狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

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ヒャッハー夏祭りだぜー‼

*注意!

ここの提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそうれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!

お砂糖アリです!苦手な方、ごめんなさい!


㉜ビバ!!夏祭り (゚∀゚)

夏祭り前夜

 

in艦娘寮_

 

不知火「それで、浴衣は用意してなかったのですか?」

霞「だ、だって私が誘われるなんて思ってなかったし!」

磯風「そう言って、満更でもなさそうだな」

霞「う、うるさいわね!」テレテレ

五月雨「それで浴衣は着ないんですか?」

霞「そうね、明日かっても間に合わないし…」

 

足柄「そんなことがあろうかと‼」バンッ‼

大淀「私達があらかじめ用意しておきました‼」バンッ‼

 

霞「」ポカーン

磯風「朝顔の絵がある浅葱色の浴衣か」

五月雨「とっても綺麗ですね!」

 

足柄「さぁ!これを着て行くのよ‼」グッ

大淀「サイズも合わせてあるから大丈夫です!」

霞「あ、あんたたちは…」_| ̄|○ガクリ

 

in執務室

 

アーロ「つかなんで徹夜して書類整理してんだよ!?」

提督「今夜は寝かさないぞ☆」

アーロ「やかましいわ!」

 

ベル「まあまあ、明日は祭りなんだからさ。それまでに終わらせとけば出掛けられるし」

ジン「‥‥」コーヒー22杯目

 

団長「はっはっは、お前たちも根気強くやっているなぁ!」

提督「まあ明日が明日ですからね」

ジン「…朝までに終わらせる」コーヒー23杯目

 

アーロ「もう眠いんですけどぉ…」ウトウト

ベル「ささ、もうひと頑張りだよ」

 

__翌朝…

 

アーロ「」( ˘ω˘ ) スヤァ…

団長「ぐご~」Zzz

 

提督「お、終わったぁ~」グダァ

ジン「…じゃ、行ってくる」ノシ

 

ベル「え、ちょっと休んでから行かないのかい?」

ジン「仕事の合間に寝たから大丈夫」(`・ω・´)b

提督「あ、だからじっとして動いてないなぁと思ってたら寝てさぼってやがったな!」

 

ジン「…作戦なのだよ」ノシ

提督「俺だけ2倍苦労した気分だ…ちょっと寝る」( ˘ω˘ ) スヤァ…

 

ベル「…実際の所、ほぼ書類整理してたの俺だけなんですけど…」(´・ω・`)ショボーン

 

in鎮守府門前

 

天龍「チャチャ、カヤンバ、支度はできたか?」

チャチャ「もうばっちりッチャ‼」

カヤンバ「しっかり調合したから花火を打ち上げるのが待ち遠しいンバ‼」

 

龍田「あら~、天龍ちゃんお出かけなの~?」

天龍「祭りの支度の手伝いさ。花火の準備の手伝いで俺は祭りが始まるまでには戻ってくるぜ。」

龍田「そういえば他の子達も祭りの支度の手伝いとかするみたいわね~」

 

ビスマルク「あ!天龍、丁度よかったわ!ヘルプ‼」ダダダッ

天龍「ビスマルクじゃないか、どうかしたのか?」

ビスマルク「長門が私を祭りの手伝いに無理やり行かそうとしてるの!」

龍田「それはいいことじゃないのかしら?」

 

長門「ビスマルク‼さあお前も神輿の手伝いに行くぞ!」

ビスマルク「いやよ!なんで着替えなくちゃいけないのよ!」

 

長門「それは祭りだからさ!祭りと神輿と言えばハッピと…‥褌だっ‼」クワッ

 

天龍&龍田「それはだめです」

長門「む?ダメなのか…?」

 

_天龍と龍田の説得あって、褌は諦めたようです

 

_そして、夏祭り開始前_

 

in母港

 

ソフィア「皆さんとっても素敵ですね!」ウンウン

加工担当「…これがこの地方の『浴衣』というものなのか」

加工屋の娘「いいな~、私も買えばよかったなぁ」

 

金剛「Yes、これで提督のハートをGetデース‼」フンス

球磨「クマー、今日はたっくさん食べるクマ」フンス

赤城「今日は…楽しみましょう」ジュルリ

木曾「赤城さん、食べることしか考えてない…」

 

竜人商人「ふむふむ…スキルはないが『浴衣』というのもいいものじゃのう!」

団長「うむ!彼らの反応が楽しみだ」ニヤニヤ

 

時雨「提督、まだ来てないね…」

皐月「司令官達、どんな格好で来るのかな?」

深雪「ここは空気を呼んで甚兵衛を着てるんじゃないかな?」

龍驤「そう思うやろ?たぶん…」

 

提督「やあお待たせ‼」いつもの黒炎王一式

ジン「…支度に遅れた」いつものEXジンオウ一式

アーロ「お‼皆、イイ浴衣じゃないか!」いつものザボアZ一式

ベル「皆よく似合ってるよ!」いつものベリオX一式

 

加古「やっぱりいつもの鎧姿だった!」

那珂「というかなんで鎧着て遅れるんですか!?」

阿武隈「まあ…そうですよねー…」ニガワライ

 

ジン「瑞鶴、行こうか」瑞鶴を姫抱っこ

瑞鶴「え!?ちょ、なんで姫抱っこですか!?」

ジン「善は急げ、有言実行。真っ先に楽しむぞ」ダッ

瑞鶴「いや、まっ…ひゃああああっ!?」

 

アーロ「あいつはほんと気にしないタイプなのな。…お前ら、支度できたかかー?」

雪風「はい!できてます‼」

雷「お小遣いもちゃんと持ってるわ!」

アーロ「よーし、夏祭りは人が多いからな?はぐれ無い様に手を繋いでいくぞー」

潮「は、はいっ!」

響「潮、はぐれ無い様にしよう」

皐月「最初はどこに行く?」

初霜「綿菓子を食べに行きましょう!」

レ―ベ「アドミラル、行ってきます‼」

アーロ「よーし、それじゃあ出発‼」

駆逐艦ズ「はーい‼」

 

ベル「やれやれ、駆逐艦の子達を引き連れる姿はまるで遠足の先生みたいだ」ニヤニヤ

長門「…ぐぬぬ、羨ましい」

ベル「さてと…俺はry」

那珂「ベルさんは誰と行くんですか?」

龍驤&青葉「あっ…」

ベル「…」ダッ

那智「こらこら、海水浴はまだ早いぞ?」ガシッ

榛名「よろしかったら私達と行きませんか?」

足柄「そんで飲みましょう!」bグッ

 

ベル「…天使や」グスン( ;ω;)

 

龍驤「ほな、提督。行ってくるでー」

青葉「取材、開始です!」

 

金剛「皆さん行ったみたいですね…よし!てーとry」

霞「クズ司令官、遅いわよ!」プンスカ

提督「す、すまんな。祭りで挽回するさ」

霞「そう、それは楽しみね。じゃあ行きましょうか」

 

金剛「…」(´・ω・`)ショボーン

団長「あー…実は夏祭りは初めてでな、よかったら案内してくれないか?」

金剛「…yes‼それでは行きまショーウ‼」

 

in夏祭り

 

瑞鶴「も、もう。二人で楽しみたいならそう言ってくださいよー」

ジン「…」(´>ω∂`)テヘペロ

瑞鶴「はあ…あ、射的がありますね!」

 

屋台のおっちゃん「へいらっしゃい!」

瑞鶴「面白そうね…あ‼あの人形可愛いですね!」

ジン「8段目にあるクルペッコ人形か…俺が取ってやろう」

屋台のおっちゃん「ジンさんかー、ジンさんでもこいつは難しいぜ?」

 

ジン「なに、朝飯前さ」スッ

瑞鶴「ジ、ジンさん?なんで鉄砲を構えたまま座ってるんですか?」

ジン「え?しゃがみ撃ちだけど?」ジャキンッ

 

Pon‼ Pon‼ Pon‼ Pon‼

 

瑞鶴「なんでコルクが連続して発射できるんですか!?」

屋台のおっちゃん「あちゃー、やっぱりジンさんには敵わないぜー」

瑞鶴「おじさん、それでいいの!?」

ジン「ほら、Getできたぞ?」ドヤァ

瑞鶴「ま、まあいっか…ジンさん、ありがとう!」

 

雪風「アーロさん‼次は焼きトウモロコシにしましょう!」肩車してもらっている

皐月「いや、ここは林檎飴だよ!」

響「アーロさん、焼きそばにしよう」

アーロ「あー、食べるのはいいけどな?ほぼ俺の奢りになってるんだけど?」

レーベ「アーロさん、ボクはチョコバナナがいいなぁ」

潮「き、金魚すくいがしたいですっ‼」

五月雨「アーロさん、行きましょう!」

駆逐艦の子達「」つぶらな瞳でアーロを見る

 

アーロ「…OK、金魚すくいして、チョコバナナと焼きそばと林檎飴とトウモロコシを買ってやろう‼」

 

 その日、アーロの財布の中身が力尽きた

 

_屋台『シー・タンジニャ』

 

ベル「タンジアビール追加おねがーい‼」

足柄「こっちは焼き鳥もちょうだーい‼」

那智「やれやれ、いつもの飲みと変わらないなぁ」

榛名「でも、いつもと違って楽しいですよ?」

 

スモモ「はーい、追加のタンジアビールと焼き鳥ニャ‼」

ブルー「今日は楽しんでいってニャ‼」

ヨモギ「これは僕たちのサービスニャ」つハジケイワシのアンチョビサンド

 

榛名「ありがとうございます!」ニッコリ

 

ヨモギ「榛名さんのスマイルは天使ニャ」うっとり

ブルー「これでネコ飯三杯もいけるニャ」

 

ベル「どんどん飲むぞー‼」

足柄「ヒャッハー‼」

龍驤「や、やっぱりうちは巻き込まれるんかい…」酔った

 

金剛「団長さん、屋台もいいけどステージの出し物も見物デスよ‼」

団長「うまい屋台の料理に楽しい出し物…実に面白いな‼」ワッハッハ

ソフィア「『腕相撲 長門VSビスマルク』に『港町たこ焼き大食い大会、赤城襲来』、『島風と長波のはっや~い手品』…どれも面白そうですね!」

時雨「今やる演目はなにかな?」

加工屋の娘「えーと…『那珂ちゃんのライブ狩猟笛乱入』?」

 

 

那珂「みんな~‼今日は来てくれてありがと~‼」ノシ

 

観衆「ウオオオオオッ‼」観衆「ナカチャーン」

 

那珂「今日はー、私たちのライブを楽しんでいってねー‼」

 

不知火「…これ本当に笛なのですか?」つ王牙琴「鳴雷」

 

阿武隈「う、うん…ジンさんが言ってたから「笛」じゃないのかな?」

愛宕「それじゃあ始めましょうか!」

那珂「楽しんでいってねー‼」

 

__那珂ちゃんのライブは成功した…しかし不知火のソロの演奏と狩猟笛の演技が一番盛り上がってたと見ていた金剛はそう語る。

 

提督「いやー童心に帰った気分だ。霞、楽しんでいるか?」

霞「え、ええ!一応楽しんでるわよ!」お面も買ってる

提督「よかったよかった、楽しんでもらえてなによりさ」

霞「ま、まあ楽しいわね。次は綿菓子を買いましょ」

提督「よーし、それじゃあ行こうか」

霞「…ん」つ

提督「?」

霞「ほ、ほら手を繋ぎなさいよ!」テレテレ

提督「おっ、そうだな!」ニッコリ

 

霞「ほんとちょっと抜けてるんだから…」ハァ

 

数十分後

 

提督「…もうすぐ花火が打ちあがる時間帯かな」懐中時計をチェック

霞「もうそんな時間なの?」

提督「そうだ、青葉に教えてもらったんだが絶景の花火スポットがあるらしいぞ?行ってみよう!」

 

__移動中

 

霞「ちょっと離れた神社の石段ね…」キョロキョロ

 

シーン…

 

霞(ひと気のない所じゃないの!?こ、これってもしかして…!?)顔真っ赤

提督「誰もいないのかー、いい景色なのにもったいないなー。皆も来ればいいのに」(゜-゜)ウーン

霞「」ズコーッ

提督「おっと、大丈夫か?」

霞(ほ、ほんとにこの司令官は抜けてるんだからー‼)プンスカ

 

__神社からちょっと離れた丘

 

瑞鶴「ここから花火が一望できそうですね!」

ジン「ああ…サンキューアオバ‥」グッ

瑞鶴「あの、ジンさん、聞きたいことがあるんですけど…」

ジン「…ん?」

瑞鶴「聞きそびれてたんだけど、どうして私に気をかけてくれるんですか?」

ジン「‥‥最初見たときはビックリした」

瑞鶴「え?」

ジン「…運命というのは不思議なものだな…」

瑞鶴「?」

ジン「…いや、気にしないでくれ。瑞鶴、率直に言おう」ズイッ

瑞鶴「は、はいっ!?」ドキッ

ジン「…俺は、お前のことが‥‥スry」

 

 

アーロ「いやー、さっすが青葉だぜー‼こんなところにいいスポットがあるなんてよー」

皐月「すっごーい‼いい眺め‼」

五月雨「花火が楽しみです‼」

潮「あ、ジンさんと瑞鶴さん‼」ノシ

アーロ「おっ?お前たちも青葉に聞いて…あれ?」

 

ジン「」三ヾ(#`Д´)ノ

アーロ「だからなんで怒ってんだよぉぉぉっ!?」三ヾ(;゚Д゚)ノ

瑞鶴「」ポカーン

 

__

 

チャチャ「いよいよ時間だッチャ‼」

カヤンバ「大筒用意、でっかい花火を打ち上げるンバ‼」

妖精さん達&アイルー達「打ち上げよーい‼」

 

\ウオオオオッ/

 

ヒューン…

 

__

 

ドドーン‼

 

ベル「おっ‼さっそく始まったな!」ほろ酔い

足柄「タマヤ―‼」ヒャッハー

榛名「綺麗な花火ですね!」

 

青葉「わ、私までなんで飲まされてるんですか~」酔った

那智「さあ、花火を肴にどんどん飲むぞ!」

 

ドドーン‼

 

瑞鶴「ジンさん!花火が上がりましたよ!」

ジン「…キレイだ」ウンウン

瑞鶴「…ジンさん、今日はとっても楽しかったです‼」ニッコリ

ジン「……カワ(・∀・)イイ!!」瑞鶴を抱き寄せる

瑞鶴「ちょ!?ジンさん!?」/////

 

 

アーロ「…俺、なんでジンに怒られたんだ?」たんこぶ

響「…アーロさんが悪い」ナデナデ

レーベ「スッゴイ綺麗な花火だね!」

皐月「どんどん打ちあがってきたよ!」

 

ドドーン‼

 

団長「おお、これはいいものだな!」ウンウン

金剛「楽しんでもらえてよかったデース」

 

長門「いい腕相撲だった。またやろう!」勝者

ビスマルク「盛り上がったけど…も、もうやらないわよ!」

赤城「花火もいいですね…すみません、たこ焼き追加で!」

長波「不知火のソロすごかったぜ‼」

島風「すっごいはやーい‼」

不知火「これもいいものですね…」満足

 

ドドーン‼

 

提督「おお!見事な美しさだな!」ウンウン

霞「そうね、綺麗ね…」ウットリ

 

提督「あ、そうだ。霞、言うの忘れてたことがあったよ」

霞「な、なによこんな時に…」

 

 

 

 

提督「…霞、『ありがとう』」ナデナデ

 

霞「‥‥ウン…」ギュッ(提督の手を握る)

提督「お?今日は怒らないのな?」

霞「も、もうバカァ‼そこは空気読みなさいよ!」ポカポカ

 

__それぞれの夏祭りはそれぞれ楽しんだようです__




夏祭りは無事に終了です。
次からは北方海域&西方海域に突入です。

北方海域は氷海、西方海域は‥‥どうしようか…原生林か火山かな?

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