遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる! 作:v!sion
次も間に合うかな...
「いくつかの
ワンキルによってはやく勝利し、しばらく待機している生徒も多い。しかし、まだ長期戦の最中の者がまだいる。蛭谷は開始10分たった今もなお激戦の中に身を投じていた
早乙女 手札:2枚 LP 3500
モンスター/ [超量機神王 グレート・マグナス] ATK 3600
魔法・罠 /リバース2枚
蛭谷 手札:1枚 LP 2600
モンスター/ [毒蛇神ヴェノミナーガ] ATK 4000
/ 裏守備
魔法・罠 / リバース1枚
フィールド/ [ヴェノム・スワンプ]
「...おう、よう頑張るの!お前さんのターンだぞ!」
「ハァハァ...俺のターン!」
数十ターンを経て両者(?)疲弊の色が見える。特に蛭谷は常に対応に追われる形で右往左往している。そして今引いたカードを使用する
「...っ!良し![ワーム・アグリィ]を反転召喚、そしてリリース![ワーム・クイーン]をアドバンス召喚!」
[ワーム・クイーン] ATK 2700
「[アグリィ]の効果で相手のフィールド上に特殊召喚!」
[ワーム・アグリィ] ATK 100
「そんなもん要らんぞ!」
「何も無いならバトルに入りますぜ!?」
「いいや!メインフェイズに[グレート・マグナス]の効果で[アグリィ]をデッキに戻すわい!」
[グレート・マグナス]が隣に位置する小型ワームに拳を落とす。このまま[アグリィ]に攻撃を許すとLPが持たない、バトルフェイズに入る前に使わなければならないため発動を強制させられた
「これで[グレート・マグナス]の素材は3個ですぜ!?」
「うむ!やられたものだのぉ!もはや効果耐性はない!」
(さて...効果が効くっつってもなぁ...[ワーム・キング]は落ちちまったし...殴るしかねぇ!)
「バトルだ![ヴェノミナーガ]で[グレート・マグナス]に攻撃!!」
毒蛇が大型機械に迫った。[グレート・マグナス]がその身1つで返り討とうと構えたが、そこに早乙女が選別を送る
「罠発動![超量機神剣-マグナスレイヤー]!超量エクシーズモンスターのランク×100ポイント攻撃力を上げる!」
[超量機神王-グレート・マグナス] ATK 3600→4800
超量必殺の武器[マグナスレイヤー]。その大型の剣を手にし、毒蛇に刃を降ろす
「越えてきやがったな...だったら俺も!罠発動![針虫の巣窟]!デッキトップ5枚を墓地に送る!」
「ほう![ヴェノミナーガ]の攻撃力を上げる気だな!やってみい!!」
デッキトップに刺々しい虫が湧き出す...その虫は墓地へと蠢く。落としたカードは...
[カゲトカゲ]、[死者蘇生]、[ワーム・ゼクス]、[毒蛇の供物]...[ヴェノム・スワンプ]
「ぎ、ギリギリだな...墓地の爬虫類が増えたことにより[ヴェノミナーガ]の攻撃力アップだ!」
[毒蛇神 ヴェノミナーガ] ATK 4000→5000
強化された[グレート・マグナス]に対し、さらに攻撃力を上げた[ヴェノミナーガ]。数値は上回ったため、[ワーム・クイーン]の追撃も含めれば逆転の流れも掴める
「やるのぉ...だが、今の[グレート・マグナス]は超量カード以外の効果も受ける!」
「...な、何が言いたいんですかい?」
「これじゃ、ダメステに入る!」
「ま、まさか!!」
「[リミッター解除]!機械族モンスターの攻撃力を倍にする!」
[超量機神王 グレート・マグナス] ATK 4800→9600
「慢心せずに[グレート・マグナス]を効果破壊するべきだったのぉ!!」
「ち、ちくしょう...」
さらにさらに強化を重ねた[グレート・マグナス]は轟音と共に剣を叩き込んだ。[ヴェノミナーガ]は戦闘破壊されると自己蘇生効果を発動出来るが、その効果の発動タイミングはない。神の名を冠する毒蛇は散った
LP 2600→0
蛭谷LOSE
*
「あー...蛭谷負けちゃったか....」
「でもよくあそこからここまで...善戦されましたよ」
「そうね、よく頑張ったわよ」
「それにしても長かったねー!」
「...あ、トーナメント表が更新されましたよ!」
「はい...お待たせしました!ただ今全ての
斎藤 ー
├ー
ー │
├ー
ー │ │
├ー │
高城 ー │
├ー
城ヶ崎ー │ │
├ー │ │
ー │ │ │
├ー │
ー │ │
├ー │
霧崎 ー
Cブロック優勝
ー
├ー │
楠 ー │ │
├ー │
ー │ │ │
├ー │ │
枢木 ー │ │
├ーー
早乙女ー │
├ー │
ー │ │
├ー
小鳥遊ー │
├ー
ー
「それでは時間も推してますので移動をお願いします!」
*
ー斎藤vs高城ー
「ん?やぁ高城くん、やっばり君が相手なんだね」
「およ?たしかに~先輩、もう当たっちゃいましたね~」
「うん!...そういえばバイトどうしたんだい?」
「もちろんお休み貰いましたお~」
「そうだよね。店長、今日一人か...」
「あやや~...これ終わったら顔だしに行きましようか~」
「うん、それがいいね!」
ーーー
ーー
ー
ー城ヶ崎vs霧崎ー
「おはようございます!よろしくお願いします!!」
「はいはい~...ちゅーか君、キャラ変わりすぎやない?」
「はい?何のことですか??」
「いや...ええわ..」
ーーー
ーー
ー
ー楠vs枢木ー
「やっと始まるようだな」
「そうですね。...ところで」
「ん、なんだ?」
「”くすのきともき”って...韻踏んでますね...ふふww」
「ああ、お袋の再婚がきっかけでなこんな感じになってしまった」
「あ...あの、すみません...」
「なぁに、嘘だ」
「うそかーい!」
ーーー
ーー
ー
ー早乙女vs小鳥遊ー
「おう!もうお前さんと当たるのかい!厳しいものじゃのう!ガハハハハッ」
「...相変わらず...うるさいね...」
「お前さんが静かすぎのじゃい!」
ーーー
ーー
ー
「それでは始めてください!...
「「「「
勝ち進み、
ー斎藤vs高城ー
「また先攻だ、ラッキーだね!オレは[花合わせ]を発動!デッキから
[
[
[
[
「わあ~いっぱいでできたね~」
「これからだよ![
[
「[
斎藤がデッキトップをディスクを介して覗く。ディスクの進歩によりわざわざ相手まで詰め寄る必要もなく、自らのディスクを操作するだけでこの処理は終えられる
「あや、見られちゃった」
「失礼、...うーん、ボトムに置いて貰おうかな」
「はいはい~」
「続けるよ![
[
「まだ行けそうだね、場にレベル10以下の
[
「[
「ドローカードが
「うん、[花積み]を発動!オレのデッキトップに好きな
ディスクを操作し、斎藤は欲しい
「[超こいこい]を発動!デッキトップ3枚をめくってその中の
[
[
[
「場の[
[
2000
「[
「レベル2の[
[
「おおぅ~2体目だ~」
「そうだよ!さあオレはカードを1枚セットしてエンドだ!」
斎藤 手札:2枚 LP 8000
モンスター/ [
/ [
魔法・罠 / リバース1枚
「私のターンですね~ドロー」
「ドローフェイズに[
高城がデッキトップに手を掛けた隙を
「うにゃ!?...ドローしただけなのにぃ~」
高城 LP 8000→6500→5000
「すまないね!ちなみに[
「あやや~参りましたね~」
「ではでは、[マジェスペクター・キャット]を召喚します~」
[マジェスペクター・キャット] ATK 100
「[ラクーンちゃん]の効果でデッキからマジェスペクターカードをサーチします~[マジェスペクター・ユニコーン]をサーチ~」
「フィールド魔法[マジェスティック
[マジェスペクター・キャット] ATK 100→400
「さらにさらに~マジェスペクターモンスターをリリースするとデッキからレベル4以下のマジェスペクターモンスターを特殊召喚できるよ~[キャットちゃん]をリリースしてデッキから[フォックスちゃん]を特殊召喚~」
[マジェスペクター・フォックス] ATK 1500→1800
「[フォックスちゃん]の効果でデッキからマジェスペクタートラップカードをサーチするよ~[マジェスペクター・テンペスト]をサーチ~」
「そしてそして~[エキセントリック・デーモン]と[マジェスペクター・フォックス]をスケールにセット~」
[エキセントリック・デーモン] (7)
[マジェスペクター・フォックス] (2)
「ここでペンデュラム召喚!みんな集合~!」
[マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2000→2300
[マジェスペクター・キャット] DEF 1800→2100
[マジェスペクター・クロウ] DEF 1500→1800
「特殊召喚された[クロウちゃん]の効果で...」
「来たなペンデュラム!ここで永続
「やん!?イカサマなんかしてないのに~」
マジェスペクターモンスターは常に相手の効果対象にならず、効果破壊されない耐性と召喚時にサーチ効果を持っている。対する斎藤は対象を取らない全体バウンスで対応した。お互い耐性持ちのモンスターを操るが、斎藤の方が打点が高い。さらにドローフェイズの1500バーンも合わせるとなかなか厳しものだ
「仕方ない~帰っておいで私のマジェスペクターちゃん達、でも[クロウちゃん]の効果でデッキからマジェスペクター魔法はサーチするよ~?」
「無効にはしないからね、いいよ」
「[マジェスペクター・ソニック]をサーチ~そして[フォックスちゃん]を対象に発動~!攻撃力を倍!」
「倍!?」
[マジェスペクター・フォックス] ATK 1800→3300
「おいおいーオレがあんなに頑張って出したのに簡単に超えられちゃったよ」
「ごめんね~バトル、[フォックスちゃん]で[雨四光]に攻撃~!」
斎藤 LP 8000→7850
「[ソニック]は攻撃力倍の変わりに相手に与えるダメージが半分になっちゃうよ~」
「またカス札から始めなきゃ...」
「カードを2枚伏せてターンエンド~」
「エンドフェイズに[
高城 手札:2枚 LP 5000
モンスター/ [マジェスペクター・フォックス] 3300→1800
/ [マジェスペクター・キャット] DEF 2100
魔法・罠 / リバース2枚
フィールド/ [マジェスティック
「オレのターン、ドローは無いっと...じゃあ[
[
「[
「ウ〜ン...手札もないですし、カウンター
マジェスペクター用のカウンター罠、発動条件から他テーマでも使用出来ないことはないカードだ。だが、名称からサーチが可能なマジェスペクターでこそその本領が発揮できるためマジェスペクター専用カードと言ってもいいだろう。何がともあれ斎藤の一手は止められてしまった
「おいおいー...じゃあかけてみるか、墓地の[花積み]の効果発動!除外して墓地の
「墓地効果まであるんだねぇ~強い強い」
「そうだね、[
[
「効果で墓地の[
[柳]は斎藤の墓地に力を使う。デッキにいてもいいカス札を戻し、必要になるサポートカードを引けるよう、願いカードを引く
「うん!いいね、[超こいこい]を発動!行くぞ!?」
「かけるんだね~」
「ああ![超こいこい]は3枚めくったうちの
そう言い、静かに効果の処理を行う斎藤。ライフにはまだ余裕があるとはいえここで多くの
「[
「2枚だね~」
「ああ!2体を特殊召喚だよ!」
[
[
斎藤 LP 7850→6850
「墓地の[超こいこい]の効果を発動!除外し、場の
[
「効果でドロー![
「手札から[
[
「効果は使わない、レベル2の[
[
「バトルだ!って[キャット]守備力高いな...[雨四光]で[キャット]に攻撃だ![猪鹿蝶]がいる限り、オレの場の
「やん![キャットちゃん]~...」
高城 LP 5000→4100
「[猪鹿蝶]でダイレクトアタックだ!」
高城 LP 4100→2100
「およよ~...やばいね!」
「ターンエンドだよ!」
斎藤 手札:0枚 LP 6850
モンスター/ [
モンスター/ [
魔法・罠 / [イカサマ御法度]
「うぅ~ドロー」
「ドローフェイズに入ったね?1500バーンを与えるよ!」
高城 LP 2100→600
「むむむ...もうこれ以上は無理だね~」
「でもでも!私はやっちゃうよ~!ペンデュラム召喚~みんな集合~!」
[マジェスペクター・キャット] DEF 2100
[マジェスペクター・フォックス] ATK 1800
[マジェスペクター・クロウ] DEF 1800
[マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2300
「この子達の効果をチェーンするよ~[キャットちゃん]と[クロウちゃん]で[マジェスペクター・ソニック]を、[フォックスちゃん]で[マジェスペクター・テンペスト]をサーチするよ~」
「来たね、でも[イカサマ御法度]を使わせてもらう!手札から出てきた奴には帰ってもらおう!」
斎藤の場の永続罠が輝く。対するマジェスペクター達もサーチ可能なカードをデッキから高城に手渡した。その役目を終えると自らも高城の手札に加わった
「よしよし~じゃあ[マジェスティック
[マジェスペクター・フロッグ] ATK 1600
「私のフィールド上に魔法使い族モンスターがいるから[デーモン・イーター]を特殊召喚~」
[デーモン・イーター] ATK 1500
「[フロッグちゃん]の効果でデッキから[マジェスペクター・テンペスト]をセットするよ~」
「[フロッグちゃん]をリリースして[ユニコーンちゃん]をアドバンス召喚!」
[マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2300
「バトルに入るよ~」
「さっきと同じか...っ!」
「[ソニック]で[フォックスちゃん]の攻撃力を倍!そして[雨四光]に攻撃~!」
斎藤 LP6850→6700
「やるね...」
「やるよ~![ユニコーンちゃん]の効果発動~!私の場のペンデュラムモンスターと相手のフィールド上のモンスターをバウンスするよ~![フォックスちゃん]と[猪鹿蝶]をバウンス~」
「[雨四光]がいないからね...通すしかない。[イカサマ御法度]はオレの場に
[猪鹿蝶]と共に[イカサマ御法度]も消えた。高城は迷わず攻めの姿勢を続ける
「[ユニコーンちゃん]でダイレクトアタック~!」
「通すよ、[テンペスト]はきついけどオレのターンで...「攻撃宣言時!」
「...何かあるのかい?」
「[マジシャンズ・サークル]を発動~!魔法使い族モンスターが攻撃宣言した時、お互いにデッキから攻撃力2000以下の魔法使い族モンスターを特殊召喚できるよ~!」
「お互いか...ってオレのデッキにはいないよ」
「ではでは私だけ~おい[ユニコーンちゃん]~!」
[マジェスペクター・ユニコーン] ATK 2300
「あ、[ユニコーンちゃん]の攻撃はしますよ~」
斎藤 LP 6700→4400
「今出てきた[ユニコーンちゃん]でもダイレクトアタック~」
「これは厳しいな...」
斎藤 LP 4400→2100
「[デーモン・イーター]でもダイレクトアタック~!」
バトルフェイズ中のフリーチェーンカードにより、斎藤に大ダメージを与える高城。前半のおっとりさも抜け、攻めの手を緩めず猛攻するが
斎藤 LP 2100→600
「...危ないね」
([花積み]も落ちてる、何とかなりそうだけど...)
[花積み]の墓地効果で
「いいえ、メイン2 にはいるよ~![マジェスティック
[マジェスペクター・フロッグ] ATK 1300
「...まさか?」
「ほいさ!レベル4の[デーモン・イーター]と[マジェスペクター・フロッグ]でオーバレイネットワークを構築~エクシーズ召喚!おいで[ガガガガンマン]~」
[ガガガガンマン] DEF 2400
「ははは...参ったね...そのための[デーモン・イーター]か」
「えへへ~[ガンマンさん]の効果発動~!相手に800バーンダメージを与えるよ~」
バーンで始まり、バーンで終える
LP 600→0
斎藤LOSE
ガンマンって懐かしいですよね
~おまけ~
「高城の
「そうだね!慎也、早乙女先輩の[アルファン]は!?」
「普通に可愛いね~手握りたい、尻尾モフモフしたいー」
「...というより村上君なんでも可愛いって言うわよね?」
「そのようですね...」
「及川さんのカエル達も可愛い可愛いってにやけてたわよ。ね、詩織?」
「は、はい...そうですねー」
「...あらあら」
「慎也、あっちのフィールドは?」
「うんうん~可愛い~」
「慎也あっちは...」
「可愛いねー」
「慎也、慎也の左にいる女の子は?」
「うん、可愛い」
「ふぇえ!?」
「どのへんが?」
「華奢なのに力持ちのギャップとか、誰相手でも丁寧語なのに驚くとたまに出る変な声とか、読書すると眠くなっちゃうとことか、俺のブカブカのシャツきて喜ぶ子供っぽい所とか、子供っぽいのに下着は意外とセクシーなものな所とか、お酒に弱い所とか...あと美味しいご飯作る所かな?」
「む、村上さん///」
「ちょっと待なさい、何個か聞き捨てならない箇所があったんだけれど?」
「皆木さん...どんなお召し物で?」
「れ、麗華ちゃん!スカート捲らないで!!///」
「アハハハハハ!!」
「あー可愛いねー」
『殿...皆木殿達が軽くパニック状態になっておりますが...?』
「え?...どしたのみんな??」
《殿...無意識ですか...》
ぶっちゃけどうですか?
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読みたいからやめて欲しくない
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読みたいけど無くなったら読まない
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普通
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無くてもいい
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読むのが億劫