狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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夏なのに氷海…これ如何に、まあいっか!

*注意!

この提督たちは一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「その装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!


㉝さらば『我らの団』、艦隊氷の海へ

in執務室

 

提督「えぇ!?団長達帰っちゃうんですか!?」

団長「ああ、お前たちの元気な姿も見れたし、艦娘達にも会えたし、この街も堪能したし、実に満足だ!」

ソフィア「ほ、本当はもう少しいたかったんですけどね」

加工担当「…金雷公の事もあってギルド本部に伝達をしなくてはならなくなってな」

団長「それに龍歴院から手紙も来ててベルナに向かう用事もできたんだ」

 

ベル「団長達も忙しそうですね…」

ソフィア「でも、こちらの用事が済んだらまたこの鎮守府に来ようと思ってますよ!」

加工担当「…この街や鎮守府が気に入った。是非とも行きたい」

 

ジン「…いつでも来てくれ」

アーロ「それで団長、出立はいつなんです?」

団長「うん?今日だ」

 

提督&アーロ&ベル「「「今日!?」」」

ジン「…早いな。まあ団長らしい」ウンウン

団長「いやー唐突ですまん!その代り、お前たちにプレゼントがある。港に来てくれないか?」

 

in工廠

 

加工屋の娘「よし…これで完成‼」

皐月「やったー‼ありがとう!」

深雪「今度は私にもお願いするぜ‼」

加工屋の娘「は~い、並んで並んでー」

 

明石「おや?何をしてるんですか?」

 

雷「明石さん、今艤装をデコってもらってるの!」

明石「で、デコ?」

皐月「じゃーん!かっこいいでしょ!」水玉模様

響「…ハラショー」迷彩柄

 

明石「これまた見事に彩られてるわね…」ナットク

長門「‥‥」ジーッ

明石「あ、長門さん?」

長門「…私のもデコってもらおうかな?」キリッ

 

in港町

 

屋台の料理長「美味しそうな食材も沢山入れたニャル。…お前たちもしっかり料理の腕を磨くニャルよ?」

ヨモギ「勿論ですニャ‼」

マシロ「僕たち板前ブラザーズ、教えられたことは忘れないニャ‼」

サクラ「これからも精進するニャ‼」

 

竜人商人「さてと、『失敗ペンギンとモコモコ』も積んだし、『浴衣』も入れた…珍しいのを仕入れたわい!」

加工屋の娘「沢山お土産も買ったし、ばっちりだよ!」

 

間宮「これ…間宮羊羹です。また甘味処間宮にお越しくださいね!」

ソフィア「ありがとうございます!また来たら『間宮スペシャル』のレシピ教えてくださいね!」

 

団長「さあごらんあれ、『我らの団』の船、『イサナ号』だ‼」フンス

 

五月雨「わぁ~‼お魚さんの形をした船ですね!」キラキラ

天龍「これ…気球もついてるから空を飛べるのか!?」

金剛「ワーオ‼とってもstrongなホエールデスネ‼」

霞「これに乗って司令官達は冒険をしてたのね…」

 

提督「懐かしいな、イサナ号」

ジン「…よくこれに乗って旅をしたものだ」

アーロ「それで団長、プレゼントってやつは…?」

 

団長「ああ、あれを見てくれ‼」

提督「…あれはもう一隻のイサナ号!?」

ベル「ちょっと小さめだけど同じイサナ号だね」

 

団長「いかにも。お前たちの船として使ってくれ‼きっと役に立つさ!」

提督「団長…ありがとうございます」

 

加工担当「…支度は整った。いつでも出発できるぞ」

団長「おお。…名残惜しいが、いつもと変わらないお前達に会えてよかった」ウンウン

ベル「水臭いですよ!またいつでも来てくださいな」

 

団長「おう。アーロ、お前は優しい男だがも少し空気を読める様にしとくんだな」

アーロ「おお!…え?」クビカシゲ

団長「ジン…慌てずゆっくり、そしてお前らしくガツン‼と、頑張るんだぞ」

ジン「…わかった」

団長「…それから瑞鶴ちゃん、ジンをよろしく頼んだ」

瑞鶴「え!?は、はいっ!」

団長「ベル、くよくよしないで男らしく、まっすぐ進むようしっかりするんだぞ?」

ベル「わ、わかってますよ団長ぅ…」グスン( ノД`)

団長「提督…胸を張って、立派な男になれ。お前さんならできるできる!」

提督「団長…やってみせますよ!」

団長「それから霞ちゃん…少し抜けてる提督だが、コイツの傍で支えてやってくれ」

霞「…ええ、もちろん。司令官をしっかり支えてあげるわ!」

 

団長「はっはっは、さあ出発だ‼実にいい冒険だった!では皆、また会おう‼」ノシ

加工担当「…またな」ノシ

加工屋の娘「きっとまた来るからね~‼」ノシ

竜人商人「いい思い出になったぞー」ノシ

屋台の料理長「またご馳走を振るまってあげるニャル‼」ノシ

ソフィア「それではまた会いましょう~‼」ノシ

 

提督「待ってますからね~‼」ノシ

艦娘達「さよ~なら~‼」ノシ

 

天龍「すっげえ!マジで空を飛んだぞ!」

金剛「空飛ぶホエール‥ファンタスティック‼」

瑞鶴「空飛ぶ船かぁ…いいなぁ」

ジン「…また会えるかな」

ベル「きっとすぐに会えるさ」

霞「ほんと…面白くて素敵な人達ね」

アーロ「」( ノД`)シクシク

不知火「ほら、元気をだしてください」つハンカチ

 

提督「…さて、鎮守府に戻ったら任務に就こうか…明日で!」

艦娘達「明日かよ!?」

 

__

 

in執務室

 

大淀「提督、次の海域は『北方海域』『西方海域』の二つの海域ですね」

アーロ「北方海域は氷海や雪山のある所だったな」

ベル「西方海域は確か原生林や古代林もあったね」

 

提督「二つか…北方海域にしよう。」

ジン「…いや、ここは西方だ」

提督&ジン「‥‥」

提督&ジン「じゃんけんポン‼」提督:グ― ジン:チョキ

 

大淀「ど、どちらから始めても問題はありませんよ…」ニガワライ

 

ベル「北方は寒そうだねー」

アーロ「ここはあれだなホットドリンクを常備させとくか」

 

in母港

 

提督「まずは北方海域、モーレイ海へ出撃だ!潮を旗艦に、那珂、愛宕、ビスマルク、龍驤、赤城の6名で編成する」

 

ビスマルク「やっと私の出番ね…ドイツの戦艦の実力を見せてあげるんだから‼」

那珂「よーし歌も戦闘も頑張っちゃうからね☆」

 

曙「う、潮、旗艦は大丈夫なの?」

潮「うん、大丈夫‼ちゃんと務めてみせるからね!」

 

愛宕「龍驤さん、二日酔いの方はどう?」

龍驤「う、うんなんとか‥‥もしもの時は胸貸して…ってやかましいわ!」

愛宕「うふふ、大丈夫そうね~」ウフフ

 

提督「北方は寒いと聞いたのでこれを配布する」つホットドリンク

 

赤城「これは…飲み物?」

ジン「…ホットドリンクだ」

龍驤「真っ赤で明らかーに辛そうな気がするんだけど…」

 

ベル「これさえ飲めば寒さはへっちゃらになるよ」

アーロ「忘れたらクエストをリタイアするぐらい重要なもんだからな!」

ビスマルク「ほんと提督の住んでたところの道具って色々とおかしいわよね…」

 

提督「よし…潮、頑張れるか?」

潮「提督、私頑張ってみせます‼それでは行ってきます‼」ノシ

提督「おーし、頑張ってなー‼」ノシ

 

__艦隊、北方海域へ出撃

 

__

 

inキス島守備隊基地

 

兵士A「はぁっ…はぁっ…た、助けてくれ‼」

 

兵士B「どうした?急に大慌てで入ってきて、何事か?」

兵士C「また深海棲艦が襲撃してきたのか?」

兵士D「それより今日入ってくる物資はどうしたんだ?」

 

兵士A「そ…それが…確かに物資は受け取って…基地まで輸送してたんだが…」

 

兵士B「落ち着けってほら深呼吸」ポンポン

兵士C「ほら水も飲むか?」つ水

 

兵士A「あ、ああ…それで、その途中で襲われたんだよ!」

兵士D「何に?まさかマジで深海棲艦か?」

兵士B「でも最近見かけないよな?」

 

兵士A「深海棲艦よりもやべえんだよ!」

兵士C「落ち着けって…何に襲われたんだ?」

 

 

 

兵士A「…サメだ…バカでかいサメが襲って来たんだ!」

 

兵士B「サメェ?何言ってんだよ。サメが陸地にいるわけねえだろ」

 

兵士A「サメだったんだよ!しかも4本も足がついてて…物資を丸のみしやがったんだ!」

兵士D「…お前は新人だったな。最近疲れてんだろ。今日はしっかり休めや」

 

兵士A「本当に見たんだって!しかもそのサメ、こっちに向かっているんだ!」

兵士B「おーよしよし、わかったからしっかり休め」

 

__その後、キス島守備隊基地からSOSの緊急報告が来たのは提督たちがモーレイ海を攻略した後のことである






ニコ動でサメ映画が放送されていたのでつい…
※兵士の皆さんは無事です、サメ映画みたく食われてませんのでご安心を(笑)

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