…え?艦これ、イベント海域はどうかだって?
…ドロップしないんですよ…瑞穂が(血涙
*注意‼
この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい‼
台本形式となっております!
独自展開があります!
in医務室
霞「司令官、入るわよ」ガチャリ
提督「…あ、霞。やほー」ベッドで書類整理
霞「司令官‼安静にしてなきゃダメじゃないの」プンスカ
提督「し、しかし、こうもベッドで寝たきりなのは退屈で…」
霞「ダメなものはダメよ。傷は治ってもまだ病気の方は治ってないみたいなんだから」
提督(言えない。秘薬飲んで治ったなんて言えない…)(;^ω^)
ジン「‥‥」ジー
提督「じ、ジン…ヘルプ…」
ジン「そうだぞー、あんせーにしておかないとなー」棒読み
提督「ちょ、裏切り者!?」(;´Д`)
霞「しばらく治るまでは出撃や書類整理はお休み。私達でやっておくから司令官はゆっくり休んでなさいよ?」
提督「は、はいー…」
霞「お薬はここに置いておくから。いい?静かに休んでおくこと‼」ガチャリ
提督「……」
ジン「…あまーい」
提督「あまーい、じゃなくて‼どうすんだよこれ!?」
ジン「…激流ブレスに身を任せてどうかしてろ」
提督「む、むぅ…」
ジン「さしずめ1週間はベッド生活だな」
提督「はぁ…仕方ないか」
孫娘提督「クロード提督、失礼するわよー」
大和「クロード提督、ご無沙汰しております」
提督「ま、孫娘提督殿!?す、すみません。このような姿で」アタフタ
孫娘提督「気にしなくていいわよ。…うん、兜で顔が見えないけど随分と元気になってきてるわね」
提督(言えない‼秘薬を飲んでもう健康だって言えない‼)(;^ω^)
ジン「それにしても、よくこの街に来るようだが?」
大和「うふふ、提督ったらこの街が気に入ったようでして…特に『シー・タンジニャ』の料理を頂くのを楽しみにしているんですよ」
孫娘提督「こ、こら大和‼余計な事は言わないのっ‼」
提督「そ、それで今日はどのようなご用件で…」
孫娘提督「そうね…夏のイベント海域は順調に進んでいるの。そこで今日は貴方達の特別報酬の件を知らせに来たのよ」
提督「と、特別報酬だなんて…もったいないですよ」
孫娘提督「…もし貴方達を追い出していたら…極限化生物が本土に上陸して本土の生物が絶滅の危機に至っていたかもしれなかったのよ。貴方達は本土を守ったんだからもっと誇りなさい」
提督「ほ、本土にもハンター達がいるのですし…か、買い被りすぎですよ」アセアセ
孫娘提督「…ほんっと貴方って遠慮しすぎよね」ヤレヤレ
大和「提督はどうしてもあなたにお礼をしたいのです。どうかお願いします」ペコリ
提督「…わ、わかりました。特別報酬、受け取りましょう」
孫娘提督「そうこなくっちゃね!」ニシシ
ジン「…それで、特別報酬というのは?」
孫娘提督「そうね…狂竜化、極限化生物の事件を解決したということで…貴方達の鎮守府に駆逐艦『天津風』、イタリアの戦艦『リットリオ』を着任させるわ」
提督&ジン「」( ゚д゚)
孫娘提督「ふふふ、どう?ビックリしたでしょ!」
提督&ジン「い、イタリア?」クビカシゲ
孫娘提督「そこかよ‼」ズコー
大和「ビスマルクと同じ海外の艦娘ですよ。イタリアという国で造船された戦艦です」
提督「へー、イタリアぁ…」ウンウン
ジン「…ドイツにイタリアか…世界は広いな」ウンウン
孫娘提督「ま、まあいいわ…貴方にはこれからも頑張ってもらうからね!」
提督「孫娘提督殿、ありがとうございます」ペコリ
孫娘提督「ふふふ、それじゃあ帰るわね。さあ大和、いくわよ!」
大和「それじゃあ帰りに提督の欲しかったプーギ―人形も買っていきましょうか」
孫娘提督「だぁぁぁっ!?それは言わないでよ!」
ジン「‥‥」
提督「‥‥ど、どうしようか?」
ジン「‥‥知らん」
in中庭
ベル「…あ、あいら…」ガクガク
アルセルタス「?(´・ω・)?」
ベル「…あいら…あいらびゅ…」ブルブル
ザザミ亜種「(・ω・?」
ベル「かっ…か…ま…あいらびゅー…」モゴモゴ
アーロ「何してんのお前?」
ベル「あいらびゅぅぅぅぅっ!?」ビクッ
アーロ「…は?」
ベル「な、なんだぁアーロか。い、今の聞いてないよな?」
アーロ「…あいらびゅーがどうかしたのか?」ニヤニヤ
ベル「バカっ‼俺のバカッ‼」何度も壁に頭を打ち付ける
アーロ「なんだ、なんだ?悩み事か?相談に乗ってやるぜ?」ニヤニヤ
ベル「…絶対興味本位だよな?」
__ベル、説明中__
アーロ「…なるほどな。そういうことか」ウンウン
ベル「あ、ああ…」
アーロ「」m9(^Д^)
ベル「…うざっ!?すっごいうざっ!?」
アーロ「誰に言うのか知らねぇけどさぁ、そのようなモジモジした台詞じゃ相手さんは『ノー』って言うぜ?」
ベル「ほ、本当か!?」
アーロ「ふふふふ、俺はガキの頃はドンドルマで女の子に一番モテタボーイだったからな。俺にはすぐわかる」
ベル「…ウソくさ」
アーロ「ここは俺がアドバイスしてやろう‼」ドヤァ
ベル「だ、大丈夫かなぁ…」
球磨「…あれじゃあベルさん何時までたっても告白できないクマ」
天龍「見てるだけでも不安だぜ」
北上「だねー。相手は誰だかわかるけど」
阿武隈「というか、アーロさんのアドバイスじゃ心配だわ…」
五十鈴「…仕方ないわね。ここは私達軽巡組が機会を作ってあげないと」
那珂「いわゆる告白大作戦ですね!」
in医務室
提督「そっかー、ルルカ達は明日に帰っちゃうのか」
ルルカ「悪いわね…もっとこの街にはいたかったけど、任務だから…」
筆頭ルーキー「‥‥」ジー
大淀「…あ、あのー…」アセアセ
筆頭ルーキー「似てる…雰囲気があの人に似てるっす…」
筆頭ランサー「こら、あまり迷惑をかけるんじゃない」ゲンコツ
筆頭ルーキー「あだっ!?」
ジン「もう少しゆっくりしていけ、と言いたいが仕方ないか‥」
ルルカ「ごめんね。でも…ドンドルマ、龍歴院での仕事が終えればまた来るわ」
提督「いつでも遊びに来てくれ。艦娘達も皆、喜ぶだろうし」
筆頭ルーキー「そうっすね‼今度はゆっくり観光したいっす‼」
筆頭ランサー「だな…しかし次の仕事は大変だと聞く…」
ジン「?…もう次の仕事があるのか?」
筆頭ランサー「数か月前だ。タンジアから遥か遠くの沖合で謎の揺れを古龍観測所で観測された」
ジン「タンジアか…古龍の仕業なのか?」
筆頭ランサー「観測された場所から離れるように点々と観測されたのだが…6つ目のあたりから観測されなくなった」
提督「‥‥地殻変動みたいな現象かもしれないな」
筆頭ランサー「ナバルデウスの仕業かもしれんとハンター達を連れて調べたが…よくわかっていない。わかったとすれば、観測されなくなった場所は遥か深い海溝があるようでな。追跡はできないんだ」
提督「‥‥ふむ」
筆頭ルーキー「龍歴院から『二つの首をもつ古龍』の目撃情報があったり、龍歴院のハンターが『二つの首を持つ古龍』を追い払ってから目撃されなくなったから…その古龍の仕業じゃないかと変な噂でてんやわんやっす」
提督「『二つの首を持つ古龍』?初めて聞くな」
ルルカ「私もその噂は聞いたことがあるわ。でも本当かどうかは眉唾物よ?」
筆頭ランサー「実際の所、その揺れと『二つの首を持つ古龍』とは関係ないって結論が出てね。それも兼ねての調査をするんだ」
ジン「…お前たちも大変だな」
筆頭ルーキー「まあ慣れっこっす‼」
ルルカ「ふふふ、私も頑張っていくから、クロードも狩人兼提督として頑張りなさいよ!」
提督「ああ、頑張るぜ‼」
___
in夜中の母港
ベル「な、なあ。用事ってなんだい?」
天龍「まあまあ、気にしないで来てくれって」
北上「そのうち話すからさー」
ベル「???」クビカシゲ
天龍「あっ、いっけねー、俺忘れ物したぜー」棒読み
北上「おおー、そりゃ大変だー」棒読み
ベル「え?えっ?」
北上「ってなわけで、ベルさんはここで待ってねー」ノシ
天龍「その場で待機な‼絶対にどっか行くなよ‼」
ベル「ちょ、まっ…えええー」(;´Д`)
シーン…
ベル「そんなー」(´・ω・`)
鹿島「…ベルさん?」
ベル「ふぁっ!?か、鹿島っ!?」ビクッ
鹿島「え、えっと…球磨さんからベルさんが呼んでいるって聞きまして…」
ベル「えっ?えーと‥‥」
ベル&鹿島「‥‥」ソワソワ
天龍「ああもう‼なんでこんなにじれったいんだよ‼」コッソリ
球磨「初々しいクマねー」コッソリ
五十鈴「球磨さん、おっさんぽいですよ…」コッソリ
阿武隈「ふぁ…ファイトです‼」コッソリ
ベル「‥‥きょ、今日はいい天気ですね!太陽がサンサン‼」アセアセ
鹿島「あ、あの…夜中ですけど…」アセアセ
ベル「‥‥」(;^ω^)
鹿島「…」(;^ω^)
北上「なんというテンプレ」コッソリ
那珂「し、心配だなぁ‥‥」コッソリ
龍田「天龍ちゃーん、こっちは片付いたわよー」ウフフ
アーロ「-‼-っ!?」縛られてモゴモゴしてる
川内「アーロさん、今日は空気を読んでくださいね」
天龍「うわぁ…」
木曾「空気対策は取れたけどそっちはどうなんだ?」
ベル「…ほ、星がきれいですね!」
鹿島「えっ?…そ、そうですね…こんなにも沢山…」
ベル&鹿島「…‥‥」
ベル「‥‥明日、ルルカはドンドルマに帰っちゃうんだ」
鹿島「そうなんですか‥‥寂しくなりますね」
ベル「…俺がまだ新米の頃は、とっても好きな子だったんだ」
鹿島「‥‥」
ベル「姉御肌で、可愛げがあって、憧れの的さ」
鹿島「…今はどうなんですか?」
ベル「今は…『w女版ラージャンじゃねえの?w』ってアーロは言ってたけど、それでも憧れの的なのは変わらないかな」
ルルカ「…アーロ?後でお話しがあるから」(#^ω^)
天龍「ルルカさん!?いつの間に!?」
アーロ「」
ベル「でも…今は違うかな…」
鹿島「?」
ベル「‥‥か、かっ…鹿島…」ガクガク
鹿島「はっはいっ‼」
球磨「ベルさん、頑張るクマー‼」コッソリ
五十鈴「男の見せどころよー‼」コッソリ
ベル「‥‥味噌汁…」
鹿島「‥‥え?」
ベル「こ…これからも、この先も…毎日、お前の作る味噌汁を一緒に食べたい!俺の為に作ってくれ‼」ギュッ
鹿島「‥‥‼」
北上&五十鈴&那珂「」( ゚д゚)
天龍「‥‥み、味噌汁かよ…」(;´Д`)
ルルカ「…まだわからないわ。様子を見ましょ」
鹿島「‥‥ベルさん…」
ベル「‥‥」
鹿島「‥‥私…嬉しいです…」プルプル
ベル「‼じゃ、じゃあ…」
鹿島「私、頑張ります…ベルさんとずっと一緒に…貴方の為に頑張ります‼」ホロホロ
ベル「…鹿島」スッ
鹿島「…ベルさん…」
天龍「!?み、見ろっ‼ベルさん、兜を外したぞ‼」
五十鈴「ウソ!?ほ、本当だわ‼」
北上「素顔は!?素顔は見えるの!?」
球磨「ちくしょうクマ‼暗くてよく見えないクマ‼」
阿武隈「も、ももも、もしかして…チューするんですか!?」
川内「ヤバイよやばいよ‼お互いの顔が近づいてく…‼」
木曾「‼」ドキドキ
提督「俺も味噌汁食べたいなー♪」車いす
ベル「そおおおおいっ‼」鹿島に兜を渡して海へドボーン
鹿島「べ、ベルさぁぁぁんっ!?」Σ(゚д゚lll)ガーン
提督「‥‥あれ?明日の献立の話じゃなかったの?」クビカシゲ
天龍「提督かよぉぉぉぉぉぉっ‼」クジケル
北上「まかさの伏兵…っ‼」
五十鈴「なんなのこの鎮守府は!?そういうの厳しいの!?」
ルルカ「ふふふ…ああおかしいったらありゃしないわねー」クスクス
提督「あれ?皆、急に出てきてどうかしたのか?」
龍田「提督?そこは空気読まなくちゃー」ニガワライ
那珂「せっかくロマンチックだったのにー‼」プンスカ
提督「???」(´・ω・)?
ルルカ「…ふう、これですっきりしたわー」
___
in街の港
提督「…少し寂しくなるなぁ」車いす
ルルカ「そう?貴方達がいるだけでも賑やかだと思うわ?」
ジン「…いつでも来い。喜んで歓迎してやるからな」
ルルカ「うふふ、楽しみにしてるわ」
筆頭ルーキー「せ、せめてサインだけでも…」
大淀「わ、私のでいいんですか?」アセアセ
筆頭ランサー「すまないな。今度来るときはゆっくり観光しよう」
アーロ「おうさ!今度は一緒に飲み明かそうぜ‼」タンコブ
雷「…アーロさん、なんであんなにタンコブできてるのかな?」
不知火「龍田さん曰く、『空気を読めない人の末路』だそうです」
曙「なにそれ超コワイ」
ベル「…」
ルルカ「ベル、あんたも頑張りなさいよ?」
ベル「お、おうとも‼」
ルルカ「そうね…式には絶対呼びなさいよ?」ニヤニヤ
ベル&鹿島「!?」顔真っ赤
ルルカ「ジョークジョーク。鹿島ちゃん、ベルをお願いね」
鹿島「は、はいっ‼わ、私、頑張ります‼」
ルルカ「霞ちゃん、クロードの傍で支えてあげて。ああ見えて結構無茶しちゃうから」
霞「ええ、今度は私が司令官をちゃーんと見てあげるから」フンス
ルルカ「ジン…あんたもシャキッとしなさいよ?」
ジン「…善処しよう」
ルルカ「てなわけで瑞鶴ちゃん、このおバカをよろしくね」
瑞鶴「えっ!?は、はいっ‼」アセアセ
ルルカ「アーロは‥‥あんたは空気を読むということを学びなさい。てか学べ」
アーロ「俺だけ辛辣だなおい」
ルルカ「あんたはああ見えて優しいんだから…頑張んなさいよ?」
アーロ「…わかってるよ」ヤレヤレ
筆頭ルーキー「そろそろ出港っすよー‼みんな―さよならっすー‼」ノシ
筆頭ランサー「クロードくん、また会おう‼」ノシ
ルルカ「…楽しかったわ‼皆、またねー‼」ノシ
提督「…ああ‼また来いよー‼」ノシ
艦娘達「さよならー‼」ノシ
__こうして…狂竜ウイルス、極限化生物の事件は無事に解決し、ルルカはドンドルマへ帰っていった__
ゴア・マガラ、極限化セルレギオスの討伐が済んで狂竜ウイルス、極限化セルレギオス編は終わりです。
しばらく提督たちの休日です