*注意!
ここの提督は一式装備です。「一式なんてキライ」「そんな装備でこれはありえない」という方、ごめんなさい!
台本形式となっております!
入渠から出てさっそく食堂へ移動です。あ、アーロさんは未だ明石さんに説教されてます。
提督「あっ、もう来たのな。おーい!マシロ、クサモチ、皿と箸を並べてくれ!」料理運び中
ジン「…うまい」ドヤァ
提督「くぉらぁ!つまみ食いしねえでさっさと運ぶ!」
ベル「はーい、みんなお待たせ―!」ノシ
提督さんとアイルーの皆さんがせっせとご馳走を運んでいました。広間のところに高々と『ようこそ、鎮守府へ!!』と書かれた幕がありました!
五月雨「提督、これは…」
提督「えーと、君たち艦娘が内に着任していよいよこの鎮守府がスタートするってことでのお祝いさ。今日はたんと食べて楽しんでくれ」テレテレ
ジン「…今日は無礼講だ」サラダを食べながら
提督「うん、お前は無礼すぎるな」
天龍「…なんだ、提督粋なところもあるじゃねえか」
そんなこんなしているうちにアーロさん達も来てみんな揃いました。
ベル「アーロ、遅かったじゃん。長風呂?」
アーロ「ああ、明石さんと説教という名の長風呂をな…」遠い目
提督「…なんかしてたの?」
瑞鶴「提督、先に言うけどユクモとは違うんだからね」
提督「…あっ」察し
ジン「…みんな、飲み物は持ったな」つ酒
大淀「それじゃあ提督、お願いします」
提督「え、俺!?えーと…初期艦の五月雨が着任し、その他の艦隊も入り、いよいよここの鎮守府も始動致しました!最初の海域を突破し新しい仲間も加わり、一歩ずつ歩み始め、これから本格的な活動になることですが…」
アーロ「なげーぞー」棒読み
ジン「…早く飲ませろー」酒飲みながら
提督「お前ら…オホンッ。この先大変かもしれないが、みんなこれからもよろしく、ってことで乾杯!!」
一同「乾ぱーい!!」
この日はとても楽しい宴会になりました!やっぱりこの鎮守府は素敵なところです!
初霜「あれ?提督が5人に増えてます!」フラフラ
五月雨「てーとくー!さみだれ、そらを飛んでますー!」フラフラ
提督「誰だ、お酒を飲ましたのは!?」
ジン「‥‥」視線を逸らす
*翌日
AM4:00_鎮守府入り口_
side天龍 あーやべ。やっぱり飲みすぎた‥‥というか提督たち何杯飲んでもぜんぜん酔ってる様子が見えなかったし、提督曰く『座ってたら大丈夫』とか意味わかんねーよ。二日酔いになりかけてるこの時は外へ出て散歩だ。外の空気を吸って…ん?あれは提督と大淀か?何やってんだろう
天龍「おーっす、提督何してんだ?」
提督「お、天龍か。おはよう」
…ん?提督がしょってるのはなんだ?大剣か?ていうかかっこいいな!
天龍「なあ、提督が背負ってるのってなんだ?」
提督「ん?ああこれは仕事用だ。」
天龍「仕事?」クビカシゲ
提督「なにここから北に見えるあの山で任務があってな。9:00には帰ってくるさ。すまないが少し開けるよ」
天龍「早く戻ってくるんだろう?気にすんなって、張り切って頑張ってきなよ」
大淀「では、提督。お気をつけて」
提督は手を振りながら丸い鳥が引く荷車に乗って出かけて行った。
天龍「なあ、提督の言う任務ってなんだ?」
大淀「…すみません、秘密任務なのでまだ教えることはできないんです」
天龍「…フーン」
ちょっと気になるけど…まあいっか
AM6:30__空母練習場(弓道場)
瑞鶴「‥‥」狙いを定め弓を引く
シュッ
スコーンッ!! (的)<ど真ん中だぜ!
瑞鶴「…ふう」
ジン「…なかなかだな」
瑞鶴「あ、ジンさん!おはようございます」ぺこり
ジン「…訓練か?」
瑞鶴「はい…ある先輩にバカにされないようしっかり腕を磨くつもりです!」
ジン「…えらいな」ナデナデ
瑞鶴「あ、ちょっと、照れますよ…!」テレテレ
ジン「…弓か。懐かしいな」弓を持つ
瑞鶴「ジンさんも弓が得意だったんです?」
ジン「ああ。ガンナー装備ではないが…」キンッ!キンッ!キンッ!
瑞鶴「ちょ、ジンさん、腕が光って…」
シュバッ!
スコーン!! (的)<的も壁も貫通したぜ!
シュバッ!
ドスッ!! (的)<二段打ちだと…!?
瑞鶴「」
ジン「ふむ…瑞鶴の弓は三段階目が貫通弓か…」
瑞鶴「いやいやいや、今の弓矢はなんですか!?貫通してるし、しかも二発目が瞬時に撃てるとかどうしたらできるんですか!?」
ジン「…弓の特性が分かればすぐにできる」ドヤァ
瑞鶴「…やっぱりよくわからないわ…」
AM8:00__工廠__
明石「あれ?ベルさんにアーロさん、建造ですか?」
アーロ「おう、提督もジンもやってたから俺っちたちもやろうってな!」
五月雨「今の艦隊含め、お二方が建造すれば6隻編成できると思いましてやってみました!」
ベル「でも、その前の任務の開発ってオレたちがやったらだめなの?」
初霜「なんでもピッケルができるからだそうですよ?」
ベル「ピッケル…」
明石「それよりもコスモライト鉱石とか鎧玉とか変なの入れませんでしたか?」ジロリ
五月雨「大丈夫でしたよ!ちゃんと指定の資材で行ってましたし」
明石「ならいいんですけど…」心配
__00:00:00__<新しい艦娘が建造されました!
アーロ「お!さっそく俺っちの建造が終わったな!」
明石「それじゃあさっそく開けてみましょう」工廠オープン!
長波「夕雲型駆逐艦4番艦、長波サマだよー!」ニッコリ
明石「」そっとじ
アーロ「あれ?明石さん?」
明石「アーロさん、ここに座ってください。いや座れ」怒りオーラ
アーロ「え、アッハイ」正座
明石「聞きますけど、何入れたんですか?」
アーロ「え?あの、なんかマズった?」
明石「いいから答えなさい」
アーロ「えと…鋼材と弾薬とボーキと燃料と…」
明石「『と』?」
アーロ「えーっと…そうだ!隠し味に『火竜の紅玉』を入れたんだよ!」にっこり
side五月雨 にっこりと隠し味を話したアーロさんが明石さんの強烈な右フックをくらって一発KOになりました。やっぱり明石さんも近接が得意なんですね!それにしても紅玉ってなんでしょうか?
長波「あのー…もういいのかな?」恐る恐る
明石「あ、ごめんなさいね。ちょっとしたトラブルがあって…」
長波「あそこで倒れている鎧の人が提督?」
明石「あの人は提督のご友人です。…はあ、なんて報告書に書けばいいのやら」ため息
五月雨「あ!長波ちゃん!」
初霜「長波さん、お久しぶりです!」
長波「お!五月雨に初霜じゃん!やっほー!」ノシ
ベル「ねえ明石さん、なんか問題でもあったの?」ヒソヒソ
明石「通常の建造や大型建造でも夕雲型は建造報告が無く、寧ろ皆無に等しくて海域じゃないと発見できていないんですよ」ヒソヒソ
ベル「…つまり、建造でできるはずのない子ができちゃったってわけな」ヒソヒソ
明石「…とりあえず提督が戻ってきてから相談します」
長波「え、あの白い鎧の人も提督じゃないのか?」
五月雨「はい、提督は赤いです!」
長波「へえ~っ…変わった鎮守府だな…」
初霜「あと猫もしゃべるんですよ!」
長波「マジか!?」
長波サマ、個性的だし、かわいいし、でかいし
いいんだけど…5-4とかでしかドロップせんから人気薄いのよな…
せめて建造でも…っ!