狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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 10月にサンマ漁開始の報告があったみたいですね…

 先生‼ガノトトスじゃだめですか?

*注意‼

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼

台本形式となっております!

独自展開があります!


69 強敵、南方棲戦鬼

提督「みんなおかえり‼よく頑張ったな!」

金剛「イエス‼私の活躍見てくれましたか?」キラキラ

 

ジン「…木曾、龍驤はゆっくり休め」

木曾「ジンさん、すまない」

龍驤「うちの出番が必要やったらいつでも呼んでや。バケツ被っていくからさ」

 

加賀「赤城さん、お疲れ様。次は私と大鳳が出撃します」

赤城「加賀さんありがとうございます」

瑞鶴「…」ウズウズ

加賀「…瑞鶴も、よく頑張ったわ。でも油断はしないようにしなさい」

瑞鶴「は、はいっ‼」

 

長門「提督、私達はいつでも出撃できるぞ」

提督「だ、大丈夫なのか?休んで明日からでも…」

霞「敵艦は士気が低下してるわ。今が攻め時よ」

北上「ローテーションを組んで出撃すれば疲労しないから大丈夫だよ」

 

提督「…よし、わかった。第二艦隊を編成して出撃だ!」

 

_初戦で士気が低下しているうちに出撃を続けた_

 

〇2戦目

 

長門「全砲門斉射‼てぇーーっ‼」ドドーン‼

装甲空母鬼「ヒャアッ!?アノ戦艦、イロンナ意味デ熱スギルンダケド!?」

装甲空母姫「忌々シイ空母メ…今度コソ沈メッ‼」ドドーン‼

 

加賀「‥‥」フレーム回避

装甲空母姫「エエッ!?お前モカヨ‼」プンスカ

装甲空母鬼「ダッタラ…ナンダカ貧弱ソウナアノ空母ヲ沈メテヤル!」ドドーン‼

大鳳「ひゃああっ!?あ、危なかった…」ジャスト回避

装甲空母鬼「ナンナノヨ!?コノ空母ドモハ!?」

 

衣笠「へー…ここの鎮守府の空母って変わってるねー」

比叡「空母もできるってことは…軽空母も?」キラキラ

飛鷹「い、一応私は普通の軽空母だからね…?」アセアセ

 

〇翌日、3戦目

 

リットリオ「行きます‼主砲放て!」ドドーン!

プリンツ「リットリオさんに続けて撃ちます‼」ドーン‼

那智「ふっ‥これが三位一体ならぬ三國一体砲撃だ‼」ドドーン‼

 

装甲空母鬼「ソンナ砲撃ナイワヨ!?」

 

加賀「五航戦には遅れをとるつもりはないわ」ジャスト回避

瑞鶴「ちょっと!?本人が近くにいるところで言うセリフ!?」フレーム回避

 

装甲空母姫「…エエイ、鎮守府ノ正規空母ハ化け物カ…!?」

 

_鎮守府側夜戦にてS勝利後…

 

装甲空母姫「ウウ…ナンナノヨ…アノ空母ドモハ‥」プスプス

装甲空母鬼「今マデ艦娘共ト戦ッテ来タケド‥アンナ艦娘ハ見タコトモナイワ…」プスプス

装甲空母姫「マズイワネ…コノママダト一方的ニ負ケテシマウワ…」

 

???「随分ト無様ニ負ケテルヨウワネ…」

装甲空母姫「お、お前は…南方棲戦鬼‼」

南方棲戦鬼「いツモナラモウ少シ善戦シテルノニ、モウボロボロニナルナンテ珍シイワネ」

装甲空母鬼「今回の艦娘共は今までと違うわ。特ニ空母ガヤバイノヨ」

装甲空母姫「当タッタラト思ッタラヒラリト避ケルノ」

 

南方棲戦鬼「アラ?面白ソウジャナイ…今度ハ私ガ出撃スルワ。貴女達ハ下ガリナサイ」

装甲空母姫「…ワカッタワ。ワルイワネ」

装甲空母鬼「油断ハ禁物ヨ…」

 

__出撃4戦目__

 

北上「いやー、順調にすすんでるね!」

瑞鶴「『ゲージ』の撃破は最短で4回。うまくいけば最短で突破できるわ」

龍驤「おおしっ‼この調子ならいけるで‼」

 

赤城「慢心は禁物。次はうまくいかないかもしれませんよ」

木曾「次で勝利すれば海域突破…緊張するぜ」

ビスマルク「!?敵艦隊が見えてきたわ‼…どうやら相手も本気を出してきたみたいね…」

 

 

南方棲戦鬼「フフフ…カカッテ来ナサイ。見事返リ討チニシテヤルワ」

 

龍驤「ちょ、装甲空母コンビじゃないの!?」

北上「あれならいけると思ったのにー‼」

赤城「南方棲戦鬼だけじゃない。空母が2隻、戦艦タ級、駆逐2隻…かなり手強いようですね」

ビスマルク「こちらだって負けるつもりはないわ…行くわよ‼」

 

空母ヲ級A「ハトムギ‼」艦載機発射!

空母ヲ級B「ゲンマイ‼」艦載機発射‼

 

赤城「艦載機の皆さん、行きますよ‼」艦載機発艦‼

瑞鶴「続けて行きます‼」艦載機発艦‼

龍驤「さあ皆、行くでー‼」艦載機発艦‼

 

艦載機<ウオオオオッ‼  敵艦載機<ソウゲンビチャー! バババババッ

 

ビスマルク「対空砲!敵主力とやる前にやられたらダメよ‼」バババッ

木曾「姉さん‼こっち!」北上を引っ張る

北上「おおっ!?当たる所だったー。木曾、ありがとね」

 

駆逐ロ級A「ナマチャッ!?」critical!撃沈

空母ヲ級B「ツキミソーッ!?」critical!中破

戦艦タ級「ギャッ!?ヤヤッテクレルワネ…」小破

 

北上「さあ今度は私達の出番だよ‼」魚雷発射‼

木曾「ああ、一泡吹かしてやる!」魚雷発射‼

 

空母ヲ級B「アヤタカッ!?」critical!撃沈

南方棲戦鬼「ット…ウフフ、ヤルジャナイノ、ソウコナクチャ」小破

 

ビスマルク「だったら…これでもくらいなさい!」ドドーン‼

駆逐ロ級「イトウエンッ‼」南方棲戦鬼を庇って撃沈

南方棲戦鬼「アラアラ?ドコヲ狙ッテルノ?」ニヤニヤ

ビスマルク「くっ…‼」

 

戦艦タ級「沈メッ‼」ドドーン‼

瑞鶴「そんな砲撃、当たらないわ‼」ジャスト回避

南方棲戦鬼「フフーン…厄介ナ動キヲシテルワネ。ダッタラ…コレナラドウ‼」ドドドドーン‼

瑞鶴「!?左右にタイミングをずらして砲撃!?くっ‥避けきれない…‼」

 

赤城「瑞鶴さん‼」瑞鶴を押す

瑞鶴「!?」

赤城「きゃああっ!?」critical!大破

瑞鶴「あ…赤城さん!?」

 

赤城「わ…私はいいから…戦闘に集中してください!」フラフラ

南方棲戦鬼「アハハハッ‼サア沈ンデイキナサイ!」ドドーン‼

瑞鶴「っ‼やらせはしないわよ‼」赤城を担いで避ける

 

木曾「このっ‼」ドドーン‼

空母ヲ級A「アールグレイっ!?」critical!中破

北上「仲間を狙おうなんてそうはさせないんだから‼」ドドーン‼

南方棲戦鬼「チッ、邪魔ヲスルナ!」中ダメージ、反撃

 

北上「ひゃああっ!?い、いったーい‼」critical!大破

龍驤「空母だけやない、軽空母も甘く見たらあかんでー‼」艦載機発艦‼

空母ヲ級A「ジャスミンッ!?」critical!撃沈

 

ビスマルク「アドミラール、夜戦突入の許可を‼」

提督『しかし…赤城、北上。大丈夫か!?』

赤城「なんとか…提督、お願いします」

北上「私も、なんとか避けてみるから」

提督『わかった…夜戦突入だ‼』

 

木曾「夜戦にはいるぞ‼」

ビスマルク「瑞鶴、赤城さんをお願いね」

瑞鶴「は、はい…」

 

ビスマルク「さあ、全砲門Feuer!」ドドーン‼

戦艦タ級「キャアッ!?旗艦ヲヤラセハシナイワヨ…」旗艦を庇って撃沈

南方棲戦鬼「ウフフ…私ノ砲撃ハ本物ヨ‼」ドドドドーン

 

ビスマルク「きゃああっ!?ぐぅ…手強い」critical!大破

木曾「これでもくらえ‼」ドドーン‼

南方棲戦鬼「クッ…ウフフフ、何度デモ何度デモカカッテ来ナサイ。次コソハ沈メテヤルワ」退却

木曾「くそ…仕留めきれなかったか」

 

ビスマルク「戦闘終了…A勝利だけど、旗艦を撃破できなかったわ」

北上「うーん…かなり手強くなってるね…」

提督『それでもお前たちが無事でよかった。今は退却して戻ってきてくれ』

龍驤「うん、このまま帰投するね」

瑞鶴「‥‥」

木曾「瑞鶴さん、赤城さんは大丈夫?」

瑞鶴「‥‥」

木曾「瑞鶴さん?」

 

瑞鶴「‥‥あっ、えっと…」

赤城「大丈夫ですよ。ちょっと派手にやられてしまいましたけど、鎮守府で休めばすぐに治ります」

ビスマルク「そうね…鎮守府に戻って体勢を立て直しましょ」

 

in鎮守府

 

ジン「派手にやられていたが大丈夫か?」

赤城「大事に至らないのですが…すみません、入渠にかなり時間を費やすかもしれません」

提督「時間なんていいさ。赤城もビスマルクも北上もしっかり傷を治してくれ」

北上「提督、ありがとね」

ビスマルク「アドミラール…ありがとう」

大井「提督‼はやく私を改ニにして‼北上さんを大破させた野郎に魚雷をぶちかましてやるんだから‼」

提督「お、大井さん!?めっちゃ怖いんだけど!?」

 

ジン「俺に任せておけ」( ・´ー・`)b

提督「明石さんに怒られるからダメ!」

ジン&大井「えー」(´・ω・`)

瑞鶴「‥‥」

 

加賀「…提督、瑞鶴も休ませましょう」

瑞鶴「‥‥!?」

加賀「今の瑞鶴は疲労してます。しばらくは私が赤城さんと瑞鶴の分もやりますので」

瑞鶴「‥‥っ」ダッ

提督「ず、瑞鶴!?」

ジン「‥‥」

 

_それ以降、艦隊は苦戦を強いられた_

 

金剛「Take this‼」ドドーン‼

南方棲戦鬼「ウフフ、いい火力ね。デモ、ソンナンジャ私ヲ沈メルコトハデキナイワ」

金剛「Shit、手強いデスねっ‼」

南方棲戦鬼「本当の火力ッテイウノハ、コウイウモノヨ‼」ドドーン‼

比叡「ヒエエエエッ!?」大破

 

__南方棲戦鬼の火力はかなり強力で_

 

山城「主砲‼狙い撃て!」ドドーン‼

南方棲戦鬼「アラ、イイ火力ネ。デモ残念、私ヲ沈メルニハ至ラナカッタワネ」バイバイ

鈴谷「うーっ‼あともう少しだったのにー‼」

山城「装甲も堅くて倒しきれないわね…」

 

__夜戦突入してもあと一息というところで倒しきれず、南方棲戦鬼の砲撃で大破したり、なかなか切り抜けることができなかった__

 

in食堂

 

ヨモギ「腹が減っては戦ができぬというニャ‼たーんと食べて元気いっぱいになるニャ‼」

サクラ「板前ブラザーズ特製、スタミナカレーニャ‼」

 

金剛「イヤッホー‼カレーデース‼」

龍驤「いやー、これは元気になるで‼」

比叡「おおっ‼猫さんが作るカレー、とっても美味しい!今度お礼に作ってあげようかな?」

提督「比叡もカレーは得意なのか?」

 

榛名「ひ、比叡お姉さま。気持ちだけで十分だと思いますよ?」

五月雨「そ、そうですよ!カレーは作らずお気持ちだけで‼」

比叡「えー」

提督「?」クビカシゲ

霞「司令官、知らないままでいた方がいい時があるのよ」

 

ジン「‥‥おかわり」

マシロ「ジンさん、よく食べるニャー」

加賀「ジンさん、ちょっといいですか?」

ジン「?どうかしたのか?」

加賀「瑞鶴のことなんですが…」

ジン「ん?」

 

加賀「…あの子、赤城さんが大破したのは自分のせいだと責任を感じて落ち込んでいます」

ジン「…」

加賀「私は気負う彼女に落ち着かせようとあの時休むよう言ったのですが…逆効果のようでした。より責任を感じているようで…」

ジン「…わかった。俺が行こう」

加賀「…すみません。不器用な私のせいで、あの子を追い込ませてしまいました…」

ジン「気にするな。お前も瑞鶴の為に思って言ったんだろう?意外と後輩に優しいじゃないか」ナデナデ

加賀「…な、仲間ですから」

 

 

in母港

 

瑞鶴「‥‥」しょんぼり

 

ジン「飯も食わないでいつまで落ち込んでいるんだ?」ワシャワシャ

瑞鶴「ひゃっ!?‥‥ジ、ジンさん!?び、びっくりしたー」

ジン「これでも飲め」つ【元気ドリンコ】

瑞鶴「‥‥加賀さんの言う通り、私は今回の攻略は出ずに休んでおこうと思います?」

ジン「…なんでだ?」

 

瑞鶴「‥‥いつものように、避けて反撃すればすぐに勝てる…なんて慢心し油断したから、私のせいで赤城さんは大怪我をしたんです」

ジン「…」

瑞鶴「私って駄目な後輩ね…だから加賀さんに怒られるんだもの…」

ジン「ていっ」デコピン

 

瑞鶴「きゃっ!?じ、ジンさん!?」

ジン「…少し新米ハンターだった頃の俺の話をしよう。俺が提督に出会った時の話だ」

瑞鶴「え…?」

ジン「ユクモからドンドルマに移り住んで、一人前のハンターになるまでしっかり訓練場で訓練をした。教官から一目置かれていてな、まわりの連中も一番強いと絶賛されていた」

瑞鶴「‥‥」

ジン「一人前として昇格するまでは半人前4人と組んでアオアシラやアルセルタスと言った中型、小型モンスターを相手にしてたんだが、誰よりも腕があるとそう思った俺は一人で狩りをした。無論、うまくいって一人で色んなクエストを熟していった。それでも教官は一人前のハンターとして認めてくれなくてな…」

瑞鶴「‥‥それでどうしたの?」

 

ジン「痺れを切らした俺は…一人で倒せたら凄腕ハンターとして認められる『モノブロス』というモンスターに戦いを挑んだ」

瑞鶴「‥‥」ゴクリ

ジン「戦う前に奴の生態も習性も調べた。弱点も調べて道具も防具も揃えた。強い武器を担いで行き、いつもようにいけば勝てる…そう思って高を括っていた。戦いを挑もうとしたのだが…俺が見つけたのは白い角と白い甲殻をもつ『モノブロス亜種』だった。原種よりも凶暴でな、奴の突進をくらって防具も武器もずたずたに壊され大怪我をした。死を覚悟したその時、旅をしていた提督が駆けつけてきて俺を助けてくれたのさ」

瑞鶴「‥‥って、提督は旅をしてたの!?」

ジン「餌をあげて手懐けていたガレオスに乗ってたな」

瑞鶴「‥‥提督ってその時からはっちゃけてたのね…」

 

ジン「…提督に出会ってなかったら俺は砂漠で死んでいただろう…瑞鶴、俺が言いたいのはな、誰だって油断もするし、失敗だってする」

瑞鶴「‥‥ジンさん…」

ジン「そんな時はもうないように、もう一度挑め。だからそれ以上自分を責めるな」ナデナデ

瑞鶴「‥‥ジンさん…ありがとう」ギュッ

ジン「何度でも何度でも立ち向かって勝て」ナデナデ

瑞鶴「‥‥うん…うん…‼」ギュッ

ジン「……」ギュッ

 

 

 

ブクブクブク…

 

 

アーロ「ごぼぼぼぼぼっ!?イムヤちゃん!?酸素が!俺の中の酸素の残量が‼」

イムヤ「もう少し待って‼今いいところなんだから‼」

ゴーヤ「制限時間があるんデチね」

シオイ「もー、アーロさんったらそういうのは鈍いんだよねー」

アーロ「」チーン

イムヤ&シオイ「あっ」




 ええ、4Gにもモノブロス亜種が出てくるんですよ。原種のモノブロスみたいにただ突進するだけなんだろうなーって高を括って突進を避けたんですよ。
 そうしたらですね…あいつ、Uターンしてこっちに向かって突進してくるんですよ。しかもそれがすっごい痛いんですよ。
その後ですね、どっかの陸上選手みたいにクラウチングスタートのポーズをしたんですね。その瞬間、すごいスピードで突進してくるんですよ。やばいです。
 

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