狩人提督、着任ス    作:サバ缶みそ味

3 / 203
長めの話にします

*注意

この鎮守府の提督たちは一式装備です。「一式なんてキライ」「こんな装備でそれはありえない」という方、すみません。

スキルとかあまり考えておりません。こだわりもありませんので申し訳ありません!

この話から台本形式になります!


②工廠、そしてはじめての建造

「へー、猫さんじゃなくてアイルーっていうんですね!」

 

「そうニャ。ボクはその中のオトモアイルーっていうニャ。よろしくニャ」

 

提督「うちの鎮守府には沢山のオトモアイルーがいるからな。とりあず紛らわしいから「」のところに名前を入れとくね。で、今五月雨がなでなでしているアイルーはミケだ」

 

ミケ「旦那さん。色々とメメタだニャ」

 

五月雨「?」

 

提督「そんじゃまあ最初は何をすればいい?」

 

五月雨「はい!えーと、はじめての『編成』、『出撃』、『補給』、『建造』、『開発』を行います。まず最初は工廠で新しい艦娘の『建造』をしちゃいましょう!」

 

 

__工廠__

 

提督「ほえ~、ここで艦娘を建造するんか」

 

五月雨「はい、最初は小さな工廠で建造しますが練度や任務を一定以上熟すと大型建造ができるようになるんです!」

 

 提督さん、興味津々に見てくれてます。最初は怖そうに見えたんですけどやっぱりいい人で安心しました!おや?工廠に誰かいますね?妖精さんになにか話しているように見えますけど、明石さんでしょうか?それでしたら挨拶をしなくちゃ!

 

「あ、あの!初めまして!この度、鎮守府へ配属されました白露型駆逐k…」

 

 

__再び五月雨ヴィジョン__

 

???

 

頭装備:緑の狼のような耳のある兜

身体装備:体躯がでかそうな緑っぽい鎧

腕装備:狼の爪のような籠手

腰装備:鎧武者のような防具

足装備:狼の足のようなグリーブ

雰囲気:狼っぽくて怖そう

 

結果:怖い

 

___________

 

???「…?」

 

五月雨「きゃ、きゃあああああっ!!」提督に抱き着く

 

提督「うおっ!?一体何事…って、またかー(棒読み)」

 

五月雨「て、提督!?あれはいったい何ですか!?新手の深海棲艦ですか!?」

 

提督「いやいや、違うがな。おーい、ジン。この子、初期艦として来てくれた子だよー」

 

ジン「‥‥」ペコリ

 

五月雨「え?この方は提督のお知り合いですか?」

 

提督「彼の名はジン。一緒に冒険をした仲間さ。今は俺と一緒にこの鎮守府に住んでいるんだ」

 

ジン「…よろしく」

 

提督「寡黙だけど、仲間思いのいい奴さ」

 

五月雨「あの、私、五月雨っていいます!よろしくお願いします!」

 

ジン「…いい子だな」ナデナデ

 

五月雨「えへへへ、あ、ありがとうございます」

 

提督「うーん。実にいいけど、五月雨。そろそろ俺に抱き着いてるのに気づいて…」

 

五月雨「え?あわわ!?ご、ごめんなさい!」

 

 私としたことが…驚きのあまり提督にしがみついちゃっていました…あ、今度こそ明石さんが来ました。でもなんだかプンスカと怒っているようです

 

明石「ジンさん!だからダメって言ったじゃないですか!」プンスカ

 

ジン「…いけなかった?」

 

明石「工廠にマカライトとかメランジェとか入れちゃダメですってば!もし妖精さんが間違えて建造に使ったらとんでもないことになります!」

 

ジン「…ザ・大型建造」ドヤァ

 

明石「できません!」

 

五月雨「ジンさんって結構お茶目なんですね」

 

提督「まあな…さて、どうやって建造するんだ?」

 

五月雨「はい、ここにレシピ表があります。これに鋼材、弾薬、ボーキ、燃料の数値を書いて妖精さんに資材と一緒に渡します。今回は大本営から配当された材料がそれぞれ500ずつありますのでそれを使いましょう!」

 

提督「よっしゃ!500回すぜ!」

 

明石「ちょ、ダメですよ!全部使ったら出撃できません!なので30ずつにします!」

 

提督&ジン「「えー」」

 

\マカセロー/ \やってやるニャー/

 

 レシピを妖精さんに渡してさっそく建造開始!妖精さん達の張り切る声の他にアイルーさん達の声も聞こえた様な…

 

__【00:20:00】__

 

提督「ん?なんか工廠のとこに時間が出てきたぞ?」

 

五月雨「これは建造時間です。あとどれくらいで完成するかの時間です。これだと20分でできますよ!」

 

明石「それと、早く完成を見たいのならこの高速建造材を使えばあっという間にできます」

 

ジン「…なるほど。明石、これもすぐに完成するのか?」

 

明石「え?何をですか?」

 

 

__【6:00:00】__

 

五月雨&明石「「 」」アングリ

 

提督「…ジン、何か入れたの?」

 

ジン「…コスモライト鉱石と重鎧玉」ドヤァ

 

明石「だからダメって言ったじゃないですかぁぁっ!!」

 

 明石さんの今まで見たこともないぐらいのアッパーがジンさんに炸裂しました。明石さんも意外とインファイターだったんですね!

 

明石「提督!ジンさんには変な鉱石を工廠に持ち込ませないようにしてください!」

 

提督「お、おおう。じゃあさっそく20分の方に使っちゃうぞー」

 

五月雨「え?提督?」

 

 提督はいつもの作業をするかのように高速建造材を持って使っちゃいました。なんというかパワフルです!

 

提督「よーし、完成だ!」

 

五月雨「新しい艦娘の完成です!さっそく開けてみましょう!」

 

 さっそく工廠を開けてみると、そこには黒い制服で黒くて長い髪のあの子が!

 

初霜「初春型4番艦、初霜です。皆さん、よろしくおねg…」

 

提督&ジン「「ジー…」」

 

初霜「…ええええええっ!?」

 

 ああ、やっぱり最初は驚きますよね…私もこんな感じだったんでしょうか…

 

提督&ジン「(´・ω・`)ショボーン」




ジン  性別:男   出身:ユクモ

装備:EXジンオウ一式
得意武器:太刀、ハンマー
好物:栗羊羹
好きな艦娘の傾向:空母、重巡、大型戦艦


ご愛読ありがとうございます

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。