インフィニット・ハンドレッド~武芸の果てに視る者 作:カオスサイン
*本作におきましてかなり無理矢理なオリジナル設定も加えていますのでご注意を。
剣崎イチカ(旧名織斑一夏)
本来であれば原作「インフィニット・ストラトス」においての主人公であるが、本作においてはブリュンヒルデの称号を持つ千冬との板挟み、オリジナルの実の兄である秋彦によって努力を散々無下にされ末弟である春季と共に周囲から『織斑家の出来損無」の烙印を押され苦汁の日々を過ごしてきた。
それでも姉の支えになろうと必死になっていたがある日幼馴染の妹分である篠ノ之美月と共に千冬のモンドグロッソ二連覇を妨害しようと企む対戦相手国の雇った亡国企業の一味によって彼女を誘き寄せる餌として誘拐・監禁されてしまう。
一夏と美月は千冬が救出しに来てくれる筈だと信じるが、女尊男卑の影響やその他諸々等によりすっかり腐敗しきっていた日本政府のかなり身勝手な思惑によって千冬には試合終了後になってようやく伝達されていた為に救出には来る事が出来ず絶望する。
計画が失敗し癇癪を起こした一味の一人に発砲されそうになった美月を庇い両肩に凶弾を受け大怪我を追ってしまう。
その直後に突然、空間に黒く大きな穴時空の亀裂が空き逃げ遅れた誘拐犯達を吸い込み、美月までもが吸い込まれそうになった所を痛みを堪え突き飛ばし彼を最後に吸い込み穴は何事も無かった様に閉じた。
目覚めた先で彼が目にしたものは宇宙から飛来し人類を脅かし襲い来る地球外生命体「サベージ」が蔓延るもう一つの地球、言い換えれば異世界だった。
自身の体はどういう訳か縮み五才程に迄若返っていた。
偶然サベージ退治を行っていた剣崎兄弟によって窮地を救われた後に彼等の編み出した剣術<剣崎流>への弟子入りを嘆願し弟である剣崎リュウセイの提案により彼の義理の息子となり名を変えた。
既に元の世界で受けた傷からサベージがばら撒いている<ヴァリアントウィルス>に直接感染し数える程しかいない<ヴァリアント>の<武芸者(スレイヤー)>として覚醒を果たし修行の日々を過ごす事となる。
師匠であったリュウセイの兄であるホクトの突然の死を切欠に更に精神も体も強くなろうと決意し、ホクトの娘で義理の従妹であるトウカとの出会い、後の親友や恋人同士となる如月兄妹との出会い、<武芸者育成機関海上学園都市艦リトルガーデン>の戦友達と過ごす日々の中で確実に成長していく。
とある計画により宇宙へと上がってすぐに襲来したサベージを駆逐した直後、ある事が原因で再び宇宙空間に時空の亀裂が生じ、そこに恋人である如月カレンと共に吸い込まれ元の世界への突然の帰還を果たす事となる。
帰還した後にサベージが出現しこれを駆逐した後、時空の亀裂を通って奴等がISの世界にも入り込んでいると知った彼はIS開発者である篠ノ之束と再会を果たしサベージを完全に駆逐する為に協力をとりつけた。
後に下手な第三者の介入を避ける為に自身等が扱うパワードスーツ「ハンドレッド」をISと誤魔化し世界初ISを動かした三人目の男性としてIS学園へと入学する事となる。
臨海学校・福音戦において急襲してきたギリウスに対し尋常ではない怒りを見せそれが切欠となりヴァリアント暴走状態となってしまい周囲を見境無く破壊しようとする。
が、秋彦の愚行により重症を負った事で被害は皮肉にも防がれた。
回復後、二度と大切なものを壊さない為に冷静さを保つようになった。
とある事件が切欠でハンドレッドの製作技術を身に着けている為ISにもそれを生かす。
若返っていた為に精神年齢はかなり高い。
使用ハンドレッド&技
・闇切・改弐式<やみきり・かいにしき>
元は義父であるリュウセイが所持していた試作型の刀型ハンドレッドを譲り受けた物である。
リトルガーデン入学以前のサベージとの戦いで一度自分の未熟さと耐久率が大分落ちていた事で折れてしまったが入学直後にハンドレッド研究をしているシャーロット・ディディマンディウス博士の手により二度の修復・改良された。
待機形態はその際に高純度のヴァリアブルストーンだと判明したトウカから譲り受けた彼女の母親の形見の品である紅い三角錐のペンダントである。
武装タイプは如月ハヤトの扱う「飛燕」と同じオールラウンダーである<シュヴァリエ型>に分類される。
全身武装時は紫色のアーマーを纏う。
尚武装名については記述が無かった為にオリジナルである。
・奇跡の聖銃<ディヴァイン・ブラスター>
ハンドレッド原作メインヒロインの一人であるエミリア・ハーミット&オリジナルの彼女の妹であるアリナ・ハーミットの婚約騒動に強引に巻き込まれた際に彼女達の許嫁であったウェンズ兄弟に策略によって贋作にすり替えられた際にシャーロット博士の協力により取り戻した後にイチカのカレンへの密かな想いを察していた博士の手により闇切・改弐式の<二重展開(デュアルアクト)>扱いで展開可能になったビームガン。
これはカレンのハンドレッドである<奇跡の聖符>で展開出来る銃と同型である。
タイプは短距離射撃型<スモールシューター>
「奇跡の聖符弾」<ディバインブラスト>
出力はかなり高いがその代わり集弾性が下がっており瞬発火力が劣るがそれでも高火力の射撃である。
・剣崎流奥義
『残影斬』(ざんえいざん)
剣崎兄弟がサベージに対抗する為に編み出した剣技の一つ。
一回の斬撃動作で二回連続の素早い斬撃を繰り出すという奥義。
『残影斬・弐式』(ざんえいざん・にしき)
残影斬の上位互換版。
主にサベージのコアへのトドメの一撃として使われるがイチカはISのバトルでも使用する。
『虚斬影幻斬』(きょざんえいげんざん)
イチカとリュウセイで新たに編み出した残影斬を一度キャンセルしすぐに再び振るうというフェイント技。
『残影一突斬』(ざんえいいっとつざん)
イチカが編み出した刀身にセンスエナジーを注ぎ込み協力な突きの一撃を放つ奥義。
この技はイチカが武芸者であるから扱う事が出来る奥義である。
『残影ラッシュ斬』イチカが秋彦を開始早々負かす為に使った連続斬りのラッシュ技。
恐らく彼以外の相手には使われる事は無い。
『残影黒刺斬』(ざんえいこくしざん) 暴走RSVTラウラ戦初使用。
イチカが暴走ラウラが放ったワイヤーブレードを逆に利用して誘導し刀と共に刺し斬る技。
尚彼女の様な武装でないとこの技は使えない。
『』
ハンドレッド側キャラ+設定(但し一部のみ他のキャラについては此方では記しません。詳しくは原作参照!)
・如月カレン
ハンドレッド原作主人公である如月ハヤトの実妹で後にイチカとも幼馴染の関係となる歌とタロット占いが大好きなちょっと腹黒い美少女。
「第一次遭遇<ファーストアタック>」時にヴァリアントウィルスに感染したが上手くウィルスに適応出来ず両足が不自由になる奇病を発症してしまうがヴァリアントの武芸者であった兄とイチカが常に傍に居た事で彼女の体内のウィルスへの耐性が変化した事とシャーロット博士の熱心な治療そしてLisaに分け与えられたエナジーにより病気を完治(イチカという+要因で原作よりも若干早い)させた後、武芸者として覚醒し遂には幼い頃からの憧れであった武芸者アイドルである霧島サクラと共にアイドルユニットを組む事が出来、見事デビューを果たし充実した日々を送る。
尚、サクラと同じくサベージを歌声で惹きつける特殊な能力もある。
一方で芽生え始めていたイチカへの想いとずっと抱えていた兄への好意の板挟みに悩んでいた所、イチカ達がウェンズ兄弟と戦っている最中にリトルガーデンに来襲してきた人工ヴァリアントのホムンクルスに偶然遭遇してしまい応戦する。
だが攻撃向きではなかった彼女のハンドレッドではあまり効果が無く窮地に追い込まれていた所に兄弟を倒してシャーロット博士からの報告を聞いて一足先に戻ってきたイチカに救われた事で完全に彼への想いが本物だと自覚し積極的にアプローチするようになる。
「ルナルティア計画」で宇宙へ上がる二週間前にイチカに告白されて正式な恋人同士となった。
その際にイチカ自らが「隠し事は無」という事から異世界人である事も告白した事でリュウセイ以外で唯一事情を知っている。
IS世界に流されてからは束の計らいで奇跡の聖符が改良されたおかげもあり代表候補生にも引けを取らない実力を持ち得た。
美月とはルームメイトなり仲良しになっている。
臨海学校・ホムンクルス戦において強化ホムンクルスに対し自身の歌が通じない事に一度は絶望しかけるが駆け付けたサクラの励ましのよって希望を取り戻した。
使用ハンドレッドはフォーチュン型である「奇跡の聖符」<ディヴァイン・カード>。
タロットカードをモチーフにされており、武装は「奇跡の聖銃」<ディヴァイン・ブラスター>、「奇跡の聖剣」<ディヴァイン・ブレイド>、カードを収束させてエナジービームを放つ<ディヴァイン・ノヴァ>がある。
尚束のアレンジ改良によってハンドレッド本来の姿である全身武装が使用可能になっている。
全身武装時はアイドルコスチュームがメカメカしくなっている状態になる。
「奇跡の聖符弾VerⅡ」<ディヴァイン・ブラストバージョンツー>
イチカのものと違い出力は若干低いが集弾性が向上しており一発の火力が向上している。
・如月ハヤト
「ハンドレッド」の原作主人公でイチカの一番の親友(戦友)となる。
カレンの兄でもある。
幼い頃にメインヒロインの一人エミリア・ハーミットと共にサベージ襲撃に巻き込まれその際に怪我を負った彼女の傷からヴァリアントウィルスを吸い出した事が原因でヴァリアント武芸者として覚醒する。
尚、本作では副作用でエミリアとの記憶はほとんど蘇らず、かわりに霧島サクラとの記憶が蘇りお互いに惹かれ合っていた為に早々に恋人同士となった。
尚、彼もリュウセイに弟子入りしていた為に「剣崎流」の奥義を扱える。
・剣崎リュウセイ
剣先流二代目師範でイチカの師匠兼義父。
第一次遭遇において兄であるホクトが制作した試作型ハンドレッドであった闇切を 使ってサベージ駆逐を行っていたがヴァリアントウィルスの浸食によって不調をきたし早々に戦線離脱を強いられた。
その後は道場でイチカの修練や他の道場生達の面倒を見ている。
一見好青年の印象があるが実はかなりの女好きで暇を見つけては道場にナンパした女性を連れ込む等をしていた為にイチカからは凄く呆れられている。
・剣崎ホクト
トウカの父親でありイチカのもう一人の剣崎流の師匠でもあったがある日、新人武芸者と共にサベージ駆逐を行っていた所、まだ未熟であったにも関わらずに飛び出した武芸者をサベージの砲撃から庇って重傷を負ってしまいその上に今迄蓄積されてきたヴァリアントウィルスの浸食影響もあってか亡くなってしまった。
彼が庇う事になったのがまだ武芸者として未熟だったベルグリット・レオンハルトである。
・剣崎ソウカ
ホクトの妻。名前についてはオリジナル。
ヴァリアントウィルスに浸食された彼の傍に常に寄り添っていた為に奇病を発してしまい、ホクトの死後、まるで後を追う様に病死してしまった。
・剣崎トウカ
ホクトとソウカの娘でイチカとリュウセイとは義従兄妹、叔父の関係となる剣豪少女。
最初イチカは秋彦の苛めに加わっていた箒の影響で若干のトラウマとなっていたがすぐに打ち解けた。
両親の死後、身勝手な親類等にタライ回しにされそうになっていた所をイチカの進言により阻止された事を切欠に彼に義従兄以上の好意を持つようになる。
リトルガーデンに押しかけてきた後、全世界武芸大会開催前にイチカにその好意を告げるが振られる。
実は体内に侵入したヴァリアントウィルスを完全駆逐・センスエナジーを介した攻撃の一切を完全無効化するという特異体質(原作六巻参照)を持っておりイチカも驚愕した。
尚、原作においては恋愛事にかなり疎く原作一夏並の鈍感で愛の告白を果し合いと受け取ってしまう程の脳筋な彼女だったが、本作ではそういう事は無くイチカへの想いをキッパリ諦めた後新入生の石動リュートに告白され付き合い始めた。
・ベルグリット・レオンハルト
ハンドレ原作において最年長の武芸者だったが第三次遭遇サベージ駆逐作戦後に急襲してきた反武芸者団体が起こしたテロの不意撃ちによってその命を散らせてしまった。
実はホクトが亡くなる切欠を作ってしまった人物でありイチカが彼の弟子だったと分かると死に際にその事を打ち明けて涙ながらに謝罪し永眠した。
・剣崎コウシロウ
オリキャラその1。
イチカ達の総祖父にあたり剣崎本家の大本を束ねている第五代目当主の御老公。
孫のトウカをかなり気にかけており、イチカの恐れ無き発言を聞き届け彼女を本家へと引き取った後イチカの事も全面的に支援すると約束する。
・剣崎ハジロー
オリキャラその2。
イチカの発言を聞いても尚トウカを毛嫌いし暴言を吐きまくっていた四十代のオッサン。
彼も剣崎分家の者でコウシロウには若干の忠誠を示していたが後に自身をコケにしたという明らかな逆恨みでイチカに復讐しようと計画を立て偶然彼と決闘する予定だったウェンズ兄弟に協力を持ちかけイチカの闇切・改を贋作にすり替えるがソウカの形見でもある品を一時奪われた事に激怒した彼に決闘後自分だけ逃げようとした所をあっさり捕まり半ば半殺しにされた後報告を聞いたコウシロウの怒りに触れる事となってあえなく剣崎家から追放され逮捕されたが…次元の狭間に飲まれIS世界に来てしまう。
同じく来ていたギリウス、ブラットと共に明らかな逆恨みの復讐を誓い人工ヴァリアントとなるが、箒のアンチエナジーにより武装解除に追い込まれ海に転落する。
その後の事は読者の想像に任せる。
・ブラット・フィッツロイ
ブリタニア連邦の首相であったが己の保身に走るようになり権力乱用。
ウェンズ兄弟からの賄賂やイチカ達の邪魔をしてきた。
が決闘後それも明るみになり逮捕されたがハジローと同じくイチカやハヤトに逆恨みし人工ヴァリアントになるが武の心得等持ち合わせておらずあっけなく敗北し海に転落した。
・ホムンクルス
最悪の破壊衝動を持った人工ヴァリアント。
産みの親であるヴィタリーでさえも彼をまともに制御出来ず封印を施していたがウェンズ兄弟の企みにより開放されリトルガーデンを襲ってきた。
が駆け付けたイチカ達におって倒された。
だが残留していたDNAデータを回収していたギリウスの手により復活・強化されIS世界に蘇ってしまう。
喰らったものをエネルギーに変換する能力を持ちカレンの歌声に対する耐性データが組み込まれており自身を倒したイチカに憎悪を向け一度は追い込むが駆け付けたハヤトとサクラ達リトルガーデンの協力によって完全に消滅させられた。
ハンドレッド用語設定
・サベージ
突如宇宙から隕石と共に飛来してきた宇宙外生物で本能のままに人類を脅かしている存在である。
体はとても固い甲殻で覆われており体の各所に「コア」部があり其処を破壊する事で活動を停止させる事が出来る。
だがセンスエナジーの障壁を常時展開している為通常の兵器では傷を付ける事が一切不可能であり、同じセンスエナジーの力を扱うハンドレッドによる攻撃か剣崎流奥義の様な特殊な攻撃でしか突破出来ない。
強いセンスエナジーに惹かれる習性がある。
中型、大型に分類される「弩級型」<ラージタイプ>、超大型の「超弩級型」<トレンタタイプ>、飛行種である「飛龍型」<ドラゴンタイプ>の他に人工で生み出されたコアが存在しない「人工・雀蜂型」<レプリカントタイプ・ホーネットタイプ>、広域結界を有しておりセンスエナジーを介したビーム兵器迄をも無効化してしまう「巨蠅型」<ビッグフライタイプ>が確認されている。
・ヴァリアブルストーン
サベージと共に落ちてきた隕石の中に含まれていた紅く輝く鉱石。
ハンドレッドの原材料であり、サベージのコアからも採取出来る。
尚加工前の状態では武芸者適正を計測する判断材料にも扱われている。
又地球上のどの鉱物よりも硬度が高く頑丈な為様々な用途にも転用可能であるが通常兵器にも転用可能な為イチカと束はIS世界に流さないように尽力しているが…
・武芸者<スレイヤー>
センスエナジーを持ちハンドレッドを展開しサベージと戦う事が出来る者達の総称。
「第二次成長期」を迎える以前にヴァリアントウィルスに感染するという絶対条件以外にISの様に性別の縛りは無い為男性でも普通に扱える。
イチカは若返っていた為条件をクリアしている。
但し適正が低いと展開出来なかったり適応出来ずに一般人の様に奇病を発症してしまった者も少なくない。
・センスエナジー
武芸者・人工ヴァリアントのヴァリアントウィルスによって体内に満ちたエネルギー。これを消費しながら戦い、切れると一切の展開が不可能に陥る。
時間が経てば回復するが粘膜接触等での回復も可能。
サベージもこれを有しており障壁に満たしている。
・ヴァリアント
空気感染ではなくヴァリアントウィルスが直接傷口等から体内に侵入感染する事で通常の武芸者よりも強いセンスエナジーの力を持ち得た武芸者の総称。
世界でも数えられる程しかいなくイチカもIS世界で受けた傷から感染した事で覚醒した。
感情の乱れや危機的状況に陥るとヴァリアントの自己防衛本能が自動的に発動・暴走してしまうリスクがあるが長い修練やヴァリアント同士でのキス等の粘膜接触で抑える又はカレンやサクラの発する歌声によって鎮静化出来る。
能力の使用時は目が黄金に光るのが特徴。
又通常の武芸者と粘膜接触するとその者のヴァリアントウィルスを一時的に活性化させる事が可能。
・人工ヴァリアント
ハンドレッドの適性が低かった者や一般人だった者(サクラが例)がサベージの体液を定期的摂取させられる事で人工的にヴァリアントとなった者達。
純粋なヴァリアントよりも暴走のリスクが極めて高く適応出来なければ最悪死に至る者も多数いた。
・百武装<ハンドレッド>
サベージに対抗する為主にワルスラーン社がヴァリアブルストーンを加工して造った武芸者・人工ヴァリアントのセンスエナジーによって唯一扱う事が可能なパワードスーツ。
様々な形となる事でこう名付けられる。
オールラウンダーである「シュバリエ型」、射撃主体の「シューター型」、格闘特化型の「マーシャルアーツ型」、浮遊砲台による砲撃特化型の「ドラグーン型」、特殊攻撃が可能な「イノセンス型・フォーチュン型」、センスエナジーで周囲を満たし結界を張る「フィールド型」、生物型の「テイマー型」がある。
未熟な武芸者は武装しか展開出来ないが修練を重ねれば装甲を展開する「全身武装」、他のハンドレッドを同時に扱う「二重展開」<デュアルアクト>を使う事が出来る。
・センスエナジーバースト状態
体内のセンスエナジーを全開放出させてその際に共振の余波で意識共有空間を作れる状態。
反応数値が高い武芸者や人工ヴァリアントでなければこの状態になる事は出来ず、又意識共有空間はエナジーの共振によって発生する為武芸者同士でないと開けないという事とエナジーをかなり消耗する為しばらく行動不能になるというデメリットがある。
人工ヴァリアントとなりSVTで暴走したラウラを救う為イチカが使った。
・
IS側キャラ+オリキャラ設定
・織斑千冬
イチカが一夏だった時の姉でISにおいて世界最強「ブリュンヒルデ」の称号獲得の偉業を成し遂げるがそれが平凡だった一夏や春季が周囲に差別される原因となってしまう。
政府の思惑によって一夏の救出に向かう事が出来ずまた彼がハンドレッドの世界へ転移し行方不明・死亡扱いになった事で酷く後悔するが残された秋彦と春季を守ろうと決意する。
イチカが死んだ筈の一夏本人ではないかと薄々疑っていたが臨海学校にて偶然イチカの話を盗み聞きした事で彼と仲直りした。
また歪んでしまっていた秋彦に対しては冷たく当たるように接する様になった。
・織斑秋彦
オリキャラ3.イチカの元・兄で春季の兄だが天武の才、神童と周囲にもてはやされた事で「自分と姉に立ち並ぼうとする者はいらない」という思考と自分と千冬姉以外の他者を一括りにして見下すという歪んだ性格破綻者となり家族でありながらもイチカ達の努力を散々邪魔したり苛めぬいたりした事で一度春季の努力を挫折させた張本人で自称天才(笑)である。
一夏が死んだと聞いて唯一嘲笑っていたが、ISを動かした男性としてIS学園に入学しイチカとして再び現れた彼に一方的な敵対心を焼いているがイチカや良識なクラスメイトには一切相手にされていない。
尚イチカが一夏本人である事には自身が無価値だったと決めつけ見ようとしていなかった為全く気が付いていなかった。
臨海学校・福音戦において暴走福音を戦っていた暴走イチカ、春季毎滅多刺しにした事で周囲から批判を浴び、おまけに自身が過去に起こしたイチカ達に対する苛めや黒い噂について、情報を刀奈から受け取っていた千冬にもバレてこっぴどく叱られるがあまり効果はなくまたよからぬ事を企んでいる。
彼の本性を知る者達にはかなり毛嫌いされているがそれ等も自分に対する只の嫉妬だと果てしない勘違いをしている。
ISを動かせたのは単なる偶然の血筋のおかげだという事にも勿論気が付かない姉の権力に擦り寄っているだけの只の愚者である。
後かなりのギャルゲーの下種モブキャラ並の変態思考の持主である。
搭乗機体は本来一夏が乗る筈であった白式だが臨海学校で起こした事件により権利を剥奪された。
・織斑春季
オリキャラ4.イチカの元・弟で織斑家の末っ子。
兄の秋彦による苛めや努力を散々無にされた事で一度挫折してしまった事と自分を理解してくれた一夏が行方不明になってしまった事の二年間で自宅に帰る事がほとんど無くなり不良街道まっしぐらだったが半年後のある日幼少の頃に武の教えを短期間習っていた鳳亥曇先生に偶然再会し彼に再び武の神髄を叩き込まれた事でかつての己を取り戻した。
ISを動かし学園に入学した際の自己紹介ではぶっきらぼうな口調で話すがイチカが一夏本人だという事に気が付き再会を喜ぶが「千冬や秋彦が過ちを正さない限り(勿論イチカも秋彦には全く期待などしていないが)姉兄弟に戻る気は無い」と言われ教室や食堂では全くの別人として接する様になる。。
イチカや周囲の応援もあり、己が師から培った格闘技「鳳流奥義」を駆使し秋彦との初ISバトルで圧勝し、セシリアとは惜しくも少しの油断と偶然からドローに終わる。
それ以降は秋彦や彼を唯一譲護する箒に対し冷たく突き放す。
自身が助けた少女、音六に異様に懐かれた上に彼女の父親であるタイセイが現首領のセラフィーノファミリーに招かれ次期候補に推薦された事に酷く困惑していたが話を聞き彼女の笑顔を守ろうと決意する一方で自身が首領の座に就いていいものか思い悩んでいる。
だが幼い頃の記憶には…
師の影響か多少バトルジャンキー化している。
搭乗機体は束とイチカが共同制作した新たに造られた469個目のISコアとイチカがIS世界に帰還した直後のサベージ駆逐で回収したヴァリアブルストーンを混ぜ込んで製造された千式雷牙。
IS 千式雷牙<センシキライガ>
束とイチカが春季の為に共同制作したISとハンドレッドが融合したハイブリッド機体の試作一号機。
イチカが向こうの世界でシャーロット博士から学んだ技術・理論の一部を使い又向こうの戦友の一人であるレイティア・サンテミリオンの扱うマーシャルアーツ型ハンドレッド「獣王武神<ストライクザビースト>」を参考に束から春季の現状を聞いていたイチカが独自にアレンジを加え完成させた。
機体重量は鈍重に見えるがスラスターが各部位にある事により意外と機動性も高い。
機体カラーは錆色。
ISでいうと第三、五世代。
待機状態は金色のガントレット(ほぼベースは白式と同じ)。
武装
雷閃双爪<ライセンソウジン>
爪型のパンチンググローブで基本武装の一つ。
主に鳳流奥義の拳撃に使用されるが獣王武神のロケットナックルを参考に開発された為に拳から電撃エネルギーを打ち出せる「スパーキングナックル」が繰り出せる。
雷閃双武脚<ライセンソウブキャク>
脚型武装で主に鳳流奥義の脚蹴技に用いられる。
雷砲血神<ライホウケッシン>
ISとハンドレッドのハイブリッドで機体最大の特徴である大拳型の試作武装。
ロケットパンチの様に撃ち出しまるでビットの様な軌道を見せる。
尚、表向きはこれが単一仕様能力扱いである。
再接続で再び装着可能。
束がイチカから抽出した血からヴァリアントウィルスだけを抽出し彼女の持てる技術でこれに無害処理を施したVWC(ヴァリアントウィルスカートリッジ)を採用しこれを消費する事で簡易人工ヴァリアント並の力を発揮出来る為片目が黄金に光り徐々に両目もなる様になる。
又ドラグーン型ハンドレッドをベースに開発されている為にISのBT兵器とはかなり操作性に差があり飛ばしながら他の迎撃行動を行う事が可能となっている。
最大十個のカートリッジがあるが春季の使う奥義の強さにより一度の消費数が変動する。
待機状態による時間経過で補給されるが浮遊するヴァリアントウィルスを取り込む事でも回復する。
格闘技「鳳流奥義」
春季が己が師である鳳亥曇が編み出した格闘技の教えを伝授して培った奧義。
イチカも幼少の頃に習っていた事があるが覚えていないので彼は使えない。
・第壱の型「気脈流一鉄功<キミャクリュウイッテツコウ>」
相手の気の流れを読み取り対応する奥義。
初戦の相手に良く使用されるがVSセシリア戦では春が己が実力だけで何処までいけるか試した事で唯一使われていない。
・第弐の型「白鳳閃百撃<ハクホウセンビャクゲキ>」
百の高速拳撃ラッシュを叩き込む奥義。
・第参の型「鳳凰烈突破<ホウオウレットッパ>」
拳を突き出すと共に風を味方につけ相手の武装を風圧で吹き飛ばす技。
・第四の型「片速円舞脚<ヘンソクエンブキャク>」
片足を突き出して高速回し蹴りを叩き込む奥義。
・第五の型「鳳凰打羽陣<ホウオウウチバネジン>」
高く飛び上がり上空からの重い拳の一撃を叩き込む奥義、
主にISバトルでは急上昇からの雷砲血神再接続からの急降下の必殺の一撃として用いられる。
・第六の型「大回転鳳閃拳」<ダイカイテンホウセンケン>
手首を激しく回転させながらエネルギーを拳に集中させ放つ技。
尚、生身でやるとかなり消耗が激しい為対IS等にしか用いられない。
・第七の型「双速円舞脚」
片速円舞脚の上位互換版。
・第八の型「」
・
・篠ノ之美月
オリキャラその4.イチカや春季の幼馴染である箒の妹だが彼等同様に周囲によって出来損ないの扱いを受けておりストレス発散と称して箒の苛めも受けていた。(勿論篠ノ之家両親は気が付いていない)
時には秋彦も苛めに加わっていた為に苛められなくなった今でも恐怖を抱いており彼等には距離をおいている。
自身も一夏と一緒に誘拐され唯一一夏が死んだ訳ではないと知る彼女が千冬にこの事を話すがあまり彼女を快く思っていなかった千冬は死んだという鑑定結果の方を信じてしまい相手にしなかった。
唯一の味方である束やイチカ達を凄く信頼していていて再会したイチカに対して好意を持っていたがカレンと恋人同士になっている事を知ってすっぱりと諦め彼等を応援する。
中学から弓道に目覚め部にも入っていて高い実力を発揮している。
専用機は桜陽朱雀。
桜陽朱雀(おうようすざく)
桜色にカラーリングされた美月の専用機。
ヴァリアブルコアとの融合機でもあり束は第四世代と唱っているが実際は第五世代並の高性能を誇る。
武装
創聖弓剣【桜陽弓剣】実体剣とEN矢を放つ弓の切り替えが可能な武装。
参考モチーフは「勇者ライディーン」のゴーガンソード/ゴッドゴーガン。
【桜雪】桜色のビームを放つカートリッジ式ビームガン。
単一仕様能力は桜陽弓剣に桜雪を合体させ大出力の大型EN矢を撃ち放つ「」
・篠ノ之箒
本来は原作ヒロインの一人だが本作ではアンチ対象。
幼馴染である秋彦の歪みには全く気が付かず常に彼を擁護する発言と行動しかしない傍迷惑で哀れなモップである(イチカ命名)。
幼い頃に周囲に出来損無いの扱いを受けていた美月をストレス発散の道具にし苛めていた事がしばらくして束にバレ説教されるが「姉さんのせいで転校云々…」を楯にして自身は全く反省していなかった。
が福音戦にて秋彦の愚行を目の前にし自分が縋っていたものが過ちだと自覚し始め変わろうと決心する。
臨海学校延長戦にて彼女がトウカと同じアンチセンスエナジー体質持ちだという事が発覚した。
恐らくはサベージからのウィルスにより目覚めたのではないかとイチカは推測している。
専用機は原作通り紅椿だがヴァリアブルコア融合機となっており現在あまり使いこなせてはいない。
・篠ノ之束
本来ならば宇宙開発を目的としてISを作った天災科学者であるが、欠陥や世界各国の思惑、自身と千冬が行ったデモンストレーション「白騎士事件」が原因で女尊男卑思想を浸透させてしまった事を深く後悔している。
一夏達を溺愛していた事もあり末妹である美月の話を信じて一夏を探し続けていた。
イチカに再会した後は彼から聞いたハンドレッド技術の吸収やサベージ対策プランを練っている。
ちなみにイチカを「イッ(いっ)くん」、春季を「はっくん」、美月を「美月ちゃん」と呼んでいる。
尚箒や秋彦とは一夏や春季、美月達を苛めていた事も分かっており今の所箒に対しては縁を切る寸前で踏みとどまっており、秋彦に対しては一切相手にはしていない。
臨海学校後、箒との溝は埋められた。
・更識刀奈
皆さんご存知のシスコンマダオ生徒会長。
突如湧いて出てきた素性の知れないイチカやカレンに疑惑をもつがイチカに釘を刺されおとなしく護衛任務に入る。
ついでに簪との仲の事はイチカには見抜かれている。
臨海学校後、盛大な演説で秋彦を追い詰めた。
・鳳亥曇(ファン・イドゥン)
オリキャラその5.世界のありとあらゆる格闘技を習得しISが浸透した現在でも臆する事無く優勝をかっ浚い武芸者の名を轟かせ、春季に武の神髄を請い自らの奥義「鳳流奥義」を伝授した凄腕の武の達人である。
一夏達が幼い頃に偶然日本に来日していた亥曇が彼等を気に入り滞在している間教えていた。
そして数年後に再び日本にやってきていた亥曇は不良街道まっしぐらだった春季に偶然再会し彼の事情を聞き本格的に「鳳流奥義」を伝授させた。
ちなみに生身でISを相手にした上に打ち倒した事があり一部ではかなり有名となっている。
又原作ヒロインの一人鳳鈴音の叔父でもある。
・音六・フェッロン・セラフィーノ(イメCV:宮崎 羽衣)
春季のオリジナルヒロイン。
一年五組へと転入してきた太目の紫ツインテールを結んだイタリアと日本のハーフでイタリア代表候補生のミステリアス美少女。
実はイタリアンマフィアの一角であるセラフィーノファミリーの首領の娘である。
本人は普段は至ってかなり温厚で天使な母親似の性格である。
但し、マフィアの娘故の感性か人の悪意に物凄く敏感であり初対面で彼女に近付いてきた秋彦の歪みきった悪意に気付き彼を恐怖の対象として見る様になる。(同様に彼に唯一味方し自身が負い隠していた傷に対して散々罵詈雑言を吐いてきた箒や自身を貶めようとしたキナも同様}
動物に懐かれやすい体質らしく意外とかなりの大食漢であるがIS学園に向かう最中彼女に寄ってきた動物達に所持していた携帯食料を全部あげてしまう程の動物好きが災いし空腹で倒れていた所を偶然鈴に救われその食べっぷりで彼女やホテル職員を唖然とさせていた。
学園長の許可を取り寮でピーノと名付けた白猫を飼っており授業時以外はほぼ頭に乗せている(というか乗られている)。
幼い頃にイチカ達以前にこの世界に飛ばされてきていたヴィタリー・トゥイニャーノフの残党を名乗る者率いる研究機関に誘拐され人工ヴァリアントの被検体とされてしまうが慌てた父親達に救出され一命を取り留める。
この影響で左目が黄金のオッドアイとなっている。
またこの数々月後に起きた首領候補襲撃事件にて父親を庇いその時負ってしまった深い刺傷の痕を「忘れたくない」という理由で消す事を拒んでいたがEPⅡⅩⅡにおいて彼女の専用機付喪月神に搭載されていた百武装を展開した事で彼女の体内のヴァリアントウィルスが活性化した事により綺麗さっぱり消えたが後悔していないらしい。
一時暴走しかけるがカレンの歌によってコントロールに成功する。
一年半前に日本に家族旅行に来ていたがはぐれてしまいしつこい不良ナンパに絡まれていた所を春季に助けられて以降彼に異様に懐く様になるが…。
実はこれ以前にも彼と幼い頃出会っていたみたいだが…
性的知識は家庭環境故か皆無で羞恥心も無い為彼をドギマギさせてしまう事もしばしば。
実は彼女も理由は違えど春季と同様一度努力を諦めてしまった経験もあり春季の傍に居たいが為に強くなろうと決意する。
ISが出回り始めた当初は動かせない男の人にとって悪意の塊でしか無いと嫌っていたが、人工ヴァリアントにされた事が原因かまたは他に起因があるのかは不明だがISコア人格の声が聞こえたらしくIS本来の意図である宇宙開発へとちゃんと扱われる事を夢に抱き自身も日々努力している。
また誘拐事件の時に同じ人工ヴァリアントにされてしまったアドヴァンスドとしてまだ幼かったラウラとも会っており(彼女は覚えていたがラウラは実験の影響で記憶が混濁していた為忘れていた)、学園で再会し暴走したラウラをイチカと共にエナジーバーストで開いた意識共有空間で救った後彼女を「ウサちゃん」と呼んで可愛がっている。
ラウラもその事を思い出しその時の名残で彼女を「お姉ちゃん」と呼ぶ様になる。
又ISの一通り以上の整備を出来る才能も持ち、偶然居合わせた簪の打鉄弐式のセッティングを手伝ったり、ラウラの専用機であるシュヴァルツェアレーゲンのコアの意思を聴き取って機体の再設計にも協力した。
春季の事を「はーくん」、イチカの事を「イーくん」と愛称で呼んでいる。
「付喪月神」<ツクモゲッシン>
音六の父親であるタイセイが彼女の為にファミリーのIS顧問と総力を上げてイタリア政府から譲り受けていたISコアで共に作り上げた専用IS。
彼女は「ツクモ」の愛称で呼んでいる。
待機形態は三日月型の装飾が施された指輪。
装甲の強度は百武装の力未使用時においては一般機よりも少し厚目な程度。
機体カラーは黄色でまるで狐を思わせる様な見た目の装甲をしている。
実はタイセイが誘拐事件において研究所で回収した治療データと一緒に不思議な石(ヴァリアブルストーン)も回収していた彼がデータを照らし合わせた際(実は百武装に関する記述データが僅かに紛れておりそれをISの武装と勘違いした)にISとの親和性に気が付きコア部に搭載していた為正式な百武装との融合ハイブリッドISである為第三世代ISとはとてもかけ離れたかなりのハイスペックな機体となる。
ヴァリアブルコアについては音六の人工ヴァリアントの力が本格的に覚醒した際に百武装として変化、拡張領域に追加される形となり以降は傷のあった左手にはめる緑色の三日月型のヴァリアブルストーンブレスレットとなった。
武装(開発考案者であるタイセイの趣味も入りつつ絶妙な火力の数々がある)
月神双水光<ゲッシンソウスイコウ>
ISとしての装備である水の弾丸を放つ青い二対の小型照銃。
主に牽制等に用いられる他、二対を連結可能で単一仕様能力発動で扱われる。
炎月霊穿刀<エンゲツレイハクトウ>
大出力の炎を纏いその圧倒的な火力で斬り穿つ一振りの大きな刀。
サブウェポンとしてもう一振り搭載されている。
単一仕様能力は月神双水光を連結させた大出力レーザーの「付喪双月波弾」。
付喪紅炎装<ツクモコウエンソウ>
音六のセンスエナジーによって生み出され、展開される紅いガントレット型百武装。
指部に格納された六色の炎を纏う薄く小さ目な御札型<カード>ビームビットがある為主に型はドラグーンタイプよりに分類されるがガントレットの為武装の組み合わせ次第でフォーチュンやマーシャルアーツ、シュバリエタイプに引けを取らない戦い方が可能。
展開時には自動的に全身武装状態となり付喪紅炎装の炎を灯した九尾の狐の尾を模した装甲が追加される。
あくまでもこの尾はSENタンクではなく残量目安の為装甲を破壊されても問題無く百武装を使用出来る。
ドラグーンを飛ばし炎のバリアを展開させる事も可能でサベージの砲撃に対してもかなり有効な防御手段と成り得る。
一旦ドラグーンを呼び戻し両手をクロスさせ、炎の大出力収束ビームを撃ち放つ「付喪紅神炎」(使う属性によって名前は変わる)、炎月霊穿刀と組み合わせた「付喪炎月神刀斬」がある。
・タイセイ・フェッロン・セラフィーノ
どこぞの金髪ライダーの様な風貌のイタリアンマフィアの一角であるセラフィーノファミリー第十四代目現首領であり音六の父親である。
三十代前半であるが実年齢より老けて見られる事が多く本人は結構気にしている。
候補時代に幼い音六が誘拐され人工ヴァリアントの被検体とされてしまったり、候補敵として自身を襲撃してきた親友の弟の凶刃から彼女に庇われたりといった経験もある為彼女を物凄く溺愛している。
音六の専用ISを開発する際に誘拐事件の時に回収した被験者の治療データに偶然僅かにも百武装の記述があり(しかし百武装とは書いていなかった為ISの装備と勘違い)一緒に回収したヴァリアブルストーンとISとの親和性に一早く気が付き搭載した本当の第一人者でありこの話を聞いた束も驚いている。
愛娘が珍しく懐いた春季を偉く気に入り彼を次期第十五代目首領候補に推薦しようとしているが現在保留中。
実は春季の師である亥曇とも候補時代に出会って奥義を習っていた事があり彼もISを生身で相手出来たりする。
・繭音(まゆね)・フェッロン・セラフィーノ
日本人。タイセイの妻で音六の母親である。
「~なの」の喋りが特徴で娘よりもほんわかしている。
元は良家出身の御嬢様であったが古いしきたりにかなりの不満を抱えており遂に我慢出来なくなった彼女は高校時代に執事であったレキナと共に家出を決意した…所でまたこれ質の悪い不良に絡まれてしまっていた所を偶然日本で亥曇との奥義修行に励んでいたタイセイに助けられ彼に一目惚れし懸命なアプローチをかけ付き合う事になった。
彼と付き合った際彼女の苦しみを理解してくれなかった実家とは一切の縁を切った。
付き合った当初は彼がマフィアの一員だと知り驚くが現在ではセラフィーノファミリーボスの妻として彼を精一杯支えている。
娘とかなり似ている容姿の為初対面の人には母娘ではなく姉妹に間違われる事が多いのが彼女の唯一の悩み。
・レキナ・灰鉄(はいがね)
二十代後半の黒髪ストレートロングの女性。
元は繭音の女性専属執事だったが主である彼女の願いを聞き入れ共に家出。
女性だとばれてしまった事で主と共に不良にしつこく絡まれていた窮地をタイセイに救われて以降ファミリーの一員となり、彼の専属執事としても仕える様になる。
ファミリー内外では「刺剣のバトラー」とも呼ばれており恐れられている。
・ゴウシロウ・フォン・フィーノ
候補時代のタイセイとは次期首領の座を争った中で彼とは「ゴロちゃん」、「タイセイ」と呼び合う親友でもあった。
真正面からの正々堂々の勝負を望む熱い男だったが彼の弟であるヤタ等部下数名がタイセイを襲撃、その際に彼の娘である音六に重傷を負わせてしまった責任を取り隠居した。
ちなみにフィーノは候補に与えられる襲名で隠居した現在は元のアルイアーに戻っている。
・ヤタ・フォン・アルイアー
ゴウシロウの弟で凄腕の情報屋として名を知られていたがある日候補敵であったタイセイに対して部下数名を引き連れ襲撃をかけるも、父の危機を察知した音六が割って入った事により失敗。
その際怪我をさせるつもりのなかった彼女に重傷を負わしてしまいその責任を追及されるが被害者であるタイセイの気がすんでいた事と音六の傷の完治の見込みがあった事、そして彼に並ぶ情報を扱えている者はいないとの事で今後一切ファミリーの命令に逆らう事を禁じられる事で除名を逃れる事になる。
怪我をさせてしまった音六に対し負い目を感じておりまたタイセイの人望に酷く感銘を受けている。
次期首領候補に推薦されている春季の依頼には渋々ながらも彼を認め引き受けている。
・キナ・サヴェビッチ
名家の御嬢様だがかなりの我儘でISの登場によって女尊男卑に染まりよりそれを加速させてしまった典型的例であり自身の障害と成りかねない音六の登場に焦りを感じ代表候補試験の際音六の優しさにつけこんで卑劣な手を使い彼女を貶めた張本人。
だが再び音六が代表候補に挙がってきたと聞き、彼女を毛嫌いしていた秋彦に嘘を吹き込んで専用機を奪い取る計画を実行するが偶然通りがかった鈴と音六を探しに来た春季に目撃され阻止される。
それでも彼女は謝罪すらせず逃げたが…逃げる最中で遭遇した謎フードの男の甘い提案に乗ってしまい眠らされた上誘拐される。
尚この事を知ったイチカが彼女を調べようとするが友人などいる訳が無かった為行方知れずだったが、臨海学校戦にてギリウスのサベージ化の実験台にされてしまっていた。
音六のエナジーバーストにより浸食を取り除かれ助けられた事で改心した。
・謎フードの男、ギリウス
音六の専用機剥奪計画を潰され逃げていたキナの前に突然現れ、彼女を攫った謎の男。
どうやら百武装を所持し、サベージを操る術を身に着けておりイチカの事を知っているようだが…。
実はウェンズ皇国の元第二皇子であったがウェンズ王家全員の暗殺を目論みそれを素性を調べていたイチカによって看破された事で彼等との決闘の後に追放処分を受け、終身刑を言い渡されていた。
だがある日偶然発生したと思われる時空の亀裂を通ってIS世界に潜みイチカ達への復讐を誓っている。
以降は亡国企業を乗っ取り暗躍している。
使用ハンドレッドは「インビジブルダガー」センスエナジーを用いて姿を消す事が可能。
・イツカ・アランシュ(元名無し)
オリキャラ。イチカがローグ社長達の救出をする際に牢の見張りをしていた少女。
元は捨て子だった為に名前が与えられてなく闇市場で正に奴隷生活を強いられていた。
後に親友となる少女アヴリルの存在により強く生きてきたがある日彼女が目の前で強姦されていたのを最後に死んでしまったと聞かされ世界に復讐を誓い各地でテロ活動を行っていた。
イチカの圧倒的な戦術に追い詰められた末に男、ミドウに渡されたサベージの体液が大量に入ったアンプルに手を出してしまい変貌してしまうがイチカのエナジーフルバースト及び束の治療によって己を取り戻す。
名を与えてくれたイチカを兄の様に慕い、束を本当の母親の様に慕っている。
専用機は束自らが開発したエメラルライド・ナチュルス。
エメラルライド・ナチュルス
束が義理の娘となったイツカの為に自ら開発した緑色の新型機。
絶対防御とは別に扱われるシールドが搭載されており攻守共に非常にバランスに優れた機体。
ヴァリアブルコア融合機。
武装 【エメラルライドスピア】エメラルドの装飾が施され取り回しの良いビームスピア
【ライトハンター】ビームライフル
【エメラルライドシールド】亀の甲羅のような楯。
物凄い強度を誇る。
単一仕様能力はシールドを一気に展開させながら突撃しその余剰熱で相手をすり減らす「玄武緑楯(ゲンブリョクシール)」。
・ミドウ・オルガスト
イツカがテロリスト時代に出会った大鎌を持った青年。
一々勘に触る話し方で相手を挑発し一気に薙ぎ払う戦法を得意とする。
何処の機関にも所属せずクレイジーな無法者だと言われており又腐敗した国が嫌いという発言をほのめかす。
その為イチカは武芸者であると確信していた。
専用ハンドレッドはシュヴァリエ型の二対の大鎌「」。
・アヴリル・ロースコット
イツカが奴隷時代に出会い唯一の親友と呼べた少女。
元は貴族の家系だったがあまり裕福とはいえず度重なる借金に苦しんだ末に両親が彼女を売り渡す契約で奴隷となる。
その為かイツカも出会った当初は彼女を毛嫌いしていたが慈愛に満ちた優しさに触れた事で只の偏見だったと思い知る。
だがある日雇い人の男数人に囲まれ強姦された末に死亡とイツカには伝えられたが…実はこの後偶然通りがけた英国紳士に救われており新生活を始めていた。
がそれも束の間、武芸者としての素質を見抜いたギリウスに誘拐され目覚めさせられた上に操られ急襲してきた。
急遽救援に現れたハヤト達のおかげで彼女は救われ以後IS学園の生徒として生活するようになった。
使用ハンドレッドはテイマー型コンドルの「エアスト」。
彼女には動物形態から武装形態となれるレベルまでの腕がある。
それぞれの原作他キャラヒロインとの関係
ハンドレッド
エミリア ハヤトと並ぶ良き戦友。
アリナ オリキャラその6エミリアの妹.リトルガーデン入学式前にイチカに一目惚れしたと抱き着いてきて以降彼を半ばストーカーするようになる。
カレンと正式に付き合った今でも彼女だけは未だイチカを諦めていない。
クレア ハヤト同様に好意を抱くがどちらを婿に貰うべきか迷っている内に二人共恋人を作ってしまった為に一人後悔する。
リザ 耳年増でカレンにエスコートを伝授していた。
フリッツ 良き戦友。だけど原作では一人だけ力が覚醒していない為ほぼ空気。
レイティア 良き戦友。ほぼフリッツに弄られているか鍛錬しているかである。
アルフォンス 犬のテイマー型ハンドレッドであるシルバーブリッツを駆使するフリッツよりも若干出番の多い太っちょな男子生徒。
ちなみにイチカのリトルガーデン寮ルームメイトで彼とも結構仲が良い。
但しシルブリの暴走が巻き起こす事件に巻き込まれたりもしたが…
オルフレッド姉弟妹
ネサット ハヤト同様に気を許す存在。
クロヴァン 姉に姉弟以上の気持ちを抱いている為か彼女に他の男が近付くのを嫌がるが彼女に咎められ仕方無く協力を妥協している。
ナクリー 憎まれ口を叩くが本当は彼等を凄く信頼している。
IS側
セシリア イチカに対しては淡い恋心を抱く様になるがボッチ飯だった為食堂の会話を聞いておらず彼がカレンと恋人同士である事に気が付かなかった。
ようやく真実を知り一人絶望していたが…
春季に対しては良き戦友。
秋彦に対しては家族を大事に出来ない愚か者との印象を抱いている。
鈴 イチカが一夏だと見抜き幼い頃から淡い恋心を抱いていたがカレンとの関係を知り引き下がる。
春季の事は叔父の影響でバトルジャンキー化した事を多少心配している。
秋彦?あーアイツは腐ったゴミにたかる蠅以下だわ。
シャルロット イチカ 腕っぷしに憧れる。
春季 マフィアの首領候補に選ばれている彼に驚くが救われ惹かれ始めるが…
秋彦 姉の七光だよね…
ラウラ イチカ 力を振るおうとしない愚か者と最初は思うが彼に救われ兄上と慕う様になった。
春季 千冬の汚点と当初は思うが彼の再起する真の強さに惹かれる。
秋彦 千冬の汚点その2.後に唯一の汚点となる。
ISヒロインズ専用機の強化点
ブルー・ティアーズ 元々レーザーという割と高い火力を持っているので今の所は変更無。
甲龍・改 サベージに対抗出来る火力にイチカと束の手で改修。
龍砲の弾丸を拡散式に切り替えられる様になった事で従来よりも火力が上がった。
近接・中距離武装である双天牙月も性能が向上している。
ラファール・リヴァイヴシャルロット仕様 彼女の父親ローグがイチカから提供されたデータを元に開発したパーフェクトパックにより第三世代の中ではトップクラスの性能に。
シュヴァルツェア・レーゲン RSVTシステム<レプリカントサベージ&ヴァルキリートレース>の暴走の過剰負荷とラウラが無意識に発していたセンスエナジーに耐えきれず又イチカにトドメを刺された事で機体フレームは全壊してしまうが奇跡的にコアは無事だった為イチカと束、ラウラへの愛情を持つ音六の手で再設計・改修され、シュヴァルツェア・レーゲン デンスフォッグススプライターとして生まれ変わった。
・シュヴァルツェア・レーゲン デンスフォッグススプライター
シュヴァルツェアレーゲンが再設計・改修を施され生まれ変わったラウラの新たな専用機。
彼女の人工ヴァリアント、アドヴァンスドの力に耐えられる様に勿論ヴァリアブルコアとISコアを融合させたハイブリッド機体である。
その際音六の提案によりレーゲンのISコア人格を複製したサポートAIも搭載された。
ISとしての武装にはワイヤーブレードを脚部に一部増設以外の大きな変更点は無いがハイブリッド機となり、サポートAI搭載のおかげでAICの稼働性能が従来よりも飛躍的に上昇している。
尚、待機形態は紅い太棒状のヴァリアブルストーンで彼女のアドヴァンスドの証である左目に着けた眼帯に普段は嵌めている。
【黒霧雨の宣告神腕手】<シュヴァルツェア・ゴッドスマ―ケンハンド>
人工ヴァリアントとして完全に覚醒したラウラがレーゲンで扱うオリジナル百武装。
春季の機体である千式雷牙の百武装擬き、雷砲血神の運用データを元に開発された為酷似しているが性能はかなり上回っている。
カラーリングは黒と金のツートンカラーを交えた巨大な腕で両手に装備される。
ラウラは主に軍で培った技の数々で戦う。
エナジー弾を込めて撃ち放てるホーミングガトリングが腕手内部に内臓されており誘導性・集弾性に大変優れた武装でありタイプとしてはオールラウンダー型に分類されている。
又レーゲンのAICもしくはE、Nバリアと併用する事で攻撃力を持った不可視の壁弾を飛ばす事が可能。
融合機となった為第四世代機。
レーゲンのISコア人格
人格モデルは黒、ドイツ繋がりで「シュヴァルツェスマ―ケン」のリィズ・ホーエンシュタインである。
尚汚い性格では無い!(個人的推しキャラなので改変)
マスターであるラウラには今後「リィ」と呼ばれる様になる。
白式のコア人格 ハクナ
愚行を犯した秋彦に代わって謝罪する為現れイチカに名付けられた白髪の美少女。
臆病な性格で秋彦に対して不満を募らせていたが反論は出来ず雪羅へとセカンドシフトさせ傷を癒した事で事件が引き起こされた事を悔やんでいる。
現在彼女のコアを用いて新たな機体が造られる計画がある。