更新遅いかもです❗
やあ、俺の名前は沢田綱吉、みんなはツナって呼んでたね…
俺は勉強も運動もダメダメのダメツナって呼ばれてた。友達も全然できなくて学校にもマドンナの笹川京子ちゃんがいるから行っていたんだ。
そんな俺の最底辺の生活はある日終わりを迎えた。
突然、家庭教師としてリボーンというヒットマンが来て俺をマフィアの十代目にするって言ったんだ!
それからは俺が大っ嫌いな争い事が次から次へと転がり込んできて、最早前までの生活とは一風変わった生活をしていた。まあ、リボーンのおかげか京子ちゃんと話ができたり、友達もできた。
争い事といえば、俺は色々と経験させられた。
ヴィンディチェの牢獄から脱獄してきた幻術を操る六道骸
ザンザス率いるボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアーと俺、そして俺の守護者とのリング争奪戦
未来に行き、ミルフィオーレファミリーの白蘭率いる真六弔花との世界の礎といわれる7³(トゥリニセッテ)を懸けた戦い
シモンファミリーのボス、古里炎真とその守護者との互いの誇りを宣言し、対戦する。その戦いの直後の初代ボンゴレ霧の守護者、D・スペードとの死闘
そして、アルコバレーノという最強の赤ん坊それぞれに代理の人が付き、呪いを解かれる一人を決めるために戦う虹の代理戦争
そして第八のチーム、かつてのアルコバレーノ、絶望により死ぬ気の到達点へと至り夜の炎を創ったバミューダとの闘い。
どれも命がけで痛くて怖かった。悲しいこともあったし、嬉しいこともあった。いろんな経験を経てやっと日常に戻ってきたんだ。
「現実逃避は終わった~?」
そう俺に声をかけてきたのはこの世のものとは思えない完成された美少女だ。床まで届くほどに長い銀髪に、同じ銀色の瞳、すらっとした体型で出るとこは出て引っ込むとこは引っ込んでいる。所謂女性の理想の体型だ。「やあ~、そんなに高評価だと照れるね~」・・・なんか背中に白い翼みたいなのが生えているが今は無視しよう。
俺は今、この女性と変な空間にいる。全部が白色かと思えば、黒色に変わり、赤と思ったら青、などと不規則に色が変わっているのだ。
目がちかちかしてきた。
「大丈夫~?」
てか、
「ここどこだよ!?俺どうしてここにいるの!?あと!あんた誰ー!?」
「うわっ!?も~、急に大きな声出さないでよね~
ここは天国と地獄の間にある空間だよ~?で、君が死んだから~あと、私は天使様だぞ~?・・・・・・見習いだけど」
・・・え・・・え?死んだ?嘘!?
そういえば……
数時間前
「ハァ~やっと放課後だ~」
俺は毎日繰り返される苦行の一つをやり遂げ、帰ることになった。
そして、帰路を歩いていたら前から何故か知らないけどダンプカーが猛スピードでこちらに向かってきた。(通常ではあり得ないくらいの速さで)
「え…いやいやいや……な、なんで?………てかこのままだと轢かれるな⁉……逃げなきゃ‼」ダッ
幸いそこまで近くじゃなかったからなんなく避けることができた
らよかったのに…
なんと逃げようと方向転換したら、同じダンプカーが前から…そして後ろのダンプカーもスピードが格段と上がり……
さらにさらに、俺が今通っている道は一本道であり、そこまで広い道でもなかった。
ならば超死ぬ気モードへ、と思ったあなた‼甘い‼そもそも死ぬ気になる前にあれらのダンプカーはここに到着する。(困ったときの超直感!)
さらに、なんか上から嫌な予感がした。大方飛んだ瞬間に潰されるんだろうと(困ったときの、以下略)
つまり!神様は俺にどうしても死んで欲しいらしい‼
色々と思考を巡らせているうちにもう俺の死が目の前に迫っていた。
そして
ガンッ‼ ブチュッ
俺の体は八割方潰され、とても人に見せられるものではなくなった。
「(あ~あ、これはダメだな。死んだな。みんなに迷惑掛けちゃうかな?……みんな…ごめん)」
「あ~、まぁ、その、なんていうかね~どっかの誰かさんがミスっちゃってね、君の死、という運命が急激に近くなってしまったらしくてね~・・・いや~ほんとにごめんね~後で半殺s・・・げふんげふん!殺しとくから~」
罰が重くなった!?はぁ~、なんかあんまり信じられることじゃないけど事実なんだろうな~感でわかる・・・
「それで?俺はどうなるんですか?」
「えーとね~、こういうケースは稀だけど過去にもあったらしいから~、その時とおんなじことをするね~?だから~ちょっと待ってて~?」
「え?あ、うん」
てか、この人?天使?のしゃべり方は気が抜けるなーそれに何故か疑問形が多い
そんなことを考えてるうちに彼女はどこかへ行こうとする。
「ってどこ行くんですか!?」
「ん~?神様のとこ~大体二時間」ほどで戻るから~」
に、二時間!?二時間もこの変な空間にいないといけないの!?
「あ、そっか~じゃ~はいこれ・・・・・それじゃあね~」
彼女は俺に何かを渡し、飛んで行った。
彼女が渡してきたもの、それは・・・・・・・・・・・・・
トランプだった。
「なんでだよ!!どうしてそういう結論になった!?これで何をしろと?まさか遊べと!?一人じゃ殆ど遊びになんねえよ!!!」
はあはあはあはあ・・・もうやだ帰りたい・・・
二時間後
五時間後
「お~い、お~い!ってうわぁ!?・・・・・ど、どうしたの?・・・」
あ、帰ってきたみたいだ~随分と遅かったね~
トランプ渡されたから遊んでたんだ~でもさ~やっぱりおかしいよね?一人だよ?できる遊びなんて少なすぎるし、二時間だと思って我慢してたらさらに三時間追加って・・・あと!こんな変な空間に五時間いたら普通は発狂するよね!?
「あ~、ごめんね?」
上目づかいで涙目
・・・・・もういいよ・・・はぁ・・・
「で?俺はどうなるの?天国はまず無理だとして、やっぱ地獄か?いやでも本来ではありえない死なんだから消滅、とかか?」
そういったら、天使は
「それがね~神様が君に会ってくれるんだって~もう来るから~」
天使がそう言った途端目の前に白よりも白く、神々しい光が現れた。
それは徐々に人の形になり、弾けた。そこには
「っと、ふう、君が、今回死んだという沢田綱吉だね?早速だけど本題に入るよ
まず君の死は本来の死ではない、これは知っているね?こちらのミスっていうこともあるからお詫びとして、まあこんなこと言ってるけど要は今回のことを隠すためだね。君には別の世界、異世界に行ってもらうよ。まあ君なら心配ないとは思うけど一応こっちで力的なものや、生活に必要なものを用意しとくからその世界では何をしてもいいから。
一気にしゃべったけど時間のようだからもう送るね?」
・・・え!?「じゃあ」「じゃあまたね~」二人?が別れの挨拶をし、俺は
「ちょっ、まっt」
混乱していた俺が何かを言おうとしたときには遅く、体が白い光に包まれた。
そして、段々と意識がなくなっていき、
沢田綱吉はその場から消えてしまった。
「あ~あ、行っちゃったな~もう少しお話ししたかったんだけどな~、ま、もう一度死んだらお話しできるか」
「なかなか物騒なことを言うね、ていうか気に入ったの?彼のこと」
「うん、なかなかいい突っ込みを持っていてね~将来が楽しみだよ~」
ああ、そういう・・・
まあ、沢田綱吉君、君の人生が幸せでありますように
あ、やべミスった
ま、いっか!なんとかなるでしょ‼