遊戯王が当たり前?→ならプロデュエリストになる!   作:v!sion

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疲れた…すごくエネルギー使った気がします。ルビ降っている途中で炒飯作りに行ったんですけど戻ったらスリープモードなっててそのまま消えてました。炒飯はおいしかったです。

どうもこんにちわ。場面展開多すぎますかね?構内大会がやっと始まりました!!ドーゾ!


二章 【聖帝構内大会開幕】
第十四話 Admission


『殿、申し訳ありませぬがしばしモンスター界に帰ります、構内大会までには戻りますので』

 

そう言い残し、シエンはモンスター界に帰った。古賀との一悶着後、久しぶりに感じる一人暮らしを慎也は過ごしていた。

 

「…1人分はやっぱり少ないな」

 

その時慎也は3日目の孤食を取り終え、片付けをしていた。シエンがこのタイミングを選んだのは落ち込んでいた慎也への配慮だったのだろうか

 

「気使わせちゃったかな…焼酎とか買っておこうか」

 

最後の皿の汚れを処理し、すすぎを行った。その後自らの体をベッドに投げた。

 

「…古賀には言いすぎたよね…詩織ちゃん達にも迷惑かけた…」

 

「…」

 

瞳を閉じ、古賀への暴言を反芻する

 

「…でも今更謝ったところでな…うーん…」

 

「とりあえずもう寝よう、明日からは学校に行こう…」

 

「…」

 

「…Zzz」

 

いつもならここでシエンが『窓を開けっ放しだ』『着替えた方がいい』等と助言をくれるがここ最近では望めないことだ

 

 

 

 

*

 

 

 

3日後、午前10時25分。聖帝大学

 

「ーでさその時俺が言ったの!ここのラーメンは昼も食べたいって!」

 

「あや〜だからまだメニューにのこってたんだねぇ〜」

 

「おはよう灰田…ん?そちらの女性は…"高城"じゃないか?」

 

知樹が教室に入ると灰田が赤髪の女性となにやら盛り上がっていた。ちなみに遊戯王が日常して3年後あたりからいわゆる"奇抜な髪型"という概念が消滅しつつある。高校での頭髪に関する校則も緩和されている。大学生ともなると赤髪や青髪。銀髪から垣間見える紫髪等様々な色を楽しめる。聖帝では黒髪が多いのだが…

 

「およ?知樹君だね〜慎也から聞いてるよ〜」

 

「灰田からではないのか…楠知樹だ、よろしく。」

 

「"高城千夏(たかぎちなつ)"ですぅ、特別枠に選ばれました!よろしく〜」

 

かなり緩い雰囲気の彼女は"高城千夏(たかぎちなつ)"。慎也や灰田達と同じ高校だ。

 

「そうだな、特別枠おめでとう」

 

「おや?ありがと〜構内大会頑張ろうね〜」

 

「そっかもう今週か!」

 

「うん、構内大会には慎也来るだろうか…」

 

知樹が席につき、鞄を置く。古賀との決闘後から今日まで友樹は慎也と合っていない。構内大会にはちゃんと来るのか心配していたが…

 

「あれ?なんで高城もいるの?」

 

慎也が自然に教室に入ってきた。

 

「慎也…お、おはよう…そのもう大丈夫なのか?」

 

「ん…まあ大丈夫、心配かけて悪かったね。ごめん」

 

「そっか!まあ元気になったならよかったね!」

 

「本当だね、窓あけっぱで寝てたら夜土砂降るんだもん。やってられないよね」

 

「…風邪だったのか?」

 

「うん?…ちょっと長めに休んだけどね…」

 

「まあまあ〜積もる話もあるだろうけどね〜講義始まっちゃうよ〜」

 

苦笑いの友樹に高城が声をかける

 

「ならなんで高城がいるの、早く自分のとこ行きなよ」

 

なぜか外国語学部の選択授業にいる経済学部の高城に移動を促す。

 

「あや!そうだった!じゃあね!」

 

焦りを抱えながら教室を出ようと走っていく。しかし全然進まなく、結局チャイムがなってしまった

 

「あいつ相変わらずアホだな」

 

「はあはあ…な、なんとか間に合いました…」

 

「皆木はぎりぎりだったね!」

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

 

午後12時半。その後講義を終えた慎也と詩織は例のカフェに来ていた、他愛も無い講義風景は割愛しておく。ちなみに知樹たちは次に三限を控えていたため遠慮した

 

「お昼だからちょっと混んでるね」

 

「そうですねぇ、何食べますか?」

 

「お腹空いてる?サンドウィッチとかも頼もうよ」

 

「はい!」

 

「およ?慎也じゃん?」

 

赤髪の少女が慎也達のテーブルに近づく

 

「あれ…あなたは…?」

 

「よう高城、これから?」

 

「うん〜そうそう、じゃあね〜」

 

高城がSTAFF ONLYの扉を開き、中へと消えていく。すぐにきがえてでてきた

 

「いらっしゃいませー!はい、ただ今伺います!」

 

「む、村上さん!高城って言いました?」

 

「え?うん、そっか、名前まで言ってなかったか」

 

「高城って特別枠の生徒だったんですね…」

「というよりオンオフのギャップすごいですよ!?」

 

「うん、そうだね。あ、すみません」

 

「はい!ただいまー」

「チェンジで!」

「そういうのやってないです」

「じゃあカモミールティーとアメリカンとサンドウィッチの盛り合わせください」

「はい、デザートはいかがなさいますか?」

「後で頼みまーす」

「はい。かしこまりました」

 

手際よくオーダーを取る高城、仕事ぶりは流石である。詩織は相変わらず唖然としている。

 

「そうえいば構内大会のメンバーどうなったかね?」

 

「あ、そうですね…私は出れてますかね…」

 

「詩織ちゃんなら大丈夫だと思うよ。…あ、ごめん上からで」

 

「…い、いえ!大会頑張りましょうね!」

 

危うく"特別枠"のワードを出しかける詩織。もう元の慎也に見えるが本人にかける言葉ではないと判断した。そんな時に高城が飲み物とサンドウィッチと共にテーブルに来た

 

「お待たせしました、サンドウィッチの盛り合わせとカモミールティーとアメリカンコーヒーお待たせしました」

「あんまり待たなかったけどね」

「それとこちらサービスのピザトーストです」

「もう一食じゃねえか」

「およ!もう13時になったからポータルサイトで出場メンバー見れるよぉ〜」

「素が出てるぞ」

「ごゆっくり〜」

 

「…食べようか」

 

「は、はい…いただきます!」

 

 

 

 

*

 

 

「ごちそうさま…気になるね、ポータルサイト見てみよっか?」

 

「はい!」

 

ペロリとピザトーストとサンドウィッチを平らげた詩織と慎也が気になるのはやはりポータルサイトだ。慎也が端末を操作する

 

    

        〜構内大会出場者〜

 

6月24日(金)に行われる構内大会の出場者を6月13日(月)〜6月17日(金)の間のデュエルディスクの記録から決定しました。トーナメント表は大会前日に発表いたします。出場者は特別枠の生徒を含めて以下の48名です。

 

 

4年生

秋天堂光

小鳥遊有栖

斎藤健太

児嶋奈美…

 

3年生

 

村上慎也

高城千夏

楠知樹

光代優

古賀拓郎

皆木詩織

西条麗華

草薙花音

富永茂一

灰田光明

蛭谷颯人

米良響子

黒川美姫…

 

2年生徒

 

色嶋雄太

前田篤人

 

1年生徒

 

及川結城

...

 

「…こうしてみるとすごい数だよね」

 

「そうですよね…でも!」

 

詩織が慎也の端末上の"皆木詩織"の文字を指差す

 

「構内大会!私出れますよ!」

 

「うん、おめでとう!」

 

「はい!頑張りましょうね!」

 

「詩織ちゃん近いよ」

 

「あ…す、すみません//」

 

「それにしても皆出れて良かっ…」

 

"古賀拓郎"の文字を見て少し考える素振りを見せる慎也。

 

(古賀…構内大会に出るのか…)

(大会も外道ビートで…まさか…)

 

(…いや、邪推はよそう。相手に勝つ、それだけだ)

 

不安分子が残りつつも構内大会までの5日間が過ぎていった…

 

 

 

 

*

 

 

 

 

『いよいよ今日ですな』

 

「うん、そろそろ行こうかな」

 

午前11時慎也宅。

先日戻ってきたシエンからリモコンを受け取り、テレビを沈黙させようとそちらを向くとそれは気になるニュースを語っていた

 

〈先日、東京都八王子の路地裏に捨てられていたデュエルディスクですがプロデュエリスト"海堂晶"さんの物だと判明しました。海堂さんは一昨日から警察署に捜索願が出されていて、警察は誘拐事件とみて捜査をはじめています…〉

 

「物騒だね…プロデュエリストなら結構大人だと思うんだけど…」

 

『殿、そろそろお時間ですぞ』

 

「う、うん」

 

〈今日同様の事件が多発していて…プツッ

 

戸締まりを済ませ大学へ向かう慎也だった

 

 

 

*

 

 

「ーというわけで出場者は全身全霊で決闘(デュエル)に挑んで欲しい。以上。」

 

「長い話だったな…」

 

 

午後12時聖帝大学。

去年設立された大型決闘棟(デュエルパーク)にて開会式を行う

 

「学園長ありがとうございました。それでは!これより構内大会を

開催します!!」

 

司会の掛け声共にスモッグが吹き荒れる。その煙から構内大会に対する気合が伺える

 

「Aブロックの参加者は各自の決闘(デュエル)スペースに移動してください!」

 

「よっしゃ!頑張るぞ!!」

 

「おい灰田、ちゃんとトーナメント表確認したか?」

 

「してなかった!見せて!」

 

「ほらよ」

 

 

 

〜Aブロックトーナメント表〜

 

 

村上 ー

    ├ー

色嶋 ー  │

      ├ー

古賀 ー  │  │  

    ├ー   │  

前田 ー    │

        ├ー

能登 ー    │  │

    ├ー   │  │

佐藤 ー  │  │  │

      ├ー   │

光代 ー  │    │

    ├ー     │

灰田 ー      

        Aブロック優勝

小池 ー      

    ├ー     │

富永 ー  │    │

      ├ー   │

米良 ー  │  │  │

    ├ー   │  │

唐土 ー    │  │

        ├ーー

黒川 ー    │

    ├ー   │

小宮 ー  │  │

      ├ー

桐谷 ー  │

    ├ー

草薙 ー

 

 

「灰田は早めに慎也とあたるかもな…それにしても…」

 

「そうだなあ…まさか…」

 

「いきなり特別枠同士の決闘(デュエル)ですね…」

 

詩織達は再度トーナメント表を確認する。ほとんど3年生で埋められていて、初戦に特別枠同士の決闘(デュエル)となっている。

 

「まあいいや!慎也先行ってるし、俺も行ってくるわ!!」

 

「おう、頑張ってこいや」

 

なにやともあれ構内大会の初戦がもうすぐ始まろうとしている

 

 

ーーー

ーー

 

 

灰田が自分のスタンバイ場所につく頃、慎也はすでに対戦相手の色嶋と睨み合っていた。

 

「まさかこんなに早く貴方と戦えるとは思いませんでしたよ…村上さん」

 

赤ぶちメガネの少し小柄なこの青年は"色嶋雄太(しきじまゆうた)"。特別枠に選ばれていた生徒の一人だ。

 

「うん、俺もいきなり特別枠と当たるとは思ってなかったよ…」

 

「謙遜ですか?僕は貴方に負け越しているんです。はっきり申しますと悔しいです」

 

赤ぶちメガネの奥の瞳は鋭く、勝利に貪欲な事が伝わるものだった。

 

「…楽しんで決闘(デュエル)しようよ?」

 

「"楽しむ"?それは今の貴方が言えることですか?」

 

慎也が一瞬眉間にシワを寄せた

 

「古賀さんの話は聞きました。悩んでいるのか知りませんけど外道テーマを使われたぐらいであんなに怒りますか?」

「遊戯王は楽しむものだとはわかります。ですがその事も含めて僕は貴方に負けたくはありません!」

 

「…そうだね」

 

色嶋の言葉によりすこし表情が曇る慎也。

 

「君の言うとおりだよ、俺が間違ってるんだろうね?でもね俺はそれを含めても君に負けてあげる気は一切ない」

 

慎也には珍しい攻撃的な発言だ

 

「…何かあるみたいですね、分かりました。僕も全力で戦いましょう」

 

話が一段落するとタイミングよくアナウンスが入る

 

「さあ。お待たせしました!!構内大会Aブロック第一回戦!それぞれ合図とともに決闘を開始してください!!いきますよー!!」

  

    「決闘(デュエル)…スタート!!!」

 

        「「決闘(デュエル)!!」」

          慎也 LP 8000

          色嶋 LP 8000

 

「久しぶりの先攻だな…[紋章獣アバコーンウェイ]を通常召喚、召喚時に手札の[カゲトカゲ]の効果で特殊召喚!」

 

   [紋章獣アバコーンウェイ] ATK 1800

 

   [カゲトカゲ] ATK 1100

 

慎也は紋章獣を選択した。構内大会では複数のデッキで挑む事が許されている、決闘(デュエル)前に申請する必要があるが。メタを張らせないためだろうが実はそもそも複数デッキをもつ生徒はあまりいない。

 

「レベル4の[紋章獣アバコーンウェイ]と[カゲトカゲ]でオーバレイ、紋章獣の祖なる者、その紋章を掲げ第一歩を印せ!エクシーズ召喚、現われろ![No. 18 紋章祖プレイン・コート]!」

 

   [No.18 紋章祖プレイン・コート] DEF 2200

 

「ターンエンドだ」

 

 

慎也 手札:3枚 LP 8000

 

モンスター/ [No.18 紋章祖プレイン・コート] DEF2200

 

魔法・罠 / なし

 

 

「あまり動かないんですね…ドロー」

 

「[和魂(ニギダマ)]を通常召喚、効果で僕は通常召喚に加えてもう一度スピリットモンスターを通常召喚できます。[荒魂(アラダマ)]を通常召喚」

 

        [和魂(ニギダマ)] ATK 800

 

        [荒魂(アラダマ)] ATK 800

 

対する色嶋のデッキはスピリット。今日では非常に珍しいデッキだ。シンクロもエクシーズも出る前からあるテーマなため、専用のシンクロやエクシーズが存在しないが、レベル4が豊富なためエクシーズ召喚は予想できる。紋章獣相手だと少し分が悪いかもしれない

 

「[荒魂(アラダマ)]の効果でデッキから[和魂(ニギダマ)]をサーチします。」

「レベル4の[和魂(ニギタマ)]と[荒魂(アラダマ)]でオーバレイ、エクシーズ召喚!行け[キングレムリン]!」

 

     [キングレムリン] ATK 2300

 

「[キングレムリン]の効果でデッキから[カゲトカゲ]をサーチします。」

 

「カードを1枚セットしてターンエンド」

 

「攻撃しないのか?」

 

「ええ」

 

 

色嶋 手札:5枚 LP 8000

 

モンスター/ [キングレムリン] ATK 2300

 

魔法・罠 / リバース1枚

 

 

「ドロー…さて」

 

([グレムリン]か、俺も[カゲトカゲ]をサーチするか)

 

「手札の[紋章獣レオ]を墓地に送り、手札から[紋章獣アンフィスバエナ]を特殊召喚!」

 

    [紋章獣アンフィスバエナ] ATK 1700

 

「墓地に送られた[レオ]の効果でデッキから[紋章獣ユニコーン]を手札に加える!そして通常召喚!」

 

    [紋章獣ユニコーン] ATK 1100

 

「レベル4の[紋章獣アンフィスバエナ]と[紋章獣ユニコーン]でオーバレイ、エクシーズ召喚、現われろ![No.8 紋章王ゲノム・ヘリター]!」

 

    [No.8 紋章王ゲノム・ヘリター] ATK 2400

 

「[ゲノム・ヘリター]の効果発動![キングレムリン]の効果と攻撃力を奪う!"ディスポセス・フラッシュ"!」

 

「リバースカードオープン、永続罠[連撃の帝王]相手ターンにアドバンス召喚を行う!」

 

「れ、[連撃の帝王]…!?」

 

「[キングレムリン]をリリースして[砂塵の悪霊]をアドバンス召喚!」

 

     [砂塵の悪霊] ATK 2200

 

「[砂塵の悪霊]の召喚時の強制効果発動!相手の場の表側モンスターをすべて破壊する!」

 

「…仕方ないな」

 

「さらに墓地に送られた[和魂(ニギダマ)]の効果発動、場にスピリットがいると1枚ドローできる。場合の任意効果で解決時に[悪霊]がアドバンス召喚しているためドローする」

 

[砂塵の悪霊]はフィールドに降りると膨大な砂埃を舞い上がらせた。その砂は慎也のフィールド上の祖なる者と王なる者を飲み込んだ

 

「…墓地に送られた[プレイン・コート]の効果発動、デッキから[紋章獣アバコーンウェイ]と[紋章獣ツインヘッド・イーグル]を墓地に送る」

 

 

「墓地の[ユニコーン]の効果発動、除外して墓地の[プレイン・コート]を特殊召喚する!」

 

    [No.8 紋章祖プレイン・コート] DEF 2200

 

「ターンエンドだ」

 

「スピリットモンスターは召喚したターンのエンドフェイズに手札に戻ります、エンドフェイズに僕は[砂塵の悪霊]を手札に戻します」

 

 

慎也 手札:2枚 LP 8000

 

モンスター/ [No.18 紋章祖プレイン・コート] DEF2200

魔法・罠 / なし

 

 

「僕のターン。[和魂(ニギダマ)] を通常召喚、そして手札から速攻魔法[帝王の列旋]発動!相手のモンスターをアドバンス召喚のためのリリース要因にできますよ!」

 

「ま、またでるのか…?」

 

「いいえ、こいつです。[和魂(ニギダマ)] と[プレイン・コート]をリリースして[火之迦具土(ヒノカグツチ)] をアドバンス召喚!」

 

     [火之迦具土(ヒノカグツチ)] ATK 2800

 

「ま、まずい!ぼ、墓地に送られた[プレイン・コート]の効果で[ユニコーン]と[レオ]を墓地に、[レオ]の効果で[アバコーンウェイ]を手札に加える…」

 

「こちらも墓地に送られた[和魂(ニギダマ)] の効果で1枚ドロー」

 

「バトルフェイズ、[火之迦具土(ヒノカグツチ)] でダイレクトアタック!」

 

[火之迦具土(ヒノカグツチ)] が燃え上がる髪をなびかせながら慎也へ拳を叩きつける。恐ろしいのはダメージよりも…

 

 

慎也 LP 8000→5200

 

 

「[火之迦具土(ヒノカグツチ)]が戦闘ダメージを与えると次のドローフェイズ前に手札をすべて捨てさせます」

 

「チッ…ハンデスか…」

 

「カードを1枚セット、エンドフェイズに[火之迦具土(ヒノカグツチ)]を手札に戻します」

 

 

色嶋 手札:5枚 LP 8000

 

モンスター/ なし

 

魔法・罠 / [連撃の帝王]

 

     / リバース1枚

 

 

「て、手札を全て捨ててドロー…いい引きだ、このカードを公開する」

 

「せ、[七皇の剣]ですか…」

 

「メインフェイズに[RUM-七皇の剣(ザ・セブンス・ワン)]発動!現われろ![No.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)シャイニング]、そしてランクアップ![CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル]!!」

 

  [CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル] ATK 3000

 

一時的にハンドレス状態に陥った慎也だが通常ドローで[七皇の剣(ザ・セブンス・ワン)]を引けたのは幸運だ。ただここから常に手札が多いスピリットを相手にするのは楽ではない。

 

「[アンブラル]の効果発動、特殊召喚に成功した時相手の魔法・罠を1枚破壊する…ここは[連撃の帝王]だな…」

 

不気味な魔術師が杖を構えると[連撃の帝王]のグラフィックが消えた

 

「[アンブラル]はフィールドで発動したモンスター効果を無効にし、手札を1枚捨てさせ、LPを半分にする事ができる!」

 

「おかしな効果ですね」

 

「バトルフェイズ![アンブラル]でダイレクトアタック!」

 

「手札の[バトル・フェーダー]の効果発動、特殊召喚しバトルフェイズを終了させます」

 

振り子のようなモンスターが耳障りな音を奏でると[アンブラル]もその攻撃姿勢を崩した。手札誘発のため[アンブラル]の無効化効果は使えない。

 

「ターンエンド…」

 

(手札が無い…このままだと…)

 

慎也 手札:0枚 LP 5200

 

モンスター/ [CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル] ATK 3000

 

魔法・罠 / なし

 

 

「スピリットモンスターのエンドフェイズ効果は、強制効果ですので[アンブラル]は厄介ですね…ですが」

 

「[和魂(ニギダマ)]を召喚、手札から[強制転移]発動。[和魂(ニギダマ)]と[アンブラル]のコントロールを入れ替えます!」

 

「なに!?」

 

慎也のフィールド上にいた頼りがい溢れるエクシーズモンスターが小型のスピリットモンスターと役割を交代した。手札も削られ、己の大型モンスターも奪われた慎也だが、色嶋はまだ動く。

 

       [和魂(ニギダマ)] ATK 800

 

(今度はモンスターまで…)

 

「リバースカードオープン[八咫烏(やたがらすのむくろ)]!1枚ドローする。相手の場にスピリットモンスターがいると2枚ドローになる!」

 

「[和魂(ニギダマ)]の効果で[伊弉波(イザナミ)]を召喚、効果で手札を1枚捨てて墓地の[和魂(ニギダマ)]を手札に戻します」

 

       [伊弉波(イザナミ)] ATK 1100

 

「バトルフェイズ、[アンブラル]で[和魂(ニギダマ)]に攻撃!」

 

コントロールが入れ替わった同士の戦闘。勝敗は、明らかだ。

 

 

慎也 LP 5200→3000

 

 

「墓地に送られた[和魂(ニギダマ)]の効果で1枚ドロー。[伊弉波(イザナミ)] でダイレクトアタック!」

 

 

慎也 LP 3000→1900

 

 

「くっ!?」

(ダメージだけでなく手札まで増やされた…)

 

「エンドフェイズに[伊弉波(イザナミ)] を手札に戻しターンエンド」

 

 

色嶋 手札:5枚 LP 8000

 

モンスター/ [CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル] ATK 3000

   

     / [バトル・フェーダー] ATK 0

 

魔法・罠 / なし

 

 

(色嶋の手札は5枚…LPも1ポイントも削れてない…)

 

([アンブラル]も奪われている…"あのカード"を引けるかが勝負の分け目…)

 

「俺のターン…っ!今引いた[貪欲な壷]発動!」

 

「相変わらず引きが強いですね…」

 

戻したカード  [紋章獣レオ]

        [紋章獣レオ]

        [紋章獣アンフィスバエナ]

        [No.8紋章王ゲノム・ヘリター]

        [カゲトカゲ]

 

「2枚ドロー!…よし、[星邪の神喰]発動!」

「墓地の[アバコーンウェイ]の効果発動、除外して墓地の[ユニコーン]を手札に加える。[神喰]の効果でデッキから[超電磁タートル]を墓地に送る…」

 

「守りに徹しますか…」

 

(まだだ…手札もLPも少ないけどまだ守れる…!)

 

「モンスターを裏守備セット…ターンエンド!」

 

慎也 手札:1枚 LP 1900

 

モンスター/ 裏守備

 

魔法・罠 / [星邪の神喰]

 

 

「ドロー…[フェーダー]をリリース、[砂塵の悪霊]をアドバンス召喚」

 

       [砂塵の悪霊] ATK 2200

 

「[悪霊]で裏守備に攻撃!」

 

(落ち着け…まだだ…)

 

[ユニコーン]が破壊される。慎也はまだ[タートル]を使わなかった…

 

「[アンブラル]でダイレクトアタック!」

 

「ぼ、墓地の[超電磁タートル]の効果発動!除外してバトルフェイズを終了させる!!」

 

墓地からでた電磁波のバリアが[アンブラル]から慎也を守る。元は慎也のモンスターだったが今は慎也を悩ませる元凶になりつつある

 

「[星邪の神喰]の効果発動!デッキから[H・C(ヒロイック・チャレンジャー) サウザンド・ブレード]を墓地に送る!」

 

蛭谷との決闘(デュエル)でも見せたコンボ。確実に守りながら展開の準備を行う。墓地と魔法なので[アンブラル]にも引っかからない

 

「まだ終わりじゃないですよね?[悪霊]を手札に戻してターンエンドです」

 

 

色嶋 手札:6枚 LP 8000

 

モンスター/ [CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル] ATK 3000

 

魔法・罠 / なし

 

 

「ドロー!」

 

(ついに手札が6枚まで…もう俺には守るカードは…)

 

冷や汗を拭い思考する慎也。[伊弉波(イザナミ)] も[カゲトカゲ]もにぎられているため展開される事は予想がつく。[悪霊]や[火之迦具土(ヒノカグツチ)] もいるため場のモンスターが一掃される恐れもある。そんな状況で慎也は…

 

(村上さん…笑ってる…?)

 

笑顔を浮かべていた

 

(初戦でここまで追い詰められるとは…守るカードは無い…)

(守るカードがなければ…引く!モンスター効果の制限があるなら使わせる!)

 

「[おろかな埋葬]発動!デッキから[Em(エンタメイジ)トリック・クラウン]を墓地に送る、効果で自身を特殊召喚し、1000ダメージ!」

 

     [Em(エンタメイジ)トリック・クラウン] DEF 0

 

慎也 LP 1900→900

 

「俺がダメージを受けたので墓地の[H・C(ヒロイック・チャレンジャー) サウザンド・ブレード]を特殊召喚!」

 

     [H・C(ヒロイック・チャレンジャー) サウザンド・ブレード] DEF 1100

 

「"クラウンブレード"…残り少ないLPを…」

 

「レベル4の[Em(エンタメイジ)トリック・クラウン]と[[H・C(ヒロイック・チャレンジャー) サウザンド・ブレード]でオーバレイ、エクシーズ召喚!現われろ[No.101 S(サイレント)H(オナーズ)Ark(アーク) Knight(ナイト)]!」

 

    [No.101 S(サイレント)H(オナーズ)Ark(アーク) Knight(ナイト)] DEF 1000

 

「[オナーズ]の効果発動、[アンブラル]を自身のエクシーズ素材にする!」

 

「[アンブラル]の効果で[オナーズ]の効果を無効にし、手札1枚捨てさせ、LPを半分にする!」

 

[アンブラル]が杖を回し始める。[オナーズ]の不思議な力を弾き、お返しと言わんばかりに杖を振りかざし、慎也の最後の手札とLP半分を奪った。しかし墓地に送られた手札は…

 

 

慎也 手札:1→0枚 LP900→450

 

 

「墓地に送られた[レオ]の効果発動![アンフィスバエナ]を手札に加える!」

 

「っ…僕の[アンブラル]をうまく使いましたね…」

 

「元は俺のだよ!」

 

「そして墓地の[ツインヘッド・イーグル]の効果発動!除外して墓地の[レオ]と[ユニコーン]を[オナーズ]のエクシーズ素材にする!」

 

「[星邪の神喰]の効果発動!デッキから[絶対王 バック・ジャック]を墓地に落とす!」

 

「墓地に送られた[バック・ジャック]の効果発動!デッキトップ3枚を確認し、好きな順番で戻す…」

 

(ここで"あのカード"が3枚の内に無ければこのまま負ける…頼む…!)

 

高鳴る鼓動を抑えながらデッキトップに手をかける。3枚のカードをみて慎也の表情は明るくなった、デッキは答えてくれたようだ…

 

 

「…これでターンエンドだ!」

 

 

慎也 手札:1枚 LP 450

 

モンスター/ [No.101 S(サイレント)H(オナーズ)Ark(アーク) Knight(ナイト)] DEF 1000

 

魔法・罠 / [星邪の神喰]

 

 

「ドロー…その表情、何かありますね…」

 

(おそらくデッキトップは罠カード…[バック・ジャック]の効果で即時発動を狙っていますね…)

 

([オナーズ]の破壊体制も厄介だ…ここは…)

 

「[荒魂(アラダマ)] を通常召喚、効果にチェーンして、[カゲトカゲ]の効果をチェーンする」

 

(ランク4か…?)

 

「さらにチェーン3に速攻魔法[サモン・チェーン]を発動!このターン合計3回の通常召喚が、行える!」

 

「さ、3回だと…」

 

手札にいる大型スピリット出現の予想がつく

 

「[荒魂(アラダマ)]の効果でデッキから[大和神(ヤマトノカミ)]をサーチします」

 

「[和魂(ニギダマ)]を通常召喚、こいつの効果は"通常召喚に加えてもう一度通常召喚が可能になる"。そのため僕は後2回通常召喚を行えます。」

 

      [荒魂(アラダマ)] ATK 800

         

      [カゲトカゲ] DEF 1500

 

      [和魂(ニギダマ)] ATK 800

 

「[和魂(ニギダマ)]と[荒魂(アラダマ)]をリリースし、[火之迦具土(ヒノカグツチ)]をアドバンス召喚!」

     

      [火之迦具土(ヒノカグツチ)] ATK 2800

 

「[和魂(ニギダマ)]の効果で1枚ドロー」

 

「墓地の[ブレイク・スルースキル]の効果発動、[オナーズ]の効果を無効にします!」

 

「[伊弉波(イザナミ)]のコストの時か…」

 

「[カゲトカゲ]をリリースし、[砂塵の悪霊]をアドバンス召喚!」

 

      [砂塵の悪霊] ATK2200

 

「効果で[オナーズ]を破壊する」

 

「折角の破壊体制が…っ!」

 

[砂塵の悪霊]は再び砂埃を起こし、慎也のフィールド上を飲み込んだ。なかなか古いカードだが、その効果は馬鹿にはできない

 

「墓地の[荒魂(アラダマ)]を除外し[大和神(ヤマトノカミ)]を特殊召喚!」

 

     [大和神(ヤマトノカミ)] ATK 2200

 

「レベル6の[砂塵の悪霊]と[大和神(ヤマトノカミ)]でオーバレイ、エクシーズ召喚!行け[セイクリッド・トレミスM(メシア)7]!」

 

     [セイクリッド・トレミスM(メシア)7] ATK 2700

 

「[トレミス]の効果発動、[大和神(ヤマトノカミ)]を取り除き、墓地の[和魂(ニギダマ)]を手札に戻します!」

 

禍々しい2体のモンスターは光り輝く[トレミス]に姿を変えた。その力により次のスピリットの準備を行った

 

「これで終わりです、バトルフェイズ…」

 

「まだだ!メイン終了時に墓地の[バック・ジャック]の効果発動!自身を除外してデッキトップをめくる!罠ならセットし、発動可能にする!」 

 

めくられたカードは…[紋章変換(チェンジ・メダリオン)]。守りの罠カードだ。

 

「[紋章変換(チェンジ・メダリオン)]をセットし、[星邪の神喰]の効果発動!デッキから[レオ]を落とし、[レオ]の効果でデッキから[ユニコーン]を手札に加える!」

 

「…バトルフェイズ、[アンブラル]でダイレクトアタック」

 

「リバースカードオープン![紋章変換(チェンジ・メダリオン)]!手札の紋章獣を特殊召喚し、バトルフェイズを終了させる!」

 

[ユニコーン]が現れ、バトルフェイズが強制的に終わりを告げる。結果的にだが[ユニコーン]は2ターン続けて慎也のLPを守ることに成功した

 

(3枚の内にあってよかった…崖っぷち感…すごいなっ!)

 

     [紋章獣ユニコーン] DEF 1600

      

「まだ粘りますか…っ!エンドフェイズに[悪霊]と[火之迦具土(ヒノカグツチ)]を手札に戻します。ターンエンドです!」

 

 

色嶋 手札:5枚 LP 8000

 

モンスター/ [セイクリッド・トレミスM(メシア)7] ATK 2700

 

     / [CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル] ATK 3000

 

魔法・罠 / なし

 

 

「俺のターン!…[アンフィスバエナ]を通常召喚!レベル4の[紋章獣ユニコーン]と[紋章獣アンフィスバエナ]でオーバレイ、エクシーズ召喚!現われろ![No.8 紋章王ゲノム・へリター]!!」

 

   [No.8 紋章王 ゲノム・へリター] ATK 2400

 

(逆転のモンスターの頼もしさ…)

 

「[ゲノム・へリター]の効果発動![アンブラル]の攻撃力と名前と効果を奪う!"ディスポセス・フラッシュ”!!」

 

何度も苦しめられてきた[アンブラル]も使用限界を迎え、慎也の紋章獣のコンボの過程に飲まれた。元々は慎也の紋章獣の仲間なのだが

 

   [CNo.104 仮面魔踏士(マスカレードマジシャン)アンブラル] ATK 3000→0

 

   [紋章王 ゲノム・へリター] ATK 2400→5400

 

「まだだ…墓地の[ユニコーン]を除外して[プレイン・コート]を特殊召喚!」

 

     [No.18 紋章王プレイン・コート] ATK 2200

 

「場に2体のエクシーズモンスターがいるから[エクシーズ・ギフト]を発動!場のORUを2つ取り除き2枚ドローする!」

 

(ドローカード…この人はこういう時に…)

 

「…[高等紋章術]発動!」

 

「っ!?」

(やっぱり引いてきた…)

 

「墓地の[ツインヘッド・イーグル]と[レオ]を特殊召喚し、エクシーズ召喚する!現れろ、[ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン]!」

 

  [ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン] ATK 2500

 

「墓地の[ツインヘッド]の効果発動![ゲノム・ヘリター]にORUを与える!」

 

「...まさか、あのカードを!?」

 

「その通りだ!装備魔法[ストイック・チャレンジ]を[ゲノム・ヘリター]に装備!」

 

「こ、ここで引くんですか…」

 

相手の攻撃力を奪い、己は高める。どんなに境地に立たされようとそのものの攻撃さえ通り、ライフを削り切れれば勝利は手に入れられる

 

(コンボの成功…)

 

「[ストイック・チャレンジ]は場のORUの数×600ポイント装備モンスターの攻撃力を上げる!さらに効果を無効にする代わりにモンスターと戦闘時、その戦闘ダメージを倍にする!!」

 

 [No.8 紋章王 ゲノム・ヘリター] ATK 5400→8600

 

[ゲノム・ヘリター]が弱体化した[アンブラル]に攻撃すればそのダメージは8600の倍の17200。これは決闘の終を示唆する数値だ

 

(楽しい…遊戯王は楽しい!)

 

「色嶋!」

 

突然の呼びかけに少し驚く色嶋

 

「なんですか…?」

 

「遊戯王は…楽しいな!!」

 

今までのものとは異なる笑顔におもわず釣られて笑った。

 

(この人には…勝てないな…)

 

「ここで言うなんて…嫌味ですか!次は負けませんからね!!」

 

「いつでもかかってこいよ!俺は俺の決闘(デュエル)をするんだ!」

 

慎也がディスクを操作する。とどめを行うために…

 

「[ゲノム・ヘリター]で[アンブラル]に攻撃だ!“ディスポセス・ストーム“!!」

 

 

[ストイック・チャレンジ]の効果により攻撃力を倍にした[ゲノム・ヘリター]は存分にその力を使い、[アンブラル]が跡形もなく砕いき、慎也の墓地へ帰した…     

 

《やっと本当の自分を取り戻せましたね殿…》

 

《自分の決闘(デュエル)をしてください。その力が貴方がたを救うのです…》 

    

 

         LP 8000→0

             色嶋LOSE

 




スピリット対紋章獣でした。スピリットは古いテーマだし、ぱっとしませんけど結構アドが取れます。安価ですし回し方も結構簡単だしおすすめですよ。ていうかトーナメント表書くの難しいですね、ガタガタですね…すみません…





        ~おまけ~

「デザートたべよっか?」

「あ、はい!何食べるんですか?」

「うーん、ハニートーストにしようかな」

「私は…あ、前食べたときチョコケーキがすごくおいしかったんでそれにします!」

「そかそか…ん?チョコケーキ食べたの俺じゃなかったっけ?」

「え、あ…む、村上さんが食べているのがとてもおいしそうだったので間違えちゃいました!!」

「あ、そうなんだ…飲み物のおかわりも頼もうか」

「は、はい…あ、アメリカンもおいしいですよねー次はそれがいいです」

「うん、オッケー…あれ前回もカモミールティーじゃなかったっけ?」

「…ま、また間違えちゃいましたー…」

「そ、そうなんだ…」

「…」
(意地汚い女だと思われちゃいましたかね…でも村上さんとか、関節キス狙いだなんて言えませんし…ご、ごまかそう!)

「…テヘッ」

(可愛い)

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