平成のワトソンによる受難の記録   作:rikka

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160:あっちもこっちも宿命だらけ

「もう傷は治ったのかしら、ジョン?」

「……銃撃そのものは躱した。苦労して調達したバイクが数日でお釈迦になったことの方が辛いな」

 

 名無しの男と蠍の女は、念のためにまた移動した新しい隠れ家にて、先日の襲撃による傷と疲れを癒していた。

 

「外の動きはどうだ?」

「貴方がいたっていう組織の情報が漏れ始めているわ。これまでずっと闇に潜んでいた、莫大な資産と技術を持つ世界的な裏組織があるらしい……ってね」

「……今頃組織は、自分たちの痕跡を隠すのに必死だろうな」

 

 男が所属していた組織は莫大な資本と科学、技術力が大きな武器だったが、同時にその最大の武器は隠密性だった。

 だからこそ、暗殺用の毒薬といった類が好まれた。

 

「しかし、そうなると俺も逃げ回らなければならんな」

「ええ、貴方が元組織の人間だって事は少しずつ広まっているわ」

「……接触があったか?」

「ちょっと、ね」

 

 蠍が取りだしたのは、隠し撮りと思われる一人の女の写真だ。

 

「これは?」

「峰不二子。泥棒……というより盗賊ね」

「狙いは組織の情報?」

「それもあったけど……」

 

 蠍は、その妖美な顔をわずかに忌々しそうに歪ませ、

 

「本命は共闘よ」

「共闘? 組織へのか?」

「いいえ」

 

 一人暮らし向けだとしても小さすぎる小ぶりの冷蔵庫からビールの缶を取り出し、片方を男へと放り投げた蠍はぶっきらぼうに、

 

「透よ。彼を狙う者同士、手を組まないかと」

「…………ふむ」

 

 男はその様子に首を傾げる。

 一人で浅見透と決着を付けたいというのならば、そもそも自分と手を組んでいないハズだと。

 

 となれば、他に理由があったハズだ。

 自分以外の女に手を出されたくないのだろうか。

 

「なにか、理由があったのか?」

 

 ほろ苦い炭酸とアルコールで喉を潤してそう聞くと、開封したにも関わらず口を付けない蠍は、その缶を握る手に力を入れて、ベコベコっと軽い金属音を立てる。

 

「あの忌々しい女、私にこう言ったのよ。『私と貴女達で組んで、あの男の持っているお金を根こそぎ掻っ攫っちゃいましょう』って」

 

 なるほど、と男は納得した。

 それは確かにこの女にとっての逆鱗だろう。

 

「彼は自力で財を成して、遺産を手にして、力を手に入れた。それは誰にも文句が付けられない偉業」

 

 男は知っている。

 先日の事件を以って、蠍にとって浅見透が唯一無二の存在になったことを。

 

「未来を見通すような知略に、国家をも呑み込むような行動力、幾度もの暗殺から生還し、片目を失ってもなお衰えない生命力」

 

 女は満足そうに宿敵の気に入っている特徴を上げていき、少し機嫌を直したのかビールに口を付ける。

 

「えぇ、ロシアでの動きを見る限り、なんらかの形で私の本命だった遺産に彼はたどり着いた」

「間違いないのか?」

「さぁ? でも私の勘はそう言っているわ」

 

 勘と言うあやふやな物を口にしているにも関わらず、蠍は自信に満ち溢れた顔をしている。

 

「彼がその財をどう使おうが構わない。誰に渡そうが誰に使おうが、それは彼の正当な権利」

 

 ただ、と言葉を切り、中身を半分ほどに減らした缶をベコベコっと更に凹ませる。

 

「それを横から奪おうとする者は許さない。浅見透という男に挑もうとする女ならともかく、私達の血筋に連なる者ならともかく、ただの盗賊風情が財目当てに彼に挑もうだなんて虫唾が走るわ」

 

 女はそっと自分の唇に指で触れる。

 先日の事件の時、ガラス越しに浅見透と口づけた箇所を。

 

「そもそも、それじゃあ彼には絶対に勝てない」

「そうだな」

 

 自分が話を聞いていても断っただろう。

 いや、害にしかならないと判断して殺そうとしたかもしれない。

 

「ここから先彼と対決する資格があるのは、自分の全てを懸けて一矢報いようとする者よ。それ以外の半端者が彼に挑むのも勝手だけど、そんな連中が私達と彼の間に割って入ろうだなんて腹立たしいじゃない?」

 

 あぁ、分かる。

 それなら分かる。

 

「それで、峰不二子はどうしたんだ?」

「追い返してやったわよ」

 

 

 

 

「おかげで大分弾を使っちゃったわ。またどこかで補充しないと」

「……あの老人のおかげで、補給に以前ほど苦労しなくなったのは皮肉だな」

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

〇9月10日

 

 裏方も任せられる人が一人増えたおかげで、こっちもかなり動きやすくなった。

 具体的に言うと、休日が休日(死)になる事がなくなりそうだ。

 これまでは休日という形で俺を監視している連中どうにか避けてこっそり動く事が多かったから、実質仕事な日がほとんどだったけど、これからは堂々と安室さんとジョドーに任せられる。

 

 まだ安室さんには全部の情報を開示しているわけではないけど、状況によっては見せることがあるかもしれない。

 

 今日の依頼は、恩田さんが馬主になる件で色々相談していたオークス牧場からの依頼だった。

 依頼と言うか、すでに向こうが真実を知っていて、その証明のためにこちらに協力を要請したというのが正解か。

 まぁぶっちゃけ、この世界では珍しくない悪質地上げ案件だった。

 

 本当にこっちではありふれているので、当然対応のノウハウも十分蓄積されている。

 仕掛けを依頼していた不動産会社社長も逮捕し、その依頼を受けて馬に悪さをしていた装蹄師も現場押さえて逮捕。

 

 恩田さんも、あそこの牧場の人とはかなり仲良かったしまぁ、めでたしめでたしだろう。

 今回悪さをされかかっていた馬――マダムリープといって、小五郎さんが大分世話(・・)になった馬らしいが、種付けが成功したら様子次第で恩田さんが主になるようだ。

 

 ……あれ? 馬主条件のお金はともかくとして年数ってどうなってるんだ??

 ……実際二年以上働いているわけだけどさ。

 

 

 

〇9月15日

 

 おかしい、仕事が凄い減っている。スゴく減っている。嘘じゃん。

 安室さんをややこちら側にしただけでこんなに仕事って減るものなの?

 いや、忙しい事には変わりないんだけど命削ってる感は無くなった。

 

 馬鹿な、つまり俺の仕事の比重って裏側の方が半端なかったってことなの?

 俺ただの探偵事務所の所長兼カリオストロの摂政兼東欧のまとめ役じゃん! あと傘下企業のトップ!

 

 でも今日の仕事はなんかこう、健全な仕事だった。

 いつもみたいにあの手この手で賄賂渡そうとしてくる連中相手しなくてよかったし、スパイ関係の仕事も……あるにはあったけど激減した。

 いかん、いつの間にか俺の人生が裏の道にどっぷり浸かってアカン事になっている。

 

 そんなこんなで凹んでいたらふなちが膝貸してくれて、源之助が乗ってきて、桜子ちゃんがわざわざスープ作ってくれた。

 すまねぇ。もうホントすまねぇ。

 明日からはいつも通りにするからさ。

 

 

 

〇9月16日

 

 いつも通りじゃないと調子でないからもうちょっといつもみたいな仕事回してくれって安室さんに言ったらアイアンクローくらった。ひでぇ。

 

 もっとトップらしくしていろと言われましても、稟議書には一通り目を通して決済終わらせたし業績に問題がある会社は変装した上で仕事の依頼に行ってみたりして問題点を一通り探り出したし、根回しと言うか営業の方もアチコチに顔出しして繋ぎを増やしたし仕事も取ってきたし……駄目だ、やっぱ一日に一回くらいは事件か銃撃のどっちかに関わってないと落ち着かない。

 

 片づけた仕事量を見せたら、なんでお前は無駄に有能なんだと指にさらなる力を籠められる始末。

 そう言われましても。

 

 いっそ趣味でちゃんとした真っ白な仕事増やそうかな。

 せっかくだし調査とか警備とかじゃなくて、子供が関わる奴の。

 

 そうだ、ちょうどいい。

 先日の伊勢川氏の遺産の一つ、コナン達少年探偵団が走り回ったっていう『不思議な天使の館』を子供向けのテーマパークとして利用する話あったな。

 あれに一枚噛ませてもらおう。

 

 あれから伊勢川氏の曾孫のユリコちゃん、周辺に伊勢川氏の財産狙ってた連中がうろついてるって話だし、俺が関わる事で多少なりとも牽制になるだろう。

 

 

 

〇9月20日

 

 テーマパークの運営に手を貸すことになったけど、これ思った以上に難しいな。

 土地の問題なんかはともかく、アトラクションの開発や建設、それに維持にかかるコストが半端ない。

 伊勢川氏の遺した夢だからなんとか守ってやりたいんだけどぐぬぬぬぬ。

 ただただ赤字の事業に趣味の一環とはいえ投資を続けるのもあれだし、色々手を貸しているんだけど……。

 

 もうちょっとこう、役に立つかどうかじゃない面白い研究をしてる――阿笠博士みたいな人を集めて色々やらせてみるか。

 そういう人間の方が子供が楽しめる面白いアトラクションに繋がるものを持ってそうだ。

 

 

 

〇9月22日

 

 事務所で夕食取ってる時にアイデアをポロっと零したら、瑞紀ちゃんが食いついてきた。

 一人でも多くの子供を楽しませる場所というのが大変気に入ったようだ。

 まずはウチの傘下の芸能――歌手や役者も含めて、ありとあらゆる出し物に対応できるステージという物を作るために、あれこれと案を出し合っている。

 気が付いたらプロデュース業をやってきた真悠子さんも加わっていたな。

 

 青子ちゃんが瑞紀ちゃんの事じーっと見ていたのが気になったけど、会議は滅茶苦茶盛り上がっていた。

 ……あれだ、先に要求をまとめさせてから技術屋に渡そうと思ってたけど、先に技術屋集めた方がよさそうだな。

 とんでも案で面白そうなのが出てきても、技術的に無理とかなったら士気が下がっちまう。

 

 同時に、面白そうな研究者も今色々集めている。

 こっちも、阿笠博士がちょうどいい人がいるというので、そちらを当たらせてもらおう。

 

 

 

〇9月25日

 

 阿笠博士ちょっと人脈がおかしくない?

 いや、世界的な小説家の工藤優作の友人の変人研究家っていうんならこんなものか。

 

 アクアリウムの専門家からロボットの専門家に演出家にバーテンダー、旅館経営者……いやホント、人材の宝庫だよ。

 阿笠博士がそういう方向に動く人じゃないってのは知っているけど、やろうと思えば事業の一つ二つ起こして大儲けできたんじゃない?

 というか、そう提案してみたんだけどそういう話は俺に任せると。

 マジかよ……。

 

 むしろ、博士の知り合いの一芸特化技術持ちの就職や仕事を世話する羽目になってしまった。

 マジかよ……。

 

 いや別にいいんだけどさ。

 

 子供向けの企画ということで、会議に今度は小沼博士が乗り込んできた。

 子供向けのUFO展を是非ともやりたいというので、そういう専門家――違うなこれ、フリークスか。

 まぁ、そういう方を数名集めてやってみてもいいと言ったら大張り切りだ。

 実際の研究所がアレだったとはいえ、UFO研究家だったのは本当だから知識量はあるし、まぁ大丈夫だろう。

 

P.S.

 

 博士達や芸能組やステージ組から上げられた企画書や嘆願書に目を通してたら、メアリーにググッと頭を軽く押さえられた。

 

 家に戻って続きをしてたら、今度は志保に頭撫でられた。

 

 二人とも機嫌はよかったと思うんだけど……なんなんだ?

 

 

 

 

 

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

 

 

 

 

 

 

「んで、頼んだ仕事はどうです?」

『……俺が言うのもなんだし今更だけどよ。お前さん、世界的な探偵だろ? 泥棒の俺とつるんでいいのか?』

「そう思うんなら唐突なテレフォンアタックと闇人材投下を止めろよホント。クーデターで暗殺された先代指導者の遺児みたいな火種をポンポン放り込まれて対処にどれだけ――おい口笛吹いてんじゃねぇぞゴルァ!」

 

 何のために通信衛星事業に莫大な金ぶっこんで作ったこっちの通信網に一枚噛ませたと思ってんだ!

 逃がさん! お前だけは!

 

 こうして家の自室にこもっていても連絡取れるんだからな、こっからせめて借り分位は返してもらうぞ!

 

『まぁ、お前さんにはずっと借り作ってばっかだからな。こんくらいで多少でも返せるんなら、むしろお得さ』

「はいはい。で、連中の正体は?」

 

 裏の世界の超一流、ルパン三世に依頼したのは、例の蜘蛛連中に関しての調査だ。探偵が泥棒に調査依頼とはおかしいと思うが、裏で動ける人間にしか頼めないこともある。

 カゲを初めとする傘下の裏は、全部防諜と直接仕掛けてくる連中の対処で手一杯だったのもあるけど。

 

『お前さんを執拗に狙っているのは『タランチュラ』っつー組織だ』

「……まんま蜘蛛だったのか」

『まぁな』

 

 さすが天下の大泥棒だわ。しっかり欲しい情報を引っ張ってきてくれる。

 

『依頼人は……あれだ。どん引くくらいアチコチの国からお前さんやお前の部下の暗殺や誘拐の依頼が出てたぞ。金の痕跡が残ってた』

 

 痕跡が残ってた?

 ……気になるけどまぁいいや。

 

「出元が一つじゃないってのはなんとなく読めてたんでソコはいいです。ただ、リストは売ってほしいですね」

『……そこで貸しを盾に渡せって言わない辺り、やっぱりお前さんは信頼できるなぁ。後でお前の所の方舟にネット経由で渡しておく。報酬に関しては今度決めよう』

「助かります。で、奴らの本拠地は?」

 

 奴らは連携こそ取れていないが個々の能力はかなり高い。

 だが同時に、連中はなぜか口封じのための毒を手の甲に打ち込まれている。

 多分だけど、中には現状に不満を持っている連中がいるハズだ。自由を望む連中が。

 

 仲間割れさせるには絶好のシチュエーションだし、上手くいけば高い能力を持つ戦闘員をまとめて取り込める。

 まぁ、殺人狂とかならアレだけど。仕方ないからこう……アレするけど。

 

『大西洋上の無名の島。バミューダトライアングルの中だ』

「……ひょっとして侵入するの難しい?」

『あぁ。だが大丈夫だ、侵入するための方法はもう調べが付いている。一度直接会って話をしたいんだけどよ……』

「どこで落ち合う?」

 

 怜奈さんがアメリカの方の手を緩めてくれたが、他の所がどう動くか分からんしさっさと叩き潰しておきたい。

 あと、依頼した国は覚悟しておけ。この世界で探偵敵に回すとどうなるか教えてやる。

 金だけで済めばいい方だと思えよ貴様ら。

 

『それに関してはまた改めて話す。ちょいとこっちも面倒な事になっててな』

「? なんかあったの?」

『どっかの馬鹿が俺様の偽の予告状出しやがってなぁ? ま、出元を確かめるためにもちょいと首突っ込んでみるのさ』

 

 それ罠じゃん!

 100%罠じゃん!

 

「気を付けてくれよ? ここで肝心の所聞かないまま死なれたり攫われたりしたらまた面倒なことになる」

『そこはちゃんと俺を心配しろい!』

 

 何を心配しろと。

 どんだけピンチになってやべぇことになっても最終的に何とかしちゃうコナンみたいなタイプの人間でしょアンタ。

 性質(たち)(わり)ぃ……。先生も師匠も大変だな……。

 

『あ、それとトオル、お前さんに連れてきてもらいたい奴がいるんだけど?』

「連れてきてもらいたい人って……誰さ」

『誰っていうか……あれだ。口が堅くて信頼できる、毒とか薬に詳しい奴。お前さんなら一人くらい知ってんだろ?』

「…………」

 

 口が堅くて信頼できる、毒物や薬品のプロフェッショナル。

 

 …………。

 

 いや、あの――

 

 

 

――トン、トン。

 

 

 

「透さん、入るわよ……なに、その目」

 

 返事を待たずに、口が堅くて信頼できる、毒物や薬品のプロフェッショナルの女が入ってくる。

 志保、お前返事くらい待てよ。ここはお前の部屋じゃ――いやもう実質この部屋お前の部屋でもあったな。

 ごめん、俺が悪かった。

 

 

『? どうした、トオル?』

「いや……」

 

 

 

 

「いるにはいるんだけどさぁ……」

 

 

 

 

 

 




〇あさみん、灰原に女との密会の電話と思われていると察し、電話が終わった瞬間「違うんです」と脊髄反射で土下座
〇灰原、迷わず浅見を椅子にする。

〇ルパン三世、偽の予告状の現場に赴いた所で襲撃を受ける
〇ルパン逮捕に来ていた銭形警部、ルパンを追う中で襲撃に巻き込まれ、銀のワルサーを持つ何者かに撃たれる。





《rikkaの事件紹介コラム》

〇OK牧場の悲劇(アニメオリジナル)
File251 (DVD:PART9-8)

 ひっそりカウントしているコナンワールド美人の一人が出てくる事件。
 以前紹介した『七年後の目撃証言』の友里朝子さんとかめっちゃ好み。

 お手本のようなアニオリ事件で今でも観やすいエピソードなのですが、今の世代でOK牧場の元ネタの映画『OK牧場の決闘』を知っている人なんているのだろうか……。

 リアルタイムの私の世代でも、せいぜいガッツ石松さんのネタだと言うくらいでしか知らない人がほとんどでしたね。

 ……知らべたら元ネタの映画って1958年の映画なのか。……1958年!? そりゃ知らんわ!!

 たまにコナンどこから見たらいいですかという質問をいただくのですが、メインストーリーの重要な点なども踏まえると、黄昏の館殺人事件が含まれる2001年度あたり。DVDだとPart8(シーズン6)あたりがおすすめです。
 絵もある程度今のコナンに近いため、たまにある『絵が古くてダメだった』という事になる可能性も比較的低いかと。

 初期のエピソードが見たい?
 youtubeを開いて『コナン 公式』で検索するのです。
 シーズン5までは無料で公開されております。

 それ以降だと、dTVやHuluなどでどうぞ。
 最新とまではいかないですが、2022年9月現在、2020年の半ばあたりの作品までは全部見れます。

 ……一部配信サイトは、上記のyoutubeの無料分までしか載せてなかったりしますのでお気をつけて

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