狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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忘れてたので補足しておきます
クロードは提督さんの本名です…先に言うの忘れてた☆

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㊶‐3 秘匿報告書『G級作戦』 参

■■■

 

__それから4日が過ぎた。第一連合艦隊は資材を溜めて戦闘がすぐにできるよう備えている間、彼らは朝から調査に出て夕刻に帰ってくるの繰り返しをしていた__

 

アーロ「…よし、これで大丈夫だ」包帯を巻いてあげる

文月「わ~、鎧のおじさんありがと~」ノシ

電「ありがとうなのです‼」ノシ

アーロ「おじさんじゃない、お兄さんだ‼もうこけるんじゃないぞー」

鳥海「けがの手当てまで…わざわざすみません」

ベル「いいってことさ、今の俺達に手伝えることはこれぐらいだし」

 

ジン「ふむふむ……これで王手」パチンッ

他提督A「うおっ!?あんたなかなか強いな!」

ヨモギ「うん?料理のレシピを教えて欲しいのニャ?」

他提督B「ああ、大好評だったからね。私も作ってみたくなったよ」

 

__第二連合艦隊の提督達や艦娘達は彼らと意気投合し、親しくなっていた__

 

クロード「ウーン…」

孫市提督「やあクロードくん、何か悩んでいるようだな」

クロード「孫市提督殿、あともう少しで調査結果がまとまるんですが…」

孫市提督「何か足りないのか?」

クロード「まとまってはいるんですが…元帥殿達に報告するにはまだ足りないんです。『ヤツ』だと正確にわかる情報が必要ですね」

孫市提督「正確な情報…『巨大な何か』を目の当たりにした艦娘の証言も必要か。となると第一連合艦隊の子達だな」

クロード「そうですね…この間第一連合艦隊の泊地に寄ったんですけど、孫娘提督殿に『許可なく寄って来るな』と追い返されちゃいまして…」アハハハ

孫市提督「はぁ…俺は元帥殿に報告する用事がある、よかったら一緒に来ないか?」

クロード「本当ですか!?ありがとうございます!」

 

in第一連合艦隊泊地

 

孫娘提督「ちょっと!また許可もなく勝手に来たのね!?」

クロード「あ、わざわざ来てくださるんですか、どうもすみません」ペコリ

孫娘提督「ちゃうわ‼あんたなんかに元帥殿の下へ通す許可なぞ…」

孫市提督「許可なら俺が出した。」

孫娘提督「ぱ、パパ!?なんで!?」

 

孫市提督「元帥殿もこの事態を早急に解決したい。その為なら彼らの協力も惜しまんからな。クロードくん行こうか」

クロード「あ、はい…それでは孫娘提督殿、失礼します」ペコリ

 

孫娘提督「グヌヌヌ…」ギリィッ

 

in第一連合艦隊、元帥の部屋

 

元帥「なるほど…『自然』とやらがこの件の原因というのか…」

孫市提督「彼らはそう言ってます。しいて言うなら『古龍種』の可能性が高いとのことです」

元帥「『古龍』?…ますます気になるな。それで、クロードくん。私に頼みとは何かね?」

 

クロード「はい、『巨大な何か』を目の当たりにした艦娘達の話を聞きたいのです。どうか接触する許可をいただけませんでしょうか」

元帥「…彼女たちは確かに目の当たりにした。だが、どう言い表していいのかわからない者、何が起きたのかわからない者と正確な情報は得られにくいと思うが?」

 

孫市提督「彼が会いたいのは潜水艦の子でしょう。彼女達は水中で見た可能性が高いようですし」

元帥「…」ピクリ

クロード「怖い思いをした子もいるかもしれません。その恐怖をぶり返すつもりはありません、俺が怖い思いを取り払います。どうかお願いします」

 

元帥「…わかった。許可を出そう。だが、面会していいのは一人だけだ」

クロード「あ、ありがとうございます!」

 

_数分後_

 

イムヤ「」ガクブル

 

孫市提督「彼女は…元帥殿の潜水艦の子では!?」

元帥「…私も采配を間違えた。調査で彼女達を向かわさせ、死ぬかもしれない怖い思いをさせてしまった。あれ以降、震えているのだよ」

 

クロード「や、やあイムヤちゃん。初めまして、俺はクロードっていうんだ」

イムヤ「っ‼」ビクッ

クロード「実は…君の見たものについて知りたくて来たんだ。どうか話してくれるかい?」

イムヤ「い、いやっ…いやっ‼」ガクブル

 

元帥「…」

孫市提督「クロードくん、とても話せる状況じゃ…」

 

クロード「…」ズイッ

イムヤ「きゃっ!?」グイッ

孫市提督「クロードくん!?」

 

クロード「もう大丈夫だ。」ギュッ

イムヤ「…」

クロード「怖かったろ…だがもう安心してくれ。俺達がもう怖い思いをさせはしない。だから、今は怖かった分うーんと泣きなさい」ナデナデ

イムヤ「…う…グスッ…うわぁぁぁぁんっ‼」

クロード「おーよしよし」ナデナデ

 

元帥「…彼はすごいな。彼が住んでいる土地や人達を見たくなってきた」

孫市提督「…」頷く

 

_数分後_

 

クロード「もう大丈夫かい?」

イムヤ「…う、うん‥」グスッ

クロード「じゃあ見たものについて質問してもいいかい?怖かったら話さくてもいい」

イムヤ「…も、もう大丈夫、怖くないわ」

クロード「よしよし、その意気だ。…まずは君が見たものの全体を話してくれないか?」

 

イムヤ「う、うん…あれは私達よりもとっても大きくて…白かったわ。あと…ヒレも見えた」

クロード「うんうん…それは大きく、長かったかい?」

イムヤ「ええ、細長くて…あと青白く光ってる個所もあったの」

 

クロード「…もしかしてそいつ…湾曲した角をしていなかった?」

イムヤ「‼…そうだわ‼とっても長くて曲がった角を持ってた!」

クロード「…ありがとう。これでわかったよ」ナデナデ

 

元帥「クロードくん、何かわかったかね?」

クロード「ええ…あの海域に潜む正体がわかりました。それと…非常事態です」

孫市提督「ひ、非常事態!?」

元帥「…あの海に何がいるのだ?」

 

クロード「海に潜む『古龍種』の中で最大級の生物、『大海龍』ナバルデウスです」

 

■■■

 

青年提督「な、ナバル…?何ですかそれ?」

 

孫市提督「…言葉通り『龍』だ。かなりの巨体で確か…5837.2㎝にもなると言っていたな」

青年提督「えーと‥1mが100cmだから…兎に角でかいんだ!?」

幼馴染提督「で、でもその巨体だけで非常事態になるんですか?」

孫市提督「ただでかいだけでも十分な脅威になる。奴が海底の岩盤に強く当たるものなら大きな揺れを引き起こすといわれている」

青年提督「でもなんでそんな奴が急に現れたんです?そんなにでかいのならすぐに見つかるのに…」

孫市提督「そう、急に現れたことが彼らにとって非常事態だったんだ」

 

■■■

 

元帥「…君の言う『ナバルデウス』が巨体ならすぐに見つかっていたのでは?」

 

クロード「ナバルデウスは普段は縄張りを取らず遥か深く暗い深海を回遊し、誰にも見つかることがないんです。しかし、あの海域に海面付近まで上昇して潜んでいることがありえない」

孫市提督「‥‥」

クロード「そしてナバルデウスは基本的には攻撃的な性格ではありません。それが人も襲うような攻撃的な性格になっていることもおかしいのです。俺の考えが正しければこのままだと…」

元帥「このままだと?」

 

クロード「おそらくナバルデウスは海域を経て、この泊地に襲撃をするでしょう」

元帥「!?…だから非常事態なのだね」

孫市提督「では…排除をするのか?」

クロード「いいえ、撃退をします。彼には非はないのです、きっと原因があるのでしょう」

 

孫市提督「自然に生きる物だからこそ、か…人と自然の均衡を守る『狩人』は大変なのだな」

元帥「…しかし、不思議だな。君たちが知っていて我々が知らない生物がいるとは…」

 

クロード「実は‥本土にも潜んでいます。ただお互いの境界線があり、それを干渉せず均衡を保っているからこそ見つからないのです。そしてその均衡を守るために各地に『狩人』がいるんですよ。ただ強大すぎるので秘匿されるのがほぼなんですけどね」ニガワライ

元帥「…ははは、君たちも苦労をしているようだね」

クロード「あはは、それが『狩人』ですから」

 

元帥「…率直に聞こう。君たちならその『ナバルデウス』を退けることができるのかな?」

クロード「…できます。やってみせます」

孫市提督「元帥殿、俺も手伝ってよろしいでしょうか…」

元帥「実は私も手伝おうと思っていたよ。…クロードくん。緊急任務を君に頼もう。総指揮は君が取るんだ」

 

クロード「お、俺ですか!?」

孫市提督「いいじゃないか、提督として最初の任務だ」ポンポン

 

元帥「『ギルド本部』とやらでは難関な任務に『G級』がつくと聞いていたな…よし、緊急任務『G級作戦』を開始する!」

クロード「は、はいいっ!」アセアセ




潜水艦の子では伊168と伊19が好きですね

いやー潜水艦の子はエロいっ…あ、憲兵さん!?ウソですごめんなs
くぁwせdrftgyふじこlp;

【このコメントは憲兵に連れて行かれました】

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