留姫「今回は遥ちゃんたちの2回戦」
遥「思わぬ強敵出現に私たち大ピンチ!?」
留姫「個人戦には出てなかった強敵って・・・やっぱり高等部って層が厚いわね・・・」
遥「どんな強敵が立ちふさがったのか」
留姫「第60話、スタートよ」
遥side
無事に敗者復活戦を勝ち上がり、2回戦に進んだ私達
その2回戦の対戦相手は高等部3-2
その前までの試合ですでにアキお姉さんや森司お姉さん、香澄お姉さんのクラスは勝ち上がってる。お兄ちゃんのクラスは私たちの後に試合
で、私たちの2回戦なんだけど、現在こんな状況なの
アカデミア杯団体戦2回戦 高等部3-2vs小等部5-3 フィールドの状況
高等部3-2 3番手 打田英人
LP4000 手札5枚
モンスター、伏せカードなし
小等部5-3 1番手 龍亞
LP2500 手札0枚
伏せカードはなし(装備魔法あり)
パワー・ツール・ドラゴン ATK/5300 DEF/2500(ダブルツールD&C、デーモンの斧、魔導師の力を装備)
機械竜パワー・ツール ATK/3900 DEF/2500(団結の力を装備)
えーっと、見事なほどに1番手の龍亞君が相手を蹂躙してます(汗)
最初にダメージ受けたぐらいで後は龍亞君の独壇場で相手はついに3番手を引きずり出されたところだね
「「デュエル!」」
英人 LP4000
龍亞 LP4000
始まった・・・あの人、どんなデッキなんだろう?
「俺のターン、ドロー!まずは魔法カード、ハーピィの羽根帚を発動!」
「げ!」
「相手の魔法・罠カードをすべて破壊する!」
「うわぁ!俺の装備魔法が!」
パワー・ツール・ドラゴン ATK/5300→2300
機械竜パワー・ツール ATK/3900→2300
「神獣王バルバロスを召喚!このカードはレベル8だが、リリースなしで通常召喚できる。だがこのとき、バルバロスの元々の攻撃力は1900となる
ATK/1900
「カードを4枚伏せ、ターンエンドだ」
いきなり手札を使い切った・・・伏せカードが多いのはやっぱり怖いね
「俺のターン、ドロー!」
「この瞬間罠発動!永続罠、魔封じの芳香!このカードが存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない」
「げ!」
うわぁ・・・嫌なカードだな・・・
「だったらパワー・ツール・ドラゴンの効果発動!パワー・サーチ!(・・・団結の力・・・これでまた攻撃力を上げれる!)バトル!機械竜パワー・ツールでバルバロスに攻撃!フルメタル・デモリション!」
「ならば俺はライフを1000ポイント支払うことで永続罠、スキルドレインを発動!このカードが存在する限り、場のすべてのモンスター効果は無効となる!」
「うげ!」
英人 LP4000→3000
「この瞬間、バルバロスの効果も消え、攻撃力は3000となる!」
バルバロス ATK/1900→3000
「迎撃しろ!トルネード・シェイパー!」
「うわぁ!」
龍亞 LP2500→1800
「パワー・ツール・ドラゴンを守備表示に変更し、カードを1枚伏せてターンエンド!」
パワー・ツール・ドラゴン ATK/2300→DEF/2500
あの伏せカードは・・・団結の力かな?団結の力は龍亞君がやられても後の人が使えるし
「俺のターン、ドロー!俺は2体目の神獣王バルバロスを召喚!」
ATK/3000
「いぃ!?」
「バトルだ!1体目のバルバロスでパワー・ツール・ドラゴンに攻撃!」
「うわぁ!」
「2体目のバルバロスでダイレクトアタック!トルネード・シェイパー!」
「うわぁぁぁぁぁ!」
龍亞 LP1800→0
とうとう龍亞君がやられた・・・先鋒の役割は十分果たしたけど・・・厄介な相手だよあれは・・・
「ごめん、状況が不利になった!」
「スキドレバルバね・・・やばいわね・・・」
「で、できるだけやってみます」
こっちの2番手はトビー君、その後3番手が私なんだけど・・・いけるかなぁ?
「トビー君、できるだけ相手の伏せカードを消費してくれると助かる!」
「分かりました」
こっちはあと2人、2人がかりであの人を倒す!
「「デュエル!」」
英人 LP3000
トビー LP4000
「僕のターン、ドロー!僕はM・HEROファウンティンを守備表示で召喚!」
DEF/1400
「カードを4枚伏せてターンエンドです」
魔封じの芳香がある以上、マスク・チェンジは伏せないと使用できない・・・トビー君にとっては辛い戦いだよ
「俺のターン、ドロー!バトルだ!バルバロスでファウンティンを攻撃!トルネード・シェイパー!」
「ぐっ!でも罠発動!アージャント・ライン!自分の場のM・HEROが戦闘で破壊されたとき、デッキからレベル4以下のM・HERO1体を特殊召喚する!M・HEROレイを守備表示で召喚!」
DEF/200
「ならばもう1体のバルバロスでレイを攻撃!トルネード・シェイパー!」
「うわぁ!」
「カードを1枚伏せてターンエンドだ」
うわ、また伏せカードが増えた・・・
「僕のターン、ドロー!罠発動!破損した仮面!墓地からM・HERO1体を特殊召喚する!M・HEROレイを攻撃表示で特殊召喚!」
ATK/1800
「さらにM・HERP烈火を攻撃表示で召喚!」
ATK/1600
「リバースカードオープン!魔法カード、ダブル・アタックをレイと烈火を対象に発動!このターン選択したモンスター1体が攻撃を行う時、相手モンスターに与えるダメージは選択した2体のモンスターの攻撃力の合計と同じ数値となる!」
「・・・つまり・・・烈火とレイの攻撃力の合計3400がバルバロスに襲い掛かってくるということか」
「そういうことです」
あんなカードあるんだ・・・でもこれで1体・・・倒せるかな?
「バトル!烈火でバルバロスに攻撃!」
「だが甘い!罠発動!聖なるバリア-ミラーフォース!」
「え!?」
「これでそっちのモンスターは全滅だ!」
「そ、速攻魔法、マスク・チェンジ!烈火をリリースし、同じ炎属性でレベル6のM・HERO剛火を変身召喚!」
DEF/1800
「全滅は避けたか」
「(この人強い・・・というか、相性が悪すぎます)カードを1枚伏せてターンエンドです」
「俺のターン、ドロー、リバースカードオープン、速攻魔法、サイクロン!さっき伏せたカードではなくもう1枚のずっと伏せられてるカードを破壊する!」
「あ!(龍亞さんが伏せてた団結の力が・・・遥さんのために残しておきたかったのに)」
「バトルだ。バルバロスで剛火に攻撃。、もう1体のバルバロスでダイレクトアタック!トルネード・シェイパー!」
「うわぁぁ!」
トビー LP4000→1000
「カードを1枚伏せてターンエンドだ」
また伏せカードが増えた・・・これで相手の伏せカードは2枚
「ぼ、僕のターン、ドロー!(このカード・・・遥さんに残しましょう)カードを1枚伏せてターンエンドです」
「俺のターン!リバースカードオープン、速攻魔法、サイクロン、今伏せたカードを破壊しよう」
「・・・問題ないですね・・・これもサイクロンですから」
「外れか・・・だが問題ない、カードを1枚伏せてバトルだ。バルバロスでダイレクトアタック!トルネード・シェイパー!」
「うわぁぁぁぁ!」
トビー LP1000→0
トビー君もやられちゃった・・・しかも伏せカードは2枚
「ごめんなさい。あんまり削れなかったです」
「しょうがないよ。トビー君は相手との相性が最悪だし」
「伏せカードは残しました。これで1ターンは耐えられるはずです。後は頼みました」
「遥!託したわよ皆の想い!」
「うん!頑張ってくる!」
いよいよ私の出番・・・私が負けたらその瞬間このクラスの敗北が決まり、私たちの今年のアカデミア杯が終わる・・・プレッシャーだね
ま、私はそのプレッシャーを楽しむんだけどね
「凄いねお兄さん、龍亞君とトビー君を立て続けにノーダメージで倒すなんて」
「君たちが強いことは分かる。だが小学生に簡単にやられるわけにいかないからな」
「最上級生の意地ってやつ?」
「その通りだ。さぁこい!」
「いくよ!」
「「デュエル!」」
英人 LP3000
遥 LP4000
「私のターン、ドロー!」
・・・魔法カードはすぐに使えない・・・このターンはトビー君が伏せたカードで耐えるしかないかな
「チョコ・マジシャン・ガールを守備表示で召喚!」
DEF/1000
「カードを4枚伏せてターンエンド!」
「ならば俺のターン、ドロー!3体目のバルバロスを召喚!」
ATK/3000
3体目でちゃったよ・・・
「バトルだ!」
「バトルフェイズに入る前にトビー君が残してくれた罠発動!緊急隔壁!このターン、私の場のモンスターは戦闘では破壊されず、相手はモンスター1体でしか攻撃できない」
「なるほど・・・攻撃しても無意味か。ならばこれでターンエンドだ」
「私のターン、ドロー!」
さぁ、ここからが本番・・・ここからが勝負!
「罠発動!マジシャンズ・ナビゲート!手札からブラック・マジシャン1体を特殊召喚し、その後、デッキからレベル7以下の闇属性の魔法使い族モンスター1体を特殊召喚する!」
「させん!カウンター罠、神の警告!2000ポイントのライフを払うことでモンスターを特殊召喚する効果を含む、モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する!」
英人 LP3000→1000
無効にされた・・・なら!
「チョコ・マジシャン・ガールをリリース!ブラック・マジシャン・ガールをアドバンス召喚!」
『マナ、参上!』
ATK/2000
「リバースカードオープン、魔法カード、賢者の宝石!自分の場にブラック・マジシャン・ガールが存在するとき、デッキからブラック・マジシャンを1体特殊召喚できる!」
『遥殿に勝利をもたらそう』
ATK/2500
「速攻魔法、黒・爆・裂・破・魔・導!自分の場にブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールが存在するとき、相手の場のカードをすべて破壊する!」
「させん!カウンター罠、神の宣告を発動!ライフを半分支払い、そのカードの発動を無効にし、破壊する!」
英人 LP1000→500
「ここで発動するんだ神の宣告」
「ここ以外にないだろう?」
「いいや・・・発動するの遅かったんだよお兄さん」
「何?」
「お兄さんはそもそもブラック・マジシャンを私に召喚させちゃダメだったんだよ。じゃないと・・・私の場に残ってる最後の伏せカードが発動できちゃうんだから!カウンター罠、王者の看破!自分の場にレベル7以上の通常モンスターが存在するときに発動可能!魔法・罠の発動を無効にし、破壊する!」
「・・・そのカードがあったか・・・確かにブラック・マジシャンを召喚させてはだめだったな」
「これで神の宣告は無効になり、黒・爆・裂・破・魔・導の効果が発動される!マナ!マハード!」
『行くぞマナ!』
『はい!お師匠様!』
『『ブラック・バーニング・マジック!』』
これで相手の場にカードはなくなった・・・危なかったよぅ
「・・・これが個人ベスト8の実力か・・・見事だ。さぁ、とどめを刺せ」
「・・・うん。バトル!ブラック・マジシャンとブラック・マジシャン・ガールでダイレクトアタック!」
『はぁ!ブラック・マジック!』
『ブラック・バーニング!』
「ぐっ!」
英人 LP500→0
勝った・・・ぎりぎりだったけど・・・
「ありがとうございました」
「あぁ・・・高校最後のアカデミア杯・・・悔いはない」
「あ・・・そっか、お兄さん高校3年生だから・・・最後なんだ・・・」
「あぁ・・・俺らを倒したんだ。優勝しろよ」
「・・はい!」
・・・なんか複雑だね。高校3年生はこれが最後のアカデミア杯・・・そんな人を私たちは・・・
でも、勝負だからしょうがないよね
「遥!」
「さすが遥さんですね」
皆が駆け寄ってきた・・・表情がこの試合がぎりぎりだったことを物語ってる
「何はともあれ、これで準々決勝進出だよ!」
準々決勝が明日でよかった・・・今日はこれ以上デュエルしたくない(汗)
後は・・・お兄ちゃんたちが準々決勝に進めるかどうか・・・問題なく進めると思うけどね
留姫side
「遥ちゃんたちがあんなに苦戦するなんてね」
「あの人、個人戦では予選で森司さんに負けたらしいけど、実力は確かだからね。それに相性も合わさってぎりぎりの戦いになったな」
「あぁ、森司さんに予選で当たっちゃったのね」
道理で個人戦本選に出てないはずよね・・・
さて、今日の日程、残りは私たちの2回戦のみ
「留姫、頼んだよ」
「えぇ、作戦通り・・・ね?」
「うん」
全く・・・ぎー君の作戦はちょっと無茶ね(汗)
でも・・・成功したら凄いことになるわね・・・だったら・・・やってみせるわよ
『それでは2回戦第8試合、中等部1-1vs高等部2-3の試合を始めます』
「いってくる」
「頑張って」
ちなみに私とぎー君は涼太たちとは少し離れた場所で話してた・・・涼太たちにも伝えてないからね
相手にすでにスタンバイOKみたいだからすぐに私も準備する
「それでは、デュエル開始!」
「「デュエル!」」
留姫 LP4000
相手 LP4000
先攻は・・・よし、私ね
「私のターン、ドロー!ワイトを守備表示で召喚!」
DEF/200
「カードを2枚伏せてターンエンドよ」
「(ワイトを守備表示?相手が事故ってる!チャンス!)俺のターン、ドロー!魔法カード、暗黒界の雷を発動!左側のカードを破壊する!」
「残念だけど手札は捨てさせないわよ。罠発動、和睦の死者!このターンから相手から受ける戦闘ダメージは0となり自分のモンスターは戦闘では破壊されないわ」
「(防御カードはしっかりあったのか・・・だったら場を固める!)おろかな埋葬を発動デッキから暗黒界の鬼神ケルトを墓地に送る!暗黒界の騎士ズールを召喚!」
ATK/1800
何で効果もない通常モンスターが出てくるのよ・・・さてはこの人、値段が高いカードは持ってないわね
「永続魔法、一族の結束を発動!自分の墓地のすべてのモンスターの種族が同じ場合、自分の場のその種族のモンスターの攻撃力は800ポイントアップする!俺の墓地は悪魔族のケルト1枚!よって悪魔族のズールの攻撃力は800ポイントアップだ!」
ATK/1800→2600
あぁ、結束はあるのね。暗黒界は全部悪魔族。有効ね
「カードを1枚伏せてターンエンドだ!」
・・・暗黒界でこれ?うーん・・・ガチな暗黒界じゃないなら何とかなるわね
「私のターン、ドロー」
それじゃあ・・・いきましょうか
「ワイトプリンセスを召喚」
ATK/1600
「このカードの召喚に成功したとき、デッキからワイトプリンスを1体墓地に送るわ。ワイトプリンスの効果、このカードが墓地に送られたとき、デッキからワイトとワイト夫人を1体ずつ墓地に送るわ。そして魔法カード、融合を発動。場のワイトプリンセスと手札の馬頭鬼を墓地に送り融合。冥界龍ドラゴネクロを融合召喚」
ATK/3000
「攻撃力3000だと!?」
あら、これぐらいで驚くの?そんなんじゃ普段の私とのデュエルじゃもたないわよ
「バトル、ドラゴネクロでズールを攻撃。ソウル・クランチ」
「うわぁ!」
相手 LP4000→3600
「ドラゴネクロの効果でこのカードと戦闘を行うモンスターはその船頭では破壊されないわ。ただ、このカードと戦闘を行ったダメージステップ終了時、そのモンスターの攻撃力は0になるわ」
ズール ATK/2600→0
「そしてそのモンスターの元々のレベル・攻撃力を持つダークソウルトークン1体を自分の場に特殊召喚するわ」
ダークソウルトークン ATK/1800
「カードを1枚伏せてターンエンドよ」
「俺のターン、ドロー!永続罠、デーモンの呼び声を発動!手札から悪魔族モンスター1体を捨て、墓地よりレベル5以上の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する!手札から暗黒界の狩人ブラウを捨て、墓地よりケルトを特殊召喚!」
ATK/2400→3200
「ブラウの効果!このカードがカード効果で手札から墓地に送られた場合、カードを1枚ドローする!」
なるほどね・・・デーモンの呼び声・・・確かに暗黒界には有効なカードね
「バトルだ!ケルトでドラゴネクロを攻撃!」
留姫 LP4000→3800
「ズールを守備表示にしてターンエンドだ」
ズール ATK/0→DEF/1500
ドラゴネクロが倒されたところでたいして影響はないわ
「私のターン、ドロー」
あら、引いちゃったわね・・・
「ワイトキングを召喚。ワイトキングの攻撃力は墓地のワイトキングとワイト1体につき1000ポイントアップするわ。私の墓地にはワイトが1体、それからワイト扱いのワイト夫人、ワイトプリンセス、ワイトプリンスが1体ずつで計4体。よってワイトキングの攻撃力は4000よ」
ATK/?→4000
「4000・・・だと!?」
「バトル、ワイトキングでケルトを攻撃」
「うわぁ!」
相手 LP3600→2800
「ダークソウルトークンでズールを攻撃。これでターンエンドよ」
はぁ・・・そろそろ1人倒したほうがいいのかしら?全く・・・私は長期戦には向いてないのよ・・・
「俺のターン、ドロー!デーモンの呼び声の効果発動!暗黒界の軍神シルバを墓地に送りケルトを蘇生!さらにシルバはカード効果で手札から墓地に捨てられた場合、墓地から特殊召喚できる!」
ケルト ATK/2400→3200
シルバ ATK/2300→3100
「さらに2枚目の一族の結束を発動!」
ケルト ATK/3200→4000
シルバ ATK/3100→3900
「バトルだ!ケルトでワイトキングと相討ちだ」
相討ち・・・だからどうしたのって感じだけど
「シルバでダークソウルトークンに攻撃!」
留姫 LP3800→1700
「ターンエンドだ!」
大きなダメージ・・・でもそのうち駆にバトンタッチしなきゃいけないからいいけどね
「私のターン、ドロー、墓地の馬頭鬼の効果発動。このカードを除外し、墓地のワイトキングを復活させる」
ATK/?→4000
「バトル、ワイトキングでシルバに攻撃」
相手 LP2800→2700
「ターンエンドよ」
「俺のターン、ドロー!デーモンの呼び声の効果で暗黒界の斥候スカーを墓地に送り、ケルトを蘇生!」
ATK/2400→4000
「バトルだ!ケルトでワイトキングと相討ちだ!」
・・・だからそれがどうしたのよ・・・ワイトキングは何度でも復活するわよ?
「ターンエンドだ」
・・・がら空きで私にターンを渡すの?しょうがないからとどめをさしてあげようかしら
「私のターン、ドロー!魔法カード、生者の書-禁断の呪術-を発動。あなたの墓地のケルトを除外し、私の墓地からワイトキングを蘇生させる」
ATK/?→4000
「バトル、ワイトキングでダイレクトアタック。これでとどめよ」
「うわぁぁぁぁ!」
相手 LP2700→0
門やグラファがない暗黒界なんて大したことないわよ
さて・・・あと11ターン・・・先は長いわね・・・
遥「以上、第60話でした!」
留姫「そして今回のゲストは・・・トビーよ」
トビー「トビー・ローラです。強かった・・・」
遥「1手間違ってたら負けてたよ・・・」
留姫「最上級生の意地って凄いわね」
トビー「僕、ほとんど何もできませんでした・・・」
遥「効果を無効にされるのはきついうえにあの防御カードの数々・・・」
留姫「スキドレに魔封じの芳香・・・確かにあれなら相手の手を遅らせることは可能ね」
トビー「魔封じの芳香は速攻魔法を多用する僕には死活問題でしたよ・・・」
遥「私にも死活問題だよ・・・」
留姫「まぁそれでも突破するあたり、遥ちゃんはさすがね」
遥「神の宣告のタイミングが早ければ負けてたよ・・・」
トビー「それだけぎりぎりの戦いでした」
留姫「さて、その後に私のデュエルが行われてるわけだけど・・・」
遥「留姫お姉さん、何をしようとしてるの?」
トビー「いつもの感じじゃないような・・・」
留姫「それは次話のお楽しみよ。ヒントは本編で出してるわ」
遥「分かんない・・・」
トビー「僕もです・・・」
留姫「あ、次回のサブタイトルが答えみたいなものだから次回のサブタイトルはあえて予告しないわ」
遥「えぇ!?」
留姫「さぁ皆、私と駆が何をしようとしてるか当ててみて。まぁ読者のみなさんはもうわかるんじゃないかしらね・・・私が最後に大ヒントだしてるもの」
トビー「・・・え?」
遥「分かんないよー!」
留姫「それでは次話、私と駆のショーをお楽しみに」