狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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ちょっと短めなります。すみません

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㊶‐4 秘匿報告書『G級作戦』 四

■■■

 

in第二連合艦隊泊地、総司令室

 

クロード「と、言うわけでナバルデウスを撃退しまーす」

 

アーロ「はあああっ!?」

ベル「あははは…やっぱりナバルだったんだね」

ジン「…そんな気がしていた」

 

クロード「俺達が前線に出てナバルと戦う。ね、簡単でしょ?」

 

ジン「…バリスタの弾は?」

クロード「ない」キリッ

ベル「対巨龍爆弾は?」

クロード「ないっ」キリッ

アーロ「げ、撃龍槍は?」

クロード「ない‼」キリッ

 

アーロ「おいいっ!?撃龍槍やバリスタ無しでやるとかマジかよ!?」

クロード「確かにバリスタや撃龍槍はない。だが、彼らと協力して戦う」

孫市提督「及ばずながら力を貸すよ。そうだろう、皆?」

 

他提督達「おおおおっ‼」

 

アーロ「これまた、かなりの人数で…」

元帥「それで、どう戦うかね?」

クロード「そうですね…先ほど言っていたとおり俺達が海に潜り、ナバルと戦闘をします。」

孫市提督「…え?海に自ら潜るのか?」

 

ジン「…大体7分は潜れる」

アーロ「あと増息薬や酸素玉、イキツギ藻を使えば半永久的に潜水できるぜ‼」

孫市提督「…一応聞くけど、人だよね?」

 

元帥「たった4人でその巨体の怪物と戦うのか!?」

クロード「そうですね狩人の務めですから…ですが、バリスタの弾、撃龍槍がない分、火力不足で長期戦になるでしょう。ナバルが怯むような強い一撃が必要ですね」

 

アーロ「対巨龍爆弾みたいな火力があればなぁ…」

 

イムヤ「それなら似たようなものがあるよ?」

アーロ「あるの!?」

イムヤ「…私達潜水艦の雷撃を一斉に撃てばそれなりの火力はあると思うわ」

ジン「…それなら可能かもしれん。問題はどこを狙うかだな」

クロード「それだ。その為にもちょいっと作戦がある…」

 

__翌日、元帥殿の艦隊含め第二連合艦隊は彼らと共に例の海域へ出撃した__

 

クロード「元帥殿、孫市提督殿。全艦隊はこの付近で待機を。後の指示はオトモの黒丸が伝達に参ります」

元帥「まさか本当に4人で向かうのか…」

クロード「こういう仕事ですので」アハハ

元帥「…君たちだけでは心もとないだろう。せめて潜水艦の子を供として着いて行かそう」

 

伊401「初めまして‼伊400型潜水艦、伊401です。しおいとお呼びください!」

イムヤ「クロードさん、お願いします。私も連れていってください!」

クロード「…ウーム…」

ジン「…クロード、彼女達を信じてあげたらどうだ?」

 

クロード「…わかりました。お願いします」ペコリ

元帥「…どうか、無事に戻ってきてくれ」

クロード「はっ!それでは行ってまいります‼」

 

■■■

 

青年提督「本当に水中に潜ったんですか…その人達本当に人!?」

幼馴染提督「もう超人よね…それで戦闘はどうなったんですか?」

 

孫市提督「ここからは実際に目の当たりにしたイムヤとしおいから聞いた話になる」

 

■■■

in例の海域海中

 

イムヤ「ほんとに息継ぎしないで長く潜水してる…」

 

アーロ「はっはっはー‼どうだ潜水艦顔負けだろう!」

しおい「しかも水中でしゃべれるの!?」

ジン「ハンターだから、できたこと」ドヤァ

 

ベル「こらこら、ここから気を引き締めていかないといけないんだから」

クロード「…くるぞ!防御態勢っ‼」大剣ガード

 

アーロ「しっかりしがみつけよー‼」

しおい「ひゃぁっ!?急に早い流れが!?」

イムヤ「っ!?何かくるわ‼」

 

クロード「さっそくナバルデウスのおでましか!」

 

ナバルデウス「( `皿▼ )」グオオオォォ…

 

しおい「と、とってもでかい…」

イムヤ「あ、あれです!私達に襲い掛かってきたのはあのでかい生物です!」

 

ベル「左の角が以上に大きい…やっぱりクロードの予想通りだね」

クロード「ああ、左の角が異常に発達して視界が遮られたり、重かったりでストレスが溜まって攻撃的になっていたようだな」

 

ジン「…黒丸、艦隊に進撃し、砲撃、雷撃用意の伝達を頼む」

黒丸「了解ニャ‼」つ【モドリ玉】

 

イムヤ「ワオ!?黒丸さんが消えた!?」

 

_

 

黒丸「ぷはぁっ‼なんとか戻れたニャ‼」ザパッ

叢雲「あんたあのクロードのとこの猫‼というよりどうやってここまですぐに戻れたの!?」

 

黒丸「ちょうどよかったニャ‼皆さんに進撃、砲雷撃戦用意してほしいニャ‼」

叢雲「‼わかったわ。提督、元帥殿‼クロードさんから進撃、砲雷撃戦用意の合図が来たわよ‼」

 

元帥「…よし、全艦隊進撃‼潜水艦は黒丸に続け!」

 

黒丸「それじゃあオイラについてきてほしいニャ‼旦那さんが合図をしてくるからそれまで発射は待つニャ‼」

叢雲「黒丸、またあそこまで泳ぐのは大変でしょ。私に乗りなさい」

 

_

 

ナバル「(#`皿▼ )」グオオォォォォッ‼

 

アーロ「相変わらず機嫌が悪いとやっかいなヤツだぜ」つノブレスオブリージュ

クロード「顔と角を狙って攻撃するぞ!」つ王牙大剣【黒雷】

ジン「…二人は安全なところに隠れていろ」つ雷刀ジンライ

ベル「さあいくぞ!」つ双雷剣キリン

 

しおい「…あの人達、恐れずに果敢に向かっちゃったよ」ポカーン

イムヤ「…はっ、こうしていはいられないわ。早く隠れましょ!」アタフタ

 

ナバル「( `皿▼ )三」尻尾薙ぎ払い

 

アーロ「ガードっ‼」

ジン「…ぬんっ」ジャスト回避

 

クロード「いいか、艦隊が来て砲雷撃戦ができるようにそれまでしっかり角にダメージを与えるんだ‼」

 




ただでかいだけでも十分な脅威ですよね‥
角や体が陸地に当たるものなら地震を起こすって…どんだけパワーがすごいのよ

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