狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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北方海域、過去編が終わって新編突入です

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㊷艦隊、西の海へ…ラブリーガール訪問

in港町

 

??「ふう、やっと着いたわね…漁師さん、ありがと~」ノシ

漁師A「おうよ!この街は素敵なところだからな、しっかり楽しんでくれや‼」

 

??「さてと…筆頭リーダーさんの話なら彼らはこの街にいるようだけど」キョロキョロ

 

ワイワイガヤガヤ

 

??「参ったわね、こうも賑わっていると見つかりそうもないわぁ…ん?」

 

木曾「おじさーん、今日も新鮮な魚を買いにきたぞー」

北上「いつものサーモンもちょうだーい」

漁師B「おう!いつもありがとうよ‼」

 

??「この街の人達とは違う服装ね…よしっ」

 

漁師B「今日はトロサシミウオが沢山獲れたんだ‼安くしとくぜ‼」

木曾「へ~、美味しそうだ!」

北上「板前ブラザーズに頼んで刺し身にしようかなー」

 

??「ねぇ、あなた達?ちょっといいかしら?」

 

北上「うん?おおっ?綺麗なチャイナドレスだ‼」

木曾「え、えっと、なんでしょうか?」

 

??「この街に…『クロード』っていう人がいるって聞いたんだけど、知ってるかしら?」

北上「『クロード』?…もしかして提督のことかな?」

??「て、提督?えっと…赤い鎧を着てて、他にはジン、アーロ、ベルっていう人もいるのだけど…」

木曾「あ、それ俺達の提督だ」

北上「おねーさん、提督の知り合い?」

??「まあね、腐れ縁というか…知り合いよ。実はその人たちに会いたいのだけど…どこにいるか知ってる?」

木曾「それなら俺達の鎮守府にいるぞ?」

北上「提督の知り合いなら、来る?買い物の帰りだしー」

??「ほんと?助かるわぁ」ニッコリ

 

 

木曾「北上姉さん、あの人…提督の知り合いらしいけど、どんな関係なのかな」ヒソヒソ

北上「うーん、提督たちを考えたら…ドロドロはしてないと思う」ヒソヒソ

 

__

 

in執務室

 

提督「」ブルッ

霞「どうかしたの?風邪?」

提督「なんか寒気がした…嫌な予感じゃないのだけども、ウーン」

霞「もう、考えすぎよ。ほら、書類整理する」

提督「あひぃ…霞、次の海域は西方海域だが潜水艦がいるのだよな?」

霞「ええ、対潜値が高い子、駆逐艦や軽巡がいれば対策はとれるわ。後はソナーや爆雷を装備すれば効率よく撃退できるのよ?」

 

提督「水中かぁ…音爆弾」

霞「音爆弾はダメ!」メッ

 

満潮「…霞が優しいだと!?」

曙「クソ提督の着任前の話を聞いて更に熱心になってるわねー」ニヤニヤ

初雪「あれが…フーフ‼」

 

霞「外野うっさい‼」

提督「ソナーや爆雷かぁ…開発してみるか」

霞「司令官はやっちゃダメよ?…なんでピッケルができるのかわからないんだから」

提督「ははは、俺はやらないさ。あ、でもジンが今朝『俺ならできる』とか言ってたから任せたけど」

 

霞「満潮、曙、初雪‼急いで工廠へ行ってジンさんを止めに行って‼」

 

初雪「ラジャー」ダッ

曙「急げ―っ‼」ダッ

満潮「えっ?えっ!?」ダッ

 

in工廠

 

ジン「…」

 

カヤンバ「ジン殿、いかがしたンバ?」

ジン「…」キョロキョロ

チャチャ「開発で何か作ってたけども何かあったチャ?」

ジン「…やっちまった」

カヤンバ&チャチャ「???」

ジン「チャチャ、カヤンバ。これを持って俺の部屋に隠してくれ」

チャチャ「なにやらでかい板みたいなものッチャね」

カヤンバ「これを持っていけばいいンバ?」

 

ジン「頼んだ。明石さんに見つからないようにな」

 

初雪「ジンさん、発見」

曙「コラ―‼勝手に変なの造ってないでしょうね?」

 

ジン「…なにもー」((;^ω^))

曙&初雪(怪しい‥)

 

in母港

 

鹿島「はい、今日の演習はここまで。皆さん、お疲れさまです」

 

雷&皐月「ありがとうございます!」(^O^)ノ

川内「ふー、今日もよく動いたー」

加古「あぁ~眠いぃ~」

足柄「よーし、一段とうまくなってきてるわ」フンス

龍驤「鹿島さんのおかげで演習もよりはかどれるなぁー」

 

ベル「やっほー、皆よく頑張ってるねー」ノシ

鹿島「あ、ベルさん‼」

雷「その持ってるカゴは何?」

 

ベル「鹿島に教えてもらって作ってみたサンドイッチだ。よかったら食べてみて」

皐月「やったー‼お腹ペコペコだったんだー」

加古「やっほーい、いただきまーす‼」

鹿島「うん!美味しいですよ‼」

ベル「あははー、喜んでくれてよかったよ。そうだ、鹿島。次はコーヒーとやらも教えてくれないかい?」

鹿島「はい、喜んで‼」ニコニコ

 

足柄「最近、ベルさん機嫌がいいわねー」

龍驤「アーロさん曰く、アーロさんの『鹿島がセイラ―着たら可愛いんじゃね?』という一言でベルさんの様子がかわったらしいで?」

足柄「いいような、悪いような…」ウーン

龍驤「まあ鹿島さんも喜んでいるようだしいいんちゃう?」

 

大淀「あ、ベルさん‼丁度よかったです」

ベル「うん?どうかしたのかい?」

大淀「はい、先ほど、北上さんから通信がありまして…何やら提督達の事を知っている方を連れてきているようで」

ベル「んん?俺達を知っている?『我らの団』の皆と違うとしたら限られるなぁ…」

大淀「はい、たしか女性の方ですね」

 

ベル「‥‥『女性』?」ピクリ

 

鹿島「?ベルさん、どうかしましたか?」

雷「急に焦っているようだけど、大丈夫?」

ベル「…大淀さん、その女性の服装はわかるかい?」ガクブル

大淀「ええ、確か…『チャイナドレス』っぽい服装だと聞いてます」

 

 

ベル「そおおおいっ‼」海へドボーン

 

鹿島「べ、ベルさーん!?」

川内「急に海に飛び込んでどうしたの!?」

 

ベル「大淀さん‼その女性が来ても俺はいないと言っといてくれ‼」

 

龍驤「ちょ、どこに泳いでいくねん!?」

加古「あらら、どうしようか」

 

in鎮守府門前

 

アーロ「弥生、ムラサキのしつけも随分と手なずけたものだなー」ナデナデ

弥生「うん、弥生頑張りました」

ザザミ亜種「♡~(V)(o¥o)(V)」

 

雪風「アルちゃんも絶好調です‼」アルセルタスにライド

アルセルタス「三( `ω´)」

アーロ「…」

初霜「アーロさん、どうかしましたか?」

アーロ「こうも見てるとほっこりするなーって」ホッコリー

潮「はい、和みますよねー」ホッコリー

 

北上「たっだいまー」ノシ

アーロ「おおう、おかえりー」

木曾「なあ、アーロさん。あの人って提督達の知り合いなのか?」

アーロ「うん?あの人って一体だr」

 

??「あらぁ、アーロじゃない。随分とかわいい子達に囲まれているわねー」

アーロ「」( д)゚゚

潮「あ、アーロさん!?」

??「ダイミョウザザミ亜種にアルセルタス…よく手なずけたわね」

弥生「綺麗なチャイナドレス…」

雪風「アーロさん、この人お知り合いですか?」

 

アーロ「知ってるも何も…何の用だ?」

??「クロードに用があるの。会ってもいいよね?」

アーロ「…仕方ねーなぁ。潮、大淀さんを呼んで執務室に案内してくれ」

潮「わ、わかりました‼」

??「ありがとぉ♡それにしても…面白い所ね」

アーロ「どーも。提督に用があんだろ?さっさと行けよ」

??「あーん、いけずぅ♡」

 

北上「あのアーロさんが邪険に扱ってる…」

木曾「あの人、一体誰なんだろう…」

 

執務室

 

大淀「失礼します。提督、少しよろしいですか?」

 

提督「おお、なんか用かい?」書類の山―

霞「ほら、さっさと書類整理する!」

金剛「ていとくー、お茶にしませんカー?」

提督「あ、大淀さん続けてー」

 

大淀「実は、提督にお会いしたいという方がいらっしゃいまして…」

提督「うん?どちら様?」

大淀「はい、会ってみればわかるとおっしゃっています」

提督「???団長達じゃなさそうだな。とりあえず通して」

 

??「はぁい。久しぶりね、クロード」ノシ

提督「」

金剛「What’s!?綺麗なチャイナドレスの女性デスか!?」

提督「こいつは驚いた…久しぶりだな、ルルカ」

 

ルルカ「あははは!やっぱりクロードはマイペースね」

提督「よく皆に言われるよー。というかどうしてここへ?」

ルルカ「筆頭リーダーさんに言伝を頼まれて会いに来たの。『鎮守府』っていうの?可愛い女の子ばっかりじゃない」

提督「へー筆頭リーダーさんがか。遠方からご苦労様。ゆっくり休んでくれよ」

ルルカ「はーい、それじゃあお言葉に甘えようかしらぁ♡」

 

霞「し、司令官。この人誰よ!?」

金剛「そ、そうデス‼この女性は一体、提督の何なのデスか!?」

 

提督「あ、紹介するよ。彼女はルルカ。ギルド本部のハンターで…自称『ベルの恋人』」

ルルカ「そうでーす、自称恋人でーす♡」ブイッ

 

霞「」

金剛「‥ええええええっ!?」

 

 

 

 




ルルカ: 性別:女性  出身:ドンドルマ

装備:カブルX一式(ガンナー装備) 髪の色:薄紫のショートヘアー
得意武器:ライトボウガン、ヘビーボウガン
好物:アンコウ鍋
好きな生物:ベリオロス

他:自称、ベルの恋人(ベル本人は否定)



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