狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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モンスターハンターストーリーズではオトモンの種類は増えてますね
ですがイビルジョー、お前はダメだろ…(生態的に)

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


53 バカンス、南の島 その3

__前回のあらすじ、南の島でクルペッコを拾った皐月、雷、暁、秋月。クルペッコに乗って原生林の奥地へ進んでしまった。__

 

アーロ「やべえよ、やべえよ。あいつらどこに行った!?」キョロキョロ

 

_シーン_

 

アーロ「このままだと、大変なことになっちまう…!そうだ、こんな時こそ、『千里眼の薬』‼」テレレー

 

ゴクリッ

 

アーロ「ふおおおっ‼見えるっ‼見えるぞぉっ‼」(`ΦωΦ´)シャキーン

 

in原生林奥地

 

皐月「いやー楽しかったー‼」

雷「ねー♪」ナデナデ

クルペッコ「(*´ω`)」

 

暁「ねー♪じゃないでしょ!?こ、こんな奥地まで進んじゃってどうすんのよ!?」

秋月「結構奥深くまできちゃいましたね…」

皐月「来た道を戻ればなんとかなるよ!」

雷「そうよ、もしもの時はこの子に乗って飛んでけば大丈夫!」

 

暁「もういきなり飛ぶのは勘弁…」

皐月「よーし、それじゃあ探検隊出動だー‼」

雷「おおー‼」

クルペッコ「(*´ω`)」クルックー

秋月「だ、大丈夫でしょうか…」

 

_数分後_

 

皐月「ま、迷った…」(;´Д`)

暁「ほらー‼やっぱり迷ってるじゃないのよー‼」プンスカ

クルペッコ「(;´Д`)」

雷「で、でも乗って飛んでいけばすぐに戻れるわ!」

秋月「ですがどっちへ進めばいいのですか?」

雷「あう…」

 

皐月「あまり気にせず進むしかない!」

暁「もう歩くの疲れたー‼」プンスカ

クルペッコ「( ´ω`)」ペロペロ

暁「うひゃあっ!?あ、歩くから、舐めないでよね!」

 

雷「あっ、あんなところに果物が生ってるわ」

秋月「ふむふむ…桃のようですね」

皐月「黒丸が言ってた『バサルモモ』ってやつじゃないかな?」

暁「あそこの赤い岩を台にして…うーん、届かないー」( >Д<)ノ

皐月「ジャンプしてみたら?」

暁「うんしょ、うんしょ…」ピョンピョン

 

皐月「やっぱり暁には届かないかーw」ニヤニヤ

暁「うがー‼」プンスカ

雷「あれ?桃の木から暁が離れていってるわ…」

秋月「というよりその岩が動いているような‥」

暁「あれ?」チラッ

 

 

ラングロトラ「(# ゚Д゚)」グルルル…

 

暁「ピャーッ!?」

皐月「赤い大きなアルマジロだ‼」

秋月「いや熊ですよあれ‼」

 

ラングロ「(# `Д´)」グオーッ‼」

 

雷「暁、はやくこっちに‼」

暁「お、驚いて腰が抜けちゃった…」アワワ

ラングロ「( `Ш´)」舌で舐める

 

暁「ひゃああっ!?た、食べられちゃうーっ‼」ヒエー

秋月「大変…‼はやく何とかしないとっ‼」

クルペッコ「o(*`ω´)o」フンス

雷「鳥さん…?」

 

ラングロ「?(`Д´ #)」

クルペッコ「(# `ω´)<<」ブオオオオッ‼

皐月「すっごい雄叫び‼」

雷「これなら相手は怯んで…」

 

ラングロ「?(`Д´ )?」

秋月「ま、全く効いてませんね…」

皐月「うそぉっ!?」

 

ラングロ「〇三(`Д´ #)」麻痺液

クルペッコ「((;´Д`))」ビリビリ

雷「鳥さんがしびれちゃった!?」

 

ラングロ「( `Ш´)」舌で舐める

暁「いーやーっ!?助けて―」ピャーッ

皐月「このっ‼暁から離れろー‼」つ石ころ

 

アーロ「ジョイヤァァァッ‼」ドロップキック

ラングロ「!?」))゚3゚)・∵. ゴロゴロ

秋月「アーロさん‼」

 

アーロ「お前ら、無事か!?」

皐月「う、うん!僕たちは大丈夫‼」

暁「あ、アーロさーん‼怖かったよー‼」ウワーン

アーロ「おーよしよし、もう大丈夫だ…さてと」(#゚益゚)ジロリ

 

ラングロ「Σ(;´Д`)」ビクッ

アーロ「このアルマジロ野郎‼お前よくもペロペロしてくれたなぁ…俺だってペロペロしたかっ…げふんげふん」

雷&皐月「???」

アーロ「この子達に怖い目に遭わした落とし前、つけてもらおうかぁ?」(#゚益゚)ゴゴゴゴ

ラングロ「三三((;´Д`)」ゴロゴロゴロ

皐月「やったー‼追い払った‼」

雷「さすがアーロさんだわ‼」

 

秋月「アーロさん、ありがとうございます!」

暁「も、もう大丈夫?」

アーロ「ああ、これで安心だ。…さて、お次は」チラリ

クルペッコ「Σ(;´ω`)」

 

皐月「アーロさん、この子は悪くないんだ」

雷「そ、そうよ?私達が餌をあげて懐かせちゃったの」

秋月「それに暁を助けようとしたんです」

アーロ「…もしかして、連れて帰るのか?」

暁「だ、ダメ?」

 

アーロ「うーむ…クルペッコは危険な目に遭うと他種のモンスターの声と同じ鳴き声を発して誘き寄せてその隙に逃げる習性がある。他にもよく大声で鳴くから騒音になるし…」

 

皐月&雷「ダメ?」つぶらな瞳で上目遣い

アーロ「うっ…ま、まあしつけをすれば大丈夫かもしれないし、別の音色を学ばせれば綺麗な鳴き声を出せるだろう」

暁「ほんとう!?」

アーロ「鳥竜種だけどこれでも『竜』だ。しっかりしつけをしてお世話ができるか?」

皐月「うん!僕、責任もってちゃんとお世話するよ!」

雷「私もお世話するわ‼」

アーロ「…しゃあねえな。ちゃんと面倒見るなら、いいだろう」

皐月&雷「やったー‼」

アーロ「おい、クルペッコ。てめーもこいつらに危ない目に遭わせたらどうなるかわかってるなぁ?」ジロリ

クルペッコ「(;´ω`)」何度も頷く

 

 

__

 

inトラック島前進基地

 

アーロ「…と、言うわけで連れてきた」ドヤァ

クルペッコ「(*´ω`)」ドヤァ

ジン「…俺は責任とらんぞ」プイッ

アーロ「お願い‼手伝ってー‼」

 

吹雪「こんな大きな鳥がいるんですねぇ…」ナデナデ

皐月「えっへん‼僕たちが見つけてきたんだ‼」フンス

雷「名前はペッコちゃんよ‼」

 

川内「いいなー。私も見つけてみたいよー」

龍驤「うちらも欲しいなー」

アーロ「それは勘弁して…」(;´Д`)

 

ジン「手続等はお前がちゃんとしておけよ」

アーロ「ギルド本部に飼育許可の申請と、責任書と調査書と…ああ、書類がいっぱい…」

ジン「お前が島でのんびりしていた間に資材を沢山確保しておいたからな…素敵なご褒美をいただく」

加賀「ありません」キッパリ

ジン「Σ(;´Д`)」

 

鈴谷「アーロさんたちチョロイからねー」

大和「い、一応デザートを用意してますから‥」

瑞鶴「まあジンさん、ドンマイ」

ジン「…ならば作るまで‼」瑞鶴を姫抱っこ

瑞鶴「ひゃあっ!?またぁ!?」

ジン「…素敵なディナーを一緒にいただく!」ダッ

瑞鶴「ちょ、待って…加賀さんヘルプ‼」

 

加賀「…」グッドラック‼

瑞鶴「ちょ、なに敬礼してるんですか!?ジンさん、まっ…あ~れ~‼」

鈴谷「羨ましいような羨ましくないような…」

 

__こうして演習と遠征を繰り返し、一週間が経過した__

 

ジン「…こうしているうちにあっという間に過ぎたな」

吹雪「どうでした?ご堪能できたましたか?」

アーロ「めっちゃ楽しかったぜ‼」

加賀「資材も十分溜まりましたし、他の子達の演習もかなり身についたと思います」

曙「なんたって長門さん、山城さんがコーチしてたものね…」遠い目

初雪「特に山城さんが鬼コーチだった…」遠い目

 

ジン「…またこの島に来たいものだ」

大和「うふふ、いつでもいらしてくださいな」

吹雪「今度は私達の艦隊と合同演習もお願いします‼」

アーロ「おうよ!楽しみにしてるぜ‼」

加賀「それでは皆さん、帰りましょう」

アーロ「またなー」ノシ

 

吹雪「さよーならー‼」ノシ

 

__

 

in執務室

 

提督「ふむふむ、全艦娘遠洋任務で練度もあげて資材もしっかり補充できたんだな」

ジン「…すまないな。俺達だけで行って」つお土産

提督「構わないさ。皆楽しんでたなら俺は嬉しいよ」

アーロ「ほら、見ろよ。あの鎮守府の吹雪ちゃんのサインももらったんだぜ‼」

ベル「いいなー。俺達も欲しかったよ」

 

提督「これなら、次の海域へ出撃もできるようになるな」

ジン「ああ、長いとこ待たせてしまってるからもう大丈夫だ」

提督「…ところで、今朝中庭で皐月と雷が楽しそうにクルペッコに乗って飛んでたけど、あれはどういうことかな?」

 

アーロ「‥‥」(´ε`;)ウーン…

提督「…」ジー

アーロ「…ちゃ、ちゃんと許可ももらったよ?」

提督「‥‥アーロ、正座」

アーロ「そんなー」(´・ω・`)




牧場に新しいオトモンが増えるよ!やったね提督ちゃん‼

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