狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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北方海域の攻略、再開です。夏イベ始まるまでに大和を建造したい(願望

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㊴ジンの悩み、アルフォンシーノ海域戦…忍び寄る気配

in食堂

 

提督「皆、前回は本当にご苦労様‼」

 

天龍「こんなの楽勝だったぜ‼」エッヘン

金剛「とか言いつつすっごい冷や汗かいてましたヨー?」ニヤニヤ

鹿島「ほ、本当にありがとうございました‼」

提督「ってなわけで昨日はできなかったけど…鹿島の着任と頑張った子達に乾杯!」ノ(酒)

 

艦娘一同「かんぱーい‼」

 

長門「ビスマルク、よく頑張ってたな」

ビスマルク「ま、まあ当然よ!…でも、アドミラルのおかげね。思った以上しっかりした人達でよかったわ」

 

加古「ジンさんの整備のおかげかなー」

川内「そうだ!他の子達にもやってあげようよ!」

明石「だめです」キッパリ

 

鹿島「提督さん、ほ、本当にありがとうございますー!」ウワーン

提督「ちょ、酔うのはやいよ!?しっかりして!?」

五月雨「エへへへ~アーロさんが4人いますね~」ウィ~

アーロ「ちょ、またかよ!?誰だ、五月雨にお酒飲ませたのは!?」

 

鈴谷「…鎧のコスプレした提督達、すごいねー」

那智「あれ、本物の鎧だぞ?」

鈴谷「え!?マジモンの鎧なの!?すっごい徹底したコスプレ初めて見た…」

 

in工廠

 

ジン「…」ハア…

 

■■ 孫娘提督達が帰る前 ■■

 

ジン「…少し聞いてもいいか?」

摩耶「ん?どうかしたのか?」

ジン「…君たちの全員に指輪の様なものを付けているが、それは…?」

大和「これですか?『ケッコンカッコカリ』の指輪です」

ジン「…ケ、ケッコン!?」

大和「ケッコンとはいっても艦娘の能力をより強化するアイテムのようですけどね」

摩耶「でも、こいつは提督との信頼と親愛の証でもあるって言われてるぜ?」

ジン「…(仮)なのか…」

摩耶「まあ中にはモノホンの指輪を渡してゴールインしている提督もいるし、人それぞれさ」

大和「…提督殿達にもいつか指輪を渡せる時がくればいいですね」ウフフ

ジン「‥‥」

 

■■■

 

瑞鶴「いた、ジンさーん?」

ジン「…瑞鶴…」

瑞鶴「?どうかしたの?すっごい悩んでるみたいだけど?」

ジン「…瑞鶴…飲むか?」つ(酒)

瑞鶴「一人酒してたの?一人じゃさびしいじゃない、一緒に飲んであげるわよ」

ジン「…こいつは故郷のユクモで作られた酒だ」

瑞鶴「どれどれ‥うん、美味しい‼」

ジン「…ユクモの渓流にある集落で作られた最後の酒なんだ」

瑞鶴「…?それってもう作られていない貴重なお酒ってこと?」

ジン「…俺はユクモの渓流地区にある集落の生まれでな、その集落で作られた自慢の酒さ。…だが、もうその集落は」

 

ベル「ジン!そこにいたのか、手伝ってくれ‼駆逐艦の子達が間違えて酒を飲んじゃって大変なんだ!」

ジン「…わかった、俺が行こう」ガタッ

 

瑞鶴「…あの、ベルさん」

ベル「珍しいなぁ、ジンの奴が故郷のお酒を誰かに飲ませるなんて…」

瑞鶴「め、珍しいんですか!?」

ベル「あいつにとって『唯一、崩壊した集落に残っていた』大事な物なんだ。」

瑞鶴「ほ、崩壊!?ベルさんはジンさんの過去の事、何か知っているんですか?」

ベル「…酔わせて聞いたことがある。でも、今は話すべきじゃないね…ジン、泣くし」

瑞鶴「な、泣くんですか!?」

 

ミケ「ベルさん!大変ですニャ‼酔った磯風がアーロさんにシャイニングウィザードをかましたニャ‼」

ベル「マジでか!これは大変だ!」ダッ

 

瑞鶴「…」

 

___

 

in執務室

 

霞「もう駆逐艦にお酒を飲ませるのは禁止よ」

提督「…一時はどうなることかと…」

アーロ「磯風のシャイニングウィザードに曙のジャーマンスープレックス…お花畑が見えたんだけど」

 

磯風「も、申し訳ない…」

曙「あ、あれは酔ってたんだし仕方ないでしょ…」

 

提督「さて、次なる海域はアルフォンシーノ海域か」

大淀「この海域は敵艦の航空戦力が高いと言われています」

霞「下手にこちらの対空、制空力が低いと痛い目に合うわよ?」

ベル「さしずめ空母を2隻以上入れた編成が大事だね…」

 

提督「それじゃあ…球磨を旗艦に、鈴谷、長門、飛鷹、加賀、瑞鶴の6名での出撃にしよう」

霞「司令官、水上偵察機の搭載もしてみたら?」

磯風「より航空戦は有利になるし、こちらとして有利になる」

提督「なるほど…やってみようか」

アーロ「あれ?そういえばジンの奴は?」

ベル「二日酔いだってさ」

アーロ「m9(^Д^)プギャー」

 

in母港

 

ジン「…頭がずきずきする‥」(川´Д`)

球磨「あれから飲んだってきいたクマ」

瑞鶴「の、飲みすぎよ…」

 

 

鈴谷「提督!しっかり練度をあげて行けば航空巡洋艦になれるから期待してね!」

提督「おお、それは頼もしいな!」

飛鷹「き、緊張する…」

加賀「大丈夫よ、私達がフォローするわ…瑞鶴、演習の時みたいな避け方は控えなさいよ?」

瑞鶴「え、ええー」

提督「それじゃあ球磨、皆、気を付けて!」

 

球磨「旗艦は任せるクマ‼いざ出撃クマ‼」

長門「クマァァァッ‼」オオオオオオッ‼

 

鈴谷「長門さん!?台詞が逆ですよ!?」

瑞鶴「…ジンさん、行ってきます!」ノシ

 

ジン「…あぁ」ノシ

 

___

 

アルフォンシーノ海域道中

 

球磨「渦潮なんて屁の河童クマ」ウオオッ

鈴谷「開幕は焦ったけど…順調に進んでるね!」

 

加賀「…瑞鶴、考え事は帰ってからにしなさい」

瑞鶴「ふぇ!?べ、別に考え事なんてしてませんよ!?」

加賀「丸わかりです。さっきはそのせいで被弾しかけたのですから」

瑞鶴「…す、すみません」

加賀「今は戦いに集中しなさい…その後、相談にも乗ってあげるわ」

 

長門「このまま…進撃するぞー‼」

鈴谷「…まさか、長門さんまだお酒に酔ってませんか?」

球磨「昨日はビスマルクが泣いても止めずに飲んでたクマね…」

 

飛鷹「…‼敵艦発見です‼敵艦載機が来るわよ!」

加賀「さっそく航空戦ね…瑞鶴、いきますよ」艦載機発射‼

瑞鶴「わ、わかってるって‼」艦載機発射‼

 

艦載機<オレノウタヲキケー  ババババ 敵艦載機<ヒャッハー‼

 

球磨「クマ‼対空砲用意クマ‼」

長門「撃ち落とすぞ!」ババババ

 

加賀「…航空戦はこちらが有利ですね。追撃します」艦載機発射‼

飛鷹「私だって、やれるんだから‼」艦載機発射‼

 

艦載機発射‼<ネライウツゼー‼  ババババ

 

駆逐ニ級A「ハンバァァァグッ!?」critical!撃沈‼

空母ヲ級A「ヘイテンガラガラッ!?」中破‼

 

長門「よし…続けて撃つ!」ドドーン‼

駆逐ハ級「ザラザラヤナイカイッ!?」critical!撃沈‼

戦艦ル級「切レタナイフダヨ!」ドドーン‼

球磨「クマァッ!?い、痛いクマー‼」大破‼

 

空母ヲ級B「ポーツマス、ポーツマス‼」艦載機発射‼

飛鷹「きゃぁっ!?くう・・お笑いネタなのに強いっ‥」中破

軽巡ホ級「ソンナノカンケーネー‼」ドーン

 

瑞鶴「おっと!」フレーム回避

鈴谷「ズイズイ、すごい!」ワー

瑞鶴「ズ、ズイズイって…そんな事より反撃よ‼」艦載機発射‼

鈴谷「オッケー!やっちゃいましょー‼」ドドーン‼

 

空母ヲ級A「アマーーーイッ!?」critical!撃沈‼

軽巡ホ級「オッパッピー!?」critical!撃沈‼

 

戦艦ル級「ワイルドダロ~‼」ドドーン‼

 

加賀「‼」

瑞鶴「か、加賀さん、危ない!」

 

加賀「…こんなの、朝飯前です」フレーム回避

 

瑞鶴「」( ゚д゚)

 

鈴谷「ちょ、ええええ!?」

瑞鶴「な、なんでできるんですか!?」

加賀「赤城さんができるなら私だってできなくては」

球磨「ずるいクマ‼球磨にも教えるクマ‼」

 

長門「よし、反撃するぞ!」ドドーン‼

戦艦ル級「フ、フライングゲットォォッ!?」critical!撃沈‼

加賀「これで、仕留めます…‼」艦載機発射‼

 

艦載機<ナンデヤネン、モウエエワ‼ バババババ

 

空母ヲ級B「オ、オアトガヨロシイヨウデ~ッ!?」critical!撃沈‼

 

加賀「…ボス艦隊、撃破。提督、艦隊の勝利です」

提督『よ、よかったー…皆ご苦労様』

 

球磨「球磨はもっと活躍したかったクマー」プンスカ

飛鷹「でも何とかなったからいいんじゃないの?」

鈴谷「あれ?あそこにいるのは…おーい!」ノシ

 

伊58「うん?私に用デチ?」

加賀「おひとりなのですか?」

伊58「そうデチ。艦隊の方なら私もついてってもいいデチか?」

瑞鶴「もちろんよ!一緒に行きましょ?」

 

伊58「ふうー、安心したデチー…道中、大変だったデチ」

長門「?何かあったのか?」

伊58「北方海域の奥地の所を遊泳してたら…轟音を撒き散らして大暴れする怪物を見かけたデチ。岸辺にいた深海棲艦や他の生物たちも襲われて一目散に逃げててんやわんやデチよ」

 

長門「…そんな事があったのか」

加賀「そうなると北方海域全域に深海棲艦が流れ込むわね…」

瑞鶴「大変…提督たちに知らせなくちゃ!」

 

鈴谷「え?え?あの…フィ、フィクションよね?」




『忍び寄る気配』…P2Gを初めて買ってプレイした時、ものすごい怖かったクエストでしたね…

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