狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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『黒曜石は砕けない』の方はやばいのでちょっとマイルドにしました

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㊻ボーキサイトは砕けない、『砕竜』ブラキディオス 序

in鎮守府内廊下

 

金剛「うぅ~、また提督はお出かけですかぁ」ションボリ

五月雨「大丈夫ですよ。3日経てば帰ってきます‼」

金剛「No~っ‼待ちきれないデース‼」

加賀「我慢しなさい。提督がいなくてもジンさん達がいますから大丈夫です」

 

ダダダダダッ

 

ルルカ「ベルゥゥッ‼今日こそ私のハートでヒートエンドォォォッ‼」ダダダッ

ベル「それ俺死んでるよね!?バッドエンドだよね!?」ダダダッ

 

五月雨&金剛「‥‥」

 

響「暁、大丈夫だよ。アーロさんは怖くないから」

雷「それにアルちゃんもムラサキちゃんもいい子よ!」

 

アーロ「ほーらおいでー」ノシ

アルセルタス「((*´ω`))」

ザザミ亜種「(V)(o¥o)(V)」

 

暁「ぴゃーっ‼」ウワーン

 

アーロ&アルセルタス&ザザミ亜種「(´・ω・`)ショボーン」

 

加賀「…やっぱり早く戻ってきてほしいですね」

__

in大本営講堂

 

提督「あ~、緊張するなー。うまく説明できるかなぁ」

霞「ほら、しゃきっとする!ナヨナヨしてたらダメよ!」

提督「おおう、しっかりしなくちゃな…」チラッ

 

ズラッ(提督達が座って待っている)

 

提督「よーし落ち着け―、おちけつー…やればできるやればできる…」スーハー

霞「もう、さっさと行きなさいな!」ゲシッ

提督「おっとっと…あ、ど、ども…おほん…本日はお日柄もよく…」ガチガチ

霞「ちょっと‼結婚式のスピーチじゃないのよ‼」ビシッ

 

ワハハハハ‼

 

孫娘提督「」イライラ

 

青年提督「あの人がクロードさんか…なんか思ったよりのんびりしてんな」

幼馴染提督「本当にマイペースな人なんですね…」

 

_数分後_

 

提督「えーと、まずは狂竜ウィルスについて。こちらは『ゴアマガラ』という生物とその成体『シャガルマガラ』、そしてウィルスを克服した個体『極限化』した大型生物が撒き散らす物質の総称です。このウィルスに感染し、一定の潜伏期間が経過すると『狂竜症』という病気にかかります」

 

元帥「その『狂竜症』はどのような影響を及ぼすのかね?」

 

提督「はい。まずは生物に感染した場合、瀕死状態になると凶暴化し死ぬまで暴れ続けます。これは『狂竜化』といい身体にかかっている命に関わるリミッターがすべて外され暴走状態に変化します。そして『狂竜化』した生物は他の生物へと感染させ、大規模な感染被害へと広がっていくのです」

 

子供提督「そ、それって人にもかかるんですか?」

 

提督「人にもかかります。ですが人にかかった場合、凶暴化することも死ぬまで暴れ続けることはありません。ただし『狂竜症』が発症した場合、体力の低下、虚脱状態、高熱等々…様々な症状が起こります」

 

老獪提督「…対処法はあるのか?」

 

提督「感染した時は感染を抑える効果があるウチケシの実を食べ続けることで感染力を抑え自然回復するまで待ちます。『狂竜症』時は…前述同様、ウチケシの実を食べつつ自然回復するまで待つしかありません」

他提督「そ、それってつまり…」

提督「はい、今現在『狂竜症』を完全に治す薬はないのです」

 

ザワザワ…

 

提督「なので本土のギルド本部、各地のハンターから各鎮守府へウチケシの実を配布致します」

 

孫娘提督「ちょっと‼何故配布するのか、なんでこんな解説をしてるのか説明しなさい」

 

提督「そうですね…先日、私の友人つまり遠方の狩人から本土近海に『極限化』した生物が潜んでいる事とどこかの海域に狂竜ウイルスを持つ生物が潜んでいる可能性があることを知らされました。狂竜ウィルスは生物にも、人にも…そして艦娘にも危険です。どうか理解していただき、調査のご協力をお願いします」

 

元帥「…わかった。本土のギルド本部と連携をとり、警戒しよう」

孫娘提督「解せないわね。なぜ病原の生物を滅ぼさないのかしら」

 

提督「…ゴアマガラは希少な生物であり、そしてゴアマガラ自身にもその狂竜ウイルスの影響がかかっているんです」

孫娘提督「それが意味わからないのよ。敵同様にさっさと駆逐しなさいよ」

提督「…」

 

兵士「元帥殿‼カレー洋採掘地区第一採掘場から緊急連絡が‼」

元帥「むっ、どうしたっ‼」

 

___

 

in執務室

 

提督『カレー洋採掘地区第一採掘場に爆破する緑のネバネバを撒き散らす生物が暴れてるとのことだ。すまないがそいつの撃退に行ってくれないか?』

 

ジン「…任せておけ。俺達が代わりに行く、だからお前はゆっくりしとけ」

提督『悪いな、それじゃあ頼んだ』ガチャリ

 

ジン「…と、いうわけだ。支度をするぞ」

ルルカ「それじゃあ私も行こうかしら。そこの生態の調査もしなくちゃいけないしね」

ジン「…ああ。じゃあアーロ、留守番を頼む」

 

アーロ「おうよ。俺は今日中に暁に慣れてもらう必要があるからな!」フンス

ベル「ヱ?ちょ、待って?俺は?」

ジン「…お前は何を言っている。来い」

 

ベル「え゛えええっ!?」ガーン

ルルカ「いよっしゃぁぁぁぁっ‼」ガッツポーズ

 

アーロ「はっはwワロスww」m9(^Д^)プギャー

ベル「ちょ、アーロ、代わって…どうやら俺はあの島に行くとヤバイ病にかかっていてな…」

 

アーロ「そんなこというなよー。ほら、鹿島だってお前を応援してんだぜ?」チラッ

鹿島「え、えっと…ベルさん、頑張ってください!」アタフタ

 

ベル「いよっしゃぁぁっ‼もう何も怖くない!」ウオオオッ

鹿島「」アタフタ

 

ジン「…ちょろいな」

ルルカ「ちょろいわね」

アーロ「ほんとちょろいな」

 

in母港

 

雪風「よーし、かくれんぼしますよー‼」

 

島風「おっ‼」

長波「かくれんぼは得意だぜ‼」

響「ハラショー」

初霜「最初は雪風ちゃんが見つける番ね」

 

雪風「それじゃあ100数えるので皆さん隠れてくださいね!」

 

イーチ…ニー‥サーン…

 

島風「長波ー‼一緒に隠れよー‼」

長波「仕方ねえなぁ。どこに隠れる?」

島風「ふふーん、とっておきの場所があるの。こっちこっちー‼」

 

_数分後_

 

島風「これなら強運の雪風にも見つからないよ!」

長波「だからと言ってさぁ…第二イサナ号船内にある樽の中ってどうなのさ。しかも二人も入ると狭いし‼」

 

ドカドカッ

 

島風「静かにっ…誰か入って来たみたい…」

長波「…なあ、船が揺れてるような気がするんだけど…」

 

____

 

inカレー洋採掘地区

 

ルルカ「さすがイサナ号ね。他の船より速いわ」

ジン「消臭玉は持っているな?ここから二手に分かれていくぞ」

 

ベル「…」

ルルカ「…」

 

ジン「…よし」

ベル「いや全然よしじゃないよ!?」

 

ジン「見つけたら信号弾をあげてくれ。じゃ、頼んだ」

 

ベル「ちょ、ジン、待ってーっ!?」

ルルカ「さあ、ベル。行くわよー」ガッ

ベル「ああもう‼あまりべた付かないでしっかり探してくれよ?」

ルルカ「…二人っきりね?」ニヤリ

 

ベル「もうやだぁぁぁっ‼」ダッ

 

しーん‥‥

 

島風「‥‥」

長波「…ここ、どこ?」

 

島風「もしや…ビーチの視察!?」

長波「うん、絶対に違うと思う…あたしが思うにジンさん達のお仕事にあたし達はついてきちゃったんだよ」

島風「ふーん、じゃあお手伝いしないとね!」

長波「いや、ここで待ってた方がいいって‼」

島風「ぶー、だって霞ばっかりずるいもん。私がいっちばん速いのにー」

長波「あ、待てよ!あーもう…あたしも行くよ!」

 

_しばらく歩いて_

 

長波「なー、もう戻ろうぜー?」

島風「だーめ、島風探検隊の冒険はまだ始まったばっかりよ‼」ダッ

 

ゴツン

 

島風「おうっ!?」尻もち

長波「ほらーちゃんと前をみなよ」

島風「もー‼なんでこんなところに柱があるのよ!」ゲシゲシ

長波「…なんか色変わってね?」

島風「ほんとだ!緑に変わって…」

 

グルルルr…

 

島風&長波「…え?」

 

ブラキディオス「(#`益´)」グルルルr…

 

長波「」

島風「おおーっ‼すっごいリーゼント‼」

 

ブラキディオス「(ノ#`Д´)ノ」グルァァァァァッ‼

 

長波「なんかヤバイのがいたぁぁっ‼」

 




ブラキのようなガチンコ勝負するモンスターは好きですね。
イビルやドボルベルク、ディノバルド、ウラガンキンといい獣竜種はみなパワフルですね

え?ボルボロス?…と、突進とか(震え声)

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