるよね」
留姫「できれば決勝で当たりたいわ・・・」
涼太「ということで、次回は中等部最強決定戦中編ですね」
駆「うちの2番手は隆、沙紀と激闘を繰り広げるよ」
留姫「サブタイトルは『水と氷と白きオーラ』よ」
涼太「それでは次話もお楽しみに!」