狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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氷海のBGMは好きなんだけど…ザボアだけなんだよね?

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!

__キス島は苦戦するのに!という方、ごめんなさい!


㉟キス島救出戦、『化け鮫』ザボアザギル 前編

in母港

 

提督「さてと、第二イサナ号の準備はできた」

ベル「後は霞達を待つだけ…ってあれ?」

 

不知火「司令官、準備はできてます」

島風「いつでも出れるよー‼」

 

ベル「その…霞と時雨は?」

長波「えーと…それが…」ニガワライ

響「ほら、こっちにきて」グイッ

霞「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

 

提督「‥‥あれ?二人ともなんか雰囲気変わってない?」

時雨「え、えーと…その…」アセアセ

提督「…あ、もしかして防寒使用?」

霞「ちがーう‼」ゲシッ

 

ベル「…あれ、どうなってんだい?」

島風「改ニだよ!」

提督「…はい!?」

霞(改ニ)「ジンさんがやらかしちゃったのよ」

時雨(改ニ)「なんか鎧玉だけじゃなくて色々つぎ込んだらこうなっちゃって…」アハハ

 

__工廠では

 

明石「…ジンさん、はっきり答えてくださいね」ゴゴゴゴ

ジン「…は、はい」inドラム缶

明石「近代化改修に使ったのは『鎧玉』だけじゃないですね?」ゴゴゴゴ

ジン「…は、はい」(;´Д`)

明石「では…他に何を入れたんですか?」ゴゴゴゴ

ジン「…です」ボソッ

明石「…聞こえませんねぇ?」ゴゴゴゴコ

ジン「‥‥こ、古龍の大宝玉です」(;´Д`)

 

明石「…『ドラム缶回しの刑』、実行しますね」ニッコリ

ジン「( ;ω;)」

___

 

提督「…あちゃー、どうしよう」(ノД`)アチャー

霞「も、もう仕方ないわよ!」

時雨「そうだね。これで行くしかないよ」

 

不知火「でもどうやって改ニになれたんでしょうね」

長波「いいなー、ジンさんに近代化改修してもらったらあたしもパワーアップしてたかもね」

響「…たぶん今頃ジンさんは明石さんにしごかれていると思うよ?」

 

島風「ていとくー‼おっそーい‼速く出撃しよー‼」ノシ

 

提督「あっ、島風!?もうあんな遠くに!…仕方ない、準備はできたな?それじゃあ出発だ‼」

 

__キス島海域

 

提督「マジで寒っ!?」ブルブル

ベル「これ以降もホットドリンクは必須だね」フゥー

 

島風「提督の船、はっやーい!」キラキラ

時雨「第二イサナ号って帆船だよね…?」

霞「どうして艦娘より速く進めるのよ!?」

長波「燃料とかないのにすごいよなー」キラキラ

 

提督「そりゃぁ団長達が作った船だもの」ドヤァ

ベル「大海原だけじゃなく砂漠の海だって渡れるさ」ドヤァ

 

不知火「さすがはあの団長さん達と同じ船ですね」ウンウン

響「…ハラショー」ウンウン

 

霞「そうね…ってあんた達はなんで第二イサナ号に乗ってんのよ!?」

不知火「一応司令官が乗っていますから」グッ b

響「私たちはその護衛だ」グッ b

提督「それに…霞達には申し訳ないが今回は守備隊の救出が最優先だ」

ベル「なるべく敵との戦闘を避けて、最悪の場合は強行突破してほしい」

 

霞「わかったわ…でもボス艦隊の場合は戦闘になる可能性は高いわよ?」

提督「おうとも、その時は…ry」

 

長波「提督‼敵艦隊が見えてきたぜ‼」

島風「深海棲艦より速く駆けるんですね?私、得意ですよ!」ビューン

 

提督「よし!皆も遅れないように駆けるぞ!ベル、全速前進だぁ!」

ベル「一気に行くぞー!」

霞「…最後尾は私が行くわ。あと、後ろから来る魚雷に注意しなさい!」

長波「あいよっ‼」

 

雷巡チ級A「ファッ!?」ギョッ

雷巡チ級B「ナニアレ…クジラ!?」

雷巡チ級C「モシカシテ…ガチノ方ノ艦娘!?」

 

駆逐ロ級A「姉御、ドウシヤスカ?」

駆逐ロ級B「アノクジラ…速イシ何シダスカワカンネエッスヨ?」

雷巡チ級A「…ト、トニカク‼艦娘達ヲ狙ッテ撃テ!逃ガスナ!」ドーン‼

駆逐ロ級C「姉御!アイツラ速イッス」

雷巡チ級B「マアイイ…次ノ戦艦ル級ノ姉御ニカカレバ怖くハナイ!」

 

__

 

響「流石だね、初戦は切り抜けたよ」

時雨「ふう‥少し焦ったけどすごいや」

提督「はーっはっは!どんなもんよ!」

 

不知火「ベルさんの舵がすごいと思いますね?」

提督「そんなー」(´・ω・`)ショボーン

ベル「( ・´ー・`)b」

 

霞「司令官、気を抜いたらだめよ!次が難関だから!」

長波「見えてきたぜ…戦艦と重巡がいるぜ…!」

 

戦艦ル級「ココハ通サンゾー‼」ドドーン‼

 

長波「島風、危ねぇっ‼」島風を引っ張る

島風「おうっ!?長波、ありがとー!」

霞「司令官、先に島の方へ…」砲撃用意

 

提督「ベル!敵陣に駆けるんだ!」

ベル「任せてちょうだいってね!」舵を取る

 

霞「ええっ!?」Σ(;゚д゚)

重巡リ級「ク、クジラガコッチニ来ル!?」

戦艦ル級「コノッ!沈メッ!」ドドーン‼

 

ベル「おおっと!その程度の弾幕じゃあ第二イサナ号は沈まないさ!」

霞「」( ゚д゚)

響「ハラショー!すごい装甲だね!」

戦艦ル級「ナッ!?ビクトモシテナイダト!?」

 

提督「しっかり造られた龍撃船はなぁ、ダレンやジエン・モーランの体当たりや古龍のブレスをくらっても沈まないんだよぉっ!」

 

戦艦ル級「シ、シマッタ‼」

提督「これでもくらえー!」つ三三〇ポーイ

 

ベチャッ(敵艦の艤装に当たる)

 

戦艦ル級「‥‥クサッ!?」ヒーッ

重巡リ級「物凄ククサイッ‼」キャーッ

軽巡ホ級「ハ、鼻ガ曲ガリソウナニオイダッ!」ウワーッ

 

時雨「…提督、何投げたの?」

提督「ん?こやし玉だけど?」

霞「こ、こやし!?」ギョッ

長波「なんでそんなもん持ってんだよ!?」

提督「あれだぞー?どんな奴だって逃げ出す凄いアイテムなんだぞ?」

ベル「…とある伝説のハンターがお守りに使ってるぐらい凄いんだよ」

 

戦艦ル級「クッ…オボエテローッ」ウワーン

重巡リ級「テ、撤退ダー!」ヒエー

 

長波「本当に逃げ出しちゃったよ!?」

不知火「…すごい効果ですね」

提督「こやし玉は緊急用だ。今回しか使わないから」

霞「当たり前よ!そんなのあったらバランスが崩れるからね!」

 

__

 

島風「提督!島が見えてきたよー!」ノシ

 

提督「よーし、もう一息だ!」

響「!司令官、敵艦隊だ、気を付けて!」

 

軽巡ホ級「…クジラトカ、ナンデヤ!チートヤ!チーターヤ!」

軽巡ト級「真ッ先ニ鯨ヲ狙エー‼」ドーン!

駆逐ニ級A「強イラレテイルンダッ!」ドーン!

 

ベル「うわっと!?提督、帆を畳んで!」グラグラ

提督「わかった!船がやられたらいかんからな!」

 

長波「やっとあたしたちの出番だな!」ドーン‼

島風「よーし、撃っちゃうよ!連装砲ちゃん、やっちゃって!」

連装砲ちゃんズ「キュー!」ドドーン‼

 

駆逐ニ級B「ムワァァァッ!?」撃沈‼

軽巡ト級「デッテイウッ!?」小破

霞「いくわよ!沈みなさいっ‼」ドーン‼

時雨「時雨、いくよっ‼」ドーン‼

 

輸送ワ級A「フタエノキワミッ!?」(´゚д゚`)critical!撃沈‼

輸送ワ級B「アーッ!?」(´゚д゚`)critical!撃沈‼

 

ベル「すごいや、これが改ニの威力…」

提督「か、かっこいいー‼」

霞&時雨(…ジンさん、絶対に他に変なの入れたと思う)

 

不知火「速攻で撃ちます!」ドーン‼

響「反撃する手を与えないよ!」ドーン‼

 

軽巡ホ級「ナンデヤッ!?」中破

駆逐ニ級A「サラマンダーヨリズット速ーイ!?」撃沈‼

 

霞「決めるわよ!雷撃開始!」魚雷発射‼

時雨「これで決める!」魚雷発射‼

長波「いっけー‼」魚雷発射‼

響「遅いよ」魚雷発射‼

不知火「沈めっ」魚雷発射‼

 

提督「よーし俺も!」つこやし玉

島風「提督、それはいらないと思う」

 

軽巡ホ級「ナンデヤァァァッ!?」critical!撃沈‼

軽巡ト級「マンマミーアーッ‼」critical!撃沈‼

 

提督「や…やったー‼」ワーイ

霞「敵艦隊撃破ね…このまま島まで向かうわ!」

島風「急げー!」ビューン

 

__キス島上陸、守備隊基地

 

提督「皆さん!大丈夫ですか!」

ベル「元帥の指令より参りました!」

 

兵士B「お、おお!助かった!」

兵士C「基地の防壁とかメチャクチャにされてもうダメかと思ったよー!」

 

提督「それでは船まで案内します!けが人はいらっしゃいませんか!」

兵士D「新人の兵士が引っかかれて怪我をしてる」

提督「よし…長波、すまないが背負えるか?」

長波「任しとけ!ドラム缶を沢山持てるんだ。力には自信があるぜ?」

兵士A「ご、ごめんよ?ありがとう…」

ベル「それとこの『ウチケシの実』を。凍傷にも効きます」

 

提督「よーし、それじゃあついてきてください!」

霞「こっちに船を停めてあるわ!」

兵士B「ヤ、ヤツに見つからないうちにお願いします!」

 

__しばらく歩いて

 

ザザザ…

 

島風「おっ!?提督!陸上にサメのひれが見えるよ!」

兵士C「ひぃっ!?ヤ、ヤツだ!」

兵士B「あ、あいつです!基地を襲って来た…サメです!」

 

ザザザザザザッ‼

 

兵士D「こ、こっちにくるぅぅぅっ!」ヒィッ

提督「ベル!音爆弾をっ!」

ベル「これでもくらえーっ!」つ三三●

 

キーーーンッ‼

 

ザボアザギル「Σ(`皿´ ;)」ピョーン!

 

長波「サ、サメっ!?でけえぞ!?」

島風「しかも足がついてるー!速そう!」キラキラ

 

ザボアザギル「((`皿´;))」ジタバタ

 

提督「やっぱりザボアザギルか…霞達は急いで船に戻るんだ」つ輝王剣リオレウス

 

兵士B(大型生物と戦う狩人で有名な提督達+艦娘達…)

兵士D(それに俺達も加われば…)

兵士C(あのサメに勝てるんじゃね?)

 

兵士B「て、提督殿!我らも戦います!」

兵士D「こ、これだけの人数でいればあのサメに勝てますぞ!」

ベル「いや、それは…」

霞「あのサメなら私たちの砲撃でもいけるんじゃないの?」

 

 

ザボア「((`皿´ #))」パキパキパキ

 

兵士A「…あれ?」

長波「なんかあのサメの周りに冷気が…」

 

ザボア「≪<`皿´#>≫」バキンッ‼(氷の鎧を纏う)

 

兵士達「」(  Д ) ⊙ ⊙

霞&長波「」Σ(;゚Д゚)

島風「か、かっこいいー‼」キラキラ

 

ザボア「≪<`皿´#>≫」ギャオオオオオンッ‼

 

提督「よーしお前ら急げ―!」

兵士達「は、はいいいっ‼」

霞「クズ司令官‼…怪我しないでよね!」

 

提督「…おうっ!」

ベル「…一応、俺もいるんだけどね…」(´・ω・`)




MH4のザボア登場ムービーに出るアイルー達には笑えた
しかも待ってくれるザボアさんも紳士やでぇ‥

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