ブラック?ざけんな、ホワイトが至高だ!   作:x麒麟x

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もうやだ。
実習近いし、実習のせいで親戚の結婚式行けないしでテンションだだ下がり。

からの、ビルドファイターズ三期決定やGジェネジェネシスの発売日決定!
ひゃっほう!これで戦える!
ん?ジェネシスの発売日は11月、fateエクステラも11月…。
俺のお財布死亡のお知らせ(チーン


抜錨

「…あんたは結局、俺に何をしてほしいんだ?}

「簡単じゃよ。…になり、今の海軍を壊すための切っ掛けになってほしい」

「はぁ…。なるほど、あの辞令はあんたが手を回したわけね」

「仕方なかろう?お主、学校では手抜きしていて、まともな成績ではなかったからのぅ」

「で?いつになったら動き出すんだ?」

「その時になったら連絡するわい。それまでは好きに動け。なんなら証拠集めしてくれてもええんじゃよ?」

「気が向いたらな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督side

 

提督「…それじゃあ、遠征はこのとおりにしてくれ」

大淀「…この遠征だと鋼材とボーキしか貯まりませんよ?もう少し弾薬がと燃料が手に入る遠征を入れてみては?」

提督「それでいいんだよ。鋼材とボーキは常に保有限界量を持っておきたいし、幸いなことにこの鎮守府は燃料と弾薬には困ってないしな」

大淀「…了解いたしました。出撃はいつも通り、キス島付近で?」

提督「あぁ。あそこが一番手頃だしな」

 

失礼しましたと言い残し、大淀が執務室から出ていく。

あー、やっと書類整理も終わったし、ゆっくりできるな。

ふふ…。何度あれを燃やそうとしたか…。二桁じゃ絶対に足りない。

大淀に止められてなかったら燃やしてた自信がある。(キリッ

 

提督「うぁー…ん?もうこんな時間か…。さっさと着替えて

訓練にいくか」

 

時計を見てみると訓練の開始時間の20分前だった。

軍服から動きやすい服に着替え、森に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督「ほい、タッチ」

川内「うわぁん!また捕まった!」

那珂「提督、木の上からなんて予測つかないよぉ!?」

 

川内と那珂を捕まえたが、いっしょにいた神通はギリギリ避けて、逃走した。

何人か反応が良くなってきたな。

さっきの神通に時雨に夕立、那智や摩耶の他にも数人が俺のタッチを回避した。

これならもう少し本気出してもいいかなぁ…

 

長門「くっ!?木の上から!?」

金剛「What!?茂みに隠れてたデスカ!」

赤城「地面の下から!?…地面の下ぁぁぁぁ!?!?」

羽黒「ひゃっ!捕まっちゃいましたぁ…」

 

提督「ほい、今回は全滅~。次からもうちょい厳しく行くから、そのつもりでな。ほんじゃ、お疲れさん」

赤城「あの、提督!地面の下って、地面の下ってぇぇぇぇぇ!?!?」

 

そこは触れてはいけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天龍side

 

天龍「くそが!今回も捕まった…!」

龍田「落ち着いて~、天龍ちゃん。駆逐艦の子が怯えてるわ~?」

天龍「っと、すまんな。チビども」

 

涙目になっている駆逐艦に謝り、その場を後にする。

ちっ…!イライラするぜ…。

原因はわかってる、まだ1回も逃げ切れてねぇからだ。

 

天龍「あの訓練、なんか意味あんのかよ…!遊んでるだけじゃねぇのか!」

龍田「そうねぇ…、あの訓練の狙いがいまいち把握できないわぁ…。自分からは逃げれないぞっていうアピールなら艦娘を逃がしきってはいけないし…」

 

そうだ、自分の力をアピールするのにあの訓練では適さない。

艦娘が一人でも逃げ切れば、そのイメージが弱くなる。

だったら、あの訓練は…?

そんなことを考えてるうちに掲示板にたどり着く。

 

天龍「今日の出撃はっと…」

龍田「あら?私たち遠征班になってるわぁ。編成は私たちと…」

暁「あたし達とよ!龍田さん!」

龍田「あらぁ、第6駆逐隊となの?賑やかで楽しそうだわぁ」

電「私たちも天龍さん達との遠征、楽しみなのです!」

 

へぇ、第6駆逐隊のチビどもか。

こいつらとは何回も遠征行ってるし、今回の遠征は楽勝だな。

 

天龍「それじゃあ、いっちょ遠征に行きますか!」

暁、電、雷「おー♪」

響「おー…」

龍田「あらあら♪天龍ちゃんったら♪」

天龍「抜錨だぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督side

 

提督「お、どんどん出撃してるな。さてと、こっちも書類終わらして、妖精達が作ってくれたアレの試運転しないとなぁ」

大淀「提督、お手伝いしに来ました」

提督「ありがとう、大淀。それじゃ、こっちの書類を頼む」

大淀「はい、了解いたしました。…あの提督?」

提督「ん?どうした?」

大淀「提督は…秘書艦を指名しないのですか?秘書艦がいれば、書類処理を助けてもらえたり、他にも雑務を任せれるので作業効率は上がると思うのですが…」

提督「…ん~、そうなんだろうけど…」

大淀「…提督?」

提督「ほら、あいつらは命を懸けて出撃してるだろ?それに比べて、俺たち提督は安全な後方で指揮を執るだけ。だったら、あいつらには出撃だけに集中してもらって、俺は後方でできることをする。まぁ、ぶっちゃけ俺のわがままだ。まぁ情けない話だが、俺だけじゃ無理だったから、大淀に手伝ってもらってるけどな」

大淀「…つまりこれからも秘書艦を指名することはないと?」

提督「そう思ってくれて構わない。状況によっては指名するかもしれんが」

大淀「…了解いたしました。皆に伝えておきます」

提督「あぁ。よろしく頼む」

大淀「それでは書類を預かります」

提督「あぁ…、おいちょっと待て。取りすぎだ、全体の7割ぐらいあるだろ、それ。少しこっちに返せ」

大淀「本当のことを言わない提督に渡す書類などありません」

 

提督(おい、なんでバレてんだよ)

 

大淀「書類整理の時はずっと一緒にいましたから、提督の考えは少しぐらいわかります」

提督「ぐっ…」

大淀「大体、提督は変な気遣いをしすぎです!秘書艦の件も、前提督のことを考慮にいれた結果ですよね!確かに前提督は秘書艦に指名した艦娘を寝室に連れ込んでいました!ですが、提督が秘書艦を指名すれば、そんなイメージは消え去ります!」

提督「いや、断言はできないだろ」

大淀「だったら、提督は秘書艦に手を出すん「出すか!?」そうでしょう!確かに最初は怯えるかもしれませんが、それも回数を重ねれば、提督が手を出さないことに気づくから大丈夫です!それに気づいた艦娘は他の艦娘にも話しますし、そうすれば今の提督は前の提督とは違うという決定打になります!なので、秘書艦は必要です!」

提督「アーハイハイ、イツカナーシメイスルワー」

 

そう言いながら俺は大淀から書類を取り返し、執務を始める。

 

大淀「て、提督!まだ話は!」

提督「今は艦娘との関係改善より、やるべきことが多いだろ。それらが終わったら秘書艦の件も考える」

大淀「…」プイッ

 

返事もせずに、顔を背けられた。

可愛い(確信

 

提督「ほら、さっさと終わらすぞ。この後、工廠に行く用事あるし」

大淀「工廠ですか?開発や建造なら艦娘に言えばやってくれますよ?」

提督「いや、そんなんじゃない。ちょっと妖精たちに用があってな」

大淀「…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやー、昼過ぎに執務が終わるなんて初じゃないか?

まぁ、その前の執務量がおかしかったっていうのもあるか…

 

提督「おーい、妖精たち!例の試作品できてるか?」

妖精「テイトク!デキテマス!」

提督「お、流石だな。今すぐにでも試運転できるか?」

妖精「モチロンデス!ケド、ホントウニツカエルンデスカ?」

提督「ん、まぁ…いけるだろ。気合いでなんとかなるなる」

妖精「ハァ…。アッ、コッチニヨウイシテアリマス!」

提督「あぁ、ありがとさん」

 

さて、鈍ってなければいいけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大淀side

 

大淀「全く提督ったら…」

 

あの人は私たちと壁を作ってる。

おそらく、提督という存在自体に恐怖している艦娘のためだ。

けど…、たった数日だけど一緒に仕事をしててわかった。

あの人は前提督とは全然違う。

仕事もするし、そういう目線も向けてこない。

むしろ、前提督と似た所を探す方が難しいくらいだ。

 

大淀「皆さんにもわかってほしいんですけど…」

 

はぁ…、道のりは険しそうです。

 

ピー、ガガッ、コチ…リュウ!キコエ…!?オウトウ…モトム!

 

っ!緊急通信!?

 

大淀「こちら、大淀!聞こえてます!状況報告を!」

天龍「大淀か!?こちら天龍!現在…うぉ、あぶねぇ!?敵の襲撃を受けて…わぷ!?ぺっぺっ、海水が口に…!応援を求む!」

大淀「了解しました!すぐに応援を向かわせます!」

 

提督に連絡をしなきゃ…!?

 

 


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