平成のワトソンによる受難の記録   作:rikka

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当初考えていた『事務所』の面子はこれでほとんどは揃ったかな?
四国編というか越水編は地味に長くなるか、四国編と○○編(ちょっと未定)の二つにわけるかも知れません。

なお、改めて強調させていただきますが、『紅子様』は魔女(ガチ)でございます。


016:四国と魔女と新入りと

8月3日

 

 あーつーいー!

 畜生まじで今年は半端ない暑さだな! テレビのお天気お姉さんも言っているよ! 今年は例年にない猛暑になるようです……それ去年も言ってたやん! 去年っていつだよ! 去年は今だよ! 今年は来年だよ!!!!!(激おこ)

 

 なんにせよ、浅見探偵事務所は今日も盛況でした。っつっても仕事があったっていうよりも仕事が一段落した後処理に追われていたって感じだけど……。ひたすら浮気の様子を文章にしていく作業って心にくるなぁ、ちくしょう。旦那さんの方にはもう一度だけ顔を合わせておこう。お酒が好きって言ってたし、お酒も持って行ったほうがいいか。

 仕事の方はさておき、とりあえず今月からは資金繰りに力を入れよう。……さて、二階のテナントどうしようかな。ちょっと越水と安室さん交えて話し合っておこう。

 ……駅前だし、飲食関係が無難かなぁ。とはいってもそれやるとなると下笠姉妹の負担が間違いなく増えるけど……。

 帰りがけに公園のベンチに座って缶コーヒー飲んでたら、この間の女王様みたいな女子高生が隣に座って来た。……なんで?

 隣に座ったかと思ったらこっち見て鼻で笑って、そのまま無言。なんだったんだろう、あの空気。

 しばらくそのまま互いに無言で座ってたら、向こうが俺に手帳を渡してきた。白紙のページを開いて、貴方の連絡先を書きなさいと来たもんだ。良く分からないが、自分の名前と事務所の電話番号を書いたら、奪い取るように手帳を取り、「今度連絡するわ」と言って立ち去って行った。……新手の逆ナン?

 

 んで、夜からついさっきまで次郎吉さんに呼ばれて晩酌に付き合わされていた。

 なんでも、次郎吉さんに反抗的な連中の口を俺たちが黙らせているらしい。いつそんな事したっけと思ったら、地味に妨害を受けていたらしい。なにそれ、初めて聞いた。

 かなりヤバそうな妨害は次郎吉さんが止めてくれたらしいが、そうでないのはわざと見逃してたらしい。なんでやねん。で、見逃したのって何かと思えば、居もしないストーカーの調査を依頼して、わざと俺たちを失敗させて、相談役に対しての発言権をいくらか得ようとしたらしい。……暇な奴もいるもんだ。しかもその調査って安室さんが担当した奴じゃねーか……。確かにストーカーも存在せず、しかもその事を説明して納得してもらったって報告書にあったけど……明日一応安室さんに聞いておくか。

 なんにせよ、鈴木の関係者内ではそこそこ名が売れてきているらしい。

 相談役は教えてくれなかったが、予約待ちしてる仕事の中に残った嫌がらせが混じっているんだろうなぁ。

 ……今月、遅くても来月中にはもう一人くらい雇わないとまじで対応できなくなる。

 いや、スタートダッシュで金銭面の悩み少ないってのがこれ以上ない幸運ってのは分かっているけど……人手かぁ。

 

 

 

 

 

 

8月4日

 

 仕事の後始末、完了。月締め作業の確認も終わり。

 さぁ! 行くぞ四国に!

 明後日からだけどね。やべぇ、全然準備してねえ(汗)

 家の事はふなちに任せてるし、ついでに下笠さん達もあの家に泊まるようにお願いした。少し厚かましいお願いだとは思うが、女の子一人で家に放置というのも不安だったし、ついでにふなちは下笠姉妹とはプライベートでも交友があったので頼みこんできた。ふなちは基本的な家事スキルは高いけど、空いてる時間を全て趣味に費やしかねない所があるからな。

 それと、安室さんに例の調査の件を聞いたら、向こうの狙いは一目瞭然だったので、先手を打ったらしい。向こう側の不正の証拠を叩きつけた上で調査完了の書類にサインをしてもらったとのこと。その部分まで報告してほしかった(涙)

 まぁ、安室さんもこの事務所に割と洒落にならない悪意が叩きつけられているのを言いたくなかったんだろう。多分、向こうが何もできないという確信があったんだろうけど。

 まぁ、逆に言えば何かあっても安室さんなら対応できると分かったのは良かった。これからもかなり頼る事になるだろうから、改めてこれからもよろしくお願いします。

 ……うん、安室さんに頼ってる面が大きすぎる。早く人員追加しよう。

 

 面接をしてみて一人妙に気にかかった人がいる。フルではなく、時間をある程度自由に入れられるパートタイムでならという人員だが……なんでか雇う事になった。書いててちょっと分かんないけど、雇った方がいい気がして、とりあえず試用という形で雇ったんだ。やべぇ、理由聞かれたら答えられねェ。安室さんや越水に今問い詰められたら多分ぶっ殺される。

 明後日の仕事の時に、試しに皆と一緒に仕事をさせるつもりだ。四国の件が終わって帰ってきたら安室さんから評価を聞こう。

 

 

 

8月5日

 

 引き継ぎも兼ねて安室さんと飯食いに行った後、久しぶりに飲みに行った。そして安室さんにこの間次郎吉おじさんから聞いた話をかいつまんで話しておいた。これからいくつか妨害が入る可能性があると言う事と、下笠姉妹をウチにしばらく泊まってもらう事を話したら、そのうちあの姉妹も同居することになるんじゃないかとからかわれた。俺のうぬぼれじゃなければ、ここ最近はすっごい安室さんと仲良くなった気がする。最初の時みたいな演技っぽさが消えて、本当に所長として見てもらってる気がする。

 今日はコナンとの事を良く聞かれた。まぁ、そろそろ聞かれると思っていたよ。先月は俺と安室さん、そしてコナンの三人か、あるいはそのうちの二人で事件を解決する事が多かったからなー。コナンも安室さんの手腕を無茶苦茶褒めてたし、この間三人で飯食いに行ったらコナンも安室さんと話が合うみたいで、ずっと暗号の種類や解読法について色々と話していた――だけならよかったけど、気が付いたら女の事で二人からすっげーからかわれた。大人の安室さんはともかく小学生にからかわれる俺って……いや、高校生だけど……いや、やっぱ年下じゃん。

 

追伸:日記書き終って、明日の準備を終わらせようと思ったら青蘭さんからメールが来てた。明日から四国に行くというメールの返信で、『数日とはいえ、しばらくお会いできないというのは寂しいです。帰って来た時は、またお食事でもいかがですか?』というメール。……やばい、今すっごいテンション上がってる。

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

 長距離を運転するのは疲れるので、僕たちは新幹線で四国に行くことになった。まずは岡山まで行って、そこから乗り換える予定だ。

 

「…………ん…………ん~……」

 

 僕の隣では、浅見君が完全に熟睡している。早起きできる自信がなかったから徹夜してたって……本当にもう、子供みたいな事をして!

 まさか安室さんに駅まで連れてこられるなんて思ってなかった。今日は安室さん達、確か事務所の全員でやる大仕事があったはずなのに……。

 

――ずず……っ

 

「あ、ちょっと――!」

 

 少しずつ頭がずれて変な姿勢になっていたのには気が付いてたけど、思いっきりズレそうになる所をとっさに肩と二の腕で受け止める。――あ、やっぱりお酒臭い。

 まったく、お酒に強いのは知ってるけど、たまにやらかす無茶な飲みはどうにかならないかな。

 ここ最近は忙しかったのと、付き合いもあって飲酒量も増えてるし……。せめて休肝日を作るようにきつく言っておかないと……。

 

(まったく……何考えてるんだろう、僕……)

 

 僕は、彼女の事件――正確には、彼女の事件を調べた奴を見つけ出さなくてはいけない。なんとしても――なんとしても、だ。

 そうだ、本当ならば浅見君だけではなく、安室さん達も呼ぶべきなんだ。僕以上に優秀な安室さん、それに観察力と僕たちにはない視点を持つふなちさん、下笠さん達だって、事件に役立つ話をしてくれることが良くある。……それでも皆に話さなかったのは……多分、まだ心のどこかで燻っているんだろう、自分の中にあるこの――復讐心が……。

 

(そうだよ……。皆を呼ぶべきだなんて考えていたけど、本当は一人で行くべきだったんだ――いやそもそも)

 

 手掛かりは、彼女が『死ぬ』前に残したメッセージだけだ。今から四国に行くのは、新たな手掛かりを集めるため。――そうだ、だからこそ、もっと早く行かなければいけなかった。なのにそうしなかったのは、

 

(僕が、親友の彼女より……彼を優先してしまったからだ)

 

 浅見君もまた親友だ。初めて会ったのは大学に入ったばかりの時、下心が透けて見える学生たちの誘いを断り続けている時に、先輩にあたる女生徒――ふなちさんといきなり、漫才みたいな喧嘩をしている人がいた――これが浅見君だった。浅見君も下心がない訳ではない。自分がちょっと露出の多い服装をしたりすればちらっと視線を感じるし、美人の頼みにはほいほいついていっちゃう女好きだ。そこまで女好きなら、もうちょっと身だしなみに気をつければいいのに、いつも無難な服装とボサボサ頭のままで、ちょっと頼りなくて……でも、優しくて変な男の子。

 正直、ふなちさんもちょっと似てる。身だしなみには気をつけているけど、彼とは違う方向にエキセントリックで、変わった視点で物事を見て、ふとしたときに核心をつくあたりは本当にそっくりだ。

 ちょっと気になって、話しかけただけだった。本当にすれ違うのと変わらないくらいの、ちょっとした接触。それが気が付いたら、いつも傍にいた。いてくれた。浅見君と……ふなちさんが……。

 決して、彼女をおろそかにしたつもりなんてなかった。いつも電話で話して……連休の時はいつも顔を出していた。けど、すぐに調べなければいけない時に僕は動けなかった。動かなかった。

 

(浅見君が心配で、心配で……気が付いたらずっと付きっきりで……)

 

 考えがまとまらない。さっきからずっと頭の中で思考がぐるぐるとループしている。

 僕は、いつの間にか彼女を過去の存在にしていたんじゃないか? 結局の所はこれに尽きる。

 それともう一つ――

 

(……ねぇ、浅見君。なんで僕、君だけに付いてきてもらったんだろう?)

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

「と、いうわけで浅見所長、越水副所長が共に不在なので、代理として数日はこの僕――安室透が仕切らせていただきます!」

 

 自分がそう言うと、中居さんや下笠さん達がパチパチパチっと拍手を送ってくれる。

 今の自分は演じた物だ。普段の自分が一人称で『僕』なんて使っている光景なんて考えただけで笑えてくる。

 ただ……『彼』と一緒に、一から作り上げたこの事務所で働いていくのも悪くはない。不思議……ではないのかもしれない、一から始めたここは、妙な懐かしさの様な物を感じる。

 もっとも、今は肝心の『彼』がいないが……。こうして探偵として働く『僕』も捨てたものじゃないと、そう考えている自分がいる。

 

(浅見君……あっちは大丈夫かな)

 

 自分にとっての宿敵に似ていると言われていた浅見透。実際に会ってみたら、まるで似ていない――様で、どこか似ている不思議な子だった。同時に、越水さんとふなちさんが彼のことを飼い犬の様だと話していたが、まさしくその通りだと思った。

 

(自分や周りに危険が迫れば、たちまち牙をむく狂犬に早変わりするけど……ね……)

 

「それで安室様、今日は下笠様も参加する大きな仕事と聞いておりますが?」

「えぇ……正直な話、今日の仕事は探偵の仕事とは言えないような気もするんですが……」

 

 そう切り出すと、下笠姉妹はそろって首をかしげる。

 

「要するに遺産……というか遺品整理なんです。ある資産家の当主が亡くなりまして、その屋敷に残された物の整理をするのですが……所々に仕掛けがあるらしくて……それで、調査に優れた探偵と共に調べたいということです」

「仕掛け……ですか?」

「えぇ、例えば開け方の分からない金庫や、隠し部屋などがあったようです」

「……なんだか、宝探しのようですわね」

「あはは――」

 

 実際、認識としては間違っていないだろう。見つけた物の保護、保存が主な仕事で、それでいて報酬はでかい。まぁ、実入りのいい仕事だ。浅見君もそう考えて、この仕事を彼がいない間に入れておいたのだろう。

 経験不足なのはもちろんだが、それでも彼には人を使う才能があるようだ。

 ぱっと見た様子ではその様には見えないのだが――せめてもうちょっと髪や服など身だしなみを整えれば、本当に有能な人間に見えると思うのだが……何度言っても中々髪を切りにいかない。短くして、ギリギリまで伸ばしてまた切るというのを繰り返しているらしい。

 

(まぁ、それでも人を集める才能があるのだから、彼はよく分からないんだけど――)

 

「……そういえば安室様。今日の仕事、また江戸川様がお手伝いに来られるそうですが?」

 

 ――そう、江戸川コナン君。あのずば抜けた切れ者に信頼される男というだけで、彼に対する興味はつきない。同時に、わずか7歳で自分と同じか、それ以上の才覚をみせる江戸川コナンという傑物も。

 

「えぇ、車を出して毛利探偵事務所に寄って、彼を拾ってから依頼主の家に行きます。あぁ、その前に――」

 

 

――ピンポーン!

 

 

 もう一人来るんです。と言おうとした時に、事務所のインターホンが鳴った。あぁ、そういえばそろそろ来る時間だったか。

 

 

「どうぞ、入ってください!」

 

 そう言うと、ドアを開けて一人の女の子が入ってきた。また女の子か。

 浅見君が妙に気にかかる子がいたと言っていたけど――彼、やっぱり女好きだよ。本人も特に否定してないけど……。彼が帰って来た時に、またコナン君と一緒に煽ってみよう。毛利探偵と一緒でも面白そうだ。

 

「は、はい――っと、うわわわわ!!!」

 

 中に入ってきた女の子は、事務所に入ってきた瞬間に何もない所で思いっきりずっこけた。

 ……おい、浅見君。本当に大丈夫なんだろうね?

 

「お怪我はございませんか?」

 

 すかさず下笠姉妹がそっと駆け寄り、手を貸すと彼女はよたよたと立ち上がり 

 

「す、すみません! あの、本日から試用ということで世話になる『瀬戸 瑞紀』です! 皆さん、よろしくお願いします!!」

 

 恐らく、浅見君から動きやすい格好でと言われていたのだろう。スカートではなくジーンズを履いたショートヘアの、ちょっとおっちょこちょいな女の子――瀬戸瑞紀さんは、なぜか敬礼をしながら元気に自己紹介をした。……ここは警察でも自衛隊でもないんだけど。

 

「では、瀬戸様ですわね! 今日からよろしくお願いいたします!」

 

 どうやらふなちさんとは波長が合うようだ。互いに手を取ってにこやかにあいさつをしている。可愛らしい女性二人がそうしている光景は確かに目の保養にはなるけど……浅見君。君、本当に――本当に顔だけで選んでないだろうね?

 

「ま、まぁ……詳しい自己紹介は依頼主の所に向かいながらする事にしましょう」

「……そういえば、依頼主をまだ聞いていないのですが」

 

 聞いていないのは当然だ。説明する暇がなかったのだから……。

 まいったな、どうにもペースを崩されている。

 

「すみません、そうでしたね。えー、依頼主は香坂夏美さんという、パリでパティシエールをしている女性です。年齢は27歳。そのお婆さまの邸宅が今日の仕事場で――」

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

 米花駅前の綺麗なビル。その三階の窓に大きく書かれてある『浅見探偵事務所』という七文字を、一人の女の子が見上げていた。セーラー服を着たその女の子は、後ろに執事を控えさせていることから、お嬢様であるのは間違いないだろう。

 

「よろしかったのですか、紅子様? あの浅見という男、少々危険な臭いがいたしますが……」

「『理』から外れた人間なんて、初めて見たのよ。それも死線がいくつもまとわりついていて……つい手を貸してあげたくなってしまったわ」

「は、はぁ……」

「まったく、ほんのちょっと会わないだけであんなに死線が激増してるなんて……本当に、どうして生きているのかしら、彼」

 

 紅子様と呼ばれた少女は、浅見探偵時事務所を眺めたままため息をつく。

 

「それにしても、まさかこんな形で『彼』にお願いごとをする事になるなんて思わなかったわ」

 

 もっとも、『彼』も利点を見いだしたから私の頼みを聞いてくれたのだろう。この浅見探偵事務所が鈴木財閥の息がかかっているのは公然の事実。さらに、その音頭を取っている相談役は道楽好きときた。今の会長夫人も含め、お宝を集めるのが大好きな一族の近くに潜り込めるのは、十分彼にとって利になるだろう。

 

「この小泉紅子が手を貸したのよ……簡単に死んだりしたら――」

 

 死んだらどうするのか。それを口にはせず、紅子はふふっと静かに笑うと、近くに止められていた車の後部座席に乗り込む。控えていた執事も、ドアを閉めて運転席に向かう実に忠実な執事っぷりを見せる。

 

 

 

――じゃあ、後は頼んだわよ。

 

 

 口には出さずそう願った紅子は、『出して』と告げて執事に車を発進させる。

 現代に生き残る最後の魔女は、自分にこんな気まぐれを起こさせた冴えない男の困り顔と、自分が頼みごとをした時の『彼』が目を白黒させた時の顔を思い出しながら、再び静かに笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




紅子と『彼』のやり取りは次回ー


新キャラが出たのでいつも通りの解説です



○香坂夏美 27歳
世紀末の魔術師

もはや語る必要もないほど有名なキャラ。コナンの女性の人気キャラでは大体上位に入っている女性。いやまじで美人さん。世紀末の魔術師は二人の女性が出るけどどっちも好きですw


○瀬戸瑞紀 23歳
File537-538 怪盗キッドvs最強金庫
64巻file11 65巻file1-2

知らない人は感想欄を見る前にググってください。出来る事ならば更にその前にレンタルで該当する所を借りてほしいです。まじでこれしか言えねぇw


あ、そうだ。意外にこの作品を読んでふなちを知ったと言う方が多いので、改めてしっかりと紹介しておきます。さぁ、興味を持った人はDVDやブルーレイを買うんだ(ダイマ)

○中居芙奈子 22歳
file797 夢みる乙女の迷推理

最近のアニオリキャラでは恐らく一番インパクトがあるキャラじゃないでしょうか?
ぶっちゃけ、当作品のふなちはめちゃくちゃ大人しい方です。いざあのキャラを表現しようとするとめちゃくちゃ難しかった。

オタク。それも乙女ゲー特化のオタクです。引きずっているキャリーバックには好きな乙女ゲーのキャラ『蜃気楼の君』のステッカーを張りまくっているという筋金入り。
 ただし、コナンの手助けはありましたが、コナンが呟いた一言に対してほぼノータイムで正解に辿りついたり、走ってきたルートに何の店があったか即座に出てくる辺り、暴走癖こそあるものの割と優秀なオリキャラでした。

(σ・∀・)σ<おとぼけ~~~!


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