狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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今回は少し短めです

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㊹西方海域へ

in工廠

 

__00:00:00__<新しい艦娘が建造されました‼

 

明石「‥‥あれから待ってみたものの、何ができてるのでしょうか‥」

ジン「『紅玉』を入れたからな。すごいのが出そうだ」inドラム缶

ベル「というよりなんでドラム缶に入ってんの?」

ミケ「それでは工廠オープンニャ‼」

 

 

秋月「秋月型一番艦、秋月。ここに推参致しました。お任せください!」

 

 

明石「‥‥やっぱりねー」

ミケ「ああっ‼明石さんが遠い目をしているニャ!?」

ジン「…これはすごいのか?」

明石「ほんとこれどうしようかしらー」

ミケ「だ、大丈夫ニャ‼」

 

秋月「えっと…」アセアセ

ベル「ようこそ。変わった鎮守府だがよろしく」

ジン「…すぐに慣れるさ」

秋月「は、はい!(なんでドラム缶に入ってるんだろうか?)」

 

in食堂

 

ルルカ「うまーい‼さすがは板前ブラザーズの料理ね!」

 

ヨモギ「ルルカの姐さんが喜んでくれてなによりニャ」

マシロ「ささ、しっかり味わってくださいニャ‼」

 

赤城「すいませんおかわりください」

加賀「私もおかわりください」

 

アーロ「ほんとよく食うのな」つ【御飯】

時雨「アーロさん、僕も手伝うよ」

龍田「最近はアーロさんも厨房にいるようになったわね~」

アーロ「えっへん、これでも板前ブラザーズと料理の修行をしていたもんさ」フンス

 

瑞鶴「さーて、今日の献立はなんだろうなー」

飛鷹「今日はハヤシライスみたいよ?」

 

ルルカ「むむっ‼あの子は…とうっ‼」ダッ

 

飛鷹「あれ?あの人は…提督の知り合いの…」

瑞鶴「な、なんかこっちに来てる!?」

 

ルルカ「ふっふっふー、貴女が瑞鶴ちゃんね?」

瑞鶴「は、はい、えっと…」

ルルカ「うふふ、団長さんから話は聞いているわ。頑張って‼」ポンポン

瑞鶴「え?えっ?」

ルルカ「大丈夫、私が色々とアドバイスしてあげるから。応援しているわよー‼」ノシ

 

瑞鶴「あ、ありがとうございます?」

飛鷹「ねえ、なんのこと?」

瑞鶴「さ、さぁ?」クビカシゲ

 

in執務室前

 

ビスマルク「あら?霞、お食事を持ってきてどうしたの?」

霞「司令官、ルルカさんから話を聞いたあとずっと執務室から出てないの。」

レーベ「そういえば晩御飯の時も来てなかったね」

霞「もう、世話が焼けるんだから‥‥司令官、入るわよ」ガチャリ

 

提督「‥‥」書類製作中

 

黒丸「旦那さん、ドンドルマの狂竜ウィルス研究所から万能湯けむり玉を発注しておいたニャ」

提督「到着まで数週間かかる。それまではウチケシの実でなんとかする」

チャチャ「提督、倉庫にあるウチケシの実の数を数えてきたッチャ‼」

霞「ねえ、司令官」

 

提督「数量はどうだ?」

チャチャ「たくさんあったチャ‼」

カヤンバ「それじゃあわかんないンバ‼99個が500セットあるンバ」

提督「うーむ、毎日畑から取れる数と比較して…足りるかなぁ」

霞「…ねえ、司令官」

 

カヤンバ「でも以前のデータと比べたら倉庫の木の実も減ってるンバ」

黒丸「たまに赤城さんがつまみ食いするニャ」

提督「マジで?うーん、一応農場にも発注をかけてくれ」

霞「司令官、御飯持ってきたわよ!」

 

提督「おおうっ!?霞、いたのか」アセアセ

霞「まったく、いつまで待たせるのよ」プンスカ

レーベ「アドミラル、何書いてたの?」

 

提督「大本営に送る資料とドンドルマに送る『抗竜石』の配布申請だ」

ビスマルク「かなりの量の資料ね…」

提督「明日は西方海域に編成して出撃もさせなくちゃならんからな。てんやわんやさ」

霞「…仕方ないわね。手伝ってあげるわ」

 

_翌日_

 

in工廠

 

明石「ふう、これで完成です」

五十鈴改ニ「やったぁ‼待ちに待った改ニだわ‼」ウキウキ

潮改ニ「明石さん、ありがとうございます!」

 

明石「よかったわ。やっと私の手で普通に改ニに改良できたわ」ウルウル

青葉「あははー、それまではジンさんが魔改造しちゃってましたからねー」

明石「もうこれで安心ね!」

 

ルルカ「明石さんちょっといいかしら?」

明石「ルルカさんどうかしましたか?」

ルルカ「そのー、工廠の空いているスペースがあるじゃない?ちょっとそこをお借りしてもいい?」

明石「あそこですか?もちろん、構いませんよ」

ルルカ「ありがとー、それじゃあさっそく…持ってきていいわよー」ノシ

 

アーロ「うーっす」つ木箱

黒丸「皆のもの、しっかり運ぶニャー」

 

アイルー&妖精さん達<ハーイ!

 

明石「す、すごい荷物の量ですね」

アーロ「おい、水はどうする?」

ルルカ「そうねー、ここから中庭にある水車につなぐことはできるかしら」

アーロ「りょーかい、久々の力仕事だな」

黒丸「ルルカの姐さん、ろ過装置はここでいいかニャ?」

 

五十鈴「かわった装置や道具ばかりね」

潮「これって何ですか?」

ルルカ「小さな狂竜ウィルス研究所よ。ちょっとここで研究開発させてちょうだいね」

アーロ「こう見えて研究所の手伝いもしていたんだ。一応、できるんだよな?」

ルルカ「エッヘン、こう見えて助手もやってましたから」エッヘン

 

in母港

 

霞「それじゃあジャム島海域の出撃メンバーを言うわよ。五十鈴を旗艦に秋月、レーベ、矢矧、青葉、加賀の6名で出撃よ」

 

五十鈴「よーし、五十鈴の出番ね。任せて‼」

秋月「さっそく出撃ですね…頑張ります‼」

矢矧「腕が鳴るわね」

 

大淀「駆逐艦の方は爆雷の装備をしてくださいね」

青葉「あれ?提督はどうしたんですか?」

レーベ「昨日から夜明けまで書類を書いてたんだ」

霞「執務室でぐっすり寝てるわ」

 

___

 

提督「( ˘ω˘ )スヤァ…」

___

 

加賀「だから代わりにやっていたのね」

ジン「…今回の海域は潜水艦の他にルートによっては戦艦もいると聞く、いうわけで気を付けてな」

 

艦娘一同「はいっ‼」敬礼

 

in中庭

 

ベル「…ふう、ひとまずルルカに見つかる前にこっそり街へ行こうかな…」

 

鹿島「あ、あのーベルさん?」

ベル「ひゃいっ!?…あ、鹿島かー」ホッ

 

鹿島「そ、その、お聞きしたいことがありまして‥」ソワソワ

ベル「うん?」

鹿島「ルルカさんはベルさんの自称恋人と聞いていますけど…」

ベル「あー、あれね。ヤンチャだった頃の自分がいけないんだけどねー…あれは違うからね」

鹿島「そうでしたか…そのこういのも失礼かもしれませんが、少し安心しました」ホッ

 

ベル「…え?鹿島?それってもしかしry」

 

ルルカ「ヒャッハー‼見つけたわよぉぉぉぉっ‼」グワッ

ベル「うわあぁぁぁぁっ」ダダダダッ

ルルカ「ぬぅ、逃げ足は速いわね…よし、そこの貴女‼」ビスッ

鹿島「ひゃ、ひゃいっ!?」ビクッ

ルルカ「私も負けないからね!…よっしゃぁぁっ‼ベル、逃がさないわよぉぉぉっ‼」ダダダッ

鹿島「」ポカーン

 





 鹿島さんはかわいい


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