遥「今回はお兄ちゃんの準決勝をお送りするよ!」
駆「相手は森司さん、デッキの相性が悪いけど頑張ります。」
遥「一足早く決勝へコマを進めるのはどっちだ!」
駆「第53話、スタートです。」
駆side
「山岸!加藤!準決勝頑張れよ!」
「「はい!」」
アカデミア杯3日目。
今日は午前中が個人戦の準決勝と決勝。そして午後から団体戦がスタート、1回戦が行われる。
「昼からは団体戦も始まるな。頑張れよ。」
「「「「「はい!」」」」」
「オーダーは相手見てから決めるのか?」
「そうで「順番は決めてないですけど、メンバーは涼太、美菜、隆でいきます」え、えぇ!?」
「ちょ、ちょっと、駆!?」
「いや、だって俺と留姫は今日個人戦で最低でも1回はデュエルするけど、お前ら3人は今日団体戦でしかデュエルする機会がないから」
「いやいや、いきなり優勝候補のクラスに当たったらどうするのよ!」
「その時はその時だ。まぁ1回戦は負けても敗者復活があるから。」
「いやいやそういう問題か?」
「そういう問題。大体、初戦でお前ら3人で勝てなきゃ優勝なんて夢のまた夢だぜ。」
「「「あ、はい」」」
「いうて、お前ら5人実力はそう対して変わらんだろ。」
「全くね。」
「ってことで団体戦は3人で初戦は頼んだよ。」
「分かったわよ・・・まぁデュエルできるからいいけど・・・」
はい、団体戦の初戦のメンバーは決定。まぁ理由はまじで涼太、美菜、隆はこの団体戦1回戦が今日デュエルする唯一の機会だから。
というより、俺が今団体戦のこと考えたくないだけ。
個人戦準決勝・・・相手は相性が悪い森司さんなんだから。
『これより、準決勝第1試合、八神森司(高等部1-2)vs山岸駆(中等部1-1)の試合を始めます。』
ってことでデュエル場へ。
思えば俺は1回戦がトビー君、2回戦が龍亞、準々決勝が遥ちゃんとこの大会、まだ小等部としか対戦してない。しかも全員小等部5-3とクラスまで一緒・・・まぁそもそも龍可を含めた小等部5-3の4人しか小等部の子は予備選を勝ち抜いてないけど・・・
なのでこの試合が初の高等部の人との試合なんだよね。
素人から見たらくじ運に恵まれてるなって思われるんだろうな。
「ついにこの時が来ましたね。」
「ですね。」
森司さん・・・相性が悪い相手にどこまでいけるか・・・
「さぁ、楽しいデュエルをしましょう!」
「だな。いくぜ!」
「それでは、デュエル開始!」
「「デュエル!」」
森司 LP4000
駆 LP4000
先攻は・・・よし!俺だ!これはでかい!
「俺のターン、ドロー!」
この手札か・・・なら!
「魔法カード、融合発動!手札のフォレストマンとクレイマンを融合!現れろ!E・HEROジャイアント・ガンナー!」
DEF/2600
(いきなり融合・・・まぁ先行取れないとこうなるよな。)
「ジャイアント・ガンナーの効果発動!1ターンに1度、相手の手札をランダムに1枚選んで墓地に送る!俺は森司さんから見て一番右端のカードを選択!」
「ぐっ!(沈黙の剣士-サイレント・ソードマンが・・・)」
あ、いいカードが落ちた。
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
「俺のターン、ドロー!」
さぁ、森司さん、どうくる?
「(いきますよ駆さん!)自分の場にモンスターが存在しないとき、フォトン・スラッシャーは手札から特殊召喚できる!」
ATK/2100
「フォトン・スラッシャーをリリースし、サイレント・ソードマンLV5をアドバンス召喚!」
ATK/2300
「さらに魔法カード、レベルアップ!を発動!サイレント・ソードマンLV5を墓地に送り、デッキからサイレント・ソードマンLV7を特殊召喚!」
ATK/2800
うげぇ・・・もうきたか。
『今日の相手は強そうだな・・・気を引き締めていくか。』
「あぁ。バトル!サイレント・ソードマンLV7でジャイアント・ガンナーに攻撃!沈黙の剣LV7!」
『一刀両断!』
「ぐっ!罠発動!ヒーロー・シグナル!自分の場のモンスターで戦闘で破壊され墓地に送られたとき、デッキからレベル4以下のE・HERO1体を特殊召喚する!こい!E・HEROブレイズマン!」
DEF/1800
「ブレイズマンの効果で召喚成功時、デッキから融合を手札に加える!」
「(融合を手札に加えた?サイレント・ソードマンLV7の効果で魔法を使えないのに?)カードを1枚伏せてターンエンド。」
ふぅ・・・・これで融合は手札に加えれた。後はあのカードが来てくれれば・・・
「俺のターン、ドロー!」
まだ来ないか・・・あのカードが来るまでは耐えるしかないな。
『ってことは私の出番だね。』
「心を読むなよ・・・まぁ、頼んだよウィング。」
『任せて!』
「俺はE・HEROエンジェル・ウィングを守備表示で召喚!」
『駆には指1本触れさせないよ!』
DEF/700
「ターンエンド!」
「俺のターン、ドロー!ライトロード・パラディンジェインを召喚!」
ATK/1800
「バトル!パラディンジェインでエンジェル・ウィングに攻撃!」
「ウィングは1ターンに1度戦闘によっては破壊されない!」
「ならサイレント・ソードマンLV7でエンジェル・ウィングに攻撃!沈黙の剣LV7!」
『根性は認めるがここまでだ!』
『ぐっ・・・1ターンで私がやられるなんて・・・』
「ウィング!」
ウィングが1ターンでやられた・・・
「エンドフェイズ、パラディンジェインの効果でデッキの上から2枚のカードを墓地に送る。ターンエンド。」
2枚墓地に・・・ってちょっと待て!ネクロ・ガードナーがちゃっかり落ちてるじゃねぇか!やべぇよこれ!
「俺のターン、ドロー!」
そしてキーカードは来ない・・・くそ、やべぇな。
「ネクロ・ガードナーを守備表示で召喚!」
DEF/1300
「ターンエンド!」
ネクロ・ガードナーは手札に来ちゃダメなんだよな・・・あっちはきっちりデッキから墓地に送られてるし・・・
「俺のターン、ドロー!墓地の光属性のサイレント・ソードマンLV5と闇属性のネクロ・ガードナーをゲームから除外!手札からカオス・ソルジャー-開闢の死者-を特殊召喚!」
ATK/3000
カオス・ソルジャー・・・そんなきはした・・・やばすぎる・・・
「カオス・ソルジャーの効果発動。1ターンに1度、場のモンスター1体を除外する!ネクロ・ガードナーを除外!」
まぁそうなる・・・むしろ場に出してるのがネクロ・ガードナー以外だった場合、俺は負けてる・・・
「カオス・ソルジャーはこのターン攻撃ができなくなる・・・でもこのほうがダメージを与えられるからな。」
「まぁですね。こっちとしては勘弁願いたいところですけど。」
「でもそうはいかないですね。バトル!パラディンジェインでブレイズマンを攻撃。そしてサイレント・ソードマンLV7でダイレクトアタック!沈黙の剣LV7!」
『覚悟!』
「ぐわぁぁぁ!」
駆 LP4000→1200
「ターンエンド。」
ついにダメージをもらった・・・次のターンで何とかしないと・・・負ける。
でもあのキーカードさえくれば・・・まだチャンスはある!
「俺のターン、ドロー!」
・・・よし、きた!
「E・HEROダーク・ネオを召喚!」
ATK/0
「見たことないHEROですね。」
「これが今回のデュエルのキーカードです。」
「え?」
「ダーク・ネオの効果発動!このカードの召喚に成功したとき、手札の融合またはフュージョンと名の付いたカードを1枚墓地に送ることで、自分の墓地に存在するE・HERO融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる!手札の融合を墓地に送り、墓地よりジャイアント・ガンナーを特殊召喚!」
ATK/1600
「融合モンスターが復活した・・・」
「ただ、この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ下がり、攻撃力は0となり、効果は無効となります。」
ジャイアント・ガンナー ATK/1600→0 Lv7→6
「・・・ならどういう意味が・・・」
「・・・ダーク・ネオのカードをよく見てください・・・ダーク・ネオはチューナーです。」
「!?まさか・・・」
「そう、そのまさかです!Lv6となったジャイアント・ガンナーにLv3のダーク・ネオをチューニング!月より舞い降りる龍がその光で大地を照らす。暗闇を照らす光となれ!シンクロ召喚!輝け!ムーン・ライト・ドラゴン!」
ATK/2700
「ムーン・ライト・ドラゴン・・・駆さんのエースモンスターですか。」
会場はざわざわしてるな・・・そっか、ムーン・ライトはこの大会はおろか、アカデミアでもまだ1回も見せてなかったんだっけ。
『私を出すということは・・・本気ですね?』
「ムーン・ライト出さないと倒せない相手だからね。頼んだよ。」
『はい。』
「ムーン・ライト・ドラゴンの効果発動!このカードのシンクロ召喚に成功したとき、墓地に存在する「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体を装備カードとしてこのカードに装備できる!俺はE・HEROジャイアント・ガンナーを選択して装備!テイク・オーバー・シャイン!」
「確か装備したモンスターの効果を得るんでしたっけ?」
「そうです。ジャイアント・ガンナーの効果は1ターンに1度、相手の手札をランダムに1枚墓地に送る効果。この効果を使用し、森司さんの残り1枚の手札を墓地に送ります。」
「ぐっ」
レベルアップ!か・・・確かに伏せても意味ないね。
「さらにムーン・ライト・ドラゴンは1ターンに1度、手札を1枚墓地に送ることで相手フィールド上のモンスターの攻撃力をこのターンのエンドフェイズまで半分にする!シャイニング・ハーフ!」
『はぁぁぁぁぁ!』
『ぐっ・・・力が・・・』
サイレント・ソードマンLV7 ATK/2800→1400
ライトロード・パラディンジェイン ATK/1800→900
カオス・ソルジャー-開闢の死者- ATK/3000→1500
「こんな効果までありましたか。」
「そういえば前見せた時はこの効果使ってませんでしたね。」
さて・・・ここはどっちを攻撃するべきか・・・やっぱサイレント・ソードマンLV7かな。魔法が使えないのはやっぱり痛い。
「バトル!ムーン・ライト・ドラゴンでサイレント・ソードマンLV7に攻撃!ムーン・ライト・ウェーブ!」
『喰らいなさい!』
『ぐっ・・・見事な攻撃だ・・・』
森司 LP4000→2700
「これで魔法が使えるようになった!メインフェイズ2に魔法カード、オーロラ・ドローを発動!手札がこのカードだけの時発動でき、2枚ドローする!」
この2枚か・・・
「カードを1枚伏せてターンエンド!」
「エンドフェイズに永続罠、王宮のお触れを発動。」
ライトロード・パラディンジェイン ATK/900→1800
カオス・ソルジャー-開闢の死者- ATK/1500→3000
まぁだよね。罠は封じられたが・・・問題はないかな。
さて、次の攻撃・・・耐えれることはできると思うが・・・
「俺のターン、ドロー!(沈黙の剣・・1ターン遅いか・・・)カオス・ソルジャーの効果発動!ムーン・ライト・ドラゴンを除外する!」
『ぐっ、除外効果ではどうしようもありませんね・・・』
「大丈夫だよムーン・ライト・ドラゴン。」
『はい、予定通り・・・ですね?』
「うん。」
「そしてパラディンジェインでダイレクトアタック!これで俺の勝ちです!」
「まだ終わらせませんよ!速攻魔法、残留思念!墓地のモンスター2体を除外することでこのターン受ける戦闘ダメージを0にする!ジャイアントガンナーとフォレストマンを除外!」
「決めれなかった・・・カードを1枚伏せてターンエンドです。」
予定通り、カオス・ソルジャーの効果を使ってくれた。攻撃力はムーン・ライト・ドラゴンよりカオス・ソルジャーのほうが上だったけど、確実に仕留めるためにカオス・ソルジャーの除外効果を使う・・・予想通り。
「俺のターン、ドロー!」
さぁ、きめに行くよ!
「魔法カード、ナイト・ショットを発動!その伏せカードを破壊する。」
「伏せカードは沈黙の剣です。さっき引いたんですけど、1ターン遅かったです。」
あー、確かに。前のターンに沈黙の剣があればサイレント・ソードマンLV7は生き残り、次でとどめ刺されてたかな。
「さて・・・これで終わらせます!魔法カード、平行世界融合!除外されている、E・HERO融合モンスターカードによって決められた自分の融合素材モンスターをデッキに戻し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する・・・つまり除外ゾーンのモンスターをデッキに戻すことで融合素材とし、融合召喚するカードです。」
「除外ゾーンから融合を・・・(さすが駆さん。やはり何をしてくるか分かったもんじゃない)」
「俺は除外ゾーンのムーン・ライト・ドラゴンとジャイアント・ガンナーをエクストラデッキに戻し融合!」
「え!?ムーン・ライト・ドラゴンを融合素材!?」
会場が騒然となった・・・さぁ、いくよ!
「融合召喚!現れろ!E・HEROムーン・ドラゴエティクス・ナイト!」
ATK/3500
「む、ムーン・ライト・ドラゴンが・・・進化した?」
そう、これがムーン・ライト・ドラゴンが進化した姿。
『ふむ、進化した姿も悪くないですね』
「何を言ってるのいきなり・・・いくよ!」
『はい!』
「ムーン・ドラゴエティクス・ナイトの効果発動!1ターンに1度、相手の場の全ての表側表示モンスターの攻撃力・守備力を半分にする!」
パラディンジェイン ATK/1800→900
カオス・ソルジャー ATK/3000→1500
「バトル!ムーン・ドラゴエティクス・ナイトでカオス・ソルジャーに攻撃!シャイニング・スパイラル・フォース!」
『はぁ!』
「ぐっ、カオス・ソルジャーもやられたか・・・」
森司 LP2700→700
「まだ終わりませんよ!ムーン・ドラゴエティクス・ナイトの効果発動!相手モンスターを破壊したとき、自分の墓地のE・HEROモンスター1体を除外し、ライフを1000ポイント払うことでもう1度攻撃を行うことができる!」
「何!?」
「俺は墓地のクレイマンを除外!」
駆 LP1200→200
「これでチェックメイトです!ムーン・ドラゴエティクス・ナイトでパラディンジェインに攻撃!シャイニング・スパイラル・フォース!」
『これで終わりです!』
「うわぁぁぁぁ!」
森司 LP700→0
「勝者、山岸駆!」
よっしゃあ!勝ったー!
先攻が取れたことが大きかったかな。じゃなきゃ融合できず、ムーン・ライトも召喚できず、封殺されてたと思う。
「負けたかー。いやでも楽しかった。」
「こっちも楽しかったです。」
森司さんとがっちり握手。
「マジで先行取れたことが大きかったです。」
「やっぱそれか・・・」
「じゃなきゃ後攻だと何もできなかったと思います。」
「先攻後攻って大きいんだな。」
「ですね。」
「決勝、頑張れよ。」
「はい、ありがとうございます。」
さて、決勝はどっちが相手かな?
アキさんか、それとも留姫か。
ゆっくり見物させてもらうよ。
駆「以上、第53話でした。」
遥「今回のゲストは今回のお兄ちゃんの対戦相手、森司お兄さんだよ!」
森司「八神森司です。いやー見事に負けました。」
駆「危なかったー。最後あれ出せなかったら負けてたー」
遥「今回初登場のオリカだね。」
森司「えっと・・・確か異世界の人との絆のオリカだったっけ?」
駆「そうです。それはオリカ紹介です。」
E・HERO ムーン・ドラゴエティクス・ナイト (DICHIさん提供オリカ)
光属性 戦士族 Lv10
ATK/3500 DEF/3000
「E・HERO 」と名のついた融合モンスター+ムーン・ライト・ドラゴン
このカードは上記のカードを融合素材とした融合召喚でしか特殊召喚出来ない。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在する全ての表側表示のモンスターの攻撃力と守備力を半分にする。
このカードの効果は融合素材となった融合モンスターと同じ効果になる。
また、1ターンに1度、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した時、自分の墓地に存在する「E・HERO 」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して、ライフを1000ポイント払って発動できる。このカードはもう一度だけ攻撃できる。
駆「これがムーン・ライトの進化形態の1つです。DICHIさん、ありがとうございます。」
遥「DICHIさんが書いてる小説『遊戯王5D's 転生者と未来のカードたち』とのコラボでもらったんだよね。」
駆「『遊戯王5D's 転生者と未来のカードたち 〜番外編〜』に掲載されてるから読んでみてね。そこの最後にもらってるカードです。」
森司「なるほど・・・異世界の友との絆まで加わったらそりゃ勝てないな。」
遥「でもムーン・ライトが出るまでは完全に森司お兄さんのペースだったよね。」
駆「それを覆したのがこのカード、さぁ、本日2枚目のオリカの紹介です。」
E・HEROダーク・ネオ(DICHIさん提供オリカ)
闇属性 戦士族 Lv3
ATK/0 DEF/0
チューナー・効果
このカードが召喚に成功した時、手札から「融合」または「フュージョン」と名のついたカードを1枚墓地に送ることで自分の墓地に存在する「HERO」と名のついた融合モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは1つ下がり、攻撃力は0となり、効果は無効となる。
エンドフェイズ時にこの効果で特殊召喚したモンスターは破壊される。
駆「これもDICHIさん提供のオリカです。ありがとうございます。」
森司「このカードから一気に戦況変えられたな・・・」
遥「そこから見事逆転勝ちだね。」
駆「でもサイレント・ソードマンLV7、カオス・ソルジャーが並ぶとか脅威でしかなかった・・・」
森司「あれで行けると思ったんですけどね・・・」
遥「そこがお兄ちゃんの底力なんだよね。」
駆「しかし団体戦じゃ対策されそう・・・」
森司「そりゃそうですよ。団体戦じゃ負けませんからね。」
駆「こっちこそ負けるつもりはありませんよ。」
遥「その前に次回は準決勝第2試合!」
駆「留姫とアキさんの対決です。」
森司「サブタイトルは『アカデミアトップのパーフェクトデュエル』です。」
遥「ということで、次話もお楽しみに!」