まず、『私は今日、お嬢様を殺した』を読んでいただいて、本当にありがとうございました。私としてもいろいろと挑戦的な内容でして、上手く出来ているかどうか、正直かなり不安でした。皆様が謎解きを少しでも楽しんでいただけたのなら、私としては本望です。
【解説】
感想欄で指摘された通り、犯人は小悪魔です。
まず、小悪魔は、ティーカップに毒を塗ってレミリアを毒殺し、自身の服とレミリアの服を入れ替えました。更に、自分に魔法をかけてレミリアに偽装し、レミリアの死体を部屋から移動させます。
次に、図書館近くの誰もいない廊下で、死体の頭部を潰し、更に魔法で死体が小悪魔のものであるかのように見えるよう偽装しました。後はそのまま何食えぬ顔でレミリアの振りをして、死体が発見されるのを待つだけです。
本文中のヒントとしては、まず初めの、雨の中傘を差しているシーン。
吸血鬼であるフランドールが傘を差しているのは自然ですが、あえてそこに小悪魔が付け加えられているのは不自然です。勿論、日記の中の小悪魔は、周囲の目からするとレミリアとして写っているので、咲夜達からすれば傘を差していない方が不自然なわけですけどね。
次に、パチュリーのセリフ。
「私の大事なあの子」は、勿論小悪魔のことを指しています。パチュリーが一番涙を流していたのは、死んだのが小悪魔だと思っているからです。同じく、咲夜があまり動揺していないのも、殺されたのが小悪魔だと勘違いしているからです。
……ここは少しヒントを出し過ぎましたね。しかし、これがないと犯人を小悪魔だと特定することは不可能ですし……、難しいです。
……解説はこのくらいです。文字数が不足しているので、ここからは少し私自身の感想などを書かせてもらいます。興味ない方はスルーしてください。
まず初めに、評価バーに色が付いていてビックリしました。いや、まさか文字数2000文字程度の短編に色が付くなんて……。小説間違ったんじゃないかと思って、5回くらい見直しました(笑)。
評価してくださった方々には、本当に感謝感激です。ありがとうございました。
次の更新については、予定より一日ずらして、日曜日、もしくは月曜日に投稿させてもらいます。一週間後と告知していたのですが、どうしてもいい感じのネタが思いつかなくて……。申し訳ないです。
次回の内容は、こいしちゃんの話、もしくはメディスンの話になると思います。楽しみに待っていてくださると幸いです。
それでは、もしここまで読んでくださった方がいらっしゃるのなら、本当にありがとうございました!
ネタを考えるの手伝ってもいいよって方、いないですかね? 第1話にしてネタ切れという……。