狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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もうすぐ7月ですね。…地獄の夏イベに備えなければ‼

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


●離島、泡まみれ

ウィル「フンフンフフーン♪」カキカキ

 

ホッポ「ウィル、何書イテルノ?」

ウィル「冒険日記さ。これだけは海の藻屑にならなくてよかった」

レ級「普通水に濡れたらダメなんじゃ…」

ウィル「細かい事は気にするな!」ドヤァ

 

ホッポ「ホッポモ日記書キタイ‼」

ウィル「いいぞ!まだ道具の袋の中にはまだ白紙の日記があるからな!」

ホッポ「ヤッター‼」

 

防空棲姫「時折、ウィルノ道具袋ノ容量ガオカシイト思ウノヨネ…」

駆逐棲姫「ア、アマリ気ニシナイ方ガイイト思ウヨ?」ニガワライ

 

ヲ級「‼ヲッ‼」Σ( ・ω・)

 

ウィル「ん?どうした?何かあったのか?」

ヲ級「ヲ…ヲっヲッ‼」(`・ω・´)

駆逐水鬼「コレハ通信ダネ…ヲ級、誰カラ?」

 

ヲ級「ヲッ…ヲッヲッヲ‼」('ω')三('ω')

駆逐水鬼「フム…離島棲鬼カラ…フムフム」

ウィル「離島棲鬼?」

ホッポ「離島ニ拠点ヲ置イテルノ‼冬ニナルト暖カイカラホッポ達モ遊ビニ行ッテルヨ!」

レ級「ソレデ、離島棲鬼カラナンテ?」

 

ヲ級「ヲッヲッ‼」;´Д`)三;´Д`)

駆逐水鬼「住処、メチャクチャ…助ケテクレトノコトダ」

防空棲姫「離島棲鬼ガ慌テルナンテ珍シイワネ…」

 

ウィル「こうしちゃいられないな!助けに行こう!」

ホッポ「離島棲鬼ノ所ヘ行コウ‼」

 

防空棲姫「別ニ私達ダケデモ構ワナイノニ、ウィルガ行ク必要モナイカモシレナイワヨ?」

ウィル「何言ってんだ、俺はこういうのはほっとけないんでね」

 

駆逐棲姫「ア、アノ、ウィルさんモコウ言ッテマスシ皆デ行キマセンカ?」

防空棲姫「…仕方ナイワネ。」ヤレヤレ

レ級「ウィルッテナンダカンダ言ッテ世話好キナ性格ダナ」ニヤニヤ

ウィル「…『困っている人がいたら助けてやる』。団長がよく言ってたからな」

ホッポ「ダンチョー?」クビカシゲ

ウィル「ああ、『我らの団』っていうキャラバンのリーダーでな、俺が離れる前に一緒に冒険した仲間さ」

防空棲姫「ウィルガアレダカラ団長トイウ人ハモットブッ飛ンデイソウネ…」

 

__離島沿岸

 

駆逐棲姫「見エテキマシタ、アレガ離島基地デス」

ウィル「おおー、見る感じハチミツがありそうな南国系の島だな!」

 

防空棲姫「見タ感ジジャ何モナサソウダケド…」

ヲ級「ヲッヲッ‼」('ω')ノシ

レ級「ソウ言ッテタラ見エテキタゾー」

 

離島棲鬼「モウ、遅イジャナイ!コッチハ住処ヲ追イ出サレチャッタワヨ‼」ウワーン

ウィル「あの子が離島棲鬼…(すんごい髪が長いなぁ…)」フムフム

離島棲鬼「ゲッ!?アンタ誰ヨ!?人間!?」ギョッ

 

防空棲姫「安心シテ、ウィルハ竜人族?ダケド私タチノ味方ヨ」

ホッポ「ホッポガ証明スル‼ウィルハイイ人‼」フンス

 

離島棲鬼「アッ、モシカシテ先週防空棲姫が通信デ知ラセタホッポヲ勝手に連れ出した奴?」ジーッ

防空棲姫「ア、アレハ誤報ヨ!ウ、ウィルハ悪イ奴ジャナイ‼」アタフタ

レ級「ソウイエバ離島棲鬼、艤装ハドウシタ?」

駆逐水鬼「ソレニ住処ニ何がアッタノダ?」

 

離島棲鬼「ソウネ…今ノ時間ナラ『ヤツ』ハ現レナイダロウシ、ツイテキテ。見レバワカルワ」

 

in離島棲鬼の住処

 

ウィル「これは…ひどいな」

 

ホッポ「スッゴイ泡マミレ‼」

駆逐棲姫「離島棲鬼さんノ艤装モ泡マミレデスネ」

防空棲姫「何ガアッタノカ話セル?」

 

離島棲鬼「エエ…三日前ノ出来事ダッタワ。海域デ艦娘達ト戦闘ヲシテ夜戦デ敗北シタカラ住処ニ戻ッタラ『ヤツ』ガイタノヨ。」

 

駆逐水鬼「奴?」

 

離島棲鬼「寝床モ弾薬庫モ彼方此方泡マミレニシテ、追イ払ウモチョコマカト避ケルシ、仕舞には私も泡まみれにナッテ艤装ガ使エナクナッタノヨ!結局住処ヲ追イ出サレシマッタワ!」ウワーン

レ級「オオ、ヨシヨシ、泣クンジャナイヨ」ナデナデ

 

ウィル「うーん…」ジーッ

ホッポ「ウィル、何トカナラナイ?」

ウィル「なぁ、その『ヤツ』は細長くて、長い爪を持ったキツネみたいな奴じゃないか?」

離島棲鬼「‼ソウヨ‼貴方、ヨクワカッタワネ?」

 

ウィル「…この泡は『泡狐竜・タマミツネ』の仕業だな」

駆逐水鬼「ホ、ホウコリュウ?」

 

ウィル「海竜種の仲間で、ピンクと白の色鮮やかな体色、艶やかな紫色の尻尾、そして花の様な色合いの顔と見た目は鮮やかで美しい竜なんだが…奴が分泌する体液と体毛をすり合わせることによってこのような泡を出すんだ」

 

ホッポ「」ポカーン

防空棲姫「ワ、ワカル様ニ説明シテ‼」

 

ウィル「まあ要約するとこの泡を浴びてしまうとすんごい滑る」

レ級「ソレデドウシテ離島棲鬼ノ住処ニヤッテキタンダ?」

ウィル「この住処の環境がタマミツネには最適な場所と判断したんだろうな。離島棲鬼を追い払ってここを自分の縄張りにしたところだ」

 

ヲ級「ヲッヲッ?」

ウィル「…うん、わからないんだけど」(;^ω^)

駆逐棲姫「『ドウニカデキナイノ?』ッテ言ってますよ?」

 

ウィル「この泡なら…」ガサゴソ

ホッポ「ソレハ何?」

ウィル「消散剤だ。これをかければ泡を消せるぞ」

駆逐棲鬼「凄イデスネ‼ウィルさんの道具袋ニハナンデモアルンデスネ!」キラキラ

レ級「ウン、ウィルの道具袋ハ四次元ポケットナノカト思えてきた」

 

離島棲鬼「デモ…マタソノ『タマミツネ』ハ戻ッテクルワヨ?」

ウィル「それなら、俺に任せろ!タマミツネをこの住処に近づけないようにさせるさ」

離島棲鬼「ア、貴方ガ?…デキルノカシラ?」

 

レ級「ウィルナラ心配ナイ」

防空棲姫「私達カラ艦娘達ヨリモ凄イ化ケ物ヲ追イ払ッテクレタノヨ?」

離島棲鬼「ナライイノダケド…早メニ片ヅケテチョウダイ。艦娘達ガコノ島ニ近ヅイテキテルッテ知ラセモアッタワ」

駆逐棲姫「艦娘達ガ来ルッテ本当デスカ!?」

離島棲鬼「コノ海域ノ戦闘ハ終ワッタノニ…レア艦ドロップヲ狙ッテウロツイテル艦隊ヨ。本当ニシツコインダカラ」

 

ホッポ「ソレハ大変‼」

ウィル「…それは戦闘になるのか?」

防空棲姫「エエ…激シイ戦闘ニナルワネ。」

レ級「私達ハ沈ンデモ大丈夫ダケドネ‼」ニシシ

 

ウィル「…その戦闘、ちょっと待ってくれないか?」

駆逐水鬼「ドウカシタノカ?」

ウィル「俺にいい考えがある。…ようはこの島周辺の海に来させなきゃいいんだろ?」

 

__ウィル説明中__

 

防空棲姫「…ソレ、本当ニヤルノ?」

レ級「私ハ面白ソウト思ウナー」

駆逐棲姫「相手ヲ傷ツケズニ追イ払ウ…深海棲艦トシテハ初メテニナリマスネ」

 

ウィル「ああ、三人はできるだけ足止めをして時間を稼いでくれ。そうだこれを使っていいぞ」

レ級「コレハ?」

ウィル「音爆弾、閃光玉に煙玉。後危なくなったらモドリ玉を使ってくれ」

防空棲姫「…ナンデモアルノネ」

 

ウィル「ホッポとヲ級、離島棲鬼はこのリストに載ってるものをありったけ集めてくれ」

ホッポ「マカセテ!」フンス

ヲ級「ヲッ‼」フンス

離島棲鬼「…コ、コンナモノヲ集メテ艦娘達ヲ追イ払エルノ?」

ホッポ「ウィルヲ信ジテ‼ウィルナラキットウマクイクヨ!」

 

ウィル「それから…」チラッ

駆逐水鬼「私モオ前ト共ニ戦ウゾ?」フンス

ウィル「…うん、言っても聞いてくれないからいいか。無茶と怪我はしないでくれよ?」

駆逐水鬼「アア‼ウィルト私ハ早急ニ『タマミツネ』ヲ追イ払ウ‼」

 

ウィル「時間との勝負だ。皆、張り切っていこう!」オォー

深海棲艦達「オオー‼」

離島棲鬼「ダ、大丈夫カシラ…」アセアセ

 

 

 

__ウィルの冒険日記__■月×日__

 

 離島棲鬼からの通信で急遽彼女がいる島へと向かう。彼女の住処を目の当たりにして広い空間に大量の泡があちこちにに…これはもうタマミツネの仕業だと一目で分かった。

 泡の量に彼女の話を聞くと…離島棲鬼ちゃん、そのタマミツネ、遊び感覚で貴女を追い払ったようだ。言ったら怒ると思うのでここで書いておく。

 艦娘達がこの島にやってくるらしい。レア艦ドロップ?聞いたことがない言葉が出てきて戸惑うが、離島棲鬼だって戦いたくない時があるのだ。そっとして欲しいよね

 深海棲艦は沈んでも大丈夫というが、目の前でいなくなるのは嫌だな…と、言うことで俺はうまく追い払う方法を思いついたんだけど…うまくいくかなぁ?

 

_______





タマミツネ、色が鮮やかで綺麗な感じだからMHXの四天王の紅一点みたいなポジションかな?
…え?タマミツネはオス!?ガムートがメスだと!?…ソンナバカナー

離島棲鬼はデザインが好きですね。特にタイツが…あ、戦艦棲鬼さん!?うわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp

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