遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
評価で頂いた「会話文誰が話してるか分かりづらい」に関しては本当に僕自身も思います。どうすればいいのでしょうか...誰かアドバイス下さい
慎也がカムイのデッキを告げると、その場から音が消えた
慎也とカムイは睨み合っていた
正確にはカムイの方は笑っている
相変わらず言葉は無かった。詩織もシザー・タイガーも声を発する事が出来ない。慎也に仕えるシエンもただ黙っている
その静寂を切り裂いたのはカムイの肯定だった
「その通りっ!正解っいや大正解っ!」
「.....除外時にサーチ効果、手札と墓地のモンスターを除外すれば墓地からも手札からも特殊召喚できる」
「うんうんっ!便利な効果だよねっ?」
「ずっとコントロールを奪い続けるモンスターで、攻撃の出来ない制約を持つのは...[ビッグ・アイ]くらいしか居ない」
「うんっここまで満点だよっ!」
「.....[ビック・アイ]のランクは7。レベル7、ドラゴン族テーマで除外を使うデッキなんて.....他に無い」
慎也の推理を聞くまで、詩織は慎也の発言は誤っていると思い込んでいた。が、聞けば聞くほど他には考えられなくなった。その様子がよほど楽しいのか、カムイの口角は上がり続けていた
やがてその口から改めて答えが告げられた
「その通り、ボクのデッキは”征竜”だっ!」
征竜
それは既に慎也が説明した通り、除外をトリガーとしたドラゴン族テーマ。元は各属性を強化するために生まれたモンスター達。
手札から自身とそれに対応した属性のモンスターを捨てる事で、墓地肥やし、サーチ、蘇生、破壊とそれぞれの効果を発揮する。しかし、共通して、ドラゴン族であれば属性関係なくコストにできる効果を持っており、小型の征竜のサポートもあいまって、彼らは征竜デッキとして集まってしまった。
慎也が認めることが出来なかった理由は、それが強力なデッキであるからではない。
征竜カードのうち、
小型征竜以外の大型征竜モンスター4枚全てが禁止カードに設定され、使用出来ないはずだからだ
「でも...お前、どうやって禁止カードを......っ!?」
「うーん...そんなこと言われてもねっ、ディスクは動いてるよっ?」
「...ディスクの改造かっ!?」
通常、デュエルディスクはリミットレギュレーションを含め、特殊な制定や、チェーンやサーチの処理をすべて行う。もし、それにあとから手を加え、禁止カードを読み込むように改造したのなら可能かもしれない
ディスクの改造は勿論違法であり、法律で定められている。当然慎也にディスクの改造知識は全く無い。それでもそれを疑うしかなかった
「んー残念っ!少しだけ違うっ!」
「何言ってんだよ、ディスクをいじるなんて.....
慎也のストレートな怒りを前にしてもカムイは笑を崩さなかった。その代わりに慎也の質問に答えた
「キミは何にも分かってないよっ」
「だったら言ってみろよ、これが改造じゃないなら何なんだよ!」
「教えてあげるよっ.....ボクに勝てたらねっ?」
「絶対に吐かせる...ドロー!」
慎也のドローは怒りが篭っていた。新たに目的が追加されたが、やることは変わらない。この
「墓地の[バンブー・ホース]の効果発動、除外し、デッキから[赤目のダイス]を墓地に送る。そして[ダークシー・レスキュー]を通常召喚!」
[ダークシー・レスキュー] ATK 0
「墓地の[電々大公]の効果発動、除外して墓地から[赤目のダイス]を特殊召喚!」
[
「レベル1の[ダークシー・レスキュー]にレベル1の
[
[フォーミュラ・シンクロン] DEF 1500
「[ダークシー・レスキュー]と[フォーミュラ・シンクロン]の効果発動、2枚ドローする」
「おおっ、手札を回復しだしたねっ!」
「まだだ、[シンクロキャンセル]を発動。[フォーミュラ・シンクロン]をデッキに戻し、シンクロ素材にしたモンスター2体を特殊召喚する!」
[ダークシー・レスキュー] DEF 0
[
「おおっ、これはこれは」
「再びシンクロ召喚!現われろ[フォーミュラ・シンクロン]!」
[フォーミュラ・シンクロン] DEF 1500
「効果発動、2枚ドローする」
何とか3枚まで手札を回復したが、カムイの1枚で4枚ドローと比べるとやはり目劣りする。[電々大公]も召喚権も使った上で、どれだけ駆け抜けられるだろうか
「[スピードリバース]を発動、墓地の[ベイゴマックス]を特殊召喚する。行け!」
[
「効果でデッキから[タケトンボーグ]を手札に加える。そのまま特殊召喚する」
[
「俺はレベル3の[
、シンクロ召喚!現われろ[
[
シンクロ召喚を扱うデッキの要となるモンスター。むしろ3ターン目の今にしては少し遅いくらいの登場だ。
「ドローする気だねっ?」
「当たり前だ。[ドミノバタフライ]の効果発動。手札の[音響戦士サイザス]を捨て、除外されている[スノウ・ベル]を手札に加える!」
手札に欲しいカードを手札に加え、墓地にいてほしいカードを墓地に送った。たった1度の処理だが、上手くコンロール出来ていた
「[アイアンコール]を発動。墓地の[フォーミュラ・シンクロン]を特殊召喚する」
[フォーミュラ・シンクロン] DEF 1500
「またキミかっ」
「まだだ。墓地の[サイザス]の効果発動、除外し、除外されている[マイクス]を特殊召喚!」
[音響戦士マイクス] ATK 2300
「さらに[タケトンボーグ]の効果発動!リリースし、デッキから[赤目のダイス]を特殊召喚する!」
[
「これで村上さんは風属性以外のモンスターが召喚出来なくなりましたね...」
『でも[ライブラリアン]はもういるガウ!』
詩織のいうとおり、[タケトンボーグ]の効果使用後は風属性モンスターしか召喚できなくなる。[マイクス]を経由したことにより、召喚権は増えているが召喚するモンスターの吟味が重要だ
「俺はレベル5の[音響戦士マイクス]にレベル1の[
[
「[ラリアン]の効果だ、1枚ドローする!」
「今度は少ないねっ!」
[ライブラリアン]の効果のみのため、1枚だけドローした。[スノウ・ベル]と合わせて手札は2枚。そのうちの1枚はすぐにディスクの中へと消えていった
「[貪欲な壺]を発動。墓地の[クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン]、[赤目のダイス]、[ベイゴマックス]、[タケトンボーグ]、[マイクス]をデッキに戻して2枚ドロー!」
「随分ドローするねっ」
墓地を利用するデッキだが、最早必要のないカードをデッキに戻し、少しでも手札に還元した。
「[死者蘇生]を発動。墓地の[赤目のダイス]を特殊召喚する!」
『慎也の旦那なんで[赤目のダイス]ガウ?』
「...あっ、[貪欲な壺]で[クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン]を戻しちゃったから蘇生対象が居ないんですね」
『いえ、皆木殿。それは違いますぞ』
制限蘇生カードでわざわざ特殊召喚するモンスターは[赤目のダイス]。ドローするためには墓地に強力なモンスターは残しておけなかった、と皆木は考えた。
が、シエン曰くどうやら違うそうだ
[
「効果発動。[ダーマ]のレベルを5にする!」
「レベル5?...なるほどねっ!」
カムイは一足先に慎也の狙いを理解した。今更理解した所で答えはすぐに現れるのだが
「俺はレベル5の[
「で、デルタアクセルシンクロですか!?」
『でも[タケトンボーグ]の効果で[クェーサー]も[シフル]も特殊召喚できないガウ!』
詩織達の反応を他所に慎也は召喚口上を述べた。ディスクも正しく機能し、やがてシンクロ龍が姿を現す
「隠されし裏宇宙。悠久の時を経て、我が地にも姿を見せゆ。顕現せよ、この全銀河をかけ巡れ!デルタアクセルシンクロ!現われろ[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]!」
[コズミック・ブレイザー・ドラゴン] ATK 4000
「おおっ!格好いいドラゴンだねっ!」
「[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]は風属性。今の制約下でもシンクロ召喚は可能だ」
レベル12の大型モンスターの説明もそこそこに、既に慎也は残りの手札に手をかけていた。それもすぐに見せる
「[
[
[
「俺はレベル5の[
[スターダスト・チャージ・ウォリアー] ATK 2000
「効果で1枚ドロー。[
[クリアウイング・ファスト・ドラゴン] ATK 2500
「まだだ!場に風属性モンスターが2体以上いる時、手札の[WW-スノウ・ベル]は特殊召喚できる。行け!」
[WW-スノウ・ベル] DEF 100
「俺はレベル6の[スターダスト・チャージ・ウォリアー]にレベル1の[WW-スノウ・ベル]をチューニング、その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現われろ[クリアウィング・シンクロ・ドラゴン]!」
[クリアウイング・シンクロ・ドラゴン] ATK 2500
「[スノウ・ベル]をシンクロ素材としたモンスターは効果で破壊されない」
「す、すごいです!風属性の強力なモンスター達が!」
『[クリアウイング]系統3体にデルタアクセルシンクロまで...やるガウな!』
レベル7、8、12とシンクロモンスターが並んだ。モンスター効果。エクストラデッキから召喚されたモンスターの無力化。魔法・罠、モンスター効果、さらにモンスターの召喚無効。最後の[クリアウイング]に至っては破壊されず、レベル5以上を対象にとる効果とレベル5以上の効果無効下を持っている。
場はかなり制圧しているが、安心はできない。確実に勝利するべく、プレッシャーはかけ続けたい
「...バトルだ、[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]でそっちの«цпкпошп»に攻撃!"カタストロフ・ギャラクシーカノン"!」
慎也が狙いを定めたモンスターはエクシーズ召喚された方。読み通り[ダークマター・ドラゴン]だとすると戦闘は相打ちになってしまう。それは慎也も望んでいないらしい
「[ファスト・ドラゴン]の効果発動!お前のそのモンスターの攻撃力を0にし、効果を無効化する!」
「あーららっ」
慎也の予想通り、エクシーズモンスターが[ダークマター・ドラゴン]であろうと、そうでなかろうとこれで関係ない。このまま攻撃が通れば[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]の攻撃力4000がカムイを直接襲う
「...」
(そのリバースカードは何だ?)
慎也の視線の先にはカムイのリバースカード。ここまで展開を許したのだから攻撃反応系か、サポートカードか。
「あ、きになるっ?」
カムイは挑発的にディスクに触れて見せた。どうやらリバースカードを発動するらしい。
どんな効果か気になるが、«цпкпошп»がそれを許さない。だがそれもたった1枚。無効にする前提でバトルフェイズに入っている
「リバースカードオープンッ!«цпкпошп»!」
「だめだ、[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]をエンドフェイズまで除外し、その発動を無効にする!」
慎也の宣言通り、[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]は姿を消した。エンドフェイズには帰還するため、次のターンにはまた制圧力の底上げに貢献する。しかし、まだ3体のシンクロ龍達の攻撃が残っている。[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]の帰還を待つことは無さそうだ
慎也が次に攻撃させようと[クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン]に目を向けると.....
「...なっ!?」
[クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン]も同様に姿を消していた。もっと言えば隣の[クリアウイング・シンクロ・ドラゴン]も[クリアウイング・ファスト・ドラゴン]も慎也のフィールドから消えていた
「お、俺のモンスターはっ!?」
「墓地見てみなよっ」
カムイに促され、自らの墓地のカードを確認すると、そこには4枚のカードが追加されていた。紛れもなく先程まで慎也のフィールドにいたはずのドラゴン達だった
「な...なんで.....[コズミック・ブレイザー・ドラゴン]は......?」
「残念だけどこのカードに効果はチェーン出来ないよっ」
「っ!?」
カムイの一言に思うところがあり、慎也は墓地からフィールドに顔を上げた。案の定、カムイのフィールドには新たなモンスターが召喚されていた
«цпкпошп» ATK ?
「.....[超融合]か」
「あはっ!悔しそうだねっ!残念だねっ!贅沢な[
手札は0枚
モンスターも奪われた
「さっ、エンドでいいかなっ!?」
それでも必死に戦った
だが、カムイの掌の上に踊らされていたに過ぎなかった
「ねぇっほら早くっ!」
連続シンクロ召喚も、ハンドレスからの復帰も
慎也は全てを出し切ったが、それでもなおカムイは嘲笑う
何を必死に
「道化みたいだね」
カムイの一言は慎也の深くに刺さった。
それが今までの声色と違うからではなく、心を見透かされたからでもない。道化という単語に意識は持っていかれてしまった
「.....道化?」
「そうっ!今のキミにピッタリだよ!わざわざ恋人を助けにこんな危ない所に来てさっ、弱っちい下っぱを倒していい気になってさっ、ボクにあっさり負けちゃうんだっ!完全に計画通りとしか言いようがないねっ!」
「.....計...画?」
これから慎也にトドメを刺すであろうカムイの発言は、慎也の興味を引くものだ。道化、計画、2つの単語を盾に、目の前の地獄から目を背けているだけかも知れないが
「やっぱり.....この規模がゲリラで動くわけない...お前らは一体...」
「それどころじゃないでしょっ?もうやられちゃうよ?」
自分のフィールドにモンスターが居ないためか、嫌にカムイが良く見える。視界の良ささえも慎也の精神を追い詰めていた。慎也のフィールドを無に期したのもカムイ、慎也の意識を逸らそうと語りかけたのもカムイ。そして今再び現実を見せたのもカムイ。
慎也の内面は、カムイに揺さぶられ、ボロボロになりかけていた
(ダメだ。もう勝てない...
詩織ちゃんを助けられない.....強さを見誤った、何十人と戦ったけどこいつは桁違いだった......征竜、禁止カードを扱うなんて...どうすればいい!?)
自問自答は虚しい
実質
(.....そうだ、何を考えているんだ)
思いついてしまえば目の前の風景はなんにも怖くない。自らの危機などあってないようなもの。
征竜を認めたディスクを恨んだ瞬間もあったが、今は感謝すらしていた
ディスクに設定されている各フェイズの制限時間だ
(目一杯時間をかければ俺もあいつも逃げらない。その間に何とか詩織ちゃんを.....シエンに案内させればなんとかなるか?最悪の場合......
「村上さん!!」
透き通った声に慎也は思わず体ごと振り返った
そして驚愕する
今まさに身を呈して守ろうとした存在が、ディスクを構え臨戦態勢に入っているからだ
「な...何してるの!?戦っちゃダメだ!今の内に逃げるんだ!」
「村上さんこそ諦めないでくださいよ!私は...戦えます!」
「あいつら禁止カードすら使うんだ!危険だ、稼げる時間は多くない、早く逃げて!」
「私が今逃げたら村上さん負けちゃいますよ!2人で勝って一緒に逃げましょう!」
「駄目なんだよ...黒川に頼まれたんだ、渡邉さんだって何とか逃がしてくれたんだ.....ここで俺が何も出来ないなんて顔向けできないよ!」
「そうですよ...私だってもう私だけ皆に守られて......逃がされて...ただの喘息です、私は戦えます!」
不思議と詩織の顔色は良くなっていた。折角見出した策も、詩織本人に否定されてしまうと意味がない。説得を通じて慎也に新たな選択肢が生まれた
(どうする...説得を聞いてくれたとしても今更逃げる時間があるのか?だったら.....乱入ペナルティは痛いけど詩織ちゃんに次のターンを預けるか?詩織ちゃんならもしワンキルも不可能じゃない.....でもそれでいいのか?今はあいつの手札は...5枚。内4枚は征竜でサーチした各属性のドラゴン族。いや、[超融合]で捨てた可能性もある...そうだ[ダークマター・ドラゴン]で墓地に落としたモンスターも分かってない。仮にまた[アークブレイブ]と[イリテュム]だったら詩織ちゃんにかなり分が悪い!クソ!もっと俺が敵の情報を掴んでいればもっと...)
『慎也の旦那!』
(どうする、どうする!?急げ、どうすれば詩織ちゃんだけでも助かる?俺は何を捨てればいい?この身以外にそれがあるのか?クソ、クソ!)
『殿、しっかり!』
(分からない、どうすればいいんだよ.....俺は詩織ちゃんをどうすれば......)
『村上さん!!』
カムイがカードを引いた。
自分のドローフェイズならごく自然の事だ。そう、今は既にカムイのターンになっていた。
遅延行為への対策として設けられたディスクの設定。意味の無い無限ループや、長すぎる長考がその行為に当たる。通常であれば引っかかるはずのない制約だが、些か慎也の決断は遅すぎた。
免れない敗北がすぐ目の前にある
「......え?」
ドローを合図に2体の«цпкпошп»の攻撃が始まった。慎也にはそれを受けるライフもモンスターも居ない。それを止めるカードも無い
「む...村上さァァん!!」
「残念だよっ終わりだ」
慎也は長考しすぎた
結果何も得られずに敗北
慎也 LP 5500→500→0
「ぐ...あぁっ......」
「村上さん!村上さん!!」
慎也の敗北。それはどう努力しようと揺るがないもの
シエンも詩織もシザー・タイガーも信じられない様子だ。慎也を抱え起こすが、苦しみの表情をするだけだ
「ぐっ.....し、シエン......詩織...ちゃんを.....」
「あれーっ!なんでまだ意識あるの?」
『っ!』
カムイが迫る。シエンは反射的に抜刀してしまった。
生身の人間に行う行為ではないが、それは通用しなかった。
刀はカムイを無視するかのように通り抜けた
『なっ!?』
「物騒だね、主が倒れているんだから精霊が僕らに干渉出来るわけないだろ」
『貴様...我が見えているのか?』
「...もちろんっ」
カムイの視線は完全にシエンと繋がっていた。シエン自身、己が見える人間を慎也と詩織以外に知らない。3年という時を経て、様々な物体に干渉できるようになったが、そもそも干渉できない人間は初めてだ
「まぁ、勝ってないけど教えてあげるよっこのスーツには"断絶金"という
『なんだと...貴様は一体何者なのだ!精霊を認識し、禁止カードに"適合"するなど!』
慎也は辛うじて意識を保っているに過ぎない。体中を襲う痛みに耐えながら、まだ詩織の事を諦めていない。
シエンとカムイの会話に散りばめられた単語も当然理解の外にある
何とか起き上がり、見据えた先にはカムイの笑顔。吐き気のするような嫌悪感を噛み締め、せめてもの思いで睨みを効かせた
やがてカムイが語った
「ボク達は
キミ達の住む日本に支配された国、"月下"から来たん精鋭だよ」
文字を白くすると見えなくなるんですね、勉強になりました
ぶっちゃけどうですか?
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読みたいからやめて欲しくない
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読みたいけど無くなったら読まない
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普通
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無くてもいい
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読むのが億劫