狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

40 / 203
突然の夏祭り編、突入…するかもしれません(遠い目)

*注意!

この提督達は一式装備です。「一式装備なんて嫌い」「そんな装備でそれはありえない」という方、ごめんなさい!

台本形式となっております!

独自展開があります!ごめんなさい!


㉘夏祭りに向けて、『我らの団』

母港

 

ビスマルク「鎧を着たアドミラル達、言語を話す二足歩行の猫、踊る不思議な小人…ここの鎮守府って変わったものが多すぎるわ」ハァ

 

 私が建造された途端に明石が提督にラリアットするわ、鎮守府内を歩いてみたらアーロという人が入渠の女湯に突撃して龍田さんに磔にされるわ…どうなってるのこの鎮守府は!?

 

ビスマルク「私がしっかりしなくちゃ!じゃないとこの鎮守府はたるんでしまうわ!」フンス

 

長門「ビスマルク、なに怒っているんだ?」

ビスマルク「あら、長門。丁度よかったわ、貴女と一緒に提督達を叱ろうと…」

 

長門「?」両手にアイルー

 

ビスマルク「な、長門、そ、それは…?」

 

長門「アイルー達のことか?可愛いだろ?」キリッ

ビスマルク「」

 

ブルー「今から長門さんと街の祭りの資材を運ぶ力仕事をするニャ‼」

スモモ「オイラ、初登場だけど…長門の姐さん、頼みますニャ!」

 

長門「ビッグセブンに任せろ。そうだビスマルク、お前も手伝ってくれ」グイッ

ビスマルク「え、ちょ、えええっ!?」

 

工廠

 

ガサゴソ、ガサゴソ

 

磯風「む?なんだこの音は?」

曙「な、なんか漁っている音ね…アーロさんかジンさんがまた懲りずにへんな鉱石を使って建造しようとしてるのかしら?」

 

 

 ガサゴソ

 

曙「あれ?アーロさん達じゃなさそうね」

磯風「あのボックスに何かいるぞ…‼」

 

ガサゴソガサゴソ

 

曙「コラ―‼勝手に漁っちゃダメじゃないの‼」

 

??「Oops!?」ビクッ

 

磯風「これは…アイルー?」

 

??「Hey☆Babe、ビックリするじゃないか。話しかけるときはちゃんと目を見てTalk meだぜ?」

 

磯風(アフロだ)

曙(アフロ…?)

 

??「Hey、俺が誰か気になるかって?」

 

曙(誰も言ってないわよ…)

磯風(このアイルー、私の考えを読めてるだと!?)

 

美容師ネコ「俺は世界で有名な、カリスマ美容師ネコさ」

 

曙「知らないわよ」

磯風「知らないな」

 

美容師ネコ「What!?俺を知らないとは…なんとファーマーなとこへ来ちまったぜ」

 

磯風「アイルーのようだが、提督達の知り合いか?」

美容師ネコ「提督?Ok、彼らのことなら俺はよーく知ってるぜ☆」

 

曙「…なんかうさんくさい」

美容師ネコ「Oops、お嬢ちゃん。舐めちゃいけねぇ、こう見えても腕はカリスマさ」

 

曙「いや、人のボックスの中を漁る時点でおかしいわよ」

 

美容師ネコ「俺はここで有名になるためしばらくこの街にいる。待っているぜ、See☆you」ノシ

 

磯風「出て行ってしまったな。一体何者だったのか…」

 

ベル「おや、二人ともどうしたんだい?」

 

曙「あ、ベルさん。カリスマ美容師ネコっていうアイルーがいたんだけど…」

ベル「なんだって!?」

磯風「む、厄介な奴なのか?」

ベル「あいつは男限定で要望に応えずアフロにさせてしまう美容師なんだ!女性はうまくできるのに…‼」プンスカ

 

曙「…」ニガワライ

 

in中庭

 

那珂「愛宕さん!一緒にバンドを組みましょう!」

 

愛宕「え?私~?」

那珂「ええ!阿武隈ちゃんと私と一緒に!」

 

阿武隈「え!?私、確定なの!?」

愛宕「うーん、面白そうね、やってあげるわ」

 

那珂「いよっっしゃあああっ‼」

高雄「那珂ちゃん!?そういうキャラだっけ!?」

 

那珂「打倒、港町のアイドル『球磨ちゃん』‼夏祭りまでに結成するんです‼」フンス

 

愛宕「張り切ってるわね~」ウフフ

 

高雄「一応聞くけど、誰が何をするか決めてるの?」

那珂「もちろんです!ボーカルは那珂ちゃん!」

 

阿武隈「うん、そんな気はしてたわ」

那珂「ギターは阿武隈ちゃん!シンセサイザーは愛宕さん」

 

高雄「あとはベースとドラムね…」

那珂「あっ、あと狩猟笛です」

 

高雄&阿武隈「えっ?」

那珂「ジンさんにバンドの話をしてたら『狩猟笛いれたら盛り上がるぞ』って言ってました!」

 

阿武隈「…私、不安になってきました」

高雄「…阿武隈ちゃん、頑張って」ポン

 

__一方、港町のアイドルこと『球磨ちゃん』は…

 

木曾「ここが鎮守府の近くの街中か…」

北上「賑わってるねー」

球磨「夏祭りが近いクマ。いつもよりとても賑わってるクマ」

 

子供<あ、クマちゃんだー‼ 子供<クマチャーン‼

街の人<ウオオオオックマチャーン‼ お爺さん<クマチャンダ、アリガタヤアリガタヤ

 

球磨「クマー♪ありがとクマー」ノシ

木曾「…やけに人気じゃないか?」

 

漁師A「おっ!球磨ちゃんじゃないか!」

球磨「こんにちはクマ‼今日も美味しいサーモンを買いに来たクマ」

 

漁師B「いつもありがとうよ!」

漁師C「ん?後ろの子達は…?」

 

球磨「妹の北上と木曾クマ」

 

漁師ABC「‥‥」ジーッ

 

北上&木曾「?」

 

漁師ABC「かっこかわいい‼」キタ(・∀・)ーー!!

 

__その日、港町のアイドル『球磨ちゃん』から『球磨ちゃんず』に変わった…

 

 

in港町

 

五月雨「♪~」ウキウキ

 

提督「五月雨、今日は機嫌がいいな」

 

五月雨「だって、久々に提督と一緒にお出かけなんです!」ウキウキ

 

提督「まあ…色々とお世話になってるからな」

五月雨「えへへへ、そうですかー?」ニヤニヤ

 

霞「一応私たちもいることを忘れてない?」

響「五月雨はうっかりさんだね」

レーベ「五月雨、とっても楽しそうだよ!」ニコニコ

 

五月雨「あわわ、ごめんなさい!」アタフタ

 

提督「さて、今日はシー・タンジニャの料理が楽しめるカフェで好きなの頼んでいいぞ!」

響「司令官、スパシーバ」

五月雨「ここでもアイルーさんがお料理してるんですね!」

霞「アイルーってなんでもできるのね…」

レーベ「タンジアビール…マスターベーグル…見たことのない料理がいっぱい!」キラキラ

 

提督「あ、ちょっとお冷を取りに行ってくる」ガタッ

 

 

五月雨「」チラッ

霞「五月雨、どうかしたの?」

 

五月雨「実は…さっきから私の方を見ている人がいるんです」

響「もしかして、あれ?」

 

??「」ジーッ

レーベ「あの赤いウエスタンハットの西部風の服を着たおじいさん?」

霞「確かにこっちを見てニヤニヤしてるわね」

 

??「」ニヤニヤ

五月雨「わ、私狙われているんでしょうか」ビクビク

霞「そうはさせないわ。はやいとこ憲兵さんを…」

 

天龍「おーい、提督見なかったか?提督に電報が来てるのを伝えに来たんだが」

 

レーベ「あ、天龍さん!丁度よかったです!」

響「あそこで五月雨をニヤニヤと見ている人を追い払って」

 

天龍「むっ、あのじいさんか…よし、任せろ」

 

??「…ん?」

 

天龍「おい、じーさん。あんたあの子をジロジロ見てるんだが何か用か?(い、意外と体格が逞しくて強そうだ)」

 

??「…なに、あの子を見てたら『アイツ』の言う通りだなと感じてね」

天龍「ん?何言ってるんだ?」

??「…いやー、(冒険に)連れて行きたいなーと思ってついニヤニヤしてしまった、失礼をry」

 

天龍「このっ変態がぁぁぁぁっ!!」ラリアット

??「へぶっ!?」

 

五月雨「さすが、天龍さんです!」

霞「このまま抑えといて!いますぐ憲兵さんを…」

 

提督「な、なんか騒がしいけど大丈夫か!?」

 

レーベ「アドミラル、危ない人を捕まえたよ!」

響「今、天龍が抑えてる」

 

提督「天龍、お前も無茶を…あっ」

天龍「提督‼こいつ、ずっと五月雨を見てニヤニヤしてたんだぜ」

 

??「うーん…」

 

提督「だ、団長ぉぉぉぉぉぉ!?」

天龍「えっ?」

 

団長「ん?おおっ!久しぶりだな!この街で『提督』とやらをしてると聞いてやってきたぞ!」

 

五月雨「て、提督、この人と知り合いなんですか!?」

 

提督「ああ、俺達4人がこの鎮守府に着任する前、『我らの団』というキャラバンにいた頃に一緒に冒険してきた人でそのキャラバンのリーダーなんだ!」

 

天龍「‥‥マジで?」ヤベエ




MH4の『我らの団』のキャラはみんな好きです

特にソフィ‥団長が好きですね。ストーリーとしっかり関連して
シャガル討伐までの村クエは作者的に盛り上がりました

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。